JPS6018961Y2 - 合成樹脂製農用車輪 - Google Patents

合成樹脂製農用車輪

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JPS6018961Y2
JPS6018961Y2 JP16813080U JP16813080U JPS6018961Y2 JP S6018961 Y2 JPS6018961 Y2 JP S6018961Y2 JP 16813080 U JP16813080 U JP 16813080U JP 16813080 U JP16813080 U JP 16813080U JP S6018961 Y2 JPS6018961 Y2 JP S6018961Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
shaft
disk
supporting cylindrical
shaped member
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Expired
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JP16813080U
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JPS5790201U (ja
Inventor
克己 柳原
隆司 片山
謙太郎 南雲
Original Assignee
株式会社クボタ
泰榮商工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、合成樹脂製農用車輪に関する。
近年、農用車輪を合成樹脂材にて構成することが提案さ
れているが、従来では、合成樹脂材にて中実状の車輪を
成形するようにしているため、充分に軽量化を図ること
ができないとともに、多量の合成樹脂材を要し全体構造
が高価になる不利があり、改善の余地があった。
そこで、内部中空の合成樹脂車輪を形成することが考え
られるのであるが、内部中空の合成樹脂車輪を形成する
手段として、接地周部と軸支用筒状部とを各別に成形し
、これらを一対の円板状部材にて接続させる手段が考え
られるが、この場合、組付誤差等により接地周部の回転
軸心と軸支用筒状部の回転軸心が偏位する精度の低下を
きたす虞れがあり、実用し難いものである。
そこで、別の手段として、実公昭39−25585号公
報並びに実公昭48−43516号公報に示される如く
、合成樹脂車輪を軸芯方向で二分割し、接地周部並びに
軸支用筒状部を夫々互いに嵌合させる手段が考えられる
が、車輪にかかる機体荷重を左右二分割された車輪夫々
で均等に受けようとする構造のものである為、分割され
た左右車輪の回転軸芯を合致させるのに高精度が要求さ
れる欠点があった。
本考案は、上記実情に鑑みて為されたものであって、そ
の目的は、高精度な製作加工が要求されず、軽量化を図
ることができ、しかも、強度面においても優れた合成樹
脂製農用車輪を提供する点にある。
本考案による合成樹脂製農用車輪の特徴構成は、合成樹
脂材にて車輪を形成するに当って、接地周部と、軸受部
の全体を構成する軸支用筒状部と、こられ接地周部と軸
支用筒状部との間で、回転軸心方向−側方に凹入部を形
成するディスク部とを一体成形して円盤状部材を構成す
るとともに、その円盤状部材に対して、中心部を前記軸
支用筒状部に外嵌させ、且つ、その外周部を前記接地局
部に内嵌させた状態で合成樹脂製の円盤状蓋体を取付け
た点にあり、斯かる構成から次の作用効果を奏する。
すなわち、車輪の主要部としての接地周部ならびに軸支
用筒状部の全体を、一側開放の凹入部を備えた円盤状部
材から形成すると共に、その円盤状部材の凹入部を閉塞
する蓋体を設けて、内部中空の合成樹脂車輪を形成した
から、つまり、一体成形する円盤状部材に、接地局部及
び軸受郡全体を構成する軸支用筒状部の設けるようにし
であるから、製作精度の低下をきたすことなく軽量化な
らびに低廉化の利点を得られるものである。
換言すれば、中空状の車輪を形成する別手段として、接
地周部と軸支用筒部とを各別に成形し、これらを一対の
円板状部材にて接続させる手段が考えられるが、この場
合、組付誤差等により接地周部の回転軸心と軸支用筒状
部の回転軸心が偏位する精度の低下をきたす虞れがあり
、また、軸受部および接地周部を回転面に平行に二分し
た場合にも、同様に製作誤差や組付誤差があって実用し
難いものであるが、上述の如く構成したことによりこの
欠点を免かれるものである。
加えて、凹入部を閉塞する円盤状蓋体を円盤状部材に取
付けるに、蓋体中心部を軸支用筒状部に外嵌させ、且つ
、蓋体外周部を接地局部に内嵌させて、蓋体を、接地周
部を軸支用筒状部に対して支持させる部材として有効利
用しながら強度上昇を図るようにしである。
従って、軽量、安価で、しかも、製作精度面において優
れ、そのうえ、強度面においても優れた実用上の利点大
な合成樹脂製農用車輪を得るに至った。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、トラクタ1の後部に、ロータリ耕耘装置2を
昇降可能に連結した乗用型耕耘機を示し、以下前記ロー
タリ耕耘装置2から延設の支持枠3に支承された合成樹
脂製農用車輪としての接地尾輪4について、第2図及び
第3図に基づいて説明する。
すなわち、接地周部5aと、軸受部の全体を構成する軸
支用筒状部5bと、これら接地周部5aと軸支用筒状部
5bとの間で回転軸心方向−側方に凹入部Uを形成する
ディスク部5cとを一体成形して円盤状部材5を構成す
るとともに、前記凹入部Uを閉塞する合成樹脂材からな
る円板状蓋体6を、その中心部を前記軸支用筒状部5b
に外嵌させ、且つ、その外周部を前記接地周部5aに内
嵌させた状態で円盤状部材5にボルト止着しである。
尚、前記凹入部U内には、径方向に沿う補強リブ7の複
数個並びに周方向に沿う補強リブ8が成形されている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る合成樹脂製農用車輪の実施例を示し
、第1図は乗用型耕耘機の側面図、第2図は接地尾輪の
縦断背面図、第3図は接地尾輪の一部切欠き側面図であ
る。 5・・・・・・円盤状部材、5a・・・・・・接地周部
、5b・・・・・・軸支用筒状部、5c・・・・・・デ
ィスク部、U・・・・・・凹入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂材にて車輪を形成するに当って、接地周部5a
    と、軸受部の全体を構成する軸支用筒状部5bと、これ
    ら接地周部5aと軸支用筒状部5bとの間で回転軸心方
    向−側方に凹入部Uを形成するディスク部5cとを一体
    形成して円盤状部材5を構成するとともに、その円盤状
    部材5に対して、中心部を前記軸支用筒状部5bに外嵌
    させ、且つ、その外周部を前記接地周部5aに内嵌させ
    た状態で合成樹脂製の円盤状蓋体6を取付けである合成
    樹脂製農用車輪。
JP16813080U 1980-11-21 1980-11-21 合成樹脂製農用車輪 Expired JPS6018961Y2 (ja)

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JP16813080U JPS6018961Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 合成樹脂製農用車輪

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JP16813080U JPS6018961Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 合成樹脂製農用車輪

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Publication Number Publication Date
JPS5790201U JPS5790201U (ja) 1982-06-03
JPS6018961Y2 true JPS6018961Y2 (ja) 1985-06-08

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JP16813080U Expired JPS6018961Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 合成樹脂製農用車輪

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2777696B2 (ja) * 1994-03-24 1998-07-23 三菱農機株式会社 乗用型田植機の前輪ホイールキャップ
JP2777697B2 (ja) * 1994-04-23 1998-07-23 三菱農機株式会社 乗用型田植機の前輪
JP6344652B2 (ja) * 2011-08-25 2018-06-20 エルリングクリンガー アーゲーElringKlinger AG 自動車用ホイール

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JPS5790201U (ja) 1982-06-03

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