JPS6018731Y2 - ヒ−トポンプ給湯装置 - Google Patents

ヒ−トポンプ給湯装置

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JPS6018731Y2
JPS6018731Y2 JP7936780U JP7936780U JPS6018731Y2 JP S6018731 Y2 JPS6018731 Y2 JP S6018731Y2 JP 7936780 U JP7936780 U JP 7936780U JP 7936780 U JP7936780 U JP 7936780U JP S6018731 Y2 JPS6018731 Y2 JP S6018731Y2
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JP
Japan
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water
hot water
temperature
heat pump
tank
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Application number
JP7936780U
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JPS573954U (ja
Inventor
光治 藤居
功 野村
直昭 西村
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷凍装置における高圧ガス冷媒の凝縮熱を利
用して水を加熱するようにしたヒートポンプ式の給湯装
置に関するものである。
深夜電力を利用した電気温水器は従来から知られている
が、この従来の電気温水器は深夜から早朝にかけて加熱
した水を、その一部は昼間に使用するとしても、残りの
大部分は夕食後の食器洗いや入浴のために使用するのが
一般的であり、その間の放熱損失が大きいという問題が
ある。
又、電気ヒータを熱源として使用する場合はEERが0
.86程度と低く、電力の有効利用の面でも問題がある
本考案は、水加熱用の熱源としてEERの高い(2〜3
)ヒートポンプ式冷凍装置を使用するとともに、貯湯槽
内水温、給水温度および外気温度などを要素として、も
つとも多量に温水を使用する時間帯に合わせて水の加熱
が終了するようにヒートポンプ冷凍装置を運転制御し、
もって、もつとも放熱損失の少い状態で運転し得るよう
にしたヒートポンプ給湯装置を提供することを目的とす
るものである。
本考案を実施例のヒートポンプ給湯装置により説明する
第1図において、符号1は貯湯槽、符号Rは冷凍装置を
示し、この冷凍装置Rは圧縮機2、凝縮器3、膨張弁4
、蒸発器5を順次環状に接続して構成され、凝縮器3を
貯湯槽1内の底部に、又蒸発器5を屋外に設置している
符号6は貯湯槽1の上部に水平の配置された補助電気ヒ
ータであり、槽内の水Wの一部のみを特に高温度Th(
85℃)に加熱するためのものである。
7は貯湯槽1の内部に上下方向に配置された電気抵抗体
からなる湯温検知器であり、貯湯槽1の底部の振れどめ
7aと上部の電気絶縁体7bとにより固定され、該絶縁
体7bを貫して外部に設置する後述の制御回路に接続さ
れて槽内の水Wの平均温度を検知して運転時間を制御す
る作用をなすものである。
8は貯湯槽下部に設けられる温度センサーであり、槽内
の水全体の温度が設定された温度Tsべで加熱されたこ
とを検知するものである。
なお11は貯湯槽底部に接続した給水管、12は頂部に
接続した高温給湯管、13は中間部(高、低温水境界面
りの直下位置)に接続した低温給湯管である。
このヒートポンプ冷凍装置Rは、屋外の蒸発器5によっ
て外気から熱を吸収し、その熱を貯湯槽1内の凝縮器3
によって放出して水Wを加熱する。
この凝縮器3から放出される高圧ガス冷媒の凝縮熱によ
って、貯湯槽1内の水Wは設定温度Ts (この実施例
では55℃)まで加熱され、貯湯槽底部の温度センサー
8によって槽内の水全体が設定温度Tsまで加熱された
ことが検知されると圧縮機2が停止して水の加熱が終了
するようになっている。
このヒートポンプ貯湯装置は、温水を使用する主時間帯
(通常は午後5時ごろから午後10EI−ごろまで)の
直前において貯湯槽1内に最大量の温水を貯えることが
できるように、その運転開始時刻が決定される。
即ち、一般的にいえば、夏期は使用湯量が少ない上に、
給水温度が高く、しかも外気温度も高くて蒸発器5にお
いて大量の熱を吸収することができるため、水Wの加熱
に要する時間は短かくてよく、それにともなって冷凍装
置Rの運転開始時刻も遅らせることができる一方、冬期
は使用湯量が多い(即ち、槽内残湯量が少なくて槽内水
の平均温度が低い)上に、給水温度及び外気温度もとも
に低いため、槽内水Wの加熱に要する時間が長く、それ
にともなって冷凍装置Rの運転開始時刻も早める必要が
生じてくる。
又、冷凍装置Rの運転開始時刻は貯湯槽1内の残湯量の
多少によっても変化させることが必要で、同じ夏期又は
冬期であっても、残湯量の多少によってそれだけ冷凍装
置Rの運転開始時刻を遅らせたり或いは早めたりする必
要がある。
尚、第1図の実施例のように、補助電気ヒータを併用し
ている場合は、槽内の水Wは電気ヒータ6の直下に形成
される境界面りを境として低温温水Wと高温温水W″に
成層化される。
この電気ヒータ6は入浴時の差し湯を作るために使用さ
れるものであり、しかも、その発熱量は常に一定である
から、その発熱開始時間は、残湯量の多少によってそれ
だけ電気ヒータ運転開始時刻を遅らせたり、あるいは早
めたりする必要がある。
第1図のヒートポンプ給湯装置における上記のような運
転パターンを図示すると、第2図に例示するようになる
表1は、第1図のヒートポンプ冷凍装置における低温温
水W′の容量を340/、高温温水W″の容量を60/
とした場合の各種要目の試算例を示したものである。
但し、電気ヒータ容量:1200W 冷凍装置容量:0.75牌形 (2,200kllb形) 本考案のヒートポンプ給湯装置は、上記の如く温水使用
主時間帯の直前に貯湯運転を終了するようにしたもので
あるが゛、以下その具体的手段の一例を第3図を併用し
て説明する。
第1図の給湯装置において、貯湯槽1内の残湯量は、電
気抵抗体からなる湯温検知器7によって槽内水温の平均
温度として検知され、これが増巾装置21で増巾され、
AD変換装置22て変換され、演算装置23にインプッ
トされる。
他方、温度検知器17によって検知された給水温度及び
外気温度等の外部信号も増巾装置31で増巾され、沖変
換装置32でAD変換され、演算装置23にインプット
され、これらの全ての信号が演算装置23内で演算され
て、貯湯槽1内の水Wを全量設定温度Ts及びその一部
W″をThまで加熱するのに必要な冷凍装置Rおよび電
気ヒータ6の運転所要時間Hが決定される。
演算装置23は、この運転所要時間Hだけ温水使用主時
間帯から逆算した時刻において、冷凍装置Rを起動させ
るべく冷凍装置運転制御器(たとえばタイマー)24に
信号をアウトプットするものである。
制御系統図の一例を第4図に示す。
これは一種のホイットストーンブリッジによる制御回路
で、R□〜R4は抵抗であり、R1は外気温度および温
水温度により可変な抵抗、R2はタイマ一方式で時間と
ともに変化する抵抗、R3は貯湯槽内に設置された抵抗
体で湯温変化に対応して変化する抵抗、R4は固定抵抗
である。
さらに、BRはそのコイルC1,C2に流れる電流が変
化すると、その接点が電流の大なる方に倒れるリレーM
Rは装置回路をONにするリレーである。
この制御回路は、抵抗R□、 R2,R3,R4のバラ
ンスによりC1,C2に流れる電流の大小が発生し、そ
れによってバランシングリレーBRの左右の傾きが生じ
リレーMRがON、OFFする。
このため抵抗R1〜R1を適当に設定することにより、
運転開始時間の設定変更が容易に行えるものである。
このようにして、第2図に示すような最適な時刻に冷凍
装置Rが運転され、それに続いて補助電気ヒータ6にも
通電されるものである。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案のヒートポン
プ給湯装置には次のような効果がある。
(1) EERの高いヒートポンプ冷凍装置を熱源と
して使用し、外気温度の高い昼間に運転するため、EE
Rが高く高効率で貯湯ができ、電力消費量が少くてすむ
利点がある。
(2)温水を使用する主時間帯の直前に貯湯運転が終了
するため、高温度の貯湯の放熱時間が短かく、このため
放熱損失が少なく、熱効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のヒートポンプ給湯装置の概念図
、第2図は第1図の給湯装置の運転パターン、第3図は
第1図の給湯装置の制御装置説明図、第4図は制御系統
図の一例である。 1・・・・・・貯湯槽、2・・・・・・圧縮機、3・・
・・・・凝縮器、5・・・・・・蒸発器、6・・・・・
・電気ヒータ、7・・・・・・湯温検知器、23・・・
・・・演算装置、24・・・・・・冷凍装置運転制御装
置、R・・・・・・ヒートポンプ冷凍装置。 (:::ニニエニご−“゛つ 温水便用時間帯 (:=層雲=土)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷凍装置Rの凝縮器3によって貯湯槽1内の水Wを設定
    温度Tsまで加熱するようにしたヒートポンプ給湯装置
    であって、現在の槽内平均水温と給水温度又は外気温度
    等の外部条件とを演算要素として、前記槽内水Wを前記
    設定温度Tsにまで加熱するのに要する前記冷凍装置R
    の運転所要時間Hを算定する演算装置23と、前記冷凍
    装置Rに対して温水使用主時間帯から逆算して前記冷凍
    機運転所要時間Hだけ早い時刻において運転開始信号を
    出力する冷凍装置運転制御装置24とを設けたことを特
    徴とするヒートポンプ給湯装置。
JP7936780U 1980-06-07 1980-06-07 ヒ−トポンプ給湯装置 Expired JPS6018731Y2 (ja)

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JP7936780U JPS6018731Y2 (ja) 1980-06-07 1980-06-07 ヒ−トポンプ給湯装置

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JP7936780U JPS6018731Y2 (ja) 1980-06-07 1980-06-07 ヒ−トポンプ給湯装置

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JPS573954U JPS573954U (ja) 1982-01-09
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JPH07102859B2 (ja) * 1990-10-16 1995-11-08 株式会社スチールセンター 梱包用ケースのパネルとその製造法及び梱包用パネルケース

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JPS573954U (ja) 1982-01-09

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