JPS6018585Y2 - 冷却水温検出装置 - Google Patents

冷却水温検出装置

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JPS6018585Y2
JPS6018585Y2 JP10861678U JP10861678U JPS6018585Y2 JP S6018585 Y2 JPS6018585 Y2 JP S6018585Y2 JP 10861678 U JP10861678 U JP 10861678U JP 10861678 U JP10861678 U JP 10861678U JP S6018585 Y2 JPS6018585 Y2 JP S6018585Y2
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JP
Japan
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choke
water temperature
cooling water
thyristor
thermistor
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JP10861678U
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JPS5525649U (ja
Inventor
健男 清水
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンの冷却水温を検出して水温計に表示す
るとともに、マニュアルチョークの戻し忘れを報知する
自動車用冷却水温検出装置に関するものである。
一般にマニュアルチョーク装着車は、チョーク戻し忘れ
による排ガス及び燃費の悪化を防止するため、チョーク
インジケータランプを採用しているものが多い。
このチョークインジケータランプはチョークを引いた状
態でエンジン水温が設定値以上(一般には50℃〜60
°C以上)になると点灯するようななっており、このラ
ンプの点灯により運転者にチョークの戻し忘れを報知す
るのである。
ところで、従来のチョーク戻し忘れ防止装置は一般に水
温計用のサーミスタと共にチョークインジケータ用のサ
ーミスタを金属ケースに封入したユニットを冷却水通路
に配置し、同サーミスタからの冷却水温に応じた出力電
圧をアンプにより増幅したものをチョークスイッチを介
してチョークインジケータランプに導びく回路構成であ
るため、アンプやリレー回路を要し、回路が複雑にして
高価となり、また整備性、搭載性及び組立性が悪いとい
う欠点を有していた。
本考案は上記に鑑みて提案されたものであって、並列に
接続されたサーミスタ及び温度検知型のサイリスタを金
属ケースに封入したユニットをエンジンの冷却水通路に
配置し、上記サーミスタは水温計を介して定電圧電源に
接続するとともに、上記温度検知型のサイリスタはマニ
ュアルチョークスイッチ及びチョーク戻し忘れ報知器と
直列に電源に接続したことを特徴とする自動車用冷却水
温検出装置を要旨とし、温度検知型サイリスタをチョー
クスイッチを介してチョーク戻し忘れ報知器に直列に接
続したことにより、アンプやリレー回路が不要となって
回路が簡素化され、整備性、搭載性及び組立性が向上す
るとともに、製作コストが低減され、また、上記回路の
簡素化により信頼性も向上するという効果を奏する。
次に、本考案を第1図及び第2図に示す一実施例により
詳細に説明する。
第1図及び第2図において、並列に接続されたサーミス
タ1及び温度検知型のサイリスタ2を金属ケース3に封
入したユニット4がエンジンの冷却水通路100に螺着
されている。
サイリスタ2はシリコンベレットがnpnpのゲート電
極5を持つ4層構造で、ゲート電極5は抵抗6を介して
サイリスタ2の陰極7に接続され、上記抵抗6の抵抗値
を変えることによりスイッチ温度を自由に選定すること
ができるもので、この温度検知型のサイリスタ2は三菱
電機■により開発されサーモセンスタ(半導体感熱スイ
ッチ素子)の商標名で一般に市販化されている。
なお、サイリスタ2の陽極8と陰極7との間に設けられ
たコンデンサ9ばサージ対策用に設けられたものである
ところで、サーミスタ1は一端が金属ケース3に接続さ
れてアースされるとともに、他端が水温計10を介して
定電圧リレー11に接続され、同定電圧リレー11はバ
ッテリ12に接続されている。
また、サイリスタ2の陽極8はマニュアルチョークスイ
ッチ13及びチョークインジケータランプ14と直列に
バッテリ12に接続されている。
マニュアルチョークスイッチ13はチョークノブ15が
引かれて図示しない気化器のチョーク弁が作動した状態
において閉成され、チョークノブ15が戻されると開成
される構成である。
上記構成によれば、温度検知型のサイリスタ2が抵抗6
の抵抗値により設定された温度、例えば70℃において
オン作動をするように設定されているとすると、エンジ
ン冷態始動時チョークノブ15を引いてエンジンを始動
し、そのままで暖機運転が行なわれてエンジン冷却水温
が上昇し、暖機が完了して同水温が70℃になると、サ
イリスタ2がオン状態となり、この時チョークノブ15
が引かれた状態でチョークスイッチ13が閉成されてい
るため、チョークインジケータランプ14にバッテリ1
2より通電されて、同ランプ14が点灯し、運転者にチ
ョークの戻し忘れを報知する。
そこで、チョークノブ15が戻されると、チョークスイ
ッチ13が開成たれ、チョークインジケータランプ14
は消える。
一方、サーミスタ1はエンジン冷却水温の変化に応じて
その抵抗値が変化し、定電圧リレー11より水温計10
に供給される電流は上記抵抗値に反比例して変化し、そ
の電流変化に応じて水温計10の針が目盛板上を動き、
冷却水温を表示する。
上記実施例によれば、水温計10用のサーミスタ1及び
チョークの戻し忘れ防止用のサイリスタ2を金属ケース
3に封入してコンパクトで取付容易なユニット4とし、
サイリスタ2はアンプやリレーを介することなくチョー
クスイッチ13を介してチョークインジケータランプ1
4に直列接続したことにより、整備性、搭載性及び組立
性が良好であるとともに、回路の簡素化によりコンパク
トにそして安価となり、また、信頼性が向上する。
なお、上記実施例においては、チョーク戻し忘れ報知器
としてインジケータランプを採用しているが、ブザー等
地の報知器を採用する場合もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略図、第2図は上記
実施例に供されるユニットの回路図である。 1:サーミスタ、2:温度検知型サイリスタ、3:金属
ケース、4:ユニット、10:水温計、11:定電圧リ
レー、12:バッテリ、13:チョークスイッチ、14
:チョークインジケータランプ、15::チョークノブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並列に接続されたサーミスタ及び温度検知型のサイリス
    タを金属ケースに封入したユニットをエンジンの冷却水
    通路に配置し、上記サーミスタは水温計を介して定電圧
    電源に接続するとともに、上記温度検知型のサイリスタ
    はマニュアルチョークスイッチ及びチョーク戻し忘れ報
    知器と直列に電源に接続したことを特徴とする自動車用
    冷却水温検出装置。
JP10861678U 1978-08-07 1978-08-07 冷却水温検出装置 Expired JPS6018585Y2 (ja)

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JP10861678U JPS6018585Y2 (ja) 1978-08-07 1978-08-07 冷却水温検出装置

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JP10861678U JPS6018585Y2 (ja) 1978-08-07 1978-08-07 冷却水温検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5525649U JPS5525649U (ja) 1980-02-19
JPS6018585Y2 true JPS6018585Y2 (ja) 1985-06-05

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ID=29053829

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JP10861678U Expired JPS6018585Y2 (ja) 1978-08-07 1978-08-07 冷却水温検出装置

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JPH036149Y2 (ja) * 1981-01-13 1991-02-15

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JPS5525649U (ja) 1980-02-19

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