JPS60185744A - 新規なアントラサイクリノン化合物 - Google Patents

新規なアントラサイクリノン化合物

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JPS60185744A
JPS60185744A JP3041284A JP3041284A JPS60185744A JP S60185744 A JPS60185744 A JP S60185744A JP 3041284 A JP3041284 A JP 3041284A JP 3041284 A JP3041284 A JP 3041284A JP S60185744 A JPS60185744 A JP S60185744A
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Japan
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JP3041284A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tanaka
博 田中
Takeo Yoshioka
武男 吉岡
Akihiro Yoshimoto
吉本 明弘
Yasutaka Shimauchi
島内 康隆
Tomoyuki Ishikura
石倉 知之
Tsutomu Sawa
沢 力
Tomio Takeuchi
富雄 竹内
Hamao Umezawa
梅沢 浜夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanraku Inc
Sanraku Ocean Co Ltd
Original Assignee
Sanraku Inc
Sanraku Ocean Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なアントラサイクリン化合物に関するも
のである。さらに詳しくは、下記一般式式中、Rは水素
原子又は低級アルカノイル基もしくは低級アルキル基金
表わし、 R2は酸素原子又は同時に水素原子及び水酸基からなる
基を表わす、 で示される、2−ヒドロキシ−11−7”オキシアント
ラサイクリン化合物に関する。
従来から臨床で使用されているアドリアマイシンやダウ
ノマイシンは強い制癌作用を持っている反面、重篤な心
臓毒性に代表される強い副作用も有している。近年、低
心臓毒性を特長とした抗腫瘍剤アクラシノマイシンA(
%公昭54−38099 )が臨床に用いられるように
なって以来、11−デオキシアントラサイクリンの開発
が活発に行なわれるようになってきた。例えば、オーラ
マイシン群及びスルファマイシン群(特開昭57〜96
000号)、4−デメトキシ−11−デオキシアドリア
マイシン及び4−デメトキンー11−デオキシダウノマ
イシン(特開昭57756494号)、11−デオキシ
−14−ヒドロキシカルミノマイシン及びその週辺物質
(特開昭55−76896号)、4′−〇−メチルー1
1−デオキシダウノルビシン及び4′−〇−メチルー1
1−デオキシドキンルビシン(%開昭56−10200
号)等が挙げられる。一方本発明者らの一部は、先にス
トレゾトミセス属する微生物を用いる発酵法及び微生物
変換法を組み合わせた方法によ勺、または、それらの微
生物の細胞融合法によって創製された微生物により、前
記のアクラシノマイシンAの2位の水素原子が水酸基で
置換された2−ヒドロキシアクラシノマイシンAが優れ
た抗腫瘍活性を示すことを見い出して開示した(特開昭
57−18672号、及び同58−74694号公報参
照)・ 本発明者らは、以上の知見に基づきさらに優れた2−ヒ
ドロキシ−11−デオキシアントラサイクリンを開発す
べく合成研究を重ねた結果、一般式(1)で示されるア
ントラサイクリノンが広範な2−ヒドロキシ−11−デ
オキシアントラサイクリン化合物群の合成中間体として
有用であることを見い出し本発明を完成した。
上記式(1)で示される化合物は従来の文献に未載の新
規な化合物で6D、それ自体公知のグリコジル化方法(
例えば、f(、S、 gL KHADE、M著、Car
bohydrate Re5earch r 1011
101 (1982)C1−C4、又は、E、M、 A
cton等、J、 of MedicinalChem
istry Mo1.17 、659頁〜(1974)
により各種のアントラサイクリン化合物に誘導すること
ができる。例えば、後述の参考例に示すごとく、式(I
)の化合物の7位置換に係る式 で示されるロドサミニル配糖体(参考例5の化合物)は
、マウス白血病L1210細胞のRNA及びDNA合成
を低濃度で阻害することから、制癌剤として有用である
しかして、本発明の式(I)で示される化合物は、制癌
剤として有用な各種のアミノ糖配糖体の合成中間体とし
て高い有用性を示す化合物である。
上記式(1)において「低級アルカノイル基」及び「低
級アルキル基」におけるアルキル部分としては、直鎖状
又は分岐鎖状のいずれのタイプのものであってもよく、
一般に炭素原子数が6個以下、好ましくは4個以下のも
のが適している。し力1して「低級アルカノイル基」と
しては、例えば、アセチル、プロピル、ブチリル、イン
ブチリル等1)E挙げられ、「低級アルキル基」として
は、fllえば、メチル、エチル、プロピル、インプロ
ピル、エチル、インエチル、8ee−エチル、te r
t−ブチル、ペンチル、ヘキシル基等が挙げられる。
他方、前記式(1)の化合物は、7及び9位にさらに、
R2が同時に水素原子及び水酸基力・らなる基を表わす
場合は、7,9及び10位に不斉炭素を有することから
各種の光学異性体が含まれる〃よ、本発明はこれらの異
性体の全てを包含するものであるO これらの異性体は、7位に結合される配糖体の種類又は
結合様式によって生成アントラティク1ノン化合物の制
癌作用は異なるので、好適な中間体を選別する意義をも
たないが、一般に微生物力;産出するアントラサイクリ
ン系抗生物質が示す立イ本配置を有する7S、9R又は
7S、9R及びIORの異性体が適している。
本発明に従えば、Rが酸素原子を表わす場合の前記式(
1)の化合物、すなわち、下記式HOOH 式中、R1は前記の意味を有する、 で示される化合物は、下記の反応式に示すルートによシ
製造することができる。
回 1k 回 咽 が 上記各式中、R1は前記の意味を有する。
上記反応式において、式(1)の化合物と式(II[)
のジエン誘導体との反応はそれ自体公知のディールス・
アルダ−反応に従って行なうことができる。
例えば、式(1)の化合物と式([[[)のジエン誘導
体を適当な不活性有機温媒、例えば、ジクロロメタン、
クロロホルム等のハロダン化炭化水素、伐イCよトルエ
ン、ベンゼン等の芳香族炭化水素中に溶解し、室温乃至
反応混合物の滑流温度間の温度、好ましくは反応混合物
の還流温度に保持することにより容易に行なわれる。式
([)の化合物及び式(III)のツエン誘導体の使用
量は臨界的ではなく、それぞれの反応原料の種類等に応
じて変えることができるが、式(III)のツエン誘導
体は式([I)の化合物1モル当シ一般に1〜10モル
、好ましくは15〜3モルの割合で使用するのが好適で
ある。
上記式(II)の化合物と式(Ill)のジエン誘導体
との反応は極めて円滑に且つほぼ定量的に進行し、式(
IV)の化合物が得られる。
生成する式(IV)の化合物は、必要に応じて反応混合
物からそれ自体既知の手段、例えば反応液を濃縮し、非
極性溶媒を加えて結晶化することにょシ単離した後、水
素化物錯体を用いて還元する・本還元は比較的穏和な還
元であシ、この還元に使用しうる水素化物錯体としては
、例えば、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチ
ウム、水素化アルミニウムリチウム等が挙げられ、中で
も水素化ホウ素ナトリウムが好適である。これら水素化
物錯体は式(IV)の化合物1モル当シ一般に1〜5倍
当量、好ましくは1.5〜3倍当敵の割合で使用するの
が有利である。
上記還元は適当な不活性溶媒、例えばテトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジエチルエーテル等の中で、通常、約
−70℃〜約50℃間の温度、好ましくは約O℃〜室温
間の温度において行なうことができる。
本還元によシ式(IV)の化合物の9−位のカル号?ニ
ル基のみが選択的に還元されて、式(V)の化合物がほ
ぼ定量的収率で生成する。
かくして得られる式(V)の化合物は、必要に応じて前
述した如くして単離した後、接触還元に付すことによυ
式(Vi)の化合物に変えることができる。接触還元は
適当な不活性溶媒、例えば、酢酸エチル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等の中で、一般に、室温乃至約80
℃間の温度、好ましくは室温で行なうことができる。
本接触還元に使用しりる水素添加触媒としては、例えば
酸化白金、・ぐラジウム炭素、・やラジウム/硫酸バリ
ウム、ラネーニッケル等が挙げられ、また、水素は加圧
してもよいが、通常常圧の水素気流中でもH’l LV
元は極めて容易に進行する。これにより式(W)の化合
物が高収率で生成する。
かくして得られる式(■)の化合物は次いで(1)ハロ
ケ8ノ酢酸無水物、例えば無水トリフルオロ酢酸、ul
i’i水トリクロロ酢酸等を用い、塩基の存在下に処理
した後、 (2>トリエチレンジアミンで処理し、さらに必要に応
じて有機塩基の存在下に酸素含有ガスを吹き込む ことにより式(■)の化合物に導くことができる。
上記(1)の処理は溶媒の不在下又は適当な溶媒、例え
ば塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ベンゼン、トルエン等ノ中で約−10℃乃
至室温間の温度で行なうことができる。ハロゲノ酢酸無
水物の使用量は厳密に制限されるものではないが、一般
には、式(■)の化合物1モル当シ3〜10モル、好ま
しくは3〜5モルの割合で使用するのが好都合である。
また、使用しうる塩基としては、例えばピリシン、−N
、N−ツメチルアニリン等が挙げられ、これらは一般に
式(M)の化合物1モル当95モル以上で使用すること
ができる。好ましくはピリジンのような液体の塩基を用
いる場合には、これらを大過剰に使用することによシ、
溶媒の役割全同時に果すようにしてもよい。該処理は一
般に10〜60分間で終了させることができ、次いで反
応混合物にトリエチレンジアミンを加えて、室温乃至約
70℃間の温度、好ましくは約50℃の温度に加温する
トリエチレンジアミンの使用量は式(Vl)の化合物1
モル当り一般に5〜20モル、好ましくは5〜10モル
の範囲とすることができる。
上記の反応によシ得られる式(■)の化合物は、反応混
合物からそれ自体公知の手段、例えばシリカダル等を用
いたクロマトグラフィー、再結晶等によシ単離すること
ができる。
式(■)の化合物は、5位及び8位にカルブニル基金も
つ親ジエン化合物であシ、式(■)で示されるジエン誘
導体と前述した如きDlels −Alder反応条件
下に反応せしめることによシ対応する付加物を得ること
ができる。かくして得られた付加体は、単離することな
く、酸又は塩基もしくは酸化剤で処理することによシ式
(■)の化合物に導びくことかできる。この場合におい
ては反応液に塩基を加え、空気を吹き込むことによシ付
加部分の芳香化が進行し、式(IK)の化合物を高い収
率で得ることができる。
例えば、上記のDiels −Alder反応が終了す
ると、室温付近の温度で先ずトリエチルアミンを(■)
1モルに対し2〜5モル加え、この溶液に空気を1〜2
時間通気する、つぎに塩酸で酸性とし、クロロホルム等
の溶媒を用いる、抽出操作等で化合物(IX)を得るこ
とができる。式(IX)の化合物は通常行なわれるアル
カリ加水分解によって脱アシル化して式(X)の化合物
に導びかれる。該化合物の10位水酸基は、Jone 
s試薬又はpcc (ピリジニウムクロロクロメート)
等の酸化剤によりカル?ニル基に変換できる、例えば、
アセトン中、式(X)の化合物を過剰のJone s試
薬によシ酸化することにより化合物(XI) ffi定
量的に得ることができる・。
かくして得られた10−カルブニル化合物(XI)は、
カリウムt−ブトキシド(BuOK)及びトリメチルフ
ォスファイト((Me O)s P )存在下、N、N
 −ジメチルホルムアミド−t−ブタノール中、酸グ)
酸化することによシ、7位及び9位に同時に水酸基が導
入された本発明の化合物の一つである式(1−1a )
に変換される。なお、この酸化反応で、式(XI)で示
される化合物1モルに対し、tBuOK4モル用いると
、目的とするR9− cisジオール化合物の生成が最
も高い割合で生成し、かつ酸化反応も高収率下に実施で
きる。
化合物(I−1a)の2位の水酸基は、選択的アシル化
又はアルキル化によシ保護することができる。
例えば、(1−1a)をテトラヒドロフラン、クロロホ
ルム、ベンゼン、トルエン等の溶媒中式(X[)ノ化合
物1モルに対して、2〜5モルのホウ酸及び6〜30モ
ルの無水酢酸を用い、室温で均一な溶液になるまで攪拌
したのち、塩基、例えばピリジンあるいは2,4.6−
−リジン等の置換ぎりジン化合物を加えることによ92
位の水酸基が選択的にアシル化された本発明の化合物(
1−1b )を得る。
ここで得られる式(l−1b )の化合物は、7,9−
cls及びtransノオールの混合物(cig : 
trans =93ニア)であり、この混合物から7+
9− clg −ソオールの単離は通常行なわれている
結晶化法、或は、フェニルホウ酸を該cisゾオール化
合物のみに反応させ7.9− o−フェニルホウ酸エス
テルとして第離したのち、これを1.3−−)オール化
合物、例工ばヘキシレングリコール存在下、p−1ルエ
ンスルホン敵等の酸触媒を用いることによジフェニルホ
ウ酸を除去し、本発明の化合物(1−1c)に導びくこ
とかできる。
また、本発明の化合物のうち、式(I)のR2が同時に
水素原子及び水酸基からなる基で表わされる化合物は、
式(1−1a)又は(1−1c)で示される化合物をそ
れ自体公知の水素化ホウ素ナトリウム、水素化アルミニ
ウムリチウム等の水素化物錯体を用いて還元することに
よって容易に得ることができるO 以上によって得られる本発明の化合物は、好ましくは、
2位の水酸基がアシル基又はアルキル基で保護されたも
のに、種々の糖を前述の公知のグリコシド化法を用いる
ことによシ各種の配糖体に変換することができる。
例えば、本発明の化合物を原料として得られた配糖体の
うち、参考例5に示す物質は以下の試験によって、マウ
ス白血病培養細i(L’1210)の増殖及び核酸合成
を顕著に抑制することから、抗腫瘍剤としての利用が考
えられるごとく、本発明の化合物は抗腫瘍剤の合成中間
体として有用性である■とが明らかである。
20係仔牛血清を含むRPMI 1640培地(ロース
ウェルパーク研究所16’40)へL1210細胞を5
X10’ケアfn、l接種し、同時に本発明の化合物を
0、1及び0.5 ttf/ynlの濃度で添加し、3
7℃にて炭酸ガス培養器中で培養し対照区に対する50
%増殖阻害濃度をめた。更に上記のL12”’嗅細胞を
10%仔牛血清を含むRPMI 1645X105ケ/
1ulとなるように懸濁し、37℃にて炭酸ガス培養器
中で1〜2時間培養を行った後、参考例5に示す化合物
を種々の濃度で添加し、15分後に更に14C−ウリノ
ン(0,05μC1汐l)及び14C−チミジン(0,
05μc+、4り全添加し、37℃にて60分間培養し
た。反応液へ10%トリクロル酢nR液を添加し、反応
を停止すると同時に、酸不溶物全沈殿させ、lO〜5L
4トリクロル酢酸にて更に3回洗浄した後ギ酸に溶解し
、酸不溶物中の放射活性全測定し対照区に対する放射能
の取込み率から50チ取込み阻害濃度をめた。結果金弟
1表に示す。
第1表 抗腫瘍活性 以下に実施例及び参考例によって水元OAを更に実施例
1 す7タザリン2.0g及び1−アセトキシ−2−エチル
−1,3−ゲタジエン4.4 mlをジクロロメタン2
5m1中に溶解し、N2気流中、35時間加熱還流した
。反応液を減圧濃縮後、ヘキサンを加えると淡黄色の針
状結晶が析出した。これを戸数、乾燥して、化合物(I
V) (3,44g、 99%)を得た。
mp、144〜145℃ 実施ylJ 2 化合物(IV) 13.09を乾燥テトラヒドロフラン
130d中に溶解し、0℃に冷却したのち、NaBH4
744”iを加え、この温度で30分間反応せしめた。
反応液をベンゼン800で希釈し、1%AcOH水溶液
260 ml及び、10%NaCt水溶液300m1X
4で洗浄、無水Na25Ci4乾燥後減圧濃縮した。得
られた残渣をクロロホルム−ヘキサンで結晶化して、(
V)(12,26g、94%)を淡黄橙色板状晶として
得た。
mp、158〜159℃ 実施例3 化合物(V) 5.0 gを酢酸エチル200mA’中
に溶解後、酸化白金0.5gを加えて、常温常圧で接触
還元した。計算量の水素が消費されたとき反応をやめ、
触媒を戸別し、p液を減圧濃縮した。残渣をクロロホル
ム−ヘキサンよシ結晶化して(■)(4,76g、95
%)を淡黄色柱状晶として得た。
mp、148〜149℃ 実施例4 ジオン 化合物(Vl) 2.0 gのピリジン溶液40m1を
一10℃に冷却し、N2気流下、無水トリフルオロ酢酸
3、36 mlを注加した。30分間反応後、更にトリ
エチレンジアミン4.Ogを加え、50℃で30分間反
応後、反応液を氷水に注ぎ込み、これをペンゼア400
m1で抽出した。抽出液は、5%KI(2PO4水溶液
500mJX3.5%NaCt水溶液5007dX2で
洗浄し、無水Na2SO4で乾燥した。Na2s04を
瀝去したベンゼン溶液にトリエチルアミン1.5 ml
を加え、空気を15分間通気して酸化したあと約1/2
量まで減圧濃縮し、これをシリカゲルカラム(120g
、ベンゼンで調製)に吸着させた。先ス、ベンゼン1,
51でカラムを洗ったのチ、ベンゼン−アセトン(50
:l)で溶出し、目的物の区分を集め減圧濃縮した。と
の濃縮液にエチルエーテルを加えて結晶化し、(■) 
(1,56g、 83%)の橙色柱状晶が得られた。
mp、141〜142℃ 実施例5 チル−7,8,9,10−テトラヒドロナフタセン−5
,12−ジオン 化合物(■)(100■)の乾燥ジクロロメタン(5m
/I)溶液に1−メトキシ−3−トリメチルシロキシ−
1,3−ブタジェン(80■)゛を加え、N2気流下で
3時間加熱還流した。つぎに、反応液をりooホルム(
20ml )で希釈し、0.15 mlのトリエチルア
ミンを加え、空気を1時間通気し、つづいてメタノール
(1(IIL)を加えたあとIN・HClで酸性とした
。この溶液にクロロホルムを追加し、水洗、無水Na 
2 So 4乾燥後、減圧乾固した。
残渣ヲクロロホルムーヘキサンよシ結晶化して(IX)
(lo9mg、qoチ)の黄色結晶を得た。
mp、276〜279℃ IR(KBr) 1725,1660.1620,15
95.1270 cm−’NMR(CDCl3+CD3
0D ) δ1.00(t、J=7.3H)。
〜1.38(m、 2H) 、 〜1.82(m、 3
1() 、 2.10(s 、 3H) 。
2.3:3−3.27 (m、2H)、6.13(ba
 、IH) 。
7.19 (dd 、J=2.5.7.5 、IH)、
7.56(d、J=2.5゜IH)、7.76(s、I
H)、8.17(d、J−=7.5’、IH)実施列6 化合物(IX) (384m&)をテトラヒドロンラン
(13ml)に溶解し、0.8 M −NaOMe /
メタノール(57m))を加え、N2気流下、室温で3
時間反応せしめた。反応液を酢酸で酸性化し、クロロホ
ルム(3−00ml )で希釈したあと1 % NaH
COs水溶液及び水で洗浄、無水Na 2 SO4乾燥
した。このクロロホルム溶液を減圧濃縮すると黄色結晶
が析出した。これを戸取、乾燥して(X) (,328
■、96%)を得た。
mp、254〜256℃ IR(KBr) 1660,1620,1590.12
60 cm−1HMR(CDC46+CD50D) δ
1.05(t、、r==6.3a)。
13〜2.0(m 、 511 ) 、 2.27〜3
.22(m、 2H) 、 4.70 (bs 。
IJ() 、 7.21 (dd 、J=2.5 、9
 、 IH) 、 7.59(d。
J=2.5.II)、7.(11(s、IH)、8.1
8(d、J−=9、IH) 実施例7 0ナフタセン−5,10,12(9J() −)リオン
化合物(X) (250■〕をアセトン(75d)にm
解し、これにJonea試薬(2,5m/)を0℃にて
゛加えた。20分間反応後、l−プロピルアルコール(
2,5y)j−加えて反応を止めた。反応液をクロロホ
ルム(500m/)に注加し、よく水洗したあと、クロ
ロホルム溶液を無水Na2804で乾燥し、減圧乾固し
た。残渣をクロロホルム−ヘキサンより結晶化して(X
I) (248〜、〜100%)を黄橙色結晶として得
た。
mp、238〜243℃(分解) IR(KBr) 1685,1655,1630,15
90,1575.1250cm−1HMR(CDCl3
. CD30D) δ1.04(t 、 J=7 、3
H) 。
1.4〜3.3(m、 7H) 、 7.20’(dd
 、 J=2.5 、9 ’、 1)() 。
7.60 (a 、 J=2i5’、 IH) 、 s
、2o(d、J=c+、no。
8.32(g、IH) 実施例8 オン 化合物(XI) (260■)をN、N−ジメチルホル
ムアミド(13ml)及びt−ブチルアルコールC1m
1)中に懸濁し、N2気流下、−50℃に冷却した。こ
れにP(OMe)3(0,19rrtl )を加え、1
5分間攪拌後、tBuOK (347m9 )を添加し
た。つづいて反応容器を02気流に置換し30分間攪拌
したのち、0℃まで昇温しでさらに15分間反応せしめ
た。つぎに、反応液をIN−HCt (5ml jを含
んだ冷5%NaC1水溶液C300m1)中に注ぎ込み
、析出した黄かっ色固体を戸数した。これをクロロホル
ム−メタノール−エチルエーテルよJ’ 結JJ 化し
て(1−1a) (239m9.84%)を黄橙色結晶
として得た。
mp、227〜231℃(分解) IR(KBr) 1695,1675,1620,15
90,1570,1465.1355゜1265Crn
−1 MS (割算値C2oV■160. == 368.0
894 ) ml y。
368.0879 NMR(CDC46+CD50D) δ0.96 (t
 、 J=7 、3H) 。
1.4〜2.8(m、4H) 、 5.38(m、 I
H) 、 7.25(dd、J=2.5,9.IH)、
7.63(d、J=2.5.IH)、8.24 (d 
J=9.1H)、8.37(s、IH)実施例9 リオン 化合物(1−” a) (80m9) 、AC!20 
(0,4TnIり及び粉末状B(OH)3 (40■)
をテトラヒドロフラン(6d)中、室温で30分間攪拌
して均一溶液としたのち、2,4.6−コリジン0.1
7 mllを加えた。
反応をシリカゲル薄層クロマト(ベンゼン:アセトン4
:19で追跡し、原料が完全に消費されたとき反応をや
め、反応液を氷水中に注ぎ込み、ベンゼンで抽出した。
この抽出液を0.I N −HCt。
0.1%NaHCO3水溶液及び水で洗浄し、無水Na
2SO4で乾燥したあと減圧乾固した。得られた残渣を
シリカダルカラムクロマト(シリカゲル8g、ベンゼン
:アセトン20:1)にて主生成物を得、こtltj’
ロロホルムーヘキサンより結晶化して(ト)−(1−1
c)(73mg、82%)を得た。
mp、187〜191℃ IR(KBr) 1765,1705,1695,16
70,1625,1590,1350゜1270.11
90 cm NMRCCDC13) δ0:92(t、J=7,3H
)、1−45〜1.9(m+4H)、2.23(dd、
J=9.13.5.1H)、2.40(s、3K)。
2.79(dd 、J−6,6,13,5、IH) +
 378(s 、−0H) 。
4.18(d、J=3.−0H)、5.39(m、IH
)、7.61(dd、J=2.9.IH)、8.08(
d、J=2.IH)、8.40(d、J=9、IH)、
8.46(s、IH)、13.60(s、−0f()元
素分析(計算値、C22H4808)C: 64.38
 (64,40) 、 H: 4.29 (4,42)
実施し110 実施例9のアセチル化したシス−トランスジオールの混
合物(41〜)、フェニルホウ酸(24rn9)をテト
ラヒドロフラン(2ml )及びトルエン(4ml)の
混合溶媒中、室温で一夜攪拌した。反応液をクロロホル
ムで希釈し、5%NaHCO3水溶液及び水で洗浄した
のち、無水N a 2 So 4で乾燥し減圧濃縮した
。残渣をクロロホルム:メタノール(20:1)のシリ
カゲル薄層クロマトに分離した。
Rf=0.66の区分よシ(Xll) (3,8,8■
)を得、こレヲクロロホルムーヘキサンよシ結晶化した
。一方Rf=0.49の区分ぷり、2.4− )ランス
ジオール体ω−(1−1d)(4,1mg)を得た。
化合物(Xll) : mp、267〜272℃ IR(KBr) 1765.1705,1675,16
30,1595,1315,1265゜1185 、9
45 cm−’ NMR(CDC43)δ1.08(t、J=7.3H)
、2.15.(q、J=7゜2H)、236(s、3H
)、2.42(dd、J=2.5,1:う、5.IH)
2.61 (dd ’、 J=3.5.13.5 + 
IH) 、5.90(ba 、Wn−〜6゜IH)、7
.2〜79(m、6H)、8.04(d、J= 〜2.
IH)。
8.40(d、J=9.IH)、8.5](s、IH)
、13.19(s。
−〇H) 元素分析(計算値” 28H21B08 )C:67.
39(67,76) 、H:4.02(4,26)つぎ
に、化合物(λI+) (20mW ) ffiヘキシ
レングリコール(1m1′り一りロロホルム(5ml 
)中触媒fcのp−)ルエンスルホン酸を加え、室温で
一夜攪拌した。反応液を水洗、無水Na 2 SO4乾
燥し、減圧乾固した。残渣を7リカグルカラムクロマト
(シリカゲル8g)に例し、クロロホルム溶出して、実
施しjl 9で示した化合物(1−1c)(16,7)
1号を得た。
実施例J1 一テトラビトロキシ−7,8,9,10−テトラヒドロ
ナフタセン−5,12−ジオン 化合物efJ−(I−1c) (6,5m9 )及びN
aBH4(”In9)を20%ジオキサン−ベンゼン2
.5 rnl中、N2気流下で2時間はげしく攪拌した
。反応液をベンゼンで希釈し、これを水で洗浄後、無水
Na2SO4で乾燥し、減圧乾固した。残渣をベンゼン
−アセトン(7:1)を用いるシリカゲル薄層クロマト
に−c精製しRf=0.14の区分よ、!taj−(1
−1s)(2,4ip)を得た。またRf=0.21の
区分よシ10−エビ−q −(ト)−(l−1f )が
o、 s m9得られた。
化合物(ト)−(1−1e) mp、177〜179℃ IR(KBr) 1765.1670,1625,15
90 crnNMR(CDC4,+CD300)61.
08(t 、 J=7 、3’f() 。
1.53〜2.02(m、2H)、2.02〜2.50
(m+s、5H) 。
4.56(s、IH)、5.25(dd、J=3.5.
.7.5.IH)、7.60(dd、Jミ2,9.IH
)、7.95(s、IH)、8.05(d、J=2、I
H)、8.40(d、J=9.IH)参考例j 化合物(1−1c)のダウノサミン誘導体によるグリコ
シド化 化合物(?−1c) (70m9 )及び】、4−ビス
ー〇−p−ニトロペンソイル−N −) IJフルオロ
アセチルダウノサミン(140■)を乾燥ジクロロメタ
ン(2Qml)中に溶解し、モレキーラーシープス4A
(1,5g)を加えて室温で1時間攪拌した。
これに、5 % 5nC24/ジクロロメタン(0,3
mJ)を加えて室温で1時間反応させた。つぎに、反応
液にトリエチルアミン(0,18m1)を加えたあと固
体をF別、p液をクロロホルムで希釈し、これを5%K
T(2PO4水溶液及び水で洗浄した。このクロロホル
ム溶液を減圧乾固して得た黄色粉末をベンゼン−アセト
ン(10:1)を使用したシリカゲル薄層クロマトにて
分離flv製し、立体配置がそれぞれ、7S、9R,1
’α体(33,5m9 、 Rf=0.26 ) 。
7B、9S、IIα体(18,8m9. Rf=0.1
9 )及び7R,9S、1’/体(13,9■、Rf=
0.32)を得た。
mp、159〜162゜ 〔α、145−110°(C=0.03 、 MeOH
)UV(λ )265,410nm 5x IR(KBr) 1770,1730,1675,16
35.−1595.1525,12651185t1n
−’ NMR(CDCl−5)δo92(t、、+46,3H
)、tzs(d、J−6゜3H)、1.55〜2.95
(rn、6H)、2.39(s 、3H)、4.2〜4
..8(m、2H)、5.21(t、J=6.IH)、
5.47(bs、IH)+5.69(bIl、IH)、
6.79(bd、−NHCO−)、7.54(dd、J
=2.9.]IH,7,94(d、J=2.IH)、8
.07〜8.37(m。
6H)、13.39(s、−0H) 元素分析(引算値:C37■(31F3N2014)C
:56.36(56,63)、H:4.21(3,98
)、N:3.46(3,57)mp、148〜151 
’ 〔α)、:5−153°(C= 0.03 、 MeO
H)UV(λMe0H) 265 + 410 nma
x IR(KBr) 1770,1730.1675,16
30,1595,1525,1265゜1185cm−
’ NMR(CDCt3) δo、92<t、J=7.3H
)、1.zo(a、J−6゜3H)、1.55〜2.3
(m+ 4)1)、2.40(s 、3H)、2.52
(d 。
J−=4.5.2’H)、4.4〜4.83(m、2H
)、5.35〜5.65(m。
3H)、6.50(bd、−NHCO−)、7.60(
dti、J=’2,9.IH)。
8.04(d 、J=2.1H)、8.12〜8.48
(m、6H)、13.42(s、−0H) 元素分析(計算値:C37H5,F3N20,4)C:
56.24(56,63) 、H: 3.81 (3,
98) 、N: 3.84(3,57)mp、J58〜
161℃ Cα3i” −78°(C=0.03 、 MeOH)
UV(櫂:曾”) 2651410 nmIR(KHr
)、 1770.1730,1675,1635,15
95,1525,1265゜1185cm−1 NMR(CDCl2)δ0.95(t、J=6.3H)
、1.33(d、J=6゜3H) 、 1.6〜2.3
 (m 、 4H) 、 2.38(s 、 3H) 
、 2.56 (dd 。
J=7.5,14.IH)、2.81(dd、J=、4
.5,14.If()。
4.0(q、J=6.IH)、4.06(s、−0H)
、4.5(m、lH)。
5.06〜5.45(m、3H)、6.5 (bd 、
 −NHCO−) ’、’ 7.55(dd、J=2.
9.IH)、7.99(d、J=2.IH)、8.15
〜8.48(m、6H)、13.32(s、−0H)参
考例2 参考例1で得られたRf =0.26の化合物(48m
9)をメタ/ −# (5m1)中に溶解し、これに0
.I N−Na0H(5,6mJ)を加えて、N2気流
下、室温で5時間反応せしめた。つぎに、5%KH2P
O4水溶液で反応液をpH7に中和し、水(20ml)
で希釈した。これをクロロホルム洗浄(20m13×2
)シたのち、水層をn−ブタノール(:ioml)で抽
出した。抽出液を少量の水で洗浄し、減圧濃縮して得た
残渣をセファデックスLH−20カラム(溶媒二メタ/
−ル)にて精製し、標題の化合物(27,!W、94%
ンを得た。
mp、 187〜192°(分解) 〔α):’ + 49° (C= 0.02 、 Me
OH)UV (λv:m::)I) 232 + 27
7 + 415nmIR(KBr) 1700 、16
70 、1625 、1590 、1260 、985
z−’FD−MS (m/ Z ) 498 (MH”
)NMR(CDC45+ CD30D 1 : 1 )
 δ0.95 (t 、 J=6.3H)1.35(d
、J=6,3H)、1.71(q、J=6,2H)。
2.1(m、2H)、2.33(dd、J=9.14.
7.IH) 。
2.70(dd、J=6.14.7. IH) 、 〜
3.7(m、 IH):3.81(b8. IH)、4
.18(q、J=6,2H) 。
5.12(dd、 J”6.9. IH) 、 5.5
3(bs 、WI!=7.2. LH) 。
7.18(dd、J==2.9. IH)、7.48(
d、J=2.LH)。
8.06(d 、 J=9 、11) 、 8.1.0
(II、 IH)参考例3 トラヒドロナフタセン−5,12−ソオン参考例1で得
られたRf=0.26の化合物(17■)を20%ゾオ
キザン/ベンゼン(6m/)中に浴解し、NaBHa(
127りを加え、N2気流下で攪拌した。1時間後、N
aBH4(10m9)を加え、さらに1時間反応させた
つぎに反応液をベンゼン(3oml)で希釈し、これを
飽和KH2PO4水溶液及び水で洗浄、無水Na 2 
SO4で乾燥して、減圧乾固した。残渣をベンゼン°ア
セトy(4:1)を使用するシリカゲル薄層クロマトニ
て分離精製し、Rt=o、z30区分より還元体(9,
11Dgmp、 161〜164℃、〔α3g4 a7
°(C=Q、Q 15 、 MeOI() 、 10位
の立体配置=R)及びRf=0.30の区分より10位
の異性体(3,619mp 、 145〜148℃、〔
α14 129°(c=0.015.Meal()、1
0位の立体配置=S)を得た。
つぎに、10位の立体配置Rの還元体(9,1+11i
i1)をメタ/ −ル’ 1d及び0.lN−NaOH
1,1d中に溶解し、N2気流下、室温で5時間を要し
て加水分解を行い保護基を除去した。反応液を飽和KH
2PO4水溶液にてpI(7に中和し、減圧濃縮により
メタノールを留去した。得られた水溶液をn−ブタノー
ル(5d)で抽出し、これを少量の水で洗浄したのち、
減圧濃縮した。残留物をセファデックスLH−20カラ
ム(溶媒:メタノール)で精製し、主画分より標題の化
合物(5,71Q、〜100チ)の黄橙色粉末を得た。
mp、〜178℃(分解) 〔α3i’ + 75°(C=0.02.MeOH)U
V’(信::H)223.2711413nmIR(K
Br) 1665.1625.1590.’1260.
9806++−’FD−MS(m/z )500(MH
+)NMR(CD50D )δ1.04(t、J=7,
3H)。
1.30(d 、 J=6 、3H) 、 1.4〜2
.5(m、 6H) 。
3.4〜3.75(m、2H)、4.20(q、J=7
.LH)。
4.49(Il、LH)、5.02(m、IH)。
5.47 (δ8,1町、 7.17(dd 、 J=
2.5 、9 、 LH)7.52(d 、J=2.5
 、 IH) 、 7.83(Il、 IH) 。
8.12 (d 、 J=!3 、 LH)参考例4 9.10−テ)ラヒ)’rjす乙り九乙二動↓歎工炙乙
N−C)I3 H5 参考例3で得られた化合物(37■)をアセトニトリル
(0,37m/ )及び18チホルマリy (0,tm
t)中に浴解し、室温で40分間攪拌したあとNaBu
s CN (10”? )及び10 % Ac0)I/
アセトニトリル(15μt)を加え反応させた。1時間
後、さらに上記のAcOH溶液(5μt)を加え、反応
液を約pH6とし、−複反応させた。
つぎに、反応液をn−ブタ/−ル(20#IA’)で希
釈し、1%NaHCO3r飽和NaC4水溶液さらに少
量の水で洗浄後、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、減
圧濃縮した。濃縮液はシリカゲル薄層クロマト(クロロ
ホルム:メタノール3:1)で分離し、さらにメタノー
ル溶媒を用いたセフ丁デ噌りスLH−20カラムにて精
製し、標題の化合物(30〜)を黄褐色粉末として得た
mp、 〜205℃(分解) 〔α]9+136° (C=0.015 、 MeOH
)tJV (櫂::H) 223,272,413nm
IR(KBr) 1665.1620,1595.13
70 、1260 、985cm−”NMR(CDCt
3+ CD30D 3 : 1 )δ1.06(t、J
=7.3H)1.34(d 、 J=7 、3H) 、
 1.5〜2.9(m、6H)2.47(s 、 6H
) 、 5.10(m、 IH)5.53(bs 、W
、、=6 、1.H) 、 7.19(dd、、 J=
2.5 、9 、 IH) 。
7.56(d、J=2.5.IH)、7.85(s 、
IH)8.16(d、’J=9.Hり 参考例5 参考例4で得られた化合物<3.、amq)をノオキサ
ン(2ml)中に浴解し、ソアゾメタンのエチルエーテ
ル溶液(約0.5モル)を少量ずつ加えた。反応をシリ
カゲル薄層クロマト(クロロホルム:メタノール3:1
)にて追跡し、原料が消失した時点で反応液を減圧濃縮
した。つぎに残渣を上記と同一のクロマトグラフィー条
件下で分離精製して標題化合物2.11n9を得た。
mp・152〜156℃ Uv(’ma:’ ) 225 + 272−413 
” mNMR(cDcz3+ D20)δ2.24(s
、6町、 4.00(s 、 3B)特許出願人 三楽
オーシャン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 式中、R1は、水素原子又は低級アルカノイル基もしく
    は低級アルキル基を表わし、 R2は、酸素原子又は同時に水素原子及び水酸基からな
    る基を表わす、 で示される新規なアントラサイクリノン化合物。 2、一般式 %式% 式中、R1及びR2は前記の意味を有する、で示される
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。
JP3041284A 1984-02-22 1984-02-22 新規なアントラサイクリノン化合物 Pending JPS60185744A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106478399A (zh) * 2016-08-31 2017-03-08 中国科学院海洋研究所 羟基蒽醌类衍生物及其应用

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