JPS60185554A - 病院用ベツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は病院用のベッドに係シ、よシ詳しくは、モータ
ーで駆動される関節結合型の病院用ベッドに関する。

〔背景技術〕

危篤状態の患者や集中看護を要する患者を取シ扱うため
の伝統的な病院手続には１つの表面から他の嵌置へと１
人の患者を多数回にわたシ移し変えるといり手続きが含
まれている。例えば、病院に到着した危篤患者はまず車
輪付きの担架に乗せてＸ線装置へと運び、そこでＸ線表
面への移し変えが行われる。その後で、手術台や体重計
や回復室のベッドや危篤用ベッド等に更に患者を移し変
える必要が生ずることがある。

患者、特に重い患者を啓し変えるという作業は困難であ
シ、患者に危険を与えるとともに病院の人員にも負担を
かけるものである。病院の人員はかなシの肉体的負担を
受けるとともに、患者を不必要に動かせば患者の容態が
悪化することがある。

また、危篤状態の患者には種々の生命維持装置やモニタ
ーや吊シ下げユニットを付ける必要があ坑これ等は移し
変えを面倒にしかつその妨げとなる。

〔発明の目的〕

そこで、本発明の目的は、患者の移し変えの回数を最小
にすることである。

本発明の他の目的は、容易に押し動かしかつ取シ扱うこ
とが可能で、病院内の種々の場所に移動させることの可
能な病院用ベッドを提供することである。

本発明の更に他の目的は、軽量で、快適で、容易かつ迅
速に患者を搬送することが可能で、危篤用または集中看
護用ベッド、およびまたは回復用および延長看護用ベッ
ドとして使用するに十分に快適な病院用ベッドを提供す
ることでおる・本発明の他の目的は、モーター駆動式の
関節結合型のベッドであって、モーターのメンテナンス
を目的としてまたはベッドをよシ可動性に富んだものに
するためにモーターをベッドから簡単に取シ外すことの
可能なベッドを提供することである。

本発明の他の目的は、駆動軸と被駆動軸との間で自動連
結を行うことの可能な迅速釈放型で迅速挿入型のモジュ
ールにモーターを装着することである。

本発明の他の目的は生命維持装置を患者に付随させるこ
との可能なベッドを提供することである。

〔発明の概要〕

前述した目的は本発明によって達成されるもので、本発
明は複数の被駆動軸を備えた関節結合型の病院用ベッド
に使用可能な駆動ユニットを提供する。この駆動ユニッ
トは複数のモーターと駆動軸とを備えている。ベッドの
被駆動軸と接続させるため自動連結機構が設けておる。

案内構造はベッドと係合して駆動軸を被駆動軸に整列さ
せる。

ベッドを跨ぐ様に一対の側方ガードが配置される。

本発明はまた車輪付き病院用ベッドとその駆動ユニット
との組合せに関する。このベッドは、互いに関節結合さ
れた複数のフレーム区間と、複数の被駆動軸と、駆動機
構の回転に応じてフレーム区間を枢動させるべく被駆動
軸とフレーム区間とを接続するリンク機構と、第１ガイ
ドとを備えている。駆動ユニットは、複数のモーターお
よび駆動軸と、第２ガイドとを備えており、この第２ガ
イドはベッドを駆動ユニットに合体させる時にベッドの
第１ガイドと協働してベッドと駆動ユニットとを方位決
めしこれによシ駆動軸と被駆動軸とを互いに整列させる
ものである。駆動軸と被駆動軸とは合体状態に於て両者
の間に駆動連結を形成するだめの自動連結機構を備えて
いる。

この駆動ユニットは床に係留することもできるし、或は
ベッドのみによって支持される取シ外し可能なユニット
として購成することもできる。前者の場合には、ベッド
は垂直軸線を中心として回転し得る様に配置することが
でき、そうすればベッドを駆動ユニットに接続したまま
でベッドの方位を変更することができる。

この駆動ユニットにはベッドを跨ぐ様に一対の側方ガー
ドを取シ付けることができる。これ等の側方ガードは着
脱自在でおシ、ベッドの枢動フレーム区間とともに枢動
し得る様にその枢動区間に接続することができる。

生命維持装置を搭載するため車輪付きカートを設けるこ
とができる。このカートは着脱自在にベッドに連結して
ベッドとともに移動させることができる。

〔実施例〕

次に、添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。本
発明の目的ならびに利点は以下の実施例の詳細な説明に
従い明らかとなるであろう。添附図面に於て、同一また
は類似した参照番号は同一または類似の構成部材を表わ
す。

本発明は、駆動ユニットまたは駆動モジュールに対して
選択的に合体させおよび分離することの可能な病院用ベ
ッドを提供するものである。第１図から第１０図に於て
は駆動ユニット１２は床に係留されたものとして示して
あシ、第１１図から第１４図に於ては他の駆動ユニット
の実施例が示されてお）手動で搬送できるものとして示
しであるＯ 第１図から第１０図を参照するに、ゴツト１０は関節結
合型のものであシ、サブフレーム１７に装着されたシー
ト区間１６を備えている。頭部区間１４はシート区間１
６に枢着されておシ、大腿区間１８はシート区間１６に
枢着されておシ、脚部区間２０は大腿区間１８に枢着さ
れている。サブフレーム１７と可動区間１４．２０との
間には標準的なリンク機構２２が設けて、ｔｂ夛、１以
上の被駆動軸２４Ａ、２４Ｂ、２４Ｃを回転させた時に
頭部区間およびまたは大腿区間および脚部区間を回動さ
せ得る様になっている。このサブフレーム１７は標準的
なリンク機構２１によってペース１９に装着されてお）
、このリンク機構２１は周知の態様でサブフレームを上
下させることを可能にするものである。

本発明に従えば、駆動軸２６　Ａ　、　２６　Ｂ　ｔ　
２６Ｃを回転させるためのモーターは駆動ユニット１２
に装着されている。典型的には、この駆動ユニツ）１２
の駆動部２５には従来型の３つの電動モーターが設けて
あシ、夫々のモーターは露出した駆動軸２６Ａ、２６．
Ｂ、２６Ｃを備えている。夫々の駆動軸は側方に突出し
た駆動ピン２８を担持している。夫々の被駆動軸２４Ａ
、２４１，２４０は駆動軸に嵌合する可動スリーブ３０
（第７図参照）を備えている。夫々の可動スリーブ３０
は被駆動軸の主要部３１に対して長手方向に摺動可能に
装着されているが、ピン３２によって主要部３１に対し
回転しない様に固定されている。このピン３２は主要部
３１に設けられていてスリーブ３０のスロット３４内に
摺動可能に嵌合しである。

ばね３６はこの可動スリーブ３０を外側方向、即ち第７
図の左側に弾力的に付勢している。この嵌合スリーブ３
０は中空円柱形状のもので、対応する駆動軸の駆動ピン
２８を受け入れる様なサイズを持った長手方向に延長し
た半径方向切欠き３８を備えている。

これ等の駆動軸２６Ａ〜２６Ｃはベッド１０を駆動ユニ
ット１２に対してドツキングした時に対応する被駆動軸
２４Ａ〜２４Ｃに対して整列する様に位置決めされてい
る。このベッド１０と駆動ユニット１２とは互いに協働
するガイド構造を備えておシ、このガイド構造はベッド
１０が駆動ユニット１２に接近する時にぺ、ド１０を駆
動ユニット１２に対して整列させるものである。ベッド
１０側のガイド構造は、好ましくは、ペース１９に設け
た水平なガイドシレー）４０　（第５図）を備えている
。このガイドプレート４０はペース１９の一対の脚部４
２の間で延長しておシ、前方に開口したスロット４４を
有する。このスロット４４の前部は斜め切りされている
。即ち、スロット４４は一対の平行エツジ４８に合流す
る後向きに収斂した一対のエツジ４６を備えている。こ
れ等の平行エツジ４８はこのスロットの後部に向かって
延長しておυ、このスロット後部は半円形の彎曲エツジ
５０によって形成されている。このスロット４４ならび
に収斂エツジ４６はベッドのシート区間１６のほぼ下方
に位置する様に脚部４２の前端の後方に位置決めされて
いる。

駆動ユニ、ト１２側のガイド構造は円板５２を含んで成
シ、この円板５２はその外周に沿って延長した溝５４を
備えている。この溝５４は床から上のガイドグレート４
０の高さに対応する距離だけ床５６から上方に位置決め
されている。従って、との溝５４はガイトシレート４０
のエツジ４８゜５０を受け入れることができる。溝５４
の直径はスロット４４の一対の平行エツジ４８間の間隔
にほぼ等しいとともに、スロット４４の半円形後側彎曲
工、ゾ５０の直径にほぼ等しい。円板５２は静止ペース
５８に装着されておシ、この静止ぺ一・ス５８は床５６
に据え付けられている。エツジ４６は円板５２に向かっ
て末広がシになっているものと考えることもでき、他方
、溝５４の壁はスロット４４に向かって収斂しているも
のと考えることができる。

ベッド１０を駆動ユニット１２に向かって押し動かした
時にはベッドのガイドプレート４０のスロット４４の前
エツジ４６はスロット４４を円板５２に対して整列させ
ることができるので、被駆動軸２４Ａ〜２４Ｃは駆動軸
２６Ａ〜２６Ｃに対して整列せられる。即ち、エラ５）
４６はガイド円板５２の溝５４に係合し、必要に応じ、
スロット４４の平行エツゾ４８が溝５４に沿って通過す
るまでベッド１０の方位を修正する。スロット４４の後
エツジ５０が溝５４内に嵌まった時には、駆動軸と被駆
動軸は互いに接触するであろう。もし駆動軸２６Ａ〜２
６０の駆動ピン２８が被駆動軸２４Ａ〜２４Ｃの切欠き
３８に対して整列していない場合には、被駆動軸の嵌合
スリーブ３０はばね３６に対して弾性的に屈従し、対応
するビンと切欠きとが互いに整列するまでそのまま屈従
状態を維持しておシ、例えば駆動軸２６Ａ〜２６Ｃが回
転を開始してビンと切欠きとが整列した時には切欠き３
８は対応するビン２８に沿って摺動してビン２８との回
転駆動接続を行なうであろう。云うまでも力く、必要に
応じスリーブ３０は駆動軸側に設け、ビン２８は被駆動
軸側に設けることができる。

駆動軸１２には一対の側方ガード６０が設けてあシ、こ
れ等の側方ガード６０はベッド１０に対して上下の位置
に揺動させ得る様になっている。

いずれの側方ガード６０も共通のキャリヤ６２に装着さ
れておシ、このキャリヤ６２は駆動軸の軸線に対し垂直
な水平軸線６６を中心として回動し得る様に駆動ユニッ
ト１２の駆動部２５に枢着されている。キャリヤ６２に
は枢動軸線６６から離れたところに於て一対のばね付勢
されたフック６８が枢着しである。これらのフック６８
はキャリヤ６２を上向きに回動させた時にペッドフレー
ムの頭部区間１４のバー６１（第４図）に引っ掛かる様
になっておシ、その後で頭部区間１４を回動させた時に
側方ガード６０を頭部区間１４とともに移動させること
を可能にするものである。ベッドの種々の可動部材を枢
動させるためのモーターの制御装置はいずれかの側方ガ
ードに取シ付けることができる。また、看護婦呼出し？
タン、電話、テレビ等のための他の制御装置を側方ガー
ドに設けることも可能である。

駆動ユニット１２の駆動部２５は一対のアーム７０によ
ってペース５８に装着されておシ、これ等のアーム７０
はガイド円板５２に設けたブラケット７２から延長して
いる。必要に応じ、これ等のアーム７０はペースに対し
て調節自在に装着することができ、これは例えば、円板
とアームとの間に枢動自在に接続されるターンバックル
または流体シリンダ（図示せず）の様な伸縮式の調節装
置を用いてアーム７０を円板に対して枢着することによ
って行なうことができる。この様にすれば、駆動部２５
の高さを調節してぺ、ドの被駆動軸の高さに合わせるこ
とができる。ガイド円板５２はその垂直中心軸線８０を
中心として回転可能であるので、ベッド１０を駆動ユニ
、）１２にドツキングした後にはベッドは軸線８０（第
６図）を中心として回転させることができる。これは、
例えば、患者が複数の処置を受けなければならない様な
場合に有用である。即ち、複数の処置領域を室内に設け
、べ、ドを駆動軸に連結したままで患者のベッドを軸線
８０を中心としてこれ等処置領域のいずれかに順次に回
向させることができる。

ベッド１０は好ましくは、昭和５８年１２月２６日出願
の昭和５８年特許願第２４４３９３号（特開昭５９−１
６６１４８号）に記載の型式のものであシ、横断方向ス
ラット８４上に患者を支持するためレバー型の複数の力
分配アッセンブリ８２が設けである。夫々のアッセンブ
リ８２は横断方向に離間された一対のレバー−１−ジュ
ール８８を備えておシ、ＷＩＪ１図には各アッセンブリ
８２の１つのレバー−１：ジュール８８のみが示されて
いる。夫々のレバーモジュール８８は１つの第ルバー９
０と一対の第２レバー９４とを備えてお夛、この第ルバ
ー９０はその両端の間に設けた横断方向に延長する第１
軸線９２を中心として揺動可能であシ、第２レバー９４
は第１軸線９２の両側に於て第ルバ・−に回動可能に装
着されている。更に、第２レバー９４の両端には４本の
第３レバー９６が揺動可能に装着されている。スラット
８４は第３レバーの両端に枢着されている。

この様な力分配構造は患者に高度の快適さを提供するも
ので、分厚いマツトレスを使用する必要がない。なしろ
、それに代えて、比較的薄い軽量の発泡パッドを用いる
ことができる。

これかられかる様に、本発明のベッド１０は駆動モータ
ーや側方ガードを備えておらず、がっ、重いマツトレス
の代わシに軽量の寝床表面を備えているので、従来のモ
ーター付きの関節結合型ペッドに比べ遥かに軽量で移動
性に富んでおシ、シたがって病院内をよシ容易に移動さ
せることができる。このため、入院した時点で患者をベ
ッドに乗せることができ、病院の危篤看護領域や、集中
看護領域や回復領域や延長看護領域の様な処置の種々の
段階を通じて患者を４ツドに乗せたままにしておくこと
ができる。新たな領域に入った時には、その領域にある
駆動ユニ、）１２にベッドをドツキングする。

従って、患者を１つのベッドから他のベッドへと移しか
える必要が大幅になくなシ、患者に課される負担が最小
限になるとともに病院の人員に対する負担が減少する。

更に、駆動ユニット内のモーターにはよシ容易に接近す
ることができるので、故障したモーターをよシ容易に補
修することができる。更に、ガイド機構を設けるととも
に自動連結が行なわれる様にしだので、機械的知識のな
い人でも駆動ユニットの着脱を容易かつ迅速に行なうこ
とができる。従って、必要に応じ駆動ユニット１２をベ
ッドから取シ外して病人の他の領域にベッドを移動させ
ることができ、患者の移し変えを行う必要がない。また
、側方ｆ−ドロ０はベッドから分離し得る様に駆動ユニ
ットに設けたので、ベッドの取少扱いがよシ容易になる
とともに、病院内の非回復領域に於て側方ガードが患者
の付添人の邪魔になることがない。

また、この可搬式ぺ、ドは軽量の寝床表面即ちＡラドを
持りているので、Ｘ線ステージ、ンで患者を移し変える
必要がなくなるという点で有利である。即ち、危篤患者
のＸ線透視を行うためには、従来は適当な透過性表面上
に患者を移し変えることが必要であシ、その後で患者の
上下に螢光透視鏡を配置していた。しかし、本発明のベ
ッドに於ては、互いに離間されたスラット８４と支持パ
ッドは適当に透過性にすることが出来るので、患者の下
からＸ線を撮る様に螢光透視鏡を配置することができる
。これは、患者の下側にＸ線装置を配置することの邪魔
になシかつＸ線装置の操作を妨げる様なモーターや厚い
マツトレスがないから可能になるのである◇ ベッドが駆動ユニット１２にドツキングされていない時
、即ち駆動モーターに接続されていない時に必要に応じ
ベッドのフレームを回動させ不ため、被駆動軸２６Ａ〜
２６Ｃを手動で回転させるための手段を設ける。即ち、
ベッド１０の脚部側端部１１０には、軸方向に移動可能
な複数の手動シャツ）１１２（第４図および第１０図参
照）を設ける。夫々のシャフト１１２は／Ｓンドル１１
４に接続される。シャフト１１２にはノツチ１１８を備
えたスリーブ１１６が取シ付けられる。このノツチ１１
８は夫々の被駆動軸２６Ａの一端に装着されたピン１２
０と嵌合し得る様になっている。

シャフト１１２はコイルばね１２２によってピン１２０
から遠ざかる様にばね付勢されておシ、このコイルばね
１２２はベッドのフレーム部材１２１と１２３との間に
配置されていて、シャフト１１２に固定したワッシャ１
２４に作用する様になっている。ハンドル１１４を内側
に押込んで回転させると、ノツチはピン１２０に嵌合し
てノンドルと被駆動軸２６Ａとの間に回転駆動接続を形
成する。

手動シャフトを被駆動軸に接続するため他の形式の構造
を用いることが可能であシ、例えば、ノンドルはベッド
の下の邪魔にならない位置に枢着することができる。

第１１図から第１４図は本発明の他の好ましい実施例を
示すもので、この実施例では駆動ユニット１５０は床に
係留されているのではなくてベッド１６２のみによって
支持されておシ、ベッドから取シ外すことができる。こ
の駆動ユニット１５０は、駆動モーターとそれによ多回
転される駆動軸１５６Ａと一対の側方ガード１６０とを
（備えている点に於て、前述した駆動ユニット１２の駆
動部２５と類似している。軸２６Ａ、２４Ｃ・に関連し
て前述したのと同様に、駆動軸１５６Ａは被駆動軸１６
４Ｃのばね付勢式嵌合スリーブ１３０に自動連結式に（
即ち、ベッドと駆動ユニットとを合体させることに応じ
て、または駆動軸が回転を開始した時に）接続されるも
のである。

ベッド１６−２には一対の水平なガイドレール１７０が
取シ付けてあシ、これ等のガイドレール１７０は被駆動
軸１６４Ｃを越えて平行に延長している。これに対応し
て、駆動ユニット１５０には上下釜一対の自由に回転可
能なガイド車ｉ１＊１７２゜１７４が取シ付けである。

上側の対の車輪１７２はレール１７０の垂直方向寸法よ
シも僅かに大きな距離だけ下側の対の車輪１７°４から
離間してあシ、このクリアランスはガイドレールに対し
て水平方向に整列していて駆動ユニットをベッドに装着
した時に上側の車輪がガイドレール１７０の上に乗シ上
がる様になっている。云うまでもなく、これら゛の車輪
とガイドレールは、駆動ユニットを装着する時に駆動軸
１５６Ａと被駆動軸１６４Ｃとを自動的に整列させるた
めのガイド機構を構成するものである。

この駆動ユニット１５０は手動によシ装着しかつ取シ外
すことができる。このため、故障した駆動ユニット１５
０を修理している間にそれを正常な駆動ユニットと交換
することができるので、駆動機構の補修は容易となる。

生命維持装置を患者に沿って移動させるのを容易にする
だめ、装置カー）１８０（第１５図および第１６図）を
設ける。このカート１８０はベッド１０（または１６２
）に連結してベッドとともに移動させることができる様
になりている。このカート１８０は複数のキャスター車
輪１８４を備えたペース１８２を持りている。Ｋ−ス１
８２に　′は一対の直立した柱１８６が設けてあ夛、作
業テーブル１８８を担持している。このペース１８２は
舌状片／スロット結合によってベッド１０に装着するこ
とができる。即ち、ペース１８２には舌状片１９０が設
けてあシ、この舌状片１９０はベッドのスロット１９２
内に挿入可能であってこのカートをベッドに連結してベ
ッドとともに移動させる様になっている。

このカートには静脈注射ビン、容積型ポンプ、酸素計、
酸素デンペ、等の様な必様な任意の生命維持装置を搭載
することができる。

実際には、このベッド１０または１６２は駆動ユニット
１２または１５０に接続したままで普通の方法で使用す
ることができる。即ち、このベッドは病室内の予め決ま
った位置に留めておくことができる。その様な場合には
、この駆動ユニットは駆動モーターのメンテナンスと修
理を容易に行うことができるという利点を提供するもの
である。

しかし、その反対に、駆動ユニット１２または１５０は
ベッド１０ｔたは１６２から分離することができるもの
である。この様に分離した場合には、かさばった重いモ
ーターや側方ガードが無いので４ツドは極めて可動性に
富んでいる。このため病院内の種々の領域にベッドを搬
送することができ、患者を移し変えなければならない回
数は最小限となる。

駆動ユニット１２または１５０をベッドにドツキングす
る場合には、互いに協働するペッド側のガイド構造と駆
動ユニット側のガイド構造（即ち、スロット４４および
円板５２、または車輪１７２およびレール１７０）は被
駆動軸と駆動軸とを整列させる。自動連結機構２８，３
０または１３０があるので、駆動モーターが回転を開始
する前または開始した時のいずれかの時にベッドと駆動
ユニットとの合体に応じて駆動軸と被駆動軸は回転連結
される。

ベッド１０は駆動ユニットの垂直軸線８０を中心として
回転させることができるので、ベッドを駆動ユニットに
連結したままでベッドを特定の病室内の多数の位置に移
動させることができる。

床据付型の駆動ユニッ）１２を用いた場合の利点は、患
者が受ける特定の段階の処置にベッドの形状を合わせる
必要がないと云うことである。今日では、成る１つの治
療段階に於けるベッド制御装置（例えば、緊急室に於て
看護婦や医師が操作する制御装置）は他の治療段階に於
けるベッド制御装置（例えば、療養室に於て患者が操作
する装置）とは異なる様に配置するのが普通である。従
って、異なる種類のベッドを購入しなければならない。

しかし、本発明によれば、唯一種類のベッドだけを購入
すれば足シるのであシ、異なる型式の駆動ユニット１２
を購入することによってベッド制御装置の配置を修正す
ることができる。

以上には本発明の特定の実施例に関連して本発明を説明
したが、本発明の範囲から逸脱することなく種々の追加
や修正や変更を加え得るものであることは当業者に明ら
かである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の病院用ベッドを床据付は型の駆動ユニ
ットに合体させたところを示す側面図、第２図は本発明
の床据付は型駆動ユニ、トの側面図、 第３図は第２図に示した駆動ユニットの端面図、第４図
は第１図に示したベッドおよび駆動ユニットの垂直断面
図、 第５図はベッドを駆動ユニットに合体させた状態に於け
る駆動ユニットおよびベッドの上から視た水平断面図、 第６図は第５図同様の断面図であって、ベッドと駆動ユ
ニットとを合体させた状態に於ける第１図の６−６線に
沿った断面を示し、垂直軸線を中心として駆動ユニット
に対してベッドを回動させた時のベッドの位置を鎖線で
示してあシ、第７図はベッドの被駆動軸を駆動ユニット
の整列した駆動軸に連結しようとするところを示す側面
図であって、ベッドの一部を切欠いて被駆動軸の弾性ス
リーブを示してあシ、 第８図は第７図の８−８線に沿った駆動ユニットの駆動
部の正面図、 第９図は第７図の９−９線に沿ったベッドの被駆動軸の
正面図、 第１０図は被駆動軸を手動で回転させるためにベッドの
脚部側端部に設けた手動回転ハンドルの部分的側面図、 第１１図は手動可搬型の駆動ユニットにベッドを合体さ
せたところを示す側面図、 第１２図は第１１図の実施例の第７図同様の側面図、 第１３図は第１２図の実施例の駆動軸の正面図であって
、第１２図の１３−１３線に沿って視た図、 第１４図は第１２図の実施例の被駆動軸の正面図であっ
て、第１２図の１４−１４線に沿って視た図、 第１５図は本発明の病院用ベッドに車輪付きカートを取
り付けたところを示す側面図であって、カートに種々の
生命維持装置を搭載したところを示し、 第１６図は第１５図の１６−１６線に沿った一部切欠き
断面図であって、カートをベッドに連結したところを示
すものである。 １０・・・ベッド、１２・・・駆動ユニット、１４・・
・頭部区間、１６・・・シート区間、１７・・・サラフ
レーム、工８・・・大腿区間、１９・・・ペース、２０
・・・脚部区間、２１・・・リンク機構、２２・・・リ
ンク機構、２４・・・被駆動軸、２５・・・駆動部、２
６・・・駆動軸、２８・・・駆動ビン、３０・・・可動
スリーブ、３１・・・被駆動軸の主要部、３２・・・ビ
ン、３４・・・スロット、３６・・・ばね、３８・・・
半径方向切欠き、４０・・・ガイドプレート、４２・・
・脚部、４４・・・スロット、４６・・・収斂工、−）
、４ｇ・・・平行エラ２．５０・・・彎曲エツゾ、５２
・・・円板、５４・・・溝、５６・・・床、５８・・・
静止ベース、６０・・・側方ガード、６１・・・パー、
６２・・・キャリヤ、６６・・・水平軸線、６８・・・
フック、７０・・・アーム、７２・・・ブラケット、８
０・・・垂直中心軸線、８２・・・力分配アッセンブリ
、８４・・・スラット、８８・・・レバーモジュール、
９０・・・第ルバー、９２・・・第１軸線、９４・・・
第２レバー、９６・・・第３レバー、１１０・・・脚部
側端部、１１２・・・手動シャフト、１１４・・・ハン
ドル、１１６・・・スリーブ、１１８・・・ノツチ、１
２０・・・ビン、１２１，１２３・・・フレーム部材、
１２２・・・コイルばね、１２４・・・ワッシャ、１３
０・・・嵌合スリーブ、１５０・・・駆動ユニツｈ１５
６・・・駆動軸、１６０・・・側方ガード、１６２・・
・ベッド、１６４・・・被駆動軸、１７０・・・ガイド
レール、１７２，１７４・・・ガイド車輪、１８０・・
・装置カート、１８２・・・ペース、１８４・・・キャ
スタ車輪、１８６・・・柱、１８８・・・作業テーブル
、１９０・・・舌状片、１９２・・・スロット。 特許出願人 ヒル−ロム　カンノぐニー。 インコーホレイティド 特許出願代理人 弁理士　青　木　朗 弁理士　西　舘　和　之 弁理士　伊　藤　宏 弁理士　山　口　昭　之 弁理士　西　山　雅　也 −４−１’− 手続補正書（方式） 昭和６０年４　月Ｉ／　Ｏ 特許庁長官志　賀　学　殿 １、事件の表示 昭和５９年　特許願　第２５６５８７号２、発明の名称 病院用ベッド ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 ４、代理人 （外４　名） ６、　補正の対象 明細書 ７、補正の内容 明細書の浄書（内容に変更なし） ８、添附書類の目録 浄俳明細書　１通

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、車輪付き病院用ベッドと駆動ユニットとの組合せで
   あって、 前記ベッドは、互いに関節結合された複数のフレーム区
   間と、複数の被駆動軸と、前記被駆動軸の回転に応じて
   前記フレーム区間を枢動させるためのリンク手段であっ
   て前記被駆動軸とフレーム区間とを互いに連結するもの
   と、第１ガイド手段、とを備えて成シ、 前記駆動ユニットは複数のモータおよび駆動軸と第２の
   ガイド手段とを備えておシ、前記第２ガイド手段は前記
   ベッドを駆動ユニットに合体する時にベッドの前記第１
   ガイド手段と協働して前記被駆動軸と駆動軸とが互いに
   整列せられる様に前記ベッドと駆動ユニットとを方位法
   めし得る様に配置されておシ、前記駆動軸と被駆動軸と
   は合体状態に於て駆動軸と被駆動軸との間の駆動接続を
   行うための自動連結手段を備えていることを特徴とする
   、病院用ベッドと駆動ユニットとの組合せ。 ２６　前記駆動ユニットは前記ベッドのみによって支持
   されている特許請求の範囲第１項記載の組合せ。 ３、前記第１ガイド手段および第２ガイド手段のいずれ
   か一方は回転可能に装着された複数の車輪を備えて成シ
   、前記第１ガイド手段および第２ガイド手段の他方は前
   記車輪と保合可能々軌道を備えて成る特許請求の範囲第
   ２項記載の組合せ。 ４、前記駆動ユニットはぺ、ドを配置すべき所定の位置
   に静止的に係留されている特許請求の範囲第１項記載の
   組合せ。 ５、前記第１および第２ガイド手段の一方は他方に向か
   って末広がシとなった水平方向に互いに離間された表面
   を備えている特許請求の範囲第４項記載の組合せ。 ６、前記他方のガイド手段は前記一方のガイド手段に向
   かって収斂した表面を備えている特許請求の範囲第５項
   記載の組合せ。 ７、　前記駆動ユニットは、静止ペースと、前記駆動軸
   およびモーターを担持した駆動部、とを備えておシ、前
   記駆動部は垂直軸線を中心として前記静止ペースに対し
   回転可能に前記静止ペースに装着されていて、もって、
   駆動軸と被駆動軸とを互いに連結した状態で前記垂直軸
   線を中心としてベッドを回転させ得る様になっている特
   許請求の範囲第４項記載の組合せ。 ８、一方のガイド手段は凹状表面を備えておシ、他方の
   がイド手段はベッドと駆動ユニットとを当接した時に前
   記凹状表面に係合する凸状表面を備えておシ、前記ベッ
   ドは前記凹状表面の垂直方向中心軸線によって構成され
   る前記垂直軸線を中心として前記静止ペースに対して回
   動可能である特許請求の範囲第７項記載の組合せ。 ９、前記駆動ユニットは前記ベッドを跨ぐ様に配置され
   た一対の側方ガードを備えている特許請求の範囲第１項
   記載の組合せ。 １０、前記側方ガードをベッドの枢動可能区間に連結す
   るための手段を備え、前記枢動可能区間が枢動する時に
   側方ガードが前記枢動可能区間とともに移動する様にし
   た特許請求の範囲第９項記載の組合せ。 １１、前記ベッドは、前記フレーム区間の夫々に装着さ
   れ前記ベッドの前後方向に互いに離間された複数の支持
   アッセンブリを備えて成シ、夫々の支持アッセンブリは
   、前記ベッド前後方向に対し横手方向に延長し前記前後
   方向に沿って互いに離間された複数の細長いスラットと
   、前記スラットの両端を担持し互いに横手方向に離間さ
   れた一対のレバーモジュール、とを備えて成シ、夫々の
   レバーモジュールは、両端部間の中間に配置され横手方
   向に延長する第１軸線を中心として揺動可能な第ルバー
   と、前記第１軸線の両側に於て前記第ルバーに装着され
   た一対の第２レバー、とを備えて成シ、 夫々の第２レバーはその両端部間の中間に配置され横手
   方向に延長した第２軸線を中心として前記第ルバーに対
   して揺動可能であシ、前記モジュール対の夫々のレバー
   モジュールの第ルバーおよび第２レバーは前記モジュー
   ル対の他方のレバーモジュールの対応する第１セよび第
   ２レバーの夫々に対して揺動可能である特許請求の範囲
   第１項記載の組合せ。 １２、前記被駆動軸は前記駆動軸に接続される端部と反
   対側の端部とを備え、前記被駆動軸の前記反対側端部に
   隣接して前記ベッドには複数の手動回転可能なハンドル
   が設けてあシ、前記ハンドルは駆動シャフトに接続され
   ておシ、前記ハンドルは対応する駆動シャフトを摺動さ
   せていずれかの対応する被駆動軸に係合させ得る様に移
   動可能であシ、前記駆動シャフトと被駆動軸とは自動連
   結手段を備えている特許請求の範囲第１項記載の組合せ
   。 １３、前記自動連結手段は、前記駆動軸および被駆動軸
   のいずれかに設けた突起と、前記駆動軸および被駆動軸
   の他方に設けた切欠き、とを備えて成シ、前記切欠きは
   前記突起を受け入れて駆動軸と被駆動軸との間で駆動接
   続を形成する様になっておシ、前記突起および切欠きの
   いずれかは弾性的に屈従可能であって前記突起と切シ欠
   きとが互いに整列していない時に駆動軸と被駆動軸とが
   互いに連結される様になっている特許請求の範囲第１項
   記載の組合せ・ １４、前記突起および切欠きのいずれかは可動スリーブ
   に設けてあシ、前記可動スリーブにはばね手段が係合し
   ていて前記スリーブが弾性的に屈従するのを可能にして
   いる特許請求の範囲第１３項記載の組合せ。 １５、生命維持装置を搭載するための車輪付きカートを
   更に備え、前記カートはベッドに着脱自在に接続可能で
   あってぺ、ドとともに移動可能である特許請求の範囲第
   １項記載の組合せ。 １６、複数の被駆動軸を備えた関節結合型病院用べ、ド
   に使用するための駆動ユニットであって、前記駆動ユニ
   ットは、 複数のモーターおよび駆動軸と、 ベッドの被駆動軸と接続するための自動連結手段と、 べ、ドと保合可能で前記駆動軸を被駆動軸に整列させる
   ための案内手段と、 ベッドを跨ぐ様に配置された一対の側方ガード、とを備
   えて成る駆動ユニット。 １７、前記側方ガードは回動可能であυ、前記側方ガー
   ドをベッドの回動可能区間と一体運動可能に前記回動可
   能区間に接続するための接続手段を備えている特許請求
   の範囲第１６項記載の駆動ユニッ　ト。 １８、前記駆動ユニットは所定位置に於て静止的に係留
   されている特許請求の範囲第１６項記載の駆動ユニット
   。 １９、前記駆動ユニットは、静止ベースと、ＡｉＪ記駆
   動軸およびモーターを担持した駆動部、とを備え、前記
   駆動部は垂直軸線を中心として前記静止ペースに対し回
   転可能に前記静止ペースに装着されていて、前記駆動軸
   を被駆動軸に接続したままでぺ、ドを前記垂直軸線を中
   心として回転させ得る様になっている特許請求の範囲第
   １８項記載の駆動ユニット・ ２０、病院用ベッドとその駆動ユニット紳組合せであっ
   て、 前記ベッドは、車輪付きのペースと、前記ペースに装着
   された枢動可能な複数のフレーム区間と、前記フレーム
   区間を枢動させるべくそれ等のフレーム区間に接続され
   た複数の被駆動軸、とを備えて成シ、 前記駆動ユニットは複数のモーターと前記モーターによ
   シ駆動される複数の駆動軸とを備え、前記ベッドと駆動
   ユニ、ト：とは前記ベッドを駆動ユニ、トに対して押し
   付けた時に前記駆動軸と被駆動軸とを互いに整列させる
   互いに保合可能な第１および第２ガイド手段を備え、前
   記駆動軸および被駆動軸はベッドが駆動ユニットに対し
   て押し付けられた位置にある時に前記駆動軸と被駆動軸
   とを互いに連結するための自動連結手段を備え、前記駆
   動ユニットは、ベッドを跨ぐ様に配置され前記ペースに
   移動可能に装着された一対の側方ガ−Ｆと、前記側方ｆ
   ニドが枢動可能な７レ一六区間とともに移動する様に側
   方ガードをベッドの枢動可能フレーム区間に接続するた
   めの手段、とを備えて成る、病院用ベッドと駆動ユニッ
   トとの組合せ。 ２１、前記駆動ユニットはベッドを配置すべき位置に於
   て静止的に係留されている特許請求の範囲第２０項記載
   の組合せ。 ２２、前記駆動ユニットは前記ベッドのみによりて支持
   されている特許請求の範囲第２０項記載の組合せ。 ２３、病院用ベッドとその駆動ユニットとの組合せであ
   って、 前記ベッドは、車輪付きのペースと、互いに関節結合さ
   れた複数のフレーム区間と、複数の被駆動軸と、前記被
   駆動軸の回転に応じて前記フレーム区間を枢動させるた
   めのリンク手段でありて前記被駆動軸とフレーム区間と
   を互いに連結するもの、とを備え、 前記駆動ユニットは、ベッドを配置すべき所定の位置に
   於て静止的に係留されたペースと、前記ペースに装着さ
   れた駆動部、とを備え、前記駆動部は複数のモーターと
   前記モーターによって駆動される複数の駆動軸とを備え
   、前記駆動軸はベッドと駆動ユニットとを互いに当接さ
   せた時に前記被駆動軸に接続可能であシ、前記駆動部は
   垂直軸線を中心として前記ペースに対し回転可能に前記
   ペースに装着されていて、前記駆動軸と被駆動軸とが互
   いに接続された状態で前記ベッドと駆動部とを前記垂直
   軸線を中心として前記ペースに対して回転させることが
   可能である、病院用ベッドと駆動ユニットとの組合せ・