JPS6018550B2 - シリアルプリンタ− - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に打撃プリンターに係わり、更に詳しくは
プリンターによるプリント操作時にキヤリッジを安定状
態に保つための装置に関する。

本願の譲受人の小会社であるディアブロ・コーポレーシ
ョンはデイアプ。・ハイタィピ１なる商品名のもとにシ
リアルプリンターを市販しており、このディアブロ・／
・ィタィプ１は菊花形式（舷ｉｓｙ○ｐｅ）のプリント
ホイール、、プリントハンマー及びリボンカートリッジ
が取付けられた可動キャリッジを使用している。この形
式のプリンターは１９７３王９月４日アンドリユー・ガ
バーの名において出願された「キャリッジ運動による間
欠プリンター・ホイールを有する高速プリンター」なる
名称の米国特許顔第３９４，０７２号‘こ開示されてお
り、これは１９７２王２月２５日出願された米国特許魔
第２２９ ３１４号に続くものであって、本明細書にそ
の記載事項が参照することで組入れられる。ディアブロ
・ハィタィプ１プリンターは情報ターミナル、コンピュ
ーターのアウトプット菱瞳、等として適用されるシリア
ルプリンターとして市販に成功している。しかしながら
或る種の適用例に於いては、例えば事務所にて使用され
る自動の書類作製用タイプライターとして適用する場合
には、例えばプリント品質が良いというような更に他の
特徴及び性能が望まれるのである。書類作製、即ち事務
タイプにおいては、高いプリント品質の要求は、例えば
コンピューターのアウトプット・ターミナルとして作動
される／・ィタィプ１プリンターに比較して約５倍大き
なハンマーエネルギーを要する理由からプリントホイー
ルが約１ぴ著大きな力を受けることになすのである。必
要とされる高いプリント品質を与えるために、ハイタイ
プ１プリンターの一体にモールド成形された熱可塑性プ
リントホイールが１９７４王９月２５日にゴードン・ソ
ールその他の名のもとに出願された米国特許厭第５０９
１９３号に開示されている如き合成プリントホイールと
交換された。更に、別のプリントハンマー組立体が組込
まれたのであり、これはより大なるハンマーエネルギー
を与えた。カードガイドがキャリッジに追加されて、こ
の自動の萱類作製用タイプライターにおけるペーパー挿
入及びペーパー整合の作動を促進するようになされた。
この記載した変更及び追加によりキャリツジの重量が増
大した。このカートリッジの幾何形状（構造体の重心が
高い）による理由のために、この形式のカートリッジに
より生じる１つの問題点は記録媒体にプリントされる文
字の水平方向の整列状態則ち位置決めに誤りを生ずるこ
とである。記録媒体にプリントされた文字の水方方向の
整例則ち位置決めは手敷タイプ操作モードーこおいて約
±０．０５肌（土０．００２ｎ）、自動タイプ操作モー
ドにおいて約±０．２０３肋（土０．００８ｉｎ）とし
て示される競多販売出来得るプリント品質を超えた。こ
の問題点の王なる原因はプリント時（即ちプリントホイ
ールの文字スラグがハンマー始動パルスの開始を基準に
してプラテンを打撃する時）のキャリッジの動きにある
。従って、本発明の第１の目的はここで記載されるべー
ンを有するプリントホイール打撃プリンターを使用して
いる文書作製装置のプリント文字の水平方向の整列上の
誤りを低減するための経済的な装置を提供することであ
る。

本発明の他の目的はプリント文字の水平方向の整列上の
誤りを低減する装置であって、現存のキャリツジとも使
用出釆、又キャリッジの容積及び複雑さを大中に増大す
ることなく組付けられ得る簡単で信頼性の高い装置を提
供することである。

本発明のその他の目的及び利点は本発明を示す添付図面
と関連して読まれる時この明細書により明白となろう。
本発明によれば、所定の通路に沿ってキャリツジを横方
向に移動可能に保持し且つ第１の平面内に位置するキャ
リッジ取付装置を有し、該キャリッジは該キャリッジ取
付装置に袋架された第１のキヤリッジ部分と、該第１の
キャリツジ部分に対して１つの鞠線のまわりに機動可能
に菱架された第２のキャリッジ部分とを有し、該第２の
キャリッジ部分は該第１の平面に対してほぼ直角な第２
の平面内において枢動可能であるシリアルプリンターに
おいて、該第２のキャリッジ部分の第１の側部には第１
の都材が担持され、該第２のキャリッジ部分の該第１の
側部と反対側の第２の側部には第２の部材が迫特され、
該第１及び第２の部村は該所定の通路の方向に互いに横
方向に隔直されたそれぞれの位置で該キヤリツジ取付装
置に係合しており、もって、該第２の平面内にある任意
の軸線に対する該キャリツジの望ましからざる揺動が低
減されるとともに、所望時においては該第２の平面内に
おいて該第２のキヤリッジ部分の枢動を可能とするよう
にされていることを特徴とするシリアルプリンターが提
供される。

本発明のその他の利点及び特徴は以下の詳細な説明をそ
の一部をなす添付図面と関連して読むことによって更に
明白となろう。

さて図面を、特に第１図を参照すれば、本発明を具体化
するプリンターの全体外観が図示されている。

ノブ４５および４６を有するプラテン４７がベースフレ
ーム５７に取り付けられており、ブラテン４７およびこ
の上に巻き上げられるペーパーの記録媒体（図示せず）
を回転出来るようになっている。キャリッジ１０はキヤ
リッジ取付装置を構成するキャリッジ取付しール１１お
よび１２にて直線運動するように取り付けられており、
これらのレールはプリンター４０Ａのベースフレーム５
７の向い合った側壁の間に跨穀されている。キャリッジ
１０は多数のタイプ部材すなわち文字スラグを有する回
転プリントホイール１３と、選択されたタィプ部材を打
撃するためのハンマー型式の打撃プリント機構４８と、
インクリボン（図せず）を有するリボンカートリッジ１
６とを含み、このリボンがプラテン４７上のペーパーと
プリント位置則ちプリントステーションに配陣されたプ
リントホイール１３のタイプ部材との間に挿入されてい
る。更に、ステップモーター３１およびサーボモーター
３２がベースフレーム５７に取り付けられている。

このステップモーター３１は歯車列袋鷹３３によってプ
ラテン４７に連結されていて、モーター３１がプリンタ
ー４０Ａを遺してべ‐パ−を段階的に進めるように作動
される時、プラテン４７が割り出されるようになってい
る。他方に於て、サーボモーター３２はその駆動シャフ
トの一端部がケーブル３５によってキャリツジ１０に連
続されており、このケーブル３５は一連のブ−リー３６
〜４０を周回して掛け回されており、又サーボモーター
３２はその駆動軸３４の他端がシャフトエンコーダー４
１に連結されている。従がつて、キャリッジ１０‘まサ
ーボモーター３２が作動している間プラテンの長手方向
にプリント機構４８を移動させるように動かされ、一方
エンコーダー４１が何れの与えられた時にもキヤリツジ
１０の現実の位置を示す信号を与えるようになっている
。第１および２図、および取付しール１１および１２上
に直線的に動くように取り付けられたプリンターキャリ
ッジ１０を参照すれば、プリントされる文字のタイプ作
動が生じる際、キャリッジ１０は文字が印刷されるべき
時毎に停止する。

またキャリッジ１０がケーブル３５の移動によってレー
ル１１および１２に沿って一つの位置から次の位置まで
移動する間プリントホイール１３が回転され、キヤリッ
ジ１０が停止してプリント機柊４８が作動される時、プ
リントされるべき次の文字がプリント位直すなわちステ
ーションに位鷹決めされるようになっている。第２図に
示されるように、キヤリッジ１０の上部、すなわち第２
のキャリッジ部分はキャリッジ１０の低部にすなわち第
１のキャリツジ部分に対してシャフト１４の回りに時計
方向に枢動可能とされている。この枢動運動は、プリン
トホイールを別のプリントホイールと交換できるような
位魔までプリントホイール１３を持ち上げるのに必要で
ある。リボンカートリツジ取付プレート１５はリボンカ
ートリッジ１６、リボン送りモーター１７およびリボン
送り歯車装置１８のための取付構造を形成している。

第２図においてリボンカートリッジ取付プレート１５は
シャフト１９の周囲に時計方向に枢動可能である。この
枢動連動は、プリントされた材料をタイピストが目視す
ることを可能になすための位置である下方の位置からプ
リントステーションにおける上方の位置までプリント作
動が生じる時にリボンを持ち上げるために必要とされる
。リボンカートリッジ敬付プレート１５を枢敷する力は
電磁コイル２０によって与えられる磁力である。コイル
２０が付勢された時、コイル２０の上方のりボンカート
リッジ取付プレート１５の部分はコイルの方に引き降ろ
され、これによってプリントホイール１３に最も近いリ
ボンカートリッジ１６の部分をプリント位置まで持ち上
げるのである。自動の書類作製用タイプライターの手動
による作動モードの間、タイピストは記憶菱瞳に文字情
報を入力し、そして（または）一秒間当り約０．５から
２．０文字（ｃｐｓ）までの範囲の速度でタイプライタ
ープリンター４０Ａ上にプリントコピーを作り出す。

タイプされた情報はホーマツト構成その他を構成させる
ために電子装置によって操作され、編集された文書が約
２０から３比ｐｓまでの範囲の速度で電子装置の制御の
もとに自動モードでプリンター４０Ａによってタイプさ
れる。キヤリツジ１０およびプリントホイール１３が一
秒間当り２の重なし、し３の司も始動し停止するように
なされ、又通常そのように要求されていることが容易に
認識されよう。プリント作動の間キャリッジ１０および
プリントホイール１３の敏速な始動および停止はキャリ
ッジの動的振動を発生する。リボンカートリッジ取付プ
レート１５とキヤリツジ１０の上方部分のリボンカート
リッジ支持ブラケット２１および２２との間の連結袋贋
２４〜２９は、リボンカートリッジ１６、リボン送りモ
ーター１７、リボン送り歯車装置１８およびリボンカー
トリッジ取付プレート１５がキャリッジの敏速な始動お
よび停止運動の間キャリツジ１０の残りの部分の振動を
増中するようになすのである。振動に主に寄与するもの
はキャリツジ１０をキヤリッジ取付しール１１および１
２に取付けるための手段（車輪等の）と、前述した第１
及び第２のキャリッジ部分である。かような振動が増幅
される程度は、主としてキャリッジ１０の幾何学的形状
（キャリッジの重０が高くなうというような）と、第１
のキャリッジ部分の固有振動数に対して第２のキャリッ
ジ部分の固有振動数が極めて近いものであるかどうかと
いうことと、レール１１，１２に対してカートリッジ１
０がどのような手段で菱架されているかということとに
関連して決まってくるのである。前述した情報はプリン
ター４０Ａ及び試験装置に組込んだカートリッジ１０の
振動試験から得られたのであり、この試験装直は高速映
写カメラ及びオプトロン・インコーポレーション製の電
子光学変位追従装置を含めていた。カートリッジの敏速
な停止及び始動の間のカートリッジ１０の各種部材の振
動はプリント時（即ちプリントホイールの文字スラブが
ハンマー始動パルスの開始にもとづいてプラテンを打撃
する時）にも持続され、これがカートリッジ１０の位置
振れ（ｅｘｃｕ鴇ｉｏｎ）を生ぜしめる。

プリント時のカートリッジ１０の所望位置からのこのよ
うな位置振れはプリントされた文字の水平方向の位鷹決
め則ち整合の誤りを生ぜしめる。この水平方向の位置決
め艮０ち整合の計測値が特定のプリント文字の何れかの
側に位置せるプリント文字に対する所望位置からのズレ
の量を決定する。予め決定した量を越える所望の中心水
平位直からの文字のズレが無ければそれは許容されるも
のと考えられる。各々の選択された文字に関して１回の
測定が行われる。これら測定は総ての上部及び下部ケ−
スの文字における基準」点から行われる。この基準点は
その文字の字体によって定まるのである。大掛りなそし
て高価となる設計を行ったり、キヤリツジ及び（又は）
キヤリツジ取付しール１１及び１２に対するキャリツジ
を装架するための手段及び（又は）それらのレール１
１及び１２の寸法、形状又は位贋を厚肉となすことなく
、プリント文字の水平整合の誤りを低減することが望ま
れていた。キャリッジ振動、運動及び揺動は第１及び第
２の部材で構成される本発明のキャリッジ安定化装置を
備えることによって低減された。第２〜５図を参照すれ
ば、１つの具体例であるキャリッジ安定化装置は少くと
も２個の支持部材即ちブレース部材６０及び７０を含ん
でおり、その一方の部材がキャリッジ１０の各側（操作
者から見て左右）に取付けられており、又各支持部材６
０及び７０はキヤリツジに対してシャフト１４のキャリ
ッジ枢支点より高い則ち第２のキャリッジ部分上の一点
もしくは複数の点にて取付けられている。支持部材６０
は大体矩形の形状をなしており、大きな開口が形成され
て都材の重量を軽減するようになっている。関口６２及
び６４が支持部材６０に形成され、ボルト６１及び６３
を突起６５及び６６に粗付けることによってこの都材を
キヤリッジ１０に取り付けるようになっていて、突起６
５及び６６はプリントホイールモーター２３に固定され
る。支持部材７川ま部材６０の大体鏡像形状をなしてお
り、ボルト７１及び７３を突起７５及び７６に絹付ける
ことによってキャリツジ１０の部材６０とは反対側に取
付けられている。両支持部材６０及び７０は下部伸長部
６７及び７７を含み、これらはキャリッジ敬付レール１
１の方向へ向って下方へ突出している。下部伸長部６７
及び７７は直角伸長部６８及び７８を含んでおり、これ
らはカートリッジ１０から外方に突出し、又キャリッジ
敬付レール１１に対して水平に接する面によって形成さ
れる平面と平行な平面内に位置している。鋲止め、接着
等によってこの直角伸長部６８及び７８には組合し、階
勤部材６９及び７９が取付けられており、これら部材は
テフロン（登録商標）を充填した「デルリン」樹脂（Ｄ
ＥＬＲｍＡＦ）で作られており、これが千ヤリツジ取付
しール１１と薮鯛して、レール１１及び１２に沿うキャ
リツジ１０の横移動が行われる間レール１１との滑り接
触を維持するのである。滑り都材６９及び７９はプリン
ターの作動速度に悪影響を及ぼさない程度の摩擦力及び
抗力を与えるものなら何れの材料でも作ることが出来る
。前述した好ましい材料は作動速度に悪影響を及ぼすこ
とはない。注目すべきことは、突起６５，６６，７５及
び７６が支持部材６０及び７０を支持するための取付装
置に使用されて、部材６０及び７０の製造を容易となす
ようになされていることである。

支持部材６０及び７０は突起を省略され、部材６０及び
７川まプリントホイールモーター２３に対して直接取付
けられるような形状となすことが出来る。支持部材６０
及び７０は約２．３６２肌（０．０９３ｊｎ）の厚さに
低炭素鋼（硬化された場合）により作られる。

部村６０及び７０の全局は約３３．０２凧（１．３ｉｎ
）であり、中は約３５．５６肋（１．４ｉｎ）である。
支持部材はそれ以外の金属、又はプリント時に不具合な
キャリッジの連動を低減するに必要な剛性支持体を形成
出来る如きプラスチック材からも形成出来る。この支持
部材６０及び７０は滑り部材６９及び７９のキャリツジ
取付しール１１との接触点から、プリントホイールモー
ター２３に対する取付部を経て、プリントホイールモー
ター２３の上方に位置するハンマー形式の打撃プリント
機構４８に於ける交叉点迄の３脚形式の安定化支持体形
成するのであり、これによってプリント１０に作用する
大きな貴性力により生じるプリント時のキャリツジの運
動を低減せしめるのである。前述した目的、意図及び利
点を完全に満足する如きプリント文字の水平整合の謀り
を低減するために、プリントホイール打撃プリンターに
使用される設明のための構成が示されて来たことは認識
されよう。

本発明の原理は説明された具体例において明確となるが
、この代りとして、当業者には変更及び改修がなし得る
ことが明白となる。従って特許請求の範囲の精神及び範
囲に包まれる総ての変形形態、変更形態及び改修形態を
包含することが意図される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化するプリンターの頂面図、第２
図は本発明を具体化する第１図のプリンターのキヤリッ
ジの側面図、第３図は第２図の後部平面図、第４Ａ図お
よび第４８図は文発明によるキヤリッジ安定化装置の平
面図、第５Ａ図および第５Ｂ図は第４Ａ図および第４Ｂ
図の側面図。 １０……キヤリツジ、１１，１２……レール、１３……
回転プリントホイール、３１・・・・・・ステップモー
ター、４０Ａ……プリンター、６０，７０・・・・・・
支持部材、６７，７７・・・・・・下部伸長部、６８．
７８・・・・・・直角伸長部、６９，７９・・・・・・
滑り部材。 ‘ンＧノ （ＺＧ２ （ンＧ３ （ＪＧ ４４ 〆〆Ｇ イａ ‘ン０３４ ＾ン○夕８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 所定の通路に沿つてキヤリツジを横方向に移動可能
   に保持し且つ第１の平面内に位置するキヤリツジ取付装
   置を有し、該キヤリツジは該キヤリツジ取付装置に装架
   された第１のキヤリツジ部分と、該第１のキヤリツジ部
   分に対して１つの軸線のまわりに枢動可能に装架された
   第２のキヤリツジ部分とを有し、該第２のキヤリツジ部
   分は該第１の平面に対してほぼ直角な第２の平面内にお
   いて枢動可能であるシリアルプリンターにおいて、該第
   ２のキヤリツジ部分の第１の側部には第１の部材が担持
   され、該第２のキヤリツジ部分の該第１の側部と反対側
   の第２の側部には第２の部材が担持され、該第１及び第
   ２の部材は該所定の通路の方向に互いに横方向に隔置さ
   れたそれぞれの位置で該キヤリツジ取付装置に係合して
   おり、もつて、該第２の平面内にある任意の軸線に対す
   る該キヤリツジの望ましからざる揺動が低減されるとと
   もに、所望時においては該第２の平面内において該第２
   のキヤリツジ部分の枢動を可能とするようにされている
   ことを特徴とするシリアルプリンター。 ２ 特許請求の範囲第１項記載のシリアルプリンターに
   おいて、該第１及び第２の部材は該第１の平面に対して
   平行な１つの平面内にあつて該キヤリツジ取付装置に接
   触している直角伸長部を有する下部部分を含んでいるこ
   とを特徴とするシリアルプリンター。 ３ 特許請求の範囲第２項記載のシリアルプリンターに
   おいて、該直角伸長部はそれに取付けられた滑り部材を
   有し、その滑り部材は該直角伸長部と該キヤリツジ取付
   装置との間に配置されていることを特徴とするシリアル
   プリンター。 ４ 特許請求の範囲第１項記載のシリアルプリンターに
   おいて、該キヤリツジ取付装置は２つの隔離された平行
   なレールを含むことを特徴とするシリアルプリンター。 ５ 特許請求の範囲第１項記載のシリアルプリンターに
   おいて、該第１及び第２の部材にはそれらの重量を軽減
   させるための開口が形成されていることを特徴とするシ
   リアルプリンター。