JPS6018469Y2 - 呉服反物の紋入れ装置 - Google Patents

呉服反物の紋入れ装置

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JPS6018469Y2
JPS6018469Y2 JP13633881U JP13633881U JPS6018469Y2 JP S6018469 Y2 JPS6018469 Y2 JP S6018469Y2 JP 13633881 U JP13633881 U JP 13633881U JP 13633881 U JP13633881 U JP 13633881U JP S6018469 Y2 JPS6018469 Y2 JP S6018469Y2
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ink
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roller
support shaft
stamp
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JP13633881U
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JPS5842196U (ja
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順一朗 半田
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は呉服反物に紋を加圧捺印するための装置に関する
ものである。
呉服反物に紋を入れるための手段として、従来より反物
の白抜き部分に対し紋判を上方から加圧捺印する装置が
既に知られている。
またこの装置においても紋判の上下動が横軸を中心とし
て旋回するカムの円運動により行われるようにしたもの
と、縦形のエアシリンダにより垂直に行われるようにし
たものとが夫々知られている。
紋判の上下動をカムの旋回運動により行うものは、紋判
受台上の反物に対する紋判接触状態がカムの旋回円運動
による角度変化を伴うため、鮮明な印影を得るべく紋判
の押圧力を強めれば強めるほど紋判と反物との接触角が
大きく変化すること\なって接触圧が平均に行えなくな
り、紋の線がずれるという欠点を有する。
これに対し紋判の上下動をシリンダにより行うものは、
紋判が垂直に上下動するので反物に対する押圧力を強め
てら紋判と反物との接触角は何んら変化せず、従って紋
様に応じた適切な押圧力をあくまで平均に与えて鮮明な
紋を得らことができるという利点を有する。
一方この縦形シリンダによる装置では、紋判が垂直に上
下動するために紋判の判面ばあくまで下向きの状態とな
っており、この紋判下面にインクを塗着させるためには
、紋判が上方に位置している時点でインクローラを紋判
の下面方向に紋判の上下動軸を横切るように移動し乍ら
接触させること)なる。
この場合インクローラを移動させるための手段としては
、ローラを紋判の下面の例えば右側から左側に向けてロ
ーラ両端があくまで平行な状態で移動させる方式と、イ
ンクローラの軸を紋判の側方に設けた支軸を中心として
旋回運動させるような方式とが考えられる。
ところがインクローラをその両端が平行な状態で移動さ
せる場合は、反物を載置する受台の側方にインクローラ
を配置しなければならないので、反物をインクにより汚
損すること)なり設計上好ましくない。
これに対してインクローラを旋回運動させる場合には、
旋回のための中心支軸を紋判の側方詳しくは後方に設け
ておくことにより、紋判に対するインク塗着を行わない
ときには、インクローラを反物を載置する受台の後部側
方のはるか離れた位置に配置することができ、作業時に
おいて反物をインりにより汚損する虞れがない。
上記の如く紋判の上下動を縦形シリンダにより行い、し
かも紋判下面にインクを塗着させるためのインクローラ
を紋判の後方の支軸に対して旋回運動し得るように設け
た紋入れ装置は既に本願出願人により提唱されている(
実開昭57−79194号)。
しかるに上記インクローラにより紋判にインクを塗着す
る場合、紋判に対するインクの付着量が部分的に若干相
違し、反物に捺印された紋形に微少ながら部分的に濃い
部分と薄い部分とが生ずることが判明した。
その原因を検討した結果前記の如くインクローラを旋回
運動させることにより紋判にインクを転着させる場合に
は、第1図に示す如く紋判Aとの接触範囲内におけるロ
ーラBの移動量が支軸Cに近い部分りでは小さく遠い部
分Eでは大きいために、従来のように両端の外径が同一
な円筒状のインクローラによりインク転着を行うと、前
記り部分及びE部分ともローラ外径が同じであるのに移
動量が異るので、D部分においてインク付着量が多く、
E部分ではインク付着量がD部分より少なくなり、紋判
Aに対するインク付着量が均一に行えないということに
起因していることが判った。
本案は上記の如き旋回形インクローラによる問題点を解
消腰紋判に対するインクローラのインク転着作用が紋判
全域に対して平均に行え、濃淡のない紋影を得られるよ
うな紋入れ装置の提供を目的としたものである。
次に本案の実施例に基いて詳記すれば、第2図は紋入れ
装置の全体の構造を示す斜視図であり、1は紋判2を垂
直に上下動させるための縦形エアシリンダであり、紋判
2は該シリンダ1のピストンロッド3に設けられた磁石
付ホルダー4の下端に着脱自在に装着される。
5は反物生地の白抜き部分を載置した状態で紋判2の押
圧荷重を支えるための受台、6は紋判2が受台5上に圧
下された状態で紋判2の外周部における布地白抜き部分
の余白部分に向けて黒インクを噴霧状に吹付けるための
スプレーガンであり、シリンダ1の下部に回転自在なる
ように設けられた回転輪7の腕8に夫々取付けられてい
る。
9はインクローラであり、紋判2の後方におけるシリン
ダ1を支、える支柱を支軸10として、上方に位置した
紋判2の下面に接触し得る旋回運動が行えるべく回動可
能に軸支されている。
このインクローラ9を旋回運動させる手段としては、第
3図に示す如く回転支軸10の外方に延出させたインク
ローラ軸11の軸端12に水平エアシリンダ13のピス
トンロッド14を連結させて、該シリンダ13の作動に
よりローラ9が前記支軸10の別の側方に配置したイン
クテーブル15と紋判2の下方部とを結ぶ範囲に旋回運
動が行えるようになっている。
またこのインクローラ9は支軸10寄りの後端部が小径
で先端部が大径の円錐形をなしており、従って該インク
ローラ9の軸11は第4図に示す如く支軸10から完全
な水平状態ではなく若干下向きの方向に突設され、紋判
2の下面に対する接触面9′は紋判2の下面とあくまで
水平に維持されるようになっている。
このインクローラ9にインクを付着させるためのインク
テーブル15は、インクローラ9の旋回運動範囲におけ
る受台5の後部側方に配置されている。
またこのインクテーブル15は例えば自在継手等の揺動
可能な軸により回転自在なるように支持されており、前
記円錐状のインクローラ9が該テーブル15上を転動す
る際にローラの移動に応じてテーブル15の傾斜角が追
従変化する上うになっている。
尚図示しないがこのインクテーブル15はインクローラ
9の旋回運動と連動してテーブル15自体が回転レイン
クをローラ9に均一に付着させるようにすることが望ま
しい。
本案に係る紋入れ装置は、上記の如く紋判2が押圧開始
前の上方に位置した状態でその下面にインクを転着する
ためのインクローラ9を、旋回円運動を中心となる支軸
10寄りの後端部が小径で先端部が大径の円錐形とした
)め、インクローラ9の紋判2に対するインク転着量を
均等化することができる。
即ちインクローラ9がインクテーブル15方向より紋判
2の下面に回動されて第5図に示す如く紋判2の下面と
接触する際、該接触範囲内におけるローラ移動量の小さ
い支軸10に近い部分りではローラ外径が小さく、ロー
ラ移動量の大きい支軸10に遠い部分Eではローラ外径
が大きいため、D部分とE部分とにおけるローラの周東
差が解消され、その結果紋判2の全域に対するインク転
着量が平均化されることになる。
以上のように本案に係る紋入れ装置では、インクローラ
9の紋別2に対するインク転着手段を、インクローラ9
の旋回円運動により行うため、インクテーブル15を紋
別受台5より遠くに位置させて作業時における布地のイ
ンクによる汚損という虞れをなからしめることができ、
また該インクローラ9を円錐形とした)めに紋別2に対
するインクの転着を平均化することができ、従って布地
に対して濃淡のない確実な紋の捺印作業を行うことがで
きるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の紋入れ装置のインクローラによる紋別へ
のインク転着量の変化を示す紋別の下面図、第2図は本
案に係る紋入れ装置の構造を示す斜面図、第3図は平面
図、第4図は第3図の■−■線における断面図、第5図
は本案に係る紋入れ装置のインクローラによる紋別への
インク転着作用を示す紋別の下面図である。 図において、1・・・・・・縦形シリンダ、2・・・・
・・紋別、4・・・・・・ホルダー、5・・・・・・受
台、6・・・・・・スプレーガン、7・・・・・・回転
輪、9・・・・・・インクローラ、10・・・・・・支
軸、11・・・・・・インクローラ軸、13・・・・・
・水平シリンダ、15・・・・・・インクテーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紋判受台5上に載置した布地に対し、上方の縦形シリン
    ダ1を介して紋判2を垂直に降下押圧するような呉服反
    物の紋入れ装置において、紋判2の後方における支軸1
    0を中心にして該紋判2の下面と支軸10の側方に配置
    されたインクテーブル15との間を旋回移動することに
    より紋判2にインクテーブル15のインクを転着させる
    ためのインクローラ9を、支軸10側後端が小径で先端
    が大径の円錐形とし、該インクローラ9の紋判下面との
    接触面が水平となるべくインクローラ軸11を支軸10
    より下向きの傾斜状に突設支持させたことを特徴とする
    呉服反物の紋入れ装置。
JP13633881U 1981-09-16 1981-09-16 呉服反物の紋入れ装置 Expired JPS6018469Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13633881U JPS6018469Y2 (ja) 1981-09-16 1981-09-16 呉服反物の紋入れ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13633881U JPS6018469Y2 (ja) 1981-09-16 1981-09-16 呉服反物の紋入れ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5842196U JPS5842196U (ja) 1983-03-19
JPS6018469Y2 true JPS6018469Y2 (ja) 1985-06-04

Family

ID=29929670

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13633881U Expired JPS6018469Y2 (ja) 1981-09-16 1981-09-16 呉服反物の紋入れ装置

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JPS5842196U (ja) 1983-03-19

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