JPS601833B2 - 整流回路 - Google Patents

整流回路

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JPS601833B2
JPS601833B2 JP12821678A JP12821678A JPS601833B2 JP S601833 B2 JPS601833 B2 JP S601833B2 JP 12821678 A JP12821678 A JP 12821678A JP 12821678 A JP12821678 A JP 12821678A JP S601833 B2 JPS601833 B2 JP S601833B2
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良治 蒲生
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば皮相電力量計等に適用して好適な整流回
路に係り、特に微小な交流信号でも正確に直流信号に変
換する整流回路に関する。
従来の皮相電力量計には第1図に示すような精密整流回
路が用いられている。
同図においてeAcは交流入力信号であってこの入力信
号eAcは抵抗RIを介して正入力部を接地した演算増
幅器1の負入力部に供給される。この演算増幅器1は整
流用ダイオードD1,D2および抵抗R2で帰還ループ
を形成している。さらに、演算増幅器1の出力部はダイ
オードD2および抵抗R3を介して同じく正入力部を接
地した演算増幅器2の負入力部に接続している。そして
、この演算増幅器2の負入力部より増幅器1の信号入力
端子側に抵抗R4を接続するとともに、抵抗R5で演算
増幅器2の帰還回路を形成している。CIは平滑用コン
デンサ、eDcは直流出力信号である。即ち、第1図に
示す整流回路は、整流ダイオード○1,D2を演算増幅
器1の帰還ループ系に入れて理想的なダイオード回路を
形成し、これに演算増幅器2を組合せて精密な両波整流
回路を構成している。
しかし、以上の整流回路を真に高精度なものに実現する
ためには抵抗RI〜R5それ自体を高精度にしなければ
ならず、さらに演算増幅器1,2に低オフセット電圧の
ものが必要になる。
特に、演算増幅器1,2のオフセット電圧は交流入力信
号eAcが小さい場合には大きな誤差となる。今、演算
増幅器1に第2図Aのようなオフセット電圧Vofがあ
ると、演算増幅器1の出力電圧eoは真のOVからオフ
セット電圧Vof分だけシフトした値となり、交流入力
信号eAcが数lowVと小さい場合には大きな誤差と
なる。従って交流入力信号eAcが小さくしかも高精度
を必要とする時には演算増幅器1,2ごとにオフセット
調整回路が必要となる。しかも、このオフセット電圧に
関しては、環境変化や経時変化を予測する必要があり、
低ドリフト化を図るためには高価な演算増幅器1,2が
必要となる。一方、従来の一般的な電子式皮相電力量計
は第3図のような構成を採っている。
皮相電力は給電線における負荷電圧と消費電流との積で
あるとともに、電圧と電流との位相角に無関係である。
同図においてevは給電線の負荷電圧に比例した交流入
力信号であり、eiは給電線の消費電流に比例した交流
入力信号である。通常evは給電線(図示せず)に設け
た電圧変成器により得られ、eiは給電線に設けた電流
変成器および電流−電圧変換抵抗によって得られる。3
a,3bは交流入力信号ev,eiを直流に変換する整
流回路であって例えば第1図に示すような演算増幅器1
,2を用いた精密整流回路が用いられる。
4a,4bは平滑回路で通常コンデンサが使用される。
5は平滑回路4a,4bで平滑化した直流信号evx,
evyを秦算して皮相電力を得る乗算回路、6は乗算回
路5の出力信号を周波数変換して図示しないカウンタで
積算計数して皮相電力量を求めるようにするV−F変換
回路である。しかし、以上のような皮相電力量計にあっ
ては、精度のとらえ方がフルスケールに対する相対精度
ではなく、測定真値に対する絶対誤差で扱かわれ、その
精度を定格(100%入力)に対する1′30入力とか
1/50入力などで保証する必要がある。
ところが、消費電流に比例する交流入力信号ejが小さ
い場合には整流回路3bに第1図に示す演算増幅1,2
を使用しているため、その増幅器1,2のオフセット電
圧によって大きな誤差となって現われる。従って、第1
図のような整流回路を皮相電力量計に適用する場合には
オフセット電圧の除去が急務とされており、そうかとい
って低ドリフト化の演算増幅器では複雑で高価なものと
なり実用に供しえない。本発明は上記実情にかんがみて
なされたものであって、交流入力信号が小さい場合でも
使用する演算増幅器のオフセット電圧と無関係に高精度
の整流特性を得られるようにし、また皮相電力量計に適
用して高精度の皮相電力量を得るようにする整流回路を
提供するものである。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第4図は半波整流回路の一構成例である。同図において
eAcは交流入力信号であり、これは負入力部をコンデ
ンサCIを介して接地したコンパレータ回路10の正入
力部に供給されている。このコンパレータ回路10‘こ
あっては例えば非常に利得の高い演算増幅器等を用いて
交流入力信号eAcの極性を判定する機能をもっている
。11はコンパレータ回路10の出力論理信号を反転出
力するィンバータ回路であってこれには絶対値の等しい
正、負電圧VDD,Vssが供給されている。
そして、ィンバータ回路11の出力信号はコンパレータ
回路10の論理信号が“1”の時に十VDD、論理信号
が“0”の時に−Vssを出力する構成になっている。
このィンバータ回路11から出力する十VDD,一Vs
sはコンデンサCIおよび抵抗RIよりなるローパスフ
ィルタ12を介してコンパレータ回路10の負入力部に
供給される。S1,S2はコンパレータ回路10および
ィンバータ回路11の出力信号に応動してオン・オフす
るアナログスイッチである。なお、アナログスイッチS
Iの一方の接点は交流入力信号eAcの供給端子に、他
方の援点は抵抗R2を介して出力端子に接続されている
。C2は平滑コンデンサである。次に、第4図に示す半
波の整流回路の作用を説明する。
コンパレータ回路10は通常演算増幅器等を用いるが、
この演算増幅器の利得は数万倍以上と非常に高いので例
えばコンパレータ回路10にオフセット電圧がなければ
第5図のようなタイムチャートになる。但し、この場合
既に公知であるようにコンパレータ回路10の負入力部
を図示点線のように接地した例である。このような回路
状態では、交流入力信号eAcの正、負電圧に対し第5
図B,Dのように“1”、“0”が等間隔で交互に出力
する。これによって、アナログスイッチS1,S2は第
5図Cのように一定周期で交互にオンする。そして、ア
ナログスイッチSIのオン時に信号emが出力し、一方
、アナログスイッチS2のオン時には接地されて第5図
Eのような整流信号が得られる。しかし、コンパレータ
回路10の負入力部を接地した状態で同コンパレータ回
路10にオフセット電圧が生じている場合には第6図の
ようなタイムチャートになる。
同図Aに示すVofはコンパレータ回路1川こ生じるオ
フセット電圧である。従つて、コンパレータ回路10に
第6図Aのような交流入力信号eAcが供孫舎されると
、コンパレータ回路10の出力部および論理反転動作を
行なうィンバータ回路11の出力部には第6図B,Dに
示すように周期の異なった“1”、“0”の論理信号が
交互に出力する。このためアナログスイッチSI,S2
は第6図Cのようにオン動作を行ない、整流出力として
第6図Eのような誤差を含んだ信号となる。従って、コ
ンパレータ回路10にオフセット電圧がある時とない時
について比較すれば、第5図および第6図から明らかな
ように、オフセット電圧がない場合にはインバータ回路
11の出力enにおいて“1”と“0”の時間間隔はt
l=t2であり、一方、正のオフセット電圧Vofがあ
る場合にはtl<t2となり、負のオフセット電圧一V
ofがある場合にはtl>t2となる。
次に、第4図に示すようにィンバータ11の出力をロー
パスフイルタ12を介してコンパレータ回路10の負入
力部に供給した場合にはコンパレータ回路10にオフセ
ット電圧士Vofがあっても後述するように除去するこ
とができる。
即ち、インバータ回路11の出力enをローパスフィル
タ12を介して得た出力efはローパスフイルタの時定
数が入力周波数より充分大きいとすると、ef=tl・
一Vss+t2・VDDとなる。
但し、一は平均値を意味する。ここで、電源電圧はIV
ssl=IVoDIであるので、オフセット電圧が0の
時は、ef二0のV オフセット電圧が正の時は、 ef>。
肌Vオフセット電圧が負の時は、 ef<owV という電圧を発生することになる。
この電圧efはオフセット電圧Vofに等しい。従って
、この電圧efをコンパレータ回路10の負入力部に帰
還すると、コンパレータ回路10のオフセット電圧は実
質的に帰還電圧efで相殺することができる。つまり、
R1,CIによるローパスフイルタ12を介してコンパ
レータ回路10の論理信号のデューティ・サイクルの状
態を帰還してやれば、コンパレータ回路10のオフセッ
ト電圧を零に補正したことになり、交流入力信号eAc
が微小しベルであってもコンパレータ回路10は正確な
極性判定動作を行なって第5図に示すものと同じ整流特
性を得ることができる。ここで、帰還をかけるための出
力論理信号は正、負方向とも内部吸収電圧がほとんどな
いC一MOS回路などが適している。次に第7図は両波
整流回路であってその構成は猪んど第4図と同じである
特に第4図と異なる点はSIと相補的に動作するS2が
付加されている点である。従って、以上のような構成の
整流回路では第8図に示すようなタイムチャートを示す
このため、本実施例ではコンパレータ回路10の出力部
のインバータ回路11の出力をR1,CIの時定数より
なるローパスフィルタ12を介してコンパレータ回路1
0の入力部に帰還することで、実質的にコンパレータ回
路10のオフセット電圧Vofを零に補正することがで
きる。従って、以上のような整流回路を第9図に示す皮
相電力量計に適用すれば、非常に安定で高精度の皮相電
力量を得ることができる。
なお、第9図に示す構成は整流回路を除いて他の構成は
第3図と全く同じである。つまり、13は乗算回路、1
4はV−F変換回路である。この皮相電力量計では整流
回路部分に殆んど誤差を生ずることがないので、乗算回
路13およびV一F変換回路14に高精度のものを利用
すれば、高精度の皮相電力量計が得られる。なお、上記
実施例で説明した整流回路は皮相電力量計に限らず種々
の電子回路に適用できることは言うまでもない。
以上詳述したように本発明によれば、交流入力信号を供
v給するコンパレータ回路の出力部のインバータ回路の
出力をローパスフイルタを介してコンパレータ回賂の他
方入力部に帰還する構成としたので、コンパレータ回路
にオフセット電圧が生じても相殺して零にすることがで
きこれにより高精度の整流回路を実現できる。
しかも、時定数をもつローパスフイルタを介しての帰還
であるので、温度変化や経時特性の変化によるドリフト
があっても時定数による期間経過後には自動補正される
ので長期的に動作特性の安定を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の精密整流回路の構成図、第2図A,Bは
第1図に示す整流回路のオフセット電圧の発生状態等を
説明する図、第3図は第1図に示す整流回路を適用した
従来の電子式皮相電力量計のブロック図、第4図は本発
明に係る整流回路(半液)の一実施例を示す構成図、第
5図A〜Eおよび第6図A〜Eは第4図に示すコンパレ
ータ回路の負入力部を接地した場合におけるオフセット
電圧がない時とある時のタイムチャート図、第7図は本
発明に係る整流回路(両波)の他の例を示す構成図、第
8図は第7図に示す整流回路の動作状態を説明するタイ
ムチャート図、第9図は第7図の両波整流回路を適用し
た皮相電力量計の構成図である。 eAc’ea’−ea・・・・・・交流入力信号、lo
...…コンパレータ回路、11・・・…インバータ回
路、12……ローパスフイルタ、S1,S2……アナロ
グスイッチ、VDD,Vss・…・・電源電圧、十ev
,一ev・・・・・・給電線の負荷電圧に比例した電圧
信号、十eL −el・・・・・・給電線の消費電流に
比例した電圧信号、13・・・・・・乗算回路、14・
・・・・・V−F変換回路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方入力部に交流入力信号が導入されその信号の極
    牲を判定して論理信号を出力するコンパレータ回路と、
    このコンパレータ回路の出力部に設けられ前記論理信号
    を反転するインバータ回路と、半波整流の場合に一種の
    前記交流入力信号を、また全波整流の場合に振幅等しく
    180°位相の異なる2種の交流入力信号を前記コンパ
    レータ回路およびインバータ回路の出力論理信号でオン
    ・オフ制御して整流信号を出力する第1および第2のア
    ナログスイツチと、前記インバータ回路の出力信号をロ
    ーパスフイルタを介して前記コンパレータ回路の他方入
    力部に帰還する手段とを備えてなることを特徴とする整
    流回路。 2 整流回路として2組使用し、その1つの整流回路に
    給電線の負荷電圧に比例した電圧信号を加え、他の1つ
    の整流回路に給電線の消費電流に比例した電圧信号を加
    え、前記両整流回路の整流出力信号を乗算回路に導入し
    て皮相電力量計に適用するようにした特請求の範囲第1
    項記載の整流回路。
JP12821678A 1978-10-18 1978-10-18 整流回路 Expired JPS601833B2 (ja)

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US5206553A (en) * 1988-06-17 1993-04-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Clamping circuit
JPH01317077A (ja) * 1988-06-17 1989-12-21 Toshiba Corp クランプ回路

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