JPS60182982A

JPS60182982A - 人形用ドレスの製造方法

Info

Publication number: JPS60182982A
Application number: JP3902084A
Authority: JP
Inventors: 小竹　美智子
Original assignee: Takara Co Ltd
Current assignee: Takara Co Ltd
Priority date: 1984-02-29
Filing date: 1984-02-29
Publication date: 1985-09-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は人形用ドレスの製造方法に関する。

一般に、人形用ドレスも普通一般のドレスもそのファツ
ション性は同じ程度に要求されるから、この人形用ドレ
スを形成する場合に、その生地に豪華さときらびやかさ
のあるものが望まれていた。このため、従来は生地の表
示にスパンコール、ビーズ等を一個一個糸止めによって
取着して人形用ドレス１を形成していたが、これは非常
に細かい作業を必要とし加工に手間がかかって困難であ
り、したがって、人形用ドレスに占める縫製費の割合は
非常に大きく、コストの点で高価にならざるを得ない等
の難点があり、この点の解決が望まれていた。

本発明は上記の観点に鑑みてなされたものであって、特
に、簡単な方法によって、安価でしかも豪華な人形用ド
レスの製造方法を提案することを目的とする。

図において、符号Ａは人形用ドレスであって、この人形
用ドレスＡは第１図及び第２図に示す製造方法によって
形成される。

まず、適宜素材の生地１の表面に円形状を有する多数の
透孔３．３．３・・・を穿設した抜き型２を載置し、こ
の抜き型２の上面に接着剤４が塗着されたローラ部材５
を転がして、このローラ部材５に付着された接着剤４を
上記抜き型２の透孔３．３．３・・・より生地１の表面
に転着して接着剤層６．６．６・・・を形成する。また
、上記ローラ部材５に付着されている接着剤４が減少し
てきた場合には、容器（図示せず）内に溶融しである接
着剤４をそのつど付着させて使用すればよい。なお、こ
のようなローラ部材５を使用せず、例えば刷子等によっ
て生地１の表面に載置した抜き型２の上面から接着剤４
を塗着して、この抜き型２に穿設した円形の透孔３．３
．３の形状に即する接着剤層６．６．６・・・を上記生
地１の表面に形成してもよい。また、上記抜き型２に穿
設された透孔３．３．３拳・崇の形状は円形に限定され
るものではなく、例えば花模様等のように適宜な形状の
ものであってもよい。そして、第２図に示すように上記
生地１の表面に形成さえた接着剤Ｒ６，６，６・・・の
上部より金属箔等の細片７．７．７・・・を散布して接
着剤層６．６．６・・・に細片７．７．７争・拳を接着
するとともに、この接着剤層６，６．６・・・以外に散
布された細片７．７．７・ψ・を振り落しなど適宜手段
によって取除けばドレス生地ａが形成され、このドレス
生地ａを裁断した後に縫製すれば第３図に示すように表
面が金属箔の細片７．７．７・・・によってきらびやか
な人形用ドレスＡが形成される。なお、Ｌ記生地１の表
面の接着剤層６．６．６φ・拳に接着される細片７．７
．７は金属箔に限定されず、例えば合成樹脂の細片上に
金属を蒸着させたものや、スパンコール、ビーズ等であ
ってもよい。

上述のように人形用ドレスＡは生地１の表面に多数の円
形状を有する透孔３．３．３・φ・を穿設した抜き型２
を載置し、この抜き型２の上面にローラ部材５によって
接着剤を塗着して上記透孔３．３．３・φ・の形状に即
する接着剤層６．６．６・・・を上記生地１の表面に形
成し、この接着剤層６．６．６・・中に金属箔の細片７
．７．７・・・を散布するだけの簡単な製造方法により
、豪華できらびやかなドレス生地ａを短時間に大量に形
成することができるとともに、それによってコストを安
価にすることができる。また、このドレス生地ａを使っ
て人形用ドレスＡを製作すれば美観に優れたファツショ
ン性の高いものを得ることができる。

なお、上記製造方法によれば人形用ドレスＡに限定され
ず、例えばテニスウェア、トレーナ−等の衣服生地を製
造する場合にも摘要することができる。また、上記実施
例においては生地１０表面に接着剤を付着させて接着剤
層６．６．６・・・を形成するのに抜き型２を使用して
いるが、これに限定されず、例えばシルクスクリーン版
を用いてもよい。

以上詳しく説明したように、本発明に係る人形用ドレス
の製造方法によれば、生地の適所に抜き型等を用いて接
着剤を付着させて接着剤層を形成し、この接着剤層を形
成した生地に金属箔等の細片を散布するとともに、この
接着剤層以外に散布された上記細片を取除き、注つ、こ
のようにして形成された生地を裁断してドレスに縫製す
るだけの簡単な方法によって、豪華できらびやかな人形
用ドレスを多量に製作することができる。また、生地の
表面に金属箔等の細片を付着する場合も、この生地の表
面に形成した接着剤層に上記細片を散布するだけでよい
ので、加工が極めて簡単でしかも一度に比較的に広い範
囲にわたって同時に行なうことができるので、これによ
って作業時間も短縮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の人形用ドレスの製造方法を示す分解斜
視図、第２図は第１図によって形成された生地の表面の
接着剤層に金属箔等の細片を散布する状態を示す正面図
、第３図は人形用ドレスの正面図である。符号Ａ・・・人形用トレス、ａ・・・ドレス生地、１・
・・生地、２・・・抜き型、３・・・透孔、４・・・接
着剤、５・・・ローラ部材、６・・・接着剤層、７・・
・細片性　許　出　願　人　株式会社　タ　カ　ラ第１
［１５第３図第２図

Claims

【特許請求の範囲】下記工程からなることを特徴とする人形用ドレスの製造
方法。（イ）生地の適所に抜き型等を用いて接着剤を付着させ
て接着剤層を形成する。（ロ）上記接着剤層を形成した生地に金属箔等からなる
細片を散布するとともに、この接着剤以外に散布された
上記細片を排除する。（ハ）上記接着剤層に金属箔等の細片を散布して形成さ
れた生地を所要形状に裁断してドレスに縫製する。