JP3020123U - ワッペン - Google Patents

ワッペン

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JP3020123U
JP3020123U JP1995007699U JP769995U JP3020123U JP 3020123 U JP3020123 U JP 3020123U JP 1995007699 U JP1995007699 U JP 1995007699U JP 769995 U JP769995 U JP 769995U JP 3020123 U JP3020123 U JP 3020123U
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decorative
cloth
solvent
adhesive layer
patch
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Application number
JP1995007699U
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English (en)
Inventor
美奈夏 廣江
Original Assignee
株式会社美喜
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Abstract

(57)【要約】 【目的】立体模様自体に岩石、樹木等の風合を呈させ、
装飾性を向上させる。 【構成】シリコーン樹脂と、硬化剤と、粒状装飾物、例
えば砂、おが屑と、を混合させてなる装飾溶剤を、生地
の表面に、部分的あるいは全体的に溶着、固化させてな
るものであり、必要に応じて生地の裏面に接着剤層を形
成し、かつ接着剤層の表面に剥離紙を貼着させたもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、砂、おが屑等の粒状装飾物を混合させた装飾溶剤により立体模様が 付されたワッペンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、装飾溶剤により装飾されたワッペンとしては、着色した装飾溶剤を使用 して立体模様を付したものが知られている。
【0003】 また、岩石、樹木等に類似した模様をワッペンの表面に印刷したものは知られ ているが、立体模様内に装飾を施し、岩石、樹木等の風合を呈するワッペンは皆 無であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来、着色した装飾溶剤を使用したワッペンにおいては、立体模様がそれぞれ 同色または異色の色彩により一様装飾性を得られるが、それ以上の装飾性が得ら れないことが問題となっていた。
【0005】 また、ワッペンの立体模様自体に岩石、樹木等の風合を呈させて、個々の立体 模様自体の装飾性を向上させることが強く要望されてきている。
【0006】 本考案は、このような要望に対処すべく、立体模様自体に岩石、樹木等の風合 を呈させることが可能であり、装飾性を向上させたワッペンを提供することを目 的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、シリコーン樹脂と、硬化剤と、粒状装飾物、例えば砂、おが屑と、 を混合させてなる装飾溶剤を、生地の表面に、部分的あるいは全体的に溶着、固 化させてなるもの、あるいは生地の裏面に接着剤層を形成し、かつ接着剤層の表 面に剥離紙を貼着させたものである。
【0008】
【作用】
本考案の作用を以下に説明する。
【0009】 本考案に係るワッペンは、個々の立体模様内に、粒状装飾物が混在しているた め、立体模様自体の装飾性が高く、かつ全体の模様の装飾性が高い。
【0010】 また、生地の裏面に接着剤層を形成し、かつ接着剤層の表面に剥離紙を貼着さ せることにより、被服へ装着する際、剥離紙を剥離させ、接着剤層の接着力によ り、被服への装着を容易とすることができる。
【0011】 また、本考案は従来使用されていなかったシリコーン樹脂に着目し、シリコー ン樹脂に混合させる粒状装飾物として、砂、おが屑を使用することにより、従来 不可能であった立体模様自体に岩石、樹木等の風合を呈させることが可能となり 、高い装飾効果を得ることができる。
【0012】 また、装飾溶剤を生地の表面に、部分的あるいは全体的に溶着、固化させるこ とにより、独特な装飾効果を得ることができる。
【0013】
【実施例】
本考案に係るワッペンは、図1〜図3に示すように、以下の構成からなるもの である。
【0014】 シリコーン樹脂12と、硬化剤14と、粒状装飾物16と、を混合させて装飾 溶剤18を生成する。
【0015】 本実施例において、シリコーン樹脂12は無色透明のものを使用してある。
【0016】 また、粒状装飾物16としては砂を使用してある。
【0017】 この装飾溶剤18を生地20の表面に、部分的に溶着、固化させることにより 、立体模様32を生地20の表面に形成させてある。
【0018】 本実施例において、生地20の裏面には予め接着剤層22が形成され、かつ接 着剤層22の表面に剥離紙24が貼着されている。
【0019】 また、図3に示すように、装飾溶剤18の生地20への溶着は、立体模様32 に対応する模様凹部26が設けられた型枠28の模様凹部26に装飾溶剤18を 充填させた後、この型枠28上に生地20を、剥離紙24側を上方に向けて載置 させた後、プレス機等の圧着装置30を介して装飾溶剤18を生地20の表面に 溶着、固化させる。
【0020】 この際、圧着装置30上に生地20を載置させた後、この生地20上に装飾溶 剤18を充填させた型枠28を載置させて装飾溶剤18を生地20の表面に溶着 、固化させることも可能である。
【0021】 本例のワッペンを被服に装着する際、生地20の裏面の剥離紙24を剥離し、 生地20の裏面の接着剤層22の接着力により被服に装着する。
【0022】 また、図4に別の実施例が示してある。
【0023】 本例は、前記実施例の装飾溶剤18を生地20の表面に全体的に溶着、固化さ せた他は前記実施例と同様であるため、説明は省略する。
【0024】 また、図5にさらに別の実施例が示してある。
【0025】 本例は第1の実施例の生地20の接着剤層22および剥離紙24を省いたもの である。
【0026】 この際、生地20は装飾溶剤18が裏面側へ浸出することがない合成皮革とす るか、あるいは予め裏面に保護加工を施しておくことが望ましい。
【0027】 本例のワッペンを被服に装着する際には、縫着させるか、あるいは接着剤を介 して装着する必要がある。
【0028】 なお、本考案において、シリコーン樹脂12を使用してあるのは、耐熱性、耐 磨耗性、異物との親和性に優れているためであり、このシリコーン樹脂12の代 わりにシリコーンに準ずる各種樹脂を転用することは自明のことである。
【0029】 また、本実施例において、シリコーン樹脂12は混合させた粒状装飾物16の 視認性を向上させるため、無色透明なものを使用してあるが、着色することは自 由である。
【0030】 また、本実施例において、粒状装飾物16は砂であるが、おが屑、金粉、その 他の粒状装飾物を使用することは自由である。
【0031】
【考案の効果】
本考案に係るワッペンによれば、個々の立体模様内に、粒状装飾物が混在して いるため、立体模様自体の装飾性が高く、かつ全体の模様の装飾性が高い。
【0032】 また、生地の裏面に接着剤層を形成し、かつ接着剤層の表面に剥離紙を貼着さ せることにより、被服へ装着する際、剥離紙を剥離させ、接着剤層の接着力によ り、被服への装着を容易とすることができる。
【0033】 また、粒状装飾物として、砂、おが屑を使用することにより、従来不可能であ った立体模様自体に岩石、樹木等の風合を呈させることが可能となり、高い装飾 効果を得ることができる。
【0034】 また、装飾溶剤を生地の表面に、部分的あるいは全体的に溶着させることによ り、独特な装飾効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るワッペンの斜視図。
【図2】図1のAーA線拡大断面図。
【図3】本考案に係るワッペンの製造工程図。
【図4】別の実施例を示す斜視図。
【図5】さらに別の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
12 シリコーン樹脂 14 硬化剤 16 粒状装飾物 18 装飾溶剤 20 生地 22 接着剤層 24 剥離紙

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコーン樹脂(12)と、硬化剤(14)と、
    粒状装飾物(16)と、を混合させてなる装飾溶剤(18)を、
    生地(20)の表面に、溶着、固化させてなるワッペン。
  2. 【請求項2】 シリコーン樹脂(12)と、硬化剤(14)と、
    粒状装飾物(16)と、を混合させてなる装飾溶剤(18)を、
    裏面に接着剤層(22)が形成され、かつ接着剤層(22)の表
    面に剥離紙(24)を貼着させた生地(20)の表面に、溶着、
    固化させてなるワッペン。
  3. 【請求項3】 装飾溶剤(18)を生地(20)の表面に部分的
    に溶着、固化させた請求項1または請求項2記載のワッ
    ペン。
  4. 【請求項4】 装飾溶剤(18)を生地(20)の表面に全体的
    に溶着、固化させた請求項1または請求項2記載のワッ
    ペン。
  5. 【請求項5】 粒状装飾物(16)が、砂である請求項1、
    請求項2、請求項3または請求項4記載のワッペン。
  6. 【請求項6】 粒状装飾物(16)が、おが屑である請求項
    1、請求項2、請求項3または請求項4記載のワッペ
    ン。
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