JPS60182240A - スイツチ操作状態の判別方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の技術分野 本発明はスイッチ操作状態の判別方式、詳しくはせり市
場などにおける光通信において参加者のスイッチ操作状
態を判別する方式の改善に関する。

（１） （２）技術の背景 近年、各種市場における商品のせりにおいては、多数の
参加者が各内押ボタンスイッチを持ち、その押ボタンス
イッチの操作状態をデータ集計センタで監視することが
行われている。

参加者の所持する押ボタンスイッチは有線によりデータ
集計センタに接続されており、かかる押ボタンスイッチ
を持った参加者が市場内を動きまわると有線がからまっ
たり、他の人に引っ掛ったりして、事故のもとにもなり
不便であった。

かかる不便さを解決するために、押ボタンスイッチとデ
ータ集計センタ間に無線を使用することが考えられてき
た。

かかる無線を使用したスイッチ操作状態の判別には、各
押ボタンスイッチにそれぞれ異なる周波数が割り当てら
れ、これを受信するデータ集計センタ側では、その周波
数弁別を行うことにより、応答した押ボタンスイッチす
なわち応答者（参加者）を判別した。

一般に参加者は何十人と多数になるため周波数（２） の割当に限界があり、また受信側でも精度の良い周波数
弁別機能が要求され、高価なものとなる。

設置場所については、従来からあったせり市場にそのま
ま導入されることが多く、ワイヤレスマイクロホン等と
の周波数の割当、既設の電気設備等からの雑音電波の影
響が問題となっていた。

本出願人は上記の問題を解決するために、データ集計セ
ンタよりスタートビットパルスを第１の周波数で送信し
、端末装置ではそれに割り当てられた時間になると、ス
イッチ操作状態に応じて、前記第１の周波数とは異なる
第２の周波数による応答信号を送信し、データ集計セン
タではスタートピントパルス位置に対する応答信号の受
信時間から各端末装置のスイッチ操作状態を判別する光
通信を使用したスイッチ操作状態の判別方式を開発した
。

そのためのシステム構成図は第１図に示され、図におい
て、Ｃ０ＮＴで示す部分はデータ集計センタの制御部で
あり、ここでデータ集計を行うと共に、送信機Ｔにに一
定周期例えば１．００ｍ５ｅｃごとに送信情（３） 報１１０（スタートビ・／トパルス）を送る。送信機Ｔ
ｘばこのＤｏを第１の周波数ｆ１で変調し赤外線発光ダ
イオード１、ＥＤを発光し送信する。なお、図において
ＰＤはフォトダイオードを示す。

参加者の扱う端末装置は送受信機とスイッチとが一体化
されたハンディタイプのものであり、ＴＩｈ、　、　、
　ＴＲｎは各端末装置の送受信機を示し、Ｓ）　、、。

Ｓｎは各端末装置のスイッチを示す。送受信機ＴＲ＋で
はスタートビットパルスを受信し、内部カウンタをリセ
ット後カウンタをスタートさせる。そしてカウント“１
”になったときＳｌが押されていると、そのタイミング
に前記第１の変調周波数ｆ】とは異なる第２の変調周波
数ｆ２の赤外光を発信する。

かくして、各端末装置ではそれに割り当てられたカウン
ト位置でスイッチＳ１．、、Ｓｎが押されていると、第
２の変調周波数ｆ２で赤外線をＬ　Ｅ　ｌ）により発信
する。

データ集計センタのフォトダイオードをもった受信機Ｒ
ｘでは第２の変調周波数ｆ２の赤外光のみ（４〉 を抽出しており、その周波数１２が検出されると応答信
号Ｄｉを制御部Ｃ０Ｎ１’に送る。

制御部ＣＯＮ　Ｔでは内部のカウント数により応答信号
Ｄｉが得られたカウント数値によってスイッチが押され
ている端末番号が判明する。せりシステムにおいては予
め誰がどの端末装置を使用するかが登録されているので
、誰が応答しているかが判別可能である。

第２図はデータ集計装置の詳細を示し、スタートビット
パルス発生回路ＳＴＧはスタートピッＩ・パルス信号を
周期的に発生し送信機Ｔｘに送る。受信機Ｒｘからの応
答信号Ｄ＋を中央処理装置ｃｐｕに送り、そのときのカ
ウンタＣＮＴｌの内容もＣＰＵに同時に送られる。ＣＰ
ＩＩでは応答信号ＤｉがカウンタＣＮＴｌの何番目に得
られたかにより応答端末番号を知りせり制御を行う。

第２図においてＴＩＭＩはデータ集計用のタイミングを
とるためのタイミング回路でカウンタＣＮＴｌに接続さ
れる。カウンタＣＮＴｌは、端末装置台数ｎにスタート
ビットパルス時間分ｍを加えた、すなわ（５） ち“′０゛から（ｍ＋ｎ）の値を繰り返すカウンタで、
そのカウンタの値はＣＰＵに入力される。

またカウンタＣＮＴｌの値はスタートビットパルス発生
回路ＳＴＧにも入力されスタートビットを作る。

そしてこのスタートビットパルスは送信機Ｔｘに送られ
、第１の変調周波数ｆ＋で変調され、赤外線発光ダイオ
ードにより発光され送信される。

第３図は端末装置の詳細を示し、各端末装置は同様の回
路構成となっている。受信回路＋１１ＥＣでは第１の周
波数１１の信号を復調し、スタートビット判別回路ＳＴ
ＤおよびカウンタＣＮＴに転送する。

スタートビット判別回路ＳＴＤでは、予め定められたス
タートビットパルス幅時間分ｍを検出するときに、カウ
ンタＣＮＴをリセットする。

カウンタＣＮＴでは内部タイミング回路ＴＩＭ２により
発信しており、その出力はデータ集計センタのカウンタ
ＣＮＴｌからスタートビットパルス時間分ｍを引いた値
となっている。カウンタＣＮＴ２の出力は、一致検出回
路ＤＥＴに入力される。

端末番号保持回路ＮＨにはその端末装置に割り当（６） てられた端末番号が設定保持されている。そこで、一致
検出回路ＤＥＴでは、カウンタＣＮＴ２の出力と端末番
号保持回１洛Ｎｉ１の保持内容が一致するとゲートＧを
開く。

そして、スイッチＳＷが押されていると、ゲートＧを介
してタイミング回路ＴＩＭ３が起動され、このタイミン
グ回路ＴＩＭは単安定マルチバイブレークで構成されて
おり、データ集計センタのカウンタＣＮＴｌのパルス幅
と同し時間幅だけその出力を出すよう設定されている。

そしてこのタイミング回路Ｔｌｌ’ｌの出力がある間、
送信回路ＴＲより第２の変８１１周波数ｆ２の赤外光を
発信する。スイッチＳＷが押されていないときは、タイ
ミング回路１’１Ｍが起動されず、送信回路ＴＩＩは働
かない。

かかる回路構成は送受信回路に比較的簡単な論理回路を
付加するだけで安価に得られるものである。

（３）従来技術と問題点 光１ｆｆｌ信を使用したスイッチ［柴作状態の従来の判
別方式では、応答＃（参加者）がもつ各押ボタン（７） スイッチにはスイッチが１つしかなく、この押ボタンス
イッチの操作状態を判定するのみであった。

せりが始まるとその時々の値が表示され、参加者はそれ
を見て自分の買値を知らせるのであるが、従来は前記の
表示される値は例えば１００円から１０円刻みで上がっ
て行く。特定の参加者が物品を見て、それを６００円で
買いたいと思っても、従来は１００円、２００円０６．
と値が上がって行くのを待たなければならなかった。そ
こで最近、せり時間のスピードアップのために応答者の
押ボタンスイッチが１個ではなく２個とか３個使用する
ところが出始めてきた。すなわち、１つ目のスイッチは
従来通りの鎖中の１０円刻みでせり上がり２つ目は５０
円、３つ目は１００円刻みでせり上げるようにする。

しかし、従来の光通信を使用した判別方式では応答者の
押ボタンスイッチは端末装置１台につき１つのスイッチ
しか判別できなかった。

（４）発明の目的 本発明は上記従来の問題に鑑み、光通信を使用して端末
装置内のスイッチｎ個の操作状態を判別（８） しうる方式を提供することを目的とする。

（５）発明の構成 そしてこの目的ば本発明によれば、データ集計センタよ
りスタートビットパルスを第１の周波数で送信し、端末
装置ではスタートヒントパルスによりカウントを始め、
該端末装置のｎ個のスイッチに割り当てられた時間をカ
ウントし、該スイッチの操作状態に応じて、前記第１の
周波数とは異なる第２の周波数による応答信号を送信し
、データ集計センタでは、スタートビットパルス送出時
間と応答信号の受信時間の差から各端末装置のスイッチ
操作状態を判別することを特徴とする光通信を使用した
スイッチ操作状態の判別方式を提供することによって達
成される。

（６）発明の実施例 以下本発明実施例を図面によって詳説する。

第４図は、本発明の一実施例によるシステム構成図を示
し、第５図はその要部の信号波形を示す。

これらの図においては、既に図示した部分と同様にＣ０
ＮＴはデータ集計センタの制御部であり、こ（９） こてデータの集計を行うと共に、送信ＩＪｕＴにに通常
一定周期、例えば１００ｍ５ｅｃ毎に送信情報Ｄｏ（ス
タートビットパルス）を送る。

送信機Ｔｘはこの一定周期毎に送られてくる送信情報Ｄ
Ｏを第１の変８ＩＩｉ１闇波数ｆｔで変調し赤外線発光
ダイオードＬＥＤを発光し送信する。

一方、応答者（参加者）の扱う端末装置は、送受信機と
スイッチが一体化されたハンディタイプのものであり、
ＴＲ＋　、　ＴＲ２、、、ＴＲｎば各端末装置の送受信
機を示し、Ｓｌａ、　Ｓｌｂ、　Ｓｔｃ、、、Ｓｎａ＋
　Ｓｎｂ＋Ｓｎｃは各端末のスイッチを示す。第４図に
は各端末装置に３個のスイッチがある場合を示している
。

送受信機１゛Ｒ１では、スタートビットパルスを受信し
、内部カウンタをリセット後、カウンタをスタートさせ
る。

そしてカウント″１″になったときスイッチＳｌａが押
されているときにはｆ２の第２の周波数で変調された応
答信号を発信する。カウンタがカウント“２″になった
時にスイッチＳＬｂが押されていれば同様に応答信号を
発信し、カウント“３″（１０） ではスイッチＳｌｃが押されていれば同様に応答信号を
発信する（第５図のＴＲ＋　（Ｓｕｂ　）　、ＴＲ２（
３２Ｃ）　）。

同様にして、送受信機Ｔｒｎではカウント“”　（ｎ−
１）Ｘ３＋１”でスイッチＳｎａが押されていればｆ２
の周波数で変調された応答信号を発信し、カウント“　
（ｎ−１）Ｘ３＋２”ではスイッチＳｎｂ　、カウント
”　（ｎ−１）Ｘ３＋３　”ではスイッチＳｎｃの操作
状態によって応答信号を発信する。

そこで、制御部Ｃ０ＮＴでは内部カウント数により、応
答者信号Ｄｉが得られたカウント数によってスイッチが
押されている端末装置の番号および端末装置内のどのス
イッチが押されているかを知ることができる。

よってせりシステムにおいて予めどの端末装置を誰が使
用するか登録されていれば、結局誰がどのスイッチで応
答しているか知ることができる。

また本実施例では、カウント“１”でスイッチＳｌａ、
カウント”　２　”でスイッチＳ１ｂと対応しているが
、スイッチｎ個の操作状態をコード化して、（１１） カウント“１゛ではスイッチＳｌａ　、カウント″２″
ではスイッチＳｌｂ、カウント“１°゛と“２パではス
イッチＳ１ｃとしてもよい。

（７）発明の効果 以上詳細に説明した如く本発明によれば、スイッチが各
端末装置に１個のみの従来方式と比べ、変調周波数や発
信機の数を増やすことなく、比較的簡単で安価な回路の
追加で複数のスイッチ操作状態を判別することができる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の光通信方式のシステム構成図、第２図は
第１図のシステムの制御部の詳細図、第３図は第１図の
システムの端末装置の詳細図、第４図は本発明の実施例
のシステム構成図、第５図は第４図のシステムの要部の
信号波形を示す図である。 ＣＬＫ　−−一各端末装置およびデータ集計センタ制御
部内にある同一周波数のクロック ＣＮＴ−−−カウンタ Ｃ０ＮＴ−−一制御部 （１２） ＣＰＵ〜中央処理装置 Ｄｉ−−一応答信号 Ｄｏ−一送信情報 ＤＥＴ　−一一一致検出回路 ｆｌ−第１の周波数 ｆ２−第２の周波数 Ｇ−ゲート ＬＥＤ−ｍ−赤外線発光ダイオード Ｎ１（−−一端末番号保持回路 ＰＤ−一一フォ１〜ダイオード Ｒｘ−受信機 ＲＦＣ−−−受信回路 Ｓｌａ、　ｓｌｂ、　Ｓ１ｃ　Ａ＋Ｓｎａ、　Ｓｎｂ、
　Ｓｎｃ　−各端末のスイッチ ５Ｔ−−−送信機Ｔにから発信されるスタートヒントパ
ルス ５ＴＤ−−スタートビット判別回路 ＳＴＧ　＝−スタートビットパルス発生回１７１Ｓ讐−
スイッチ ＴｒＭ−一タイミング回路 （１３） Ｔトー送信回路 ＴＲＩ　Ｉ　ＴＲ２〜ＴＲｎ一端末装置の送受信機ＴＲ
１（ＳＬｂ　）一端末装置１内のスイッチＳｌｂにより
ゲートが開く カウンタの出力 ＴＲ２（Ｓａｃ　）　−−一端末装置２内のスイッチＳ
ｘｃによりゲートが開く カウンタの出力 （１４）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データ集計センタよりスタートビットパルスを第１の周
   波数で送信し、端末装置ではスタートビットパルスによ
   りカウントを始め、該端末装置のｎ個のスイッチに割り
   当てられた時間をカウントし、該スイッチの操作状態に
   応じて、前記第１の周波数とは異なる第２の周波数によ
   る応答信号を送信し、データ集計センタでは、スタート
   ビットパルス送出時間と応答信号の受信時間の差から各
   端末装置のスイッチ操作状態を判別することを特徴とす
   る光通信を使用したスイッチ操作状態の判別方式。