JPS6018219Y2 - 刃物の組付構造 - Google Patents
刃物の組付構造Info
- Publication number
- JPS6018219Y2 JPS6018219Y2 JP1976093765U JP9376576U JPS6018219Y2 JP S6018219 Y2 JPS6018219 Y2 JP S6018219Y2 JP 1976093765 U JP1976093765 U JP 1976093765U JP 9376576 U JP9376576 U JP 9376576U JP S6018219 Y2 JPS6018219 Y2 JP S6018219Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- tip
- tapered
- tapered surface
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はナイフ、包丁等の刃物、特に柄基板の両側に側
板を固定して柄が形成され、柄基板と刃部とが分離した
刃物の組付構造に係り、その目的は柄基板、刃部及び口
金を互に強固に連結することができる刃物の組付構造を
提供することにある。
板を固定して柄が形成され、柄基板と刃部とが分離した
刃物の組付構造に係り、その目的は柄基板、刃部及び口
金を互に強固に連結することができる刃物の組付構造を
提供することにある。
以下本考案を登山ナイフに具体化した一実施態様を第1
図〜第3図について説明すると、図面中11は両側にそ
れぞれ側板12を鋲13により固着した柄基板、14は
間柄基板11の先端面から後方へ割込形成した嵌合凹部
であって、後方程狭くなるようにその上下面をテーパ状
にしている。
図〜第3図について説明すると、図面中11は両側にそ
れぞれ側板12を鋲13により固着した柄基板、14は
間柄基板11の先端面から後方へ割込形成した嵌合凹部
であって、後方程狭くなるようにその上下面をテーパ状
にしている。
15は鋲孔である。
16は柄基板11先端の上下両面にそれぞれ形成した段
差面、17は両段蓋面16から前方へ狭くなるように形
成したテーパ面である。
差面、17は両段蓋面16から前方へ狭くなるように形
成したテーパ面である。
18は柄基板11の先端に取付けた口金であって、その
上下両面は柄基板11の上下両面と同一面上で連続する
とともに、後端面には前記段差面16が係合される。
上下両面は柄基板11の上下両面と同一面上で連続する
とともに、後端面には前記段差面16が係合される。
19は口金18の前後に貫設した取付孔、20は同取付
孔19後部の上下幅を広くすることにより形成したテー
パ面であって、前記柄基板11の上下両テーパ面17が
それぞれ係合される。
孔19後部の上下幅を広くすることにより形成したテー
パ面であって、前記柄基板11の上下両テーパ面17が
それぞれ係合される。
なお、口金18を柄基板11に嵌合した状態において柄
基板11の上下両面と口金18の上下両面がそれぞれ同
一面を形成するように柄基板11を打ち抜いておくもの
とする。
基板11の上下両面と口金18の上下両面がそれぞれ同
一面を形成するように柄基板11を打ち抜いておくもの
とする。
21は刃部であって、基端の上下両面が口金18の前面
に係合するとともに、同じく基端中央部から後方へ突出
形成した中子22が口金18の取付孔19を通って柄基
板11の嵌合凹部14に嵌合している。
に係合するとともに、同じく基端中央部から後方へ突出
形成した中子22が口金18の取付孔19を通って柄基
板11の嵌合凹部14に嵌合している。
又、中子22の上下両面は後方程度狭くなるテーパ状に
なっている。
なっている。
23は中子22の中央部に透設した鋲孔である。
なお、前記側板12と口金18はそれらの外面が連続し
た同一の面を形成するように接合しており、又、口金1
8の上面と刃部21の上面は同一面上で連続している。
た同一の面を形成するように接合しており、又、口金1
8の上面と刃部21の上面は同一面上で連続している。
次にこのように構成した登山ナイフの組付方法を説明す
ると、まず、柄基板11の先端に対し、口金18の取付
孔19を後面開口部から嵌合して両者11,19のテー
パ面17.20をそれぞれ係合させるとともに、柄基板
11の段差面16を口金18の後面に係合させる。
ると、まず、柄基板11の先端に対し、口金18の取付
孔19を後面開口部から嵌合して両者11,19のテー
パ面17.20をそれぞれ係合させるとともに、柄基板
11の段差面16を口金18の後面に係合させる。
なお、第3図の仮想線で示すように、嵌合凹部14上下
の柄基板11の先端部が嵌合状態より若干量いた状態に
なるように打ち抜いておくのが望ましい。
の柄基板11の先端部が嵌合状態より若干量いた状態に
なるように打ち抜いておくのが望ましい。
すなわち、口金18を嵌めて行くのにともなって、取付
孔19の上下のテーパ面20と、柄基板11の両テーパ
面17の作用によって開いた先端部は弾性に抗して閉じ
られていく。
孔19の上下のテーパ面20と、柄基板11の両テーパ
面17の作用によって開いた先端部は弾性に抗して閉じ
られていく。
従って、柄基板11の両テーパ面17は取付孔19のテ
ーパ面20に圧着されるので、抜けにくく、嵌合状態が
強固になるのである。
ーパ面20に圧着されるので、抜けにくく、嵌合状態が
強固になるのである。
次に、刃部21の中子22を口金18の前端開口部から
挿入させて嵌合凹部14内に嵌合する。
挿入させて嵌合凹部14内に嵌合する。
この場合、刃部21を固定して柄基板11及び口金18
を動かして組付けるようにする。
を動かして組付けるようにする。
中子22は先細りの斜状になっているので、同じく先細
りの嵌合凹部14内に同嵌合凹部14を広げるくさびの
ようにして嵌合される。
りの嵌合凹部14内に同嵌合凹部14を広げるくさびの
ようにして嵌合される。
従って、中子22は嵌合凹部14に強固に嵌合されると
ともに、柄基板11の先端部は広げられるように外方へ
押圧されているので、口金18のテーパ面20に対し圧
着される。
ともに、柄基板11の先端部は広げられるように外方へ
押圧されているので、口金18のテーパ面20に対し圧
着される。
従って、柄基板11と口金18と刃部21とは相互に強
固に組付けられる。
固に組付けられる。
次に、柄基板11の両側に対し、間柄基板11と同形、
同大の木、合成樹脂等よりなる側板12をそれぞれ鋲1
3でかしめ着する。
同大の木、合成樹脂等よりなる側板12をそれぞれ鋲1
3でかしめ着する。
そして、最後に各部を適宜研摩してて仕上げる。
このように本考案は、両側にそろぞれ側板12が取付け
られることにより柄を形成する柄基板11の先端外側に
対し前方へ狭くなるテーパ面17を形成し、間柄基板1
1の先端に嵌合される口金18の取付孔19に対し、前
方程狭くなるテーパ面20を形成して同口金18のテー
パ面20に後方から柄基板11の先端テーパ面17を嵌
合し、前記柄基板11の先端から後方へ、かつ後方程狭
くなるようにテーバ状に割込形成した嵌合凹部14に対
し、刃部21の後端から後方へ、かつ前記嵌合凹部14
に対応して後方程狭くなるようにテーパ状に突出形成し
た中子22を、口金18を挿通させて圧接嵌合し、さら
に、前記刃部21の後端を前記口金18の前端に押圧し
、この状態で中子22を、中子22に設けた鋲孔23、
鋲13及び柄基板11の両側に取付けた側板12を介し
て、柄基板11に連結したことにより、組付時に口金1
8のテーパ面20により柄基板11の一対のテーパ面1
7が楔作用を受け、この結果刃部21の中子22に対し
、柄基板11の嵌合凹部14上下両縁を押圧固定して柄
基板11と刃部21を強固に連結することができるとと
もに、柄基板11の先端部が押圧されるときの反力及び
刃部21後端の押圧力により口金も柄基板11の先端部
に確実に締付固定することができる効果がある。
られることにより柄を形成する柄基板11の先端外側に
対し前方へ狭くなるテーパ面17を形成し、間柄基板1
1の先端に嵌合される口金18の取付孔19に対し、前
方程狭くなるテーパ面20を形成して同口金18のテー
パ面20に後方から柄基板11の先端テーパ面17を嵌
合し、前記柄基板11の先端から後方へ、かつ後方程狭
くなるようにテーバ状に割込形成した嵌合凹部14に対
し、刃部21の後端から後方へ、かつ前記嵌合凹部14
に対応して後方程狭くなるようにテーパ状に突出形成し
た中子22を、口金18を挿通させて圧接嵌合し、さら
に、前記刃部21の後端を前記口金18の前端に押圧し
、この状態で中子22を、中子22に設けた鋲孔23、
鋲13及び柄基板11の両側に取付けた側板12を介し
て、柄基板11に連結したことにより、組付時に口金1
8のテーパ面20により柄基板11の一対のテーパ面1
7が楔作用を受け、この結果刃部21の中子22に対し
、柄基板11の嵌合凹部14上下両縁を押圧固定して柄
基板11と刃部21を強固に連結することができるとと
もに、柄基板11の先端部が押圧されるときの反力及び
刃部21後端の押圧力により口金も柄基板11の先端部
に確実に締付固定することができる効果がある。
なお、本考案は次のような態様で具体化してもよい。
(イ)前記実施態様では本考案を登山ナイフに具体化し
たが、その他の種類のナイフ、あるいは包丁等の他の種
類の刃物に具体化すること。
たが、その他の種類のナイフ、あるいは包丁等の他の種
類の刃物に具体化すること。
(ロ)尻金を組付けるようにすること。
(ハ)第4図及び第5図にそれぞれ示すように、柄基板
1F先端のテーパ面17と取付孔19のテーパ面20の
傾斜角度をそれぞれ異なったものにすること。
1F先端のテーパ面17と取付孔19のテーパ面20の
傾斜角度をそれぞれ異なったものにすること。
このようにすれば、柄基板11の先端は取付孔19に嵌
合されるのにともなって内方へ押圧されてくさび効果が
より発揮される。
合されるのにともなって内方へ押圧されてくさび効果が
より発揮される。
第1図は本考案を具体化した登山ナイフの断面図、第2
図は同じくその平面図、第3図は同じくその分解断面図
、第4図及び第5図は本考案の別個を示すそれぞれ一部
断面図である。
図は同じくその平面図、第3図は同じくその分解断面図
、第4図及び第5図は本考案の別個を示すそれぞれ一部
断面図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 両側にそれぞれ側板12が取付けられることにより
柄を形成する柄基板11の先端外側に対し前方へ狭くな
るテーパ面17を形成し、間柄基板11の先端に嵌合さ
れる口金18の取付孔19に対し、前方程狭くなるテー
パ面20を形成して同口金18のテーパ面20に後方か
ら柄基板11の先端テーパ面17を嵌合し、前記柄基板
11の先端から後方へ、かつ後方程狭くなるようにテー
パ状に割込形成した嵌合凹部14に対腰刃部21の後端
から後方へ、かつ前記嵌合凹部14に対応して後方程狭
くなるようにテーパ状に突出形成した中子22を、口金
18を挿通させて圧接嵌合し、さらに、前記刃部21の
後端を前記口金18の前端に押圧し、この状態で中子2
2を、中子22に設けた鋲孔23、鋲13及び柄基板1
1の両側に取付けた側板12を介して、柄基板11に連
結したことを特徴とする刃物の組付構造。 2 柄基板11先端のテーパ面及び口金18の取付孔1
9のテーパ面は、それぞれ傾斜角度が異なるようにした
ものである実用新案登録請求の範囲第1項記載の刃物の
組付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976093765U JPS6018219Y2 (ja) | 1976-07-14 | 1976-07-14 | 刃物の組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976093765U JPS6018219Y2 (ja) | 1976-07-14 | 1976-07-14 | 刃物の組付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5311800U JPS5311800U (ja) | 1978-01-31 |
JPS6018219Y2 true JPS6018219Y2 (ja) | 1985-06-03 |
Family
ID=28704339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976093765U Expired JPS6018219Y2 (ja) | 1976-07-14 | 1976-07-14 | 刃物の組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018219Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5733535Y2 (ja) * | 1979-07-05 | 1982-07-23 | ||
JPS60181085U (ja) * | 1984-05-14 | 1985-12-02 | 株式会社東芝 | 電源コ−ドの支持装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5099061U (ja) * | 1974-01-16 | 1975-08-18 |
-
1976
- 1976-07-14 JP JP1976093765U patent/JPS6018219Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5311800U (ja) | 1978-01-31 |
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