JPS6018172B2 - 自動力率制御装置 - Google Patents
自動力率制御装置Info
- Publication number
- JPS6018172B2 JPS6018172B2 JP54061207A JP6120779A JPS6018172B2 JP S6018172 B2 JPS6018172 B2 JP S6018172B2 JP 54061207 A JP54061207 A JP 54061207A JP 6120779 A JP6120779 A JP 6120779A JP S6018172 B2 JPS6018172 B2 JP S6018172B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power factor
- control device
- reactive power
- capacitors
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は力率改善を目的とした自動力率改善装置におい
て、力率改善用のコンデンサが全て系統に投入された時
点で遅れの無効電力が計測された場合に警告を発し、コ
ンデンサの容量の不足を電気の管理者に知らせることを
目的とするものである。
て、力率改善用のコンデンサが全て系統に投入された時
点で遅れの無効電力が計測された場合に警告を発し、コ
ンデンサの容量の不足を電気の管理者に知らせることを
目的とするものである。
電気料金における力率の計算は、１ケ月間のＫｗＨとＫ
ＶａＨの積算値をベースにして平均力率を計算している
。
ＶａＨの積算値をベースにして平均力率を計算している
。
その平均力率が８５％を超過する％にしたがって料金の
割引を受けることができる。平均力率が１００％の場合
には契約電力料金の１５％の割引を受けることができる
。したがって遅れの無効電力を発生させないようコンデ
ンサを制御することが必要である。進みの無効電力に対
しては料金上の制約はないが、あまり進み力率になると
電源電圧の上昇、波形歪等負荷に悪影響をおよぼす結果
にもなる。したがって負荷に悪影響なく、料金割引を有
利にするためには適正なコンデンサ容量を適性に制御す
ることが必要である。第１図に受電のスケルトンを示す
。ＳＷは主開閉器、ＳＬ，ＳＬ２，ＳＬは各員荷への電
気の供孫合を制御する開閉器、ＭＳ，は力率改善用コン
デンサ（以後コンデンサとする）用の主開閉器、Ｓ，〜
蚤はＣ，〜Ｃ５の個々のコンデンサの開閉を制御する開
閉器である。Ｌ，〜Ｌ５はコンデンサ用のＩＪアクトル
である。力率改善は負荷の状態すなわち遅れの無効電力
の状況に応じてコンデンサＣ，〜Ｃ５のコンデンサを制
御してやればよい。
割引を受けることができる。平均力率が１００％の場合
には契約電力料金の１５％の割引を受けることができる
。したがって遅れの無効電力を発生させないようコンデ
ンサを制御することが必要である。進みの無効電力に対
しては料金上の制約はないが、あまり進み力率になると
電源電圧の上昇、波形歪等負荷に悪影響をおよぼす結果
にもなる。したがって負荷に悪影響なく、料金割引を有
利にするためには適正なコンデンサ容量を適性に制御す
ることが必要である。第１図に受電のスケルトンを示す
。ＳＷは主開閉器、ＳＬ，ＳＬ２，ＳＬは各員荷への電
気の供孫合を制御する開閉器、ＭＳ，は力率改善用コン
デンサ（以後コンデンサとする）用の主開閉器、Ｓ，〜
蚤はＣ，〜Ｃ５の個々のコンデンサの開閉を制御する開
閉器である。Ｌ，〜Ｌ５はコンデンサ用のＩＪアクトル
である。力率改善は負荷の状態すなわち遅れの無効電力
の状況に応じてコンデンサＣ，〜Ｃ５のコンデンサを制
御してやればよい。
その制御方式の１例を第３図にしたがって説明する。Ａ
がコンデンサの投入設定値、Ｂが開放の設定値である。
負荷が増加するとともに消費する有効電力と無効電力が
増加し、無効電力がＡのレベルと一致するＤｏの点でＳ
，のスイッチを入れてコンデンサＣ，を系統に接続する
。この時点で無効電力は進相のＤ，になる。さらに負荷
の増加とともに無効電力はＤ，からＥｏに向う。そして
Ｅｏの値と一致した点でコンデンサＣ，に引き続いてコ
ンデンサＣ２が系統に接続される。このようにして負荷
の増加とともに無効電力がＦｏ，Ｇｏ，Ｈｏになるとそ
れぞれコンデンサＣ３，Ｃ４，Ｃ５が投入される。この
全てのコンデンサが投入されてさらに負荷が増加すると
無効電力は日，から１へと移行する。そして１の時点に
到達する。ところがこの時点では全てのコンデンサは投
入されてしまっているので投入するコンデンサは存在し
ない。この状態で長時間電力を消費すると無効電力量Ｋ
ＶａｒＨを多量に計測することになる。その結果、平均
力率が悪くなって料金の割り引きをうけられなくなる。
本発明は全てのコンデンサが投入された時点でさらに遅
れの無効電力を計測し、その値が例えばＡの設定値を超
過した時点で警報を発するとともにその無効電力値を数
字表示器等に表示して、電力管理に通知、警告を与える
ものである。
がコンデンサの投入設定値、Ｂが開放の設定値である。
負荷が増加するとともに消費する有効電力と無効電力が
増加し、無効電力がＡのレベルと一致するＤｏの点でＳ
，のスイッチを入れてコンデンサＣ，を系統に接続する
。この時点で無効電力は進相のＤ，になる。さらに負荷
の増加とともに無効電力はＤ，からＥｏに向う。そして
Ｅｏの値と一致した点でコンデンサＣ，に引き続いてコ
ンデンサＣ２が系統に接続される。このようにして負荷
の増加とともに無効電力がＦｏ，Ｇｏ，Ｈｏになるとそ
れぞれコンデンサＣ３，Ｃ４，Ｃ５が投入される。この
全てのコンデンサが投入されてさらに負荷が増加すると
無効電力は日，から１へと移行する。そして１の時点に
到達する。ところがこの時点では全てのコンデンサは投
入されてしまっているので投入するコンデンサは存在し
ない。この状態で長時間電力を消費すると無効電力量Ｋ
ＶａｒＨを多量に計測することになる。その結果、平均
力率が悪くなって料金の割り引きをうけられなくなる。
本発明は全てのコンデンサが投入された時点でさらに遅
れの無効電力を計測し、その値が例えばＡの設定値を超
過した時点で警報を発するとともにその無効電力値を数
字表示器等に表示して、電力管理に通知、警告を与える
ものである。
この警報用のＡの設定値は一例であって可変に出来る設
定値であってもよい。本発明とは直接に関係ないがコン
デンサの開放について述べる。負荷が減少して同時に無
効電力も１から日２に減少し開放レベルＢに一致すると
コンデンサＣ５は開放される。このように負荷の減少と
ともに無効電力が進相になりＧｏ，Ｆｏ，Ｅｏ，Ｄｏに
なるとともにコンデンサＣ４，Ｃ３，Ｃ２，Ｃ，は開放
されていく。次に第２図にしたがって本発明の一実施例
について説明する。Ｒ，Ｓ，Ｔは３相の配電線である。
１は変成器、２は変流器、３は変成器１と変流器２をベ
ースとして配電線の負荷側の無効電力と力率を検出する
トランスデューサである。
定値であってもよい。本発明とは直接に関係ないがコン
デンサの開放について述べる。負荷が減少して同時に無
効電力も１から日２に減少し開放レベルＢに一致すると
コンデンサＣ５は開放される。このように負荷の減少と
ともに無効電力が進相になりＧｏ，Ｆｏ，Ｅｏ，Ｄｏに
なるとともにコンデンサＣ４，Ｃ３，Ｃ２，Ｃ，は開放
されていく。次に第２図にしたがって本発明の一実施例
について説明する。Ｒ，Ｓ，Ｔは３相の配電線である。
１は変成器、２は変流器、３は変成器１と変流器２をベ
ースとして配電線の負荷側の無効電力と力率を検出する
トランスデューサである。
４はコンデンサの投入および開放レベルＡとＢを設定す
る設定部である。
る設定部である。
５はマイクロコンピュータ、６は開閉器Ｓ，〜Ｓ５に指
令を与えるとともに開閉器Ｓ，〜Ｓ５の入切を表示する
出力部、７は本発明の警報表示部と力率および無効電力
値の表示部である。
令を与えるとともに開閉器Ｓ，〜Ｓ５の入切を表示する
出力部、７は本発明の警報表示部と力率および無効電力
値の表示部である。
マイクロコンピュータ５はトランスデユーサ３と設定部
４の入力にしたがって出力部６の入切を制御する。そし
て出力部６の全ての出力を入状態に制御した時点で、さ
らにトランスデューサ３からの無効電力の値が遅れて、
設定部４で設定された値を超過した場合には表示部７に
出力を出して警告を発するとともに警告表示する。そし
てこの状態で今まで力率を表示していた数字表示器にそ
の遅れの無効電力を表示する。この場合力率と無効電力
との区別を行うとともに警告のために数字表示器の数字
は、フリッカさせて数字を表示させる。以上の説明から
明らかなように本発明によれば、管理者は不足コンデン
サの容量をすぐ知ることができ、コンデンサ設備の増設
にすぐに対応でき、電気料金の割り引きを有利にするこ
そができる。
４の入力にしたがって出力部６の入切を制御する。そし
て出力部６の全ての出力を入状態に制御した時点で、さ
らにトランスデューサ３からの無効電力の値が遅れて、
設定部４で設定された値を超過した場合には表示部７に
出力を出して警告を発するとともに警告表示する。そし
てこの状態で今まで力率を表示していた数字表示器にそ
の遅れの無効電力を表示する。この場合力率と無効電力
との区別を行うとともに警告のために数字表示器の数字
は、フリッカさせて数字を表示させる。以上の説明から
明らかなように本発明によれば、管理者は不足コンデン
サの容量をすぐ知ることができ、コンデンサ設備の増設
にすぐに対応でき、電気料金の割り引きを有利にするこ
そができる。
第１図は受電の単線結線図、第２図は本発明の一実施例
を示すブロック図、第３図は本発明の動作説明図である
。 ３・・・・・・トランスデューサ、４・・…・設定部、
７・・・・・・表示部。 第１図 第２図 第３図
を示すブロック図、第３図は本発明の動作説明図である
。 ３・・・・・・トランスデューサ、４・・…・設定部、
７・・・・・・表示部。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 力率改善用の複数個のコンデンサ、このコンデンサ
の投入、開放をなす複数個の開閉器、及び前記開閉器の
開閉を制御する制御装置とを備えてなる自動力率制御装
置において、配電線の負荷側の無効電力を検出するトラ
ンスデユーサと、前記コンデンサの投入及び開放レベル
を設定する設定部と、全てのコンデンサの投入時に、前
記トランスデユーサからの無効電力の値が遅れで前記設
定部で設定された値を超過した際に報知する表示部とを
備えてなる自動力率制御装置。 ２ 前記表示部は、前記報知と同時に無効電力値を表示
するよう構成してなる特許請求の範囲第１項記載の自動
力率制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54061207A JPS6018172B2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 自動力率制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54061207A JPS6018172B2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 自動力率制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55153230A JPS55153230A (en) | 1980-11-29 |
| JPS6018172B2 true JPS6018172B2 (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=13164506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54061207A Expired JPS6018172B2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 自動力率制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018172B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6440769U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-03-10 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61147546U (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-11 |
-
1979
- 1979-05-17 JP JP54061207A patent/JPS6018172B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6440769U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-03-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55153230A (en) | 1980-11-29 |
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