JPS60180730A - ル−ツ形過給機用ロ−タの製造方法 - Google Patents

ル−ツ形過給機用ロ−タの製造方法

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JPS60180730A
JPS60180730A JP3653384A JP3653384A JPS60180730A JP S60180730 A JPS60180730 A JP S60180730A JP 3653384 A JP3653384 A JP 3653384A JP 3653384 A JP3653384 A JP 3653384A JP S60180730 A JPS60180730 A JP S60180730A
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JP
Japan
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rotor
balance correction
hole
balance
roots
Prior art date
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Pending
Application number
JP3653384A
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English (en)
Inventor
Takahiro Iwase
隆広 岩瀬
Tadashi Masuda
増田 直史
Shogo Kagosaki
篭崎 昭吾
Yoshisada Wada
義定 和田
Takuo Shibata
拓男 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS60180730A publication Critical patent/JPS60180730A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P13/00Making metal objects by operations essentially involving machining but not covered by a single other subclass

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はルーツ形過給機のロータを製造する方法に関
するものである。
従来技術 空気を加圧してエンジンに供給する過給機の一種にルー
ツ形過給機かある。これは中心部から放射状に延びる2
〜4葉の羽根を備えたロータがケーシング内において2
(IlII組み合わされ、これらが互に逆方向に等角速
度で回転させられることによってケーシングの空気吸入
口から吸入した空気を加圧してエンジンに供給するもの
である。
このルーツ形過給機のロータにおいて番よ、″1!1性
モーメントを小さくしてロータの加速、減速を容易にす
るために、ロータの羽根に回転軸と平行な貫通孔を形成
して中空化することが従来から行われていた。
しかし、従来はこの貫通孔が機械加工の容易な円形の孔
とされており、高精度に機械加工されていた。これはロ
ータに動的アンバランスを生じさせないためであって、
ロータが従来のように例えば3000rpm以下の比較
的低い速度で回転させられる場合にはそれで十分であっ
た。
しかしながら′、比較的小形の過給機で十分な流量の空
気を圧送するために、ロータを例えば8000rpmと
いうような高速で回転させる場合には、貫通孔は勿論、
外周面等の機械加工精度をとげても、十分な動バランス
を得ることば容易ではなく、従来のような製造方法は大
量生産向きとは菖°えない。鋳造、成形等生産性の高い
技術を利用して一応の精度でロータを製造した後に、そ
の動的アンバランスを是正する方が有利なのである。
発明の目的 本発明はこのような新しい観点に立って為されたもので
あり、したがって、その目的とするところは、ルーツ形
過給機のロータを大量に安価に製造Lfl、しかも、動
バランスの良いロータを得ることのできる製造方法を提
供することにある。
発明の構成 そして、本発明に係るロータの製造方法は、(a)各羽
根を、それら羽根の輪郭を画する比較的薄肉の周壁部と
その周壁部より厚い肉厚で回転軸の外周面に沿って円弧
状に延びるバランス修正部とを備えた中空の羽根とした
ロータを製造する工程と、(11)そのロータの動的ア
ンバランスを測定する工程と、fclその測定結果に基
づいてロータの前記バランス修正部の一部を除肉するこ
とによって動的アンバランスを是正する工程とを含むこ
とを特徴とするものである。
発明の効果 上記のようにしてロータを製造する場合には、ロータ素
材を金属の鋳造、後方押出し等塑性加工や合成樹脂の成
形等によって製造する際、羽根の貫通孔をも同時に形成
し、そのままで貫通孔内周面を機械加工しないでおくこ
とができる。また、もし機械加工する場合であってもそ
の加工精度を厳しく管理する必要がない。ロータの動的
アンバランスはバランス修正部を除肉することによって
最終的に是正できるからであり、結局、ロータを大量に
安価に製造し得ることとなる。
しかも、本発明においてはバランス修正部を回転軸心に
近接した位置に設けることとしたため、このバランス修
正部の形成によるロータの慣性モーメントの増大を低く
抑えることが可能となった。
バランス修正部を回転軸心に近接した位置に設ければ除
肉によるバランス修正効果もそれだけ小さくはなるので
あるが、バランス修正効果は回転軸心からバランス修正
部までの距離の減少に比例して減少するのみであるう範
対して、慣性モーメントはこの距離の二乗に比例して減
少するからである。
また、バランス修正部を回転軸の外周面に沿って円弧状
に形成することとしたため、バランス修正のための計算
が単純となる効果も得られることとなった。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する
が、それに先立ってルーツ形過給機について簡単に説明
する。第1図および第2図において、10は乗用車のガ
ソリンエンジンに加圧空気を供給するルーツ形過給機の
ケーシングで、その内部に互に平行な一対の回転軸12
.ガソリン14が配設されている。一方の回転軸12は
、一端がケーシング10から外部へ突き出してそこにプ
ーリ16が固定され、このプーリ16に加えられる駆動
力によって回転軸12が回転させられるようになってい
る。この回転軸12の他端は1、ギヤボックス18内に
突入して、そごにギヤ20が固定されている。ギヤ20
は他方の回転軸14に固定されたギヤ22と噛め合わさ
れ、一方の回転軸I2が回転させられるとき、他方の回
転軸14が逆方向に等角速度で回転させられるようにな
っている。
−・対の回転軸12.14のそれぞれには、羽根26を
2葉備えて全体としてまゆ形をなすロータ28か、各ロ
ータの中心部の貫通孔30においてしまり嵌合され、そ
れらロータ28が軸12,14と一体的に回転するよう
になっている。ロータ28は、ロータ28相互間および
ロータ28とケーシング10内面との間に微小な隙間が
形成される状態で、かつ回転位相が互いに90度ずれた
状態で組み込まれており、ロータ28が互いに逆方向に
回転させられるとき、吸入孔32がら空気が吸入され、
吐出孔34からエンジンに供給されるようになっている
ロータ28の各羽根26には、第3図に拡大して示すよ
うに回転軸12..14と平行な方向に延びる同一形状
の貫通孔36が設けられており、それによって羽根26
はそれの輪郭を画する周壁部40と回転軸12.14の
外周部に沿って円弧状に延びるバランス修正部42とを
備えた中空羽根となっている。貫通孔36の断面形状は
周壁部40が比較的薄肉となり、またバランス修正部4
2の肉厚が周壁部40より厚くなるように、更に2葉の
羽根26の周壁部40およびバランス修正部42が互い
に軸対称となるように選ばれている。
以下、上記のようなロータ28の製造方法を説明する。
まず、ロータ28の素材の製造であるが、ロータ28が
アルミニウム合金、鋼等の金属製である場合にはグイキ
ャスト等の鋳造や後方押出し等の塑性加工によ。て、ま
た、合成樹脂製である場合には射出成形等の成形によっ
てほぼロータ28に近い形状の素材を製造する。この際
、貫通孔36は製品たるロータ28の貫通孔36と同一
形状寸法で形成する。
このようにして製造した素材に対して外周面。
両端面および貫通孔30の機械加工を施した後、貫通孔
30に回転軸12もしくば14を圧入して固定する。貫
通孔36の内周面は機械加工しないのである。
このようにして製造した回転軸付きのロータ28をバラ
ンシングマシンにかけてバランス修正部42の両端面に
おける各バランス修正方向および量をめ請求められた修
正方向に対応する位置において修正量に見合った母材を
ドリル加工によってバランス修正部42から除去すれば
、動バランスの良好な完成品が得られる。以下、この動
バランスの修正、すなわち、動的アンバランスの是正に
ついて更に詳細に説明する。
例えば第4図に示すように、一方の端面における動的ア
ンバランスが矢印44の方向にU (gr・CIIl)
であるとすれば、矢印44と反対方向に延びる直線46
と半径R2= (Rs +R3)/2の円弧4Bとが交
わる点AにおいてW=U、/R2(gr)だけ除肉する
。なお、R1ばバランス修正部42の外周半径であり、
R3は回転軸12.14の半径である。バランス修正方
向が、第4図において直線50と52との間、すなわち
ロータ28の回転軸心0とバランス修正部42における
円周方向の両端部とを結ぶ直線5oと52とで挟まれる
角度θの範囲内にあるときには、いずれの場合において
もこのような方法によって回転動バランスを修正するこ
とができる。
一方、第5図に示すように、動バランスの修正方向がこ
れら直線50.52で挟まれる角度θの範囲外にあると
きには、次のようにして動ノ動ンスを修正する。ロータ
28の一方の端面における動的アンバランスが第5図中
矢印54で示す方向に、V(gr−cm)であるとすれ
ば、■を直線52方向の成分V 1(gr−cm)と直
線5o方向の成分v2(gr−CIIl)とに分け、そ
れら分けられたV。
と■2とに応じて前述したのと同様の除肉作業を行うの
である。ずなゎち、直線52と円弧56とが交わる点B
において、 W s−V s / R2(gr) だけ除肉し、また直線5oと円弧48とが交わる点Cに
おいて、 W2 =V2 /R2(gr) だけ除肉するのであり、これによってロータ28の動的
アンバランスが■だけ是正されることになる。
以上、ロータ28の一方の端面におりるバランス修正方
法を示したが、他方の端面においても事情は全く同様で
ある。
このように、動的アンバランスがいずれの方向に生じて
いてもバランス修正部42の一部を除肉するだけで、容
易にそのアンバランスを是正することができる。そのた
め、ロータ28を高速回転の過給機に用いることが可能
となるのであり、しかも貫通孔36を機械加工する必要
がなく、他の部分もそれ程高精度に機械加工する必要が
ないため、ロータ28の生産性が向上してかかるロータ
28を乗用車用力ソリンエンジンの過給機に用いること
が可能となるのである。
なお、本実施例においては、ロータ28におけるバラン
ス修正部42がロータの回転軸心に近接した部位に設け
られているが、かかるバランス修正部42を回転軸心か
ら遠い部位に設けることも考えられる。この場合には、
一定のバランス修正量に対してバランス修正部における
除肉量が少なくて済む利点が生ずるが、一方においてロ
ータの慣性モーメントが大幅に大きくなる不具合を惹起
する。バランス修正量は除肉部分の質量に回転軸心から
除肉部分までの距離を乗じた量であるのに対して、慣性
モーメントはバランス修正部の質量に回転軸心からの距
離の二乗を乗じた量であるために、回転軸心からの距離
が大きくなれば慣性モーメントが急激に大きくなってし
まうのである。
換言すれば、バランス修正部を回転軸心に近接して設け
た場合には、これを回転軸心から遠い部位に設けた場合
に比べて必要除肉量がそれ程多くならない一方で、慣性
モーメントを大幅に小さくすることができるのであり、
そのようにロータ28の形状を選定したことが本発明の
特徴の1つなのである。
また、バランス修正部42がロータ28の回転軸心を中
心とする円弧状とされているため、除肉を害に回転軸心
から等距離の位置において行うことができ、除肉量の計
算が単純となることも本発明の特徴の1つである。
以上、本発明の一実施例を詳述したが、本発明はこれと
は異なった形態で実施することが可能である。
例えば、羽根を3葉あるいは4葉備えた三つ葉形あるい
は四つ葉形のロータに対しても本発明を適用することが
可能であるし、そのロータが過給′機の回転軸に嵌合さ
れる形式のもののみならず、ロータが回転軸と一体に成
形されたものに対しても本発明を適用することが可能で
ある。
その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において、
当業者の知識に基づき種々の変更を加えた形態で実施す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ本発明の方法で製造さ
れたロータを備えたルーツ形過給機の正面断面図および
側面断面図であり、第3図は第1図および第2図におけ
るロータを拡大して示す正面図である。第4図および第
5図はそれぞれ第1図ないし第3図におけるロータの動
バランスを修正する方法を説明するための説明図である
。 10:ケーシング 12,14:回転軸26:羽根 2
8;ロータ 36:貫通孔 40;周壁部 42:バランヌ修正部 @1図 第3図 J。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 中心部から放射状に延び出す羽根を夫々2〜4葉備えた
    招−夕がケーシング内において2個組み合わされ、各り
    一部の中心部に設けられた回転軸を介して互に逆方向に
    等角速度で回転させられることにより、前記ケーシング
    の吸入口から吸入した空気を加圧してエンジンに供給す
    るルーツ形過給機のロータを製造する方法であって、各
    羽根を、それら羽根の輪郭を画する比較的薄肉の周壁部
    とその周壁部より厚い肉厚で前記回転軸の外周面に沿っ
    て円弧状に延びるバランス修正部とを備えた中空の羽根
    としたロータを製造する工程と、 そのロータの動的アンバランスを測定する工程と、 その測定結果に基づいて前記ロータのバランス修正部の
    一部を除肉することによって動的アンバランスを是正す
    る工程と を含むことを特徴とするルーツ形過給機用ロータの製造
    方法。
JP3653384A 1984-02-28 1984-02-28 ル−ツ形過給機用ロ−タの製造方法 Pending JPS60180730A (ja)

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