JPS6017966Y2 - 高圧発生回路 - Google Patents

高圧発生回路

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JPS6017966Y2
JPS6017966Y2 JP8643977U JP8643977U JPS6017966Y2 JP S6017966 Y2 JPS6017966 Y2 JP S6017966Y2 JP 8643977 U JP8643977 U JP 8643977U JP 8643977 U JP8643977 U JP 8643977U JP S6017966 Y2 JPS6017966 Y2 JP S6017966Y2
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JP
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voltage
circuit
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horizontal
detection
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JP8643977U
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JPS5414123U (ja
Inventor
健一 大塚
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ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサイン(sin)波フライバックトランスを有
する高圧発生回路に関する。
この種フライバンクトランスを有した高圧発生回路は一
般に第1図に示す如く構成される。
図において、1は水平出力回路を示し、これは周知のよ
うに水平出力トランジスタQを有する。
尚、2は共振用のコンデンサ、3はダンパー用のダイオ
ード、4は水平出カドランスである。
又5は水平偏向コイルを示し、6は5字補正用のコンデ
ンサである。
この水平出力回路1の出力はサイン波状フライバックト
ランス10の1次側に供給される。
フライバックトランス10は1次コイルL1及び高圧電
圧を得るための2次コイルLを有し、1次コイルL□に
対し、これと並列に共振用のコンデンサC1が接続され
、これらにて並列共振回路7Aが構成される。
更に水平出力回路1と1次コイル職との間には直列に接
続されたコンデンサC1とチョークコイルL、とで構成
される直列共振回路7Bが設けられいる。
尚、11は倍電圧整流回路を示し、端子12に所望とす
る高圧電?Vが得られるようになされている。
並列共振回路7Aの共振周波数をf8とし、直列共振回
路7Bにおける共振周波数を同様にf。
とした場合、1次コイルL□の両端に即ち点1に得られ
る入力電圧は第2図曲線14で示すようになる。
しの結果2次コイルL2にも同様な波形をなす高圧電圧
が得られ即ち正弦波状の高圧出力が得られることになる
ここで共振周波数f、は水平周波数fH (15,734k Hz)よりも低く例えば14.4k
Hz程度に選ばれ、他方の共振周波数f、は水平周波数
fHよりも高く例えば19.6k Hzに選ばれている
そのため丁度水平周波数f、にて最も低い入力電圧E8
が得られることになり、従って水平周波数fHがいずれ
の方向に変化しようとも入力電圧Eは上昇する。
このことは端子12に得られる高圧出力電圧拍も上昇す
ることを意味する。
高圧出力電圧HVの変動はこの水平周波数の変動の外に
、更に第1図に示す水平出カドランス4に供給される直
流電圧B+の値が変動するとによっても生ずる。
このような原因によって高圧出力電圧HVが異常に上昇
すると、高圧出力電圧軸の供給される陰極線管からは人
体に有害なX線が放射され易くなる。
そこで従来においては高圧出力電圧軸が異常に上昇して
X線が放射されないようにするため、高圧出力電圧軸の
変動を検出し、この高圧出力電圧HVが所定の値を越え
たときには陰極線管を実質的に不動作とするように、例
えば水平ブランキング回路を不動作とするような制御信
号を形成してX線が放射されないようにしている。
第1図において20がそのための異常電圧検出回路を示
し、この例では1次コイルL1側より高圧出力電圧軸の
変動に対応した電圧を検出するようにしている。
即ち点1に得られる端子電圧Eはダイオード21Aとコ
ンデンサ21Bよりなる半波整流回路21に供給され、
その整流出力は一対のブリーダ抵抗23A、23Bによ
って分割された後、この分割電圧即ち検出電圧VDはイ
ンピーダンス変換用のトランジスタQ2を介して検出ト
ランジスタQを供給される。
従ってこのトランジスタQ3のベース側にはツェナーダ
イオードなどより構成された基準電圧源25が設けられ
ている。
基準電圧源25の電圧値をVsとした場合、検出電圧V
Dがこの基準電圧■8にトランジスタQ2におけるV
B Eを加えた値より越えたときに始めてトランジスタ
Q2.Q3がオンし、従ってトランジスタQ3のエミッ
タ側に出された出力端子27に制御信号S。
が得られることになる。通常はこの制御信号S。
によってブランキング回路あるいは水平発振回路を制御
してビーム電流を阻止しこれによって陰極線管より発す
るX線を阻止するようにしている。
ところでこのような従来の検出回路20にあっては次の
ような欠点を有する。
第2図を再び参照しながら説明すると、上述のように高
圧出力電圧軸が変動する原因としては上述したように水
平周波数fHが変動する場合と、水平出力回路1におけ
る直流電圧B+が変動する場合とを考えたが、この他に
水平周波数fHを一定にした状態で並列及び直列共振回
路?A、7Bを夫々構成するコイルやコンデンサの値を
変更することによっても上述と同様に高圧出力電圧軸の
変動を来す。
即ち例えば並列共振回路7Aにあってその共振周波数f
1をfHに近づけるように々の値を変更した場合には第
2図において曲線15で示すようにその共振特性は水平
周波数fH側に近づくことになるので、当然のことなが
ら端子電圧Eが上昇する。
これと同じく直列共振回路7Bにおける共振周波数fb
を低くしても端子電圧Eは上昇するから、これらによっ
ても高圧出力電圧EHVが異常上昇するとになる。
ところでこれらの原因によって端子電圧Eが変動する場
合には、水平周波数fHや直流電圧B+の変動の場合の
ように単純に電圧Eのピークトウビーク値が変化しない
場合がある。
例えば第3図Aが正常な場合に得られる電圧波形である
ものとすれば、第3図Bで示すように負の方向が異常に
高くなったり或いは同図Cの如く波形の一部が歪んだ状
態で得られることがある。
ところが、従来の検出回路20は高圧出力電圧軸の変動
として端子電圧Eの変動分を検出し、しかもその検出は
半数の整流回路21で行っているので、端子電圧Eの正
負いずれか一方の変動分しか検出することができない。
そのため第3図B或いはCで示すような場合には検出回
路20は動作せず、よってX線の放射を有効且つ確実に
阻止し得ない欠点がある。
本考案はこのような点を考慮し特に第3図B或いはCで
示すような異常事態が発生した場合においても確実にそ
の状態を検出できるようにして、何時如何なる場合でも
X線の放射を阻止できるようにしたものである。
第4図を参照しながら本考案による高圧発生回路につい
て詳細に説明しよう。
但し、第1図と対応する部分には同一符号を付しその説
明は省略する。
本考案においては第4図で示すようにサイン波フライバ
ックトランス10の2次コイルLJIに更に異常電圧検
出用コイルL3を設ける。
この検出コイルL3には高圧出力電圧HVの変動に対応
した正弦波状の信号が誘起される。
コイルL3に誘起された検出出力は周波整流回路、この
例では両波型の倍電圧整流回路30を介して異常電圧検
出回路20に供給される。
倍電圧整流回路30としては2倍圧のものを示した。
そのためこの倍電圧整流回路30は一対のコンデンサ3
1A及び31Bと一対のダイオード32A及び32Bと
で構成される。
整流出力は異常電圧検出回路20に供給されるわけであ
るが、この例における整流出力は図のように低インピー
ダンス電圧源であるために第1図で説明したようにイン
ピーダンス変換用のトランジスタQ2は必要ない。
従って整流出力は直接検出用トランジスタQのエミッタ
に供給することができる。
尚、28はブリーダ抵抗器である。
倍電圧整流回路は周知のように正、負両方向における夫
々のピーク値を整流するものであるから、第3図B或い
はCで示すように正負いずれかの方向に片寄った状態で
端子電圧Eが上昇した場合でも正及び負の各ピーク値を
夫々整流することができる。
一方、上述したように検出コイルL3には高圧出力電圧
EHVの変動に対応した正弦波状の検出出力得られるた
め、検出トランジスタQ3のエミッタには高圧出力電圧
EHVの変動に追随した整流出力が供給されることにな
る。
そのためこの整流出力と基準電圧Vsとを比較すれば、
第3図B及びCのような異常事態の場合においても制御
信号S。
を確実に得ることができる。以上説明した本考案の構成
によれば何時、如何なる場合でもX線の放射を阻止する
ことができる。
そして第4図の構成によれば整流出力は低インピーダン
ス電圧源であるために検出トランジスタQ3のエミッタ
に直接その整流出力を供給するとかでき、回路構成の簡
略化を達成できると共に、第1図で示すようにブリーダ
用の抵抗器23A、23Bを必要としないためこれら抵
抗器23A、23Bのバラツキに対する対策を講する必
要がなくなる。
即ちこの回路構成によれば無調整化が可能になる。
尚、上述においては異常電圧検出用のコイルとして2次
コイルに対し更に別個に設けた例を説明したが、2コイ
ルLに対し所望とする点にタップを設け、これより検出
出力を得てもよく或いは又、2次側に中高圧用の電圧を
得るためのコイルが巻装されているようなフライバック
トランスの場合には、の中高圧形成用のコイルに対し更
に、タップを設けこの点より検出出力を形成するように
してもよい。
倍電圧整流回路の代りに通常の両波整流回路を使用して
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高圧発生回路の一例を示す接続図、第2
図及び第3図はその説明に供する図、第4図は本考案に
よる高圧発生回路の一例を示す接続図である。 10はフライバックトランス、11は倍電圧整流回路、
Llは1次コイル、hは2次コイル、L3は異常電圧検
出用のコイル、30は倍電圧整流回路、20は異常電圧
検出回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平周波数より若干低い共振周波数を有するサイン波フ
    ライバックトランスと、水平周波数でスイッチングされ
    る水平出力素子との間に設けられた水平周波数より若干
    高い共振周波数を有する直列共振回路と、上記フライバ
    ックトランスの2次側に発生するサイン波状の高圧出力
    を整流する倍電圧整流回路と、上記サイン波フライバッ
    クトランスに設けられた異常電圧検出用コイルと、この
    異常電圧検出用コイルに発生する電圧の正負両方向のピ
    ーク値を整流する両波整流回路と、この両波整流回路の
    出力が供給され、この出力が所定値以上になったとき陰
    極線管を実質的に不動作とする異常電圧検出回路とを有
    する高圧発生回路。
JP8643977U 1977-06-30 1977-06-30 高圧発生回路 Expired JPS6017966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8643977U JPS6017966Y2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 高圧発生回路

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JP8643977U JPS6017966Y2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 高圧発生回路

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Publication Number Publication Date
JPS5414123U JPS5414123U (ja) 1979-01-30
JPS6017966Y2 true JPS6017966Y2 (ja) 1985-05-31

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JP8643977U Expired JPS6017966Y2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 高圧発生回路

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JPH0510785Y2 (ja) * 1985-04-27 1993-03-16
JPH0333338Y2 (ja) * 1986-02-15 1991-07-15

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JPS5414123U (ja) 1979-01-30

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