JPS60179476A - 耐熱性ブレコ−トメタル用塗料組成物 - Google Patents
耐熱性ブレコ−トメタル用塗料組成物Info
- Publication number
- JPS60179476A JPS60179476A JP3397484A JP3397484A JPS60179476A JP S60179476 A JPS60179476 A JP S60179476A JP 3397484 A JP3397484 A JP 3397484A JP 3397484 A JP3397484 A JP 3397484A JP S60179476 A JPS60179476 A JP S60179476A
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- Japan
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- heat
- frit
- paint
- resistant
- precoated metal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐熱性、加工性にすぐれる耐熱性プレコート
メタル用塗料組成物に関するものである。
メタル用塗料組成物に関するものである。
従来、耐熱性塗料には無機系、有機系、無機有機複合系
の3系統のものがあるが、無機系は、通常の塗膜に要求
される諸物性が得られず、有機系は、耐熱性が300℃
前後までという欠点がある。
の3系統のものがあるが、無機系は、通常の塗膜に要求
される諸物性が得られず、有機系は、耐熱性が300℃
前後までという欠点がある。
そして、無1幾有機複合系は、耐熱用途に連続使用され
た場合、低い方の温度領域(250〜300℃位)では
有機物質である基体樹脂が耐熱性を満足し、被塗物が3
00℃を超えるような高温になると、基体樹脂は分解劣
化し7てしまうが、すでにそれ以前に溶l’41! l
/ 、連続皮膜を形成していた無機物質であるフリット
によって耐熱性がJOられる。
た場合、低い方の温度領域(250〜300℃位)では
有機物質である基体樹脂が耐熱性を満足し、被塗物が3
00℃を超えるような高温になると、基体樹脂は分解劣
化し7てしまうが、すでにそれ以前に溶l’41! l
/ 、連続皮膜を形成していた無機物質であるフリット
によって耐熱性がJOられる。
ここで、フリットは、顔料と同様に分散粒子として塗料
中に存在し、乾燥塗膜が耐熱条件下に置かれ、軟化点以
上の温度に達した時、溶融して連続塗膜を形成するもの
である。
中に存在し、乾燥塗膜が耐熱条件下に置かれ、軟化点以
上の温度に達した時、溶融して連続塗膜を形成するもの
である。
しかし、力((機有機複合系は、高温域の耐熱性を得る
ことができ、通常の塗膜性能もほぼii:?i足するこ
とができるが、プレコート適性を有するほど加工性にす
ぐれるものではなかった。
ことができ、通常の塗膜性能もほぼii:?i足するこ
とができるが、プレコート適性を有するほど加工性にす
ぐれるものではなかった。
本発明者らは、耐熱性、加工性にすぐれる耐熱性プレコ
ートメタル用塗料組成物を得るべく種々研究の結果、有
機系耐熱塗料の基体樹脂として使用されているポリアミ
ドイミド樹脂に着目した。
ートメタル用塗料組成物を得るべく種々研究の結果、有
機系耐熱塗料の基体樹脂として使用されているポリアミ
ドイミド樹脂に着目した。
ポリアミドイミド樹脂は分子主鎖中の一部がアミド結合
であり、ほかはイミド結合という構造を有しており、ア
ミド結合は線状構造のため伸縮性に富み、イミド結合は
環構造を形成しているため剛直で熱に強いという特長が
あるので、劇熱袖プレコードメタル用塗料組成吻の基体
樹脂として、すぐれた耐熱性と加工性とを示す。
であり、ほかはイミド結合という構造を有しており、ア
ミド結合は線状構造のため伸縮性に富み、イミド結合は
環構造を形成しているため剛直で熱に強いという特長が
あるので、劇熱袖プレコードメタル用塗料組成吻の基体
樹脂として、すぐれた耐熱性と加工性とを示す。
したがって、フリットとポリアミドイミド樹脂とを併用
すること知よって、耐熱温度が500℃にもおよぶ耐熱
性とプレコート適性との両機能をもつ耐熱性プレコート
メタル用塗料組成物が得られることを見い出し、本発明
を完成したものである。
すること知よって、耐熱温度が500℃にもおよぶ耐熱
性とプレコート適性との両機能をもつ耐熱性プレコート
メタル用塗料組成物が得られることを見い出し、本発明
を完成したものである。
すなわち、本発明は、ポリアミドイミド樹脂(固形分)
100市量部に対して、フリット40〜80重量部を含
有することを特徴とする耐熱性プレコートメタル用塗料
組成物に関するものである。
100市量部に対して、フリット40〜80重量部を含
有することを特徴とする耐熱性プレコートメタル用塗料
組成物に関するものである。
本発明において用いられるポリアミドイミド樹脂として
は、通盾の有機系耐熱性塗料に用いられるものなら、い
ずれも好適に用いられる。
は、通盾の有機系耐熱性塗料に用いられるものなら、い
ずれも好適に用いられる。
本発明において用いられるフリットとしては、通常の無
機有:幾複合系耐熱性塗料に用いられる、軟化点が35
0℃以上のものである。軟化点が350℃未満のもので
は本発明の効果が得られない。このフリットは、本発明
の耐熱;化プレコート用塗料組成物の耐熱性の性能に応
じて、1種だけでなく、2種以上用いることができる。
機有:幾複合系耐熱性塗料に用いられる、軟化点が35
0℃以上のものである。軟化点が350℃未満のもので
は本発明の効果が得られない。このフリットは、本発明
の耐熱;化プレコート用塗料組成物の耐熱性の性能に応
じて、1種だけでなく、2種以上用いることができる。
たとえば耐熱性の性能が400℃である耐熱性プレコー
トメタル用塗料組成物を得るには、用いるフリットは軟
化点が350℃程度のものだけでよいが、耐熱性の性能
が500℃である耐熱性プレコートメタル用塗料組成物
を得るには、用いるフリットは、軟化点が350℃程度
のものと、390℃程度のものとの2種用いることが心
安である。その理由は、軟化点が350℃程度のフリッ
トだけでは、500℃の耐熱条件下に置かれた場合、フ
リットが流動性に富みすぎるため、塗膜も流動しやすく
なり、良好な塗膜が得られない。一方、軟化点が350
℃惺度のフリット(溶融温度範囲350〜550℃)と
軟化点が390℃程度のフリット(溶融温度範囲390
〜570℃)とを併用l〜た局舎、両者の溶融温度範囲
が重なる部分があり、軟化点が390℃程度のフリット
によって、塗膜の流動性が抑えられるため良好な塗膜が
得られるからである。
トメタル用塗料組成物を得るには、用いるフリットは軟
化点が350℃程度のものだけでよいが、耐熱性の性能
が500℃である耐熱性プレコートメタル用塗料組成物
を得るには、用いるフリットは、軟化点が350℃程度
のものと、390℃程度のものとの2種用いることが心
安である。その理由は、軟化点が350℃程度のフリッ
トだけでは、500℃の耐熱条件下に置かれた場合、フ
リットが流動性に富みすぎるため、塗膜も流動しやすく
なり、良好な塗膜が得られない。一方、軟化点が350
℃惺度のフリット(溶融温度範囲350〜550℃)と
軟化点が390℃程度のフリット(溶融温度範囲390
〜570℃)とを併用l〜た局舎、両者の溶融温度範囲
が重なる部分があり、軟化点が390℃程度のフリット
によって、塗膜の流動性が抑えられるため良好な塗膜が
得られるからである。
本発明の耐熱性プレコートメタル用塗料組成物は、ポリ
アミドイミド樹脂(固形分)100重量部に対して、フ
リットを40〜80重量部含有することがV・要である
。フリットがポリアミドイミド樹脂(固形分)100重
量部に対して、40重量部未満の場合は、得られる塗膜
は耐熱性が十分でなく、また80重量部を超える場合は
、得られる塗膜の加工性が十分でない。
アミドイミド樹脂(固形分)100重量部に対して、フ
リットを40〜80重量部含有することがV・要である
。フリットがポリアミドイミド樹脂(固形分)100重
量部に対して、40重量部未満の場合は、得られる塗膜
は耐熱性が十分でなく、また80重量部を超える場合は
、得られる塗膜の加工性が十分でない。
本発明の耐熱性プレコートメタル用塗料組成物を製造す
るには、一般的には、ポリアミドイミド樹脂、フリット
および溶剤(たとえばジメチルホルムアミド、N−メチ
ル−2−ピロリドンなどのきわめて極性の強いもの)に
、必要に応じ:iat熱性顔料、添加剤(分散安定剤、
塗面調整剤など)などを加え、ロールミル、サンドグラ
インドミル、アトライターなどで混練する。
るには、一般的には、ポリアミドイミド樹脂、フリット
および溶剤(たとえばジメチルホルムアミド、N−メチ
ル−2−ピロリドンなどのきわめて極性の強いもの)に
、必要に応じ:iat熱性顔料、添加剤(分散安定剤、
塗面調整剤など)などを加え、ロールミル、サンドグラ
インドミル、アトライターなどで混練する。
なお、塗装系が2コート2ベークの場合、得られる塗膜
の耐食性を考慮して、1コート目の塗料(プライマー)
にクロム渡ストロンチウム、ホウ虐亜鉛、硫酸バリウム
などの防錆顔料を塗料中、3〜5重量%程度配合しても
よい。
の耐食性を考慮して、1コート目の塗料(プライマー)
にクロム渡ストロンチウム、ホウ虐亜鉛、硫酸バリウム
などの防錆顔料を塗料中、3〜5重量%程度配合しても
よい。
以上のようにして得られた耐熱性プレコートメタル用塗
料組成物をローラー塗り、スプレー塗り、はけ塗りなど
の塗装方法で基4t (たとえばアルミニウム板、冷延
鋼板、ステンレス鋼板など)に塗装したのち、250〜
300℃で1〜2分間焼付ければ、塗11fA外観、錨
鎖硬度、伺着性、加工性、耐衝撃性、耐熱性、面1薬品
性、耐溶剤性、耐食性など如すぐれた硬化塗膜を得るこ
とができる。
料組成物をローラー塗り、スプレー塗り、はけ塗りなど
の塗装方法で基4t (たとえばアルミニウム板、冷延
鋼板、ステンレス鋼板など)に塗装したのち、250〜
300℃で1〜2分間焼付ければ、塗11fA外観、錨
鎖硬度、伺着性、加工性、耐衝撃性、耐熱性、面1薬品
性、耐溶剤性、耐食性など如すぐれた硬化塗膜を得るこ
とができる。
つぎに、実施例、比較例をあげて本発明をさらに詳細に
説明する。例中、部は重量部、嘱は重量部である。
説明する。例中、部は重量部、嘱は重量部である。
実施例 1〜6
第1表に示した配合にもとづき、アトライターで24時
間分散して、実施例1〜3では400℃耐熱性塗料を、
実施例4〜6では500℃耐熱性塗料を得た。
間分散して、実施例1〜3では400℃耐熱性塗料を、
実施例4〜6では500℃耐熱性塗料を得た。
得られた耐熱性塗料をジメチルホルムアミド50部、N
−メチル−2−ピロリドン50部からなる混合溶剤で塗
装粘度まで希釈し、化成処理をしたアルミニウムメッキ
鋼板にバーコーター塗装(ウェット膜厚35〜36μ)
したのち、280℃で90秒間焼付けて硬化塗膜(ドラ
イ膜厚12〜13μ)を得た。
−メチル−2−ピロリドン50部からなる混合溶剤で塗
装粘度まで希釈し、化成処理をしたアルミニウムメッキ
鋼板にバーコーター塗装(ウェット膜厚35〜36μ)
したのち、280℃で90秒間焼付けて硬化塗膜(ドラ
イ膜厚12〜13μ)を得た。
得られた硬化塗膜の性能を!@2表に示しだ。
比較例 1
¥、1表に示した配合にもとづき、アトライターで24
時間分散して、塗料を得た。
時間分散して、塗料を得た。
得られた塗料を実施例1と同様にして、混合溶剤で希釈
し、塗装(ウェット膜厚35μ)シ、焼付けて硬化i1
1g(ドライ膜厚12μ)を得た。
し、塗装(ウェット膜厚35μ)シ、焼付けて硬化i1
1g(ドライ膜厚12μ)を得た。
・mられた硬化塗膜の性能を端2表に示した。
比較例 2
第1表に示した配合にもとづき、アトライターで24時
間分散して塗料を得た。
間分散して塗料を得た。
得られた塗料をキシレン50部、シクロへキサノン50
部からなる混合溶剤で塗装粘度まで希釈し、実施例1〜
6と同様にして塗装(ウェット膜厚25 /’ ) L
だのち、常温で空気中K10分間放置し、250℃で6
0分間焼付けて硬化塗膜(ドライ膜厚13 ir )を
得た。
部からなる混合溶剤で塗装粘度まで希釈し、実施例1〜
6と同様にして塗装(ウェット膜厚25 /’ ) L
だのち、常温で空気中K10分間放置し、250℃で6
0分間焼付けて硬化塗膜(ドライ膜厚13 ir )を
得た。
得られた硬化塗膜の性能を第2表に示した。
(以下余白)
第1表から明らかなように、本発明の実施例1〜6は、
比較例1にくらべて耐熱性にすぐれ、鉛筆硬度にや\す
ぐれており、また比較例2にくらべて鉛−筆硬度、加工
性、耐衝撃性、耐溶剤性、耐食性にすぐれていることが
わかる。
比較例1にくらべて耐熱性にすぐれ、鉛筆硬度にや\す
ぐれており、また比較例2にくらべて鉛−筆硬度、加工
性、耐衝撃性、耐溶剤性、耐食性にすぐれていることが
わかる。
特許出願人 日本油脂株式会社
Claims (1)
- ポリアミドイミド樹脂(固形分)100重量部に対して
、フリット40〜80重量部を含有することを特徴とす
る耐熱性プレコードメタル用塗料組成吻。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3397484A JPS60179476A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 耐熱性ブレコ−トメタル用塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3397484A JPS60179476A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 耐熱性ブレコ−トメタル用塗料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179476A true JPS60179476A (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=12401456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3397484A Pending JPS60179476A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 耐熱性ブレコ−トメタル用塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179476A (ja) |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP3397484A patent/JPS60179476A/ja active Pending
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