JPS60178417A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

Info

Publication number
JPS60178417A
JPS60178417A JP3559584A JP3559584A JPS60178417A JP S60178417 A JPS60178417 A JP S60178417A JP 3559584 A JP3559584 A JP 3559584A JP 3559584 A JP3559584 A JP 3559584A JP S60178417 A JPS60178417 A JP S60178417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
optical path
optical
pair
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3559584A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyasu Hosaka
保坂 秀康
Takeshi Utagawa
健 歌川
Toru Fukuhara
福原 透
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Nippon Kogaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp, Nippon Kogaku KK filed Critical Nikon Corp
Priority to JP3559584A priority Critical patent/JPS60178417A/ja
Publication of JPS60178417A publication Critical patent/JPS60178417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/34Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、カメラ等の光学装置の焦点検出装置に係り、
特に焦点検出される主結像光学系により形成された物体
像を一対の再結像光学系により夫々対応する一対の受光
装置に再結像し、各受光装置上に再結像された像の相対
位置関係を検出し主結像光学系の焦点検出を行う焦点検
出装置に関する。
(発明の背景) 従来技術として、特願昭57−153632において、
本出願人の提案した焦点検出装置を第1図に示す。第1
図において、(a) 、 (b) 、 (C)は、それ
ぞれ斜視図、上面図、正面図である。図示しない撮影1
/ンズL。の予1定焦・点部:F1またはその近傍には
、フィールド1/ンズ12が配置されている。予定焦点
面F1に形成された像を再結像する一対の凹面鏡を再結
像凹面鏡Ma、Mb と称する。再結像凹面鏡Ma、M
b に関して、予定焦点面F1と共役な面F2には、光
電的に像の位置を検出する像位置検出用光電変換装置1
3が配置されている。予定焦点面F1には、撮影レンズ
L。による被写体像が形成され、共役面F2には再結像
凹面鏡Ma、Mbによる被写体像の2次像が形成される
ので、予定焦点面F1を1次像面、共役面F2を2次像
面と称することにする。1次像面F1の中央部の矩形領
域は、焦点検出に使用する領域であり、これを1次像面
検出領域A1と呼ぶ。また一対の再結像凹面鏡Ma、M
bに関して1次像面検出領域A1と共役な2次像面F2
上の一対の領域を2次像面検出領域A2a、A2bと称
する。この2次像面検出領域A2aとA2bには、像位
置検出用光電変換装置13の受光部13a、13bが略
一致している。
1次像面F1から再結像凹面鏡Ma 、 Mbまでと再
結像凹面鏡Ma、Mbから2次像面F2までは、わずか
な空間をのこして、屈折率が1.5程度の高屈折率媒質
で充填されている。1次像面検出領域A。
に1次像を形成した光束は、フィールド1/ンズ12か
ら高屈折率媒質中(屈折率1,5)に入り、反射鏡14
.15で反射再結像凹面鏡Ma、Mbに向う。
再結像凹面鏡Ma、Mbは、上下に傾けて配置されてお
り、再結像凹面鏡Ma 、 Mb K入射した光束は上
下に分離され、それぞれ反射鏡15の上下に配置された
透過部16a、16bを通過して2次像面検出領域A2
a、A2bに一対の像を形成する。ここで1次像面F、
から再結像凹面鏡Ma、Mb までの光路を第1光路と
呼び第1光路にそった主光線の長きを、第4光路長11
と称する。ただし、通常、11光路長11とはその部分
の長さにその部分の媒質の屈折率を乗算したものを意味
するが、ここでは媒質の屈折率と無関係に光路にそった
実際の長さを意味するものとして用いることにする。ま
た再結像凹面鏡Ma、Mbから2次像面F2までの光路
を第2光路と呼び第2光路にそった主光線の長ざを第2
光路長12と称すると、焦点検出装置の結像倍率mは略
rn−=1!2/e1で与えられる。
第1図の例では結像倍率mを1以下にするために第1光
路中に反射鏡14.15を2枚構成する事により、第1
光路を折りたたみ、第1光路長11を第2光路長12よ
り長くしている。しかしこの例のままでは構造が複雑で
作成が難しい欠点があった。
(発明の目的) 本発明はこの欠点を解決し、構造が簡単で製作がしやす
く、収差性能が良好でかつカメラボディに収容可能な焦
点検出光学系を得るための構造及び大きさ等の具体的な
諸条件を与えるものである。
(実施例) 第2図は本発明の第1実施例であり、(a) 、 (b
) 。
(C)図はそれぞれ、上面図、正面図、側面図である。
図示しない撮影レンズL。の予定焦点面F1または、そ
の近傍にフィールド1/ンズ12が配置されておす、フ
ィールド1/ンズ12は、光学ブロック20aの上面に
直接構成されている。このフィールドレンズのパワーは
、再結像凹面鏡Ma、Mbと撮影l/ンズL。の射出瞳
とがほぼ共役となるように選定されている。フィールド
レンズ12の頂点トはぼ接する位置つまり1次像面F、
と略一致する位置には、矩形開口18aをもつマスク板
18が配置されている。矩形開口18aは、1次像面検
出領域A1よりわずかに大きく、1次像面検出領域A1
を含む位置に配置されている。1次像面検出領域A、に
−次像を作成した光束は、矩形開口18aを通過しフィ
ールドレンズ12から高屈折率媒質である20a 、2
0b l 20Cに入り光学ブロック20bと20Cの
界面に構成された反射鏡19で反射されて、再結像凹面
鏡Ma、Mbに向う。再結像凹面鏡Ma、Mbは上下に
傾けて配置されており、再結像凹面鏡Ma、Mbに入射
した光束はそれぞれ主光線において、角度θで上下に反
射される。
ここで角度θを光束分離角と称する。再結像凹面鏡Ma
、Mbで反射された一対の光束は反射鏡19の上下に構
成された透過部218.21bを通過して、2次像面F
2に位置する2次像面検出領域A2a 、A2bに2次
像を形成する。像位置検出用光電装置13の受光部13
a、13bはそれぞれ第2図(b)の紙面垂直方向に多
数の受光部を持つフォトアレーである。この受光部13
a、13bがそれぞれ一対の2次像面検出領域A2a、
A2bと一致するように1つのチップ上に形成されてい
る。このチップはわずかな空間をへだてて、厚さQ、 
5 xm程度のカバーガラス28で保護されている。
以上のような構成によって1次像面F1の1次像面検出
領域A1に形成された像を、射出瞳の異なる部分を通過
した光束の像として2次像面検出領域A2a、A2bに
一対の2次像を形成し、2次像の相対的変位の方向と量
より、撮影I/ンズL。の合焦判定を行なう。
次に、ここで第1の実施例の収納位置とそのスペースに
ついて第3図(a) 、 (b)を用いて説明する。
第3図(a)は第1実施例の焦点検出装置を、−眼1/
フカメラのミラーボックス底部に収納した例である。撮
影レンズL。を通った光束は、一部は主ミラーM1で反
射され焦点板22に結像しこれをファインダーから見る
ことができる。また残りは主ミラーM1の半透部を通過
した後、補助ミラーM2で反射されてミラーボックスの
下方へ反射される。ξラーボノクス底板24には矩形開
口24aが穿設され、矩形開口24a直下にはフィルム
面23と共役な第1次像面F1が形成される。第1次像
面F1の近傍には、マスク板18が取付けてあり、1次
像面検出領域A1に像を形成した光束のみが、焦点検出
装置内に導かれる。フィールド1/ンズ12から高屈折
率媒質中に入射した光束は、45°反射鏡19によって
直角に折り曲げられ撮影光束と平行に被写体方向に向っ
て進みそれぞれ凹面鏡Ma、Mbによって光束分離角θ
だけ上下にふられて反射鏡19の上下に構成された透過
部21a。
21bを通過し像位置検出用光電変換装置13の受光部
1.3 a 、 13 bに達する。一般的なカメラボ
デー底部の寸法は第3図(b)において、A=A’ =
15龍、B=16肩諷+C=17闘、D−7n 程度で
あり、これ以上の空間をカメラボデー底部にとると、カ
メラの形状が大きくなり、−眼レフカメラの特長である
機動的な操作性能が失なわれてしまう。
したがって前記のような大きさの空間に焦点検出装置を
収納することが望ましい。本実施例において、焦点検出
光学装置は、その長手方向が撮影レンズLoO光軸と平
行となるように、カメラボデー底部に組み込まれている
。また補助ミラーM2は主ミラーM1の後方に配置され
ることによりCODの関係になる。従って第3図(a)
に示すように再結像凹面鏡Ma、Mbを撮影レンズL。
側に、また像位置検出用光電変換装置13をシャッター
25側にして焦点検出装置を組み込むと空間の利用率が
高まる。第1光路長11はカメラ底部に収納可能なスケ
ールでは大きい方が光束分離角が小さくなって1次像面
の焦点検出領域A1の広い範囲にわたって収差性能を良
くする事ができる。通常−眼1/フカメラの一次像面の
焦点検出領域A1としては長さ方向にLw=3〜5關巾
方向にLh−0,1〜2頭程度とするのが普通でろシ、
少くともLw≦2〜3Hの範囲においては収差量が数1
0μ以内である事が好ましい。例えば第2図及び第3図
に図示した装置において、前記1次像面検出領域A、の
巾をLh ”:; 0.5 ++s+とじ再結像倍率を
m二〇、75倍とし、凹面鏡Ma 、 Mb (7D 
第2図(b) (7)紙面内方向の大きさを決定する再
結像光学系への入射光束の広がシ(第4図にて後に説明
する)ψ0の大きさを約9°30′の角度(Fナンバー
にしてF=6相当)にとり媒質の屈折率をn = 1.
5にとると、受光素子間隔dがd’s 5 ++s+で
g、>tom+ならばほぼ使用可能な収差性能を得る。
ここでθを用いず受光素子間隔dで条件を与えたのはm
を再結像倍率、θを光束分離角、11を第1光路長とし
てdはd=2mθe1で表わされ、上記諸条件Lh、m
、?’!0を固定して11を大きくすると前述のごとく
光束分離角θは少さくできるが両者の積に比例する受光
素子間隔djd略一定となるからである。
勿論d≦5鴎の同一条件でも、前述のごと<11を大き
くしてθを小さくした方が1次像面検出領域A、の長さ
方向のよシ広い部分に関して良好な収差特性が得られて
好ましい。そしてdく50でかつ1.>2o朋ならば前
記Lw<2〜3龍の一次像面上の広がりに対して非点収
差量を20〜40μ程度以下とする事ができて非常に好
ましい。第1光路長11の上限はカメラボディに収容可
能か否かにより決定される。第2図では受光部間隔をd
−=511IIとし第1光路長を61=27龍とした例
であるが、これを第3図のようにボディ底に収納すると
すれば/1<30++m程度が限界である。勿論おシた
たみ方等の諸条件を変更した時にはこれより幾分大きく
とる事が可能でlI < 401111程度までは可能
性がある。
ゆえに少くとも一次像面焦点検出領域上の広がりLw=
2〜3順の部分に対して良好な収差特性を得るためには
受光素子間隔がd≦5朋で第1光路長が201111≦
111’> 4 Qmである事が好ましい。特に第2図
の場合など多くの構造においてlIが27龍前後(25
mりllH’−30龍)が最適である。
焦点検出装置の結像倍率mは第1光路長11と第2光路
長12との比m−F12/、1で表わされる。
焦点検出装置の結像倍率mも縮/J’を倍率(mく1)
とすると像位置検出用光電変換装置13のチップサイズ
の小型化と素子面照度の増化に伴なう/Nの改善の面で
効果がある。しかし縮小の程度が大きいと収差性能が悪
くなり特に第1図、第2図のような反射再結像光学系に
おいては光束の分離角θが大きくなり、再結像倍率が0
.5倍程度以下では収差が大きくて満足なものが得られ
ない。従って収差の観点からは倍率mが0.6倍程度以
上である事が好ましく、0.65 <m< 0.8が適
当である。
第2図に示す第一実施例は、m=0.75の場合である
次に高屈折率媒質と光束の分離角θについて第4図を用
いて説明する。なお第4図においては、反射鏡19Fi
図示を省略しである。高屈折率媒質の屈折率をnlに選
定した場合、検出する光束の広がり角を空気中(no=
1)においてφ。とじ高屈折率媒質中の光束の広がり角
を91とすると、以下のような関係になる。
されることになる。またそれにともない第2光路中の光
束の広がり角ψ2も小さくなり、その分だけ光束の分離
角θを小さく設定できるので光学的な収差を向上せしめ
、受光部13a、13bの距離dを小さくでき受光素子
のチップサイズの小型化と収差の向上をはかることがで
きる。
しかし、あまり屈折率を高くすると他の媒質との界面に
おいて以下に示す様な不備な点が生ずる。
まず高屈折率媒質と接着材との界面について説明する。
各光学ブロック20a!20b120Cは透明な接着材
によって接着される。接着材の屈折率をn′とした場合
接着材にも数々の種類があるが、その屈折率は、1.4
 s < n′<、 1.eが多く、それよシも高い屈
折率を持つ接着材は、実用的ではない。周知の通り屈折
率の異なる界面に界面より法線を立て、法線と光線のな
す角度を、入射角tとすると、入射角2によって偏光成
分が異なることが知られており、その関係は以下の式で
示される。
−次側の屈折率をn、入射角乙、二次側の屈折率をnl
、射出角を乙′、とじで通過光の強度のS成分をIs、
p成分をIpとした場合 ただしn 5inL= n’ sin i’第2図の光
学系の実施例において媒質20b、20Cの切断面を4
ダとした場合、反射面19の上下に構成された透過部2
18.21bに至る光束は球面ミラーMa、Mbによっ
てθの角度で分割されその後上記切断面に達するだめ、
透過部21aでは主光線の入射角La=45°+θ、2
1. b ではLb−45°−〇になる。
像位置検出用光電変換装置13aに入射する光束の強度
のうち、S偏光成分をIsa、同じくP偏光成分をIp
aとし、同様に像位置検出用光電変換装置13bに入射
する強度のうちS偏光成分をIsb。
P偏光成分をIpbとする。ここで接着材と媒質との屈
折率に大きな差があると、前記界面に各光束は入射角 
La−45°十〇、1b=41−e で入射するため 
Isa+ Ipa=Isb+Ipbの条件が充足されず
、また偏光成分の多い被写体の焦点検出時や、直線偏光
フィルター装着時においては、l5a=Isb 、Ip
a=Ipbの条件が充足されず2光束に関する同一性が
崩れ焦点検出精度を害することになる。
従って接着材と媒質の屈折率は、近接させて選択するこ
とが望まれる。前記の通り接着材の屈折率が1.45〜
1.6に限定されることにより光学ブロックの屈折率n
も、この近傍の値すなわち1.45<n<t、65に設
定するのが望ましl/)。
また屈折率がこの範囲に入る硝材は古くから用いられて
おり、硝材の価格も安く、加工上の問題点もよく研究さ
れていることによシ、製造コストの低下にもなる。
フィールドレンズ120入射面、並びに受光部13とカ
バーガラス28との間には、それぞれ空気と媒質との界
面が存在する。この空気と媒質との界面においても前記
の式に従った反射ロスを生ずるので、この反射ロスを防
ぐ方法として、反射防止用のコートを媒質と空気との界
面に施すのが良い。
次に第一実施例の詳細な構成方法につt(zて第2図(
a) 、 (b) 、 (C)を用いて説明する。まず
光学フ゛ロック20bと20Cの界面には反射鏡19が
45°の角度で斜設されている。反射鏡19の大きさは
、第1光路の光束を全て反射し、一方第2光路の光束全
てを遮ることなく透過させる大きさになっている。
このような反射鏡の製作方法の1例としては、光学ブロ
ック20Cと20bの接着面の一方に蒸着等の手段によ
って反射鏡19を形成した後、両光学ブロック20b、
20Cを透明な接着材で互いに貼付ける事により製作で
きる。ここで反射鏡19を形成する面は、光学ブロック
20bの接着面と20eの接着面のどちらでも構成可能
である。
ここで反射鏡を製作する面について第5図(a) 、 
(b)を用いて説明する。
(a)図は反射鏡19をブロック20Cに構成した時の
概念図である光学ブロック20bを通過した光束は、光
学ブロック20bと接着材26との間の界面で屈折し、
接着材26中を進行し光学ブロック20Cに構成された
反射鏡19によって反射された後にふたたび接着材26
と光学ブロック20bとの間の界面を通過する。一方(
b)図は反射鏡19を光学ブロック20bに構成した時
の概念図であり、光学ブロック20bを通過した光束は
、光学ブロック20bに構成された反射鏡19によって
反射されそのまま再結像凹面鏡Ma、Mbに向う。
従って反射鏡19は光学ブロック20bの切断面に構成
した方が、光学ブロック20Cの切断面に構成するより
、光束が接着材26と光学ブロック20bとの間の界面
を通過することがなく、光量の損失を防ぐことができる
したがって反射鏡19は光学ブロック20bに構成する
方が望ましい。
次に反射鏡19を構成する光学ブロック20bの接着面
20b′の位置について説明する。接着面201)’の
位置は、第2図(b) において、光学ブロック20b
の側面に基準面27を残した位置に構成すると、各光学
ブロックを組立てる際に、受光部13a、13bのカバ
ーガラス28を基準として3つの光学ブロック20a1
20b、20(!の位置出しが可能になり、組立時の誤
差を低減することが可能になる。1次像面F、には、焦
点検出に利用しない光束が光学系内部に入射しないよう
にマスク板18を取付けである。し、かし反射鏡19と
受光部13a、13bが近接しているため、マスク板1
8の矩形開口18aに斜めに入射した光線29は通過部
21aを通過しそのまま受光部13a。
13bに迷光として入射し焦点検出精度を害する心配が
ある。その防止方法として光学ブロック20aの20b
との接着面において、光学ブロック20aの接着面の第
1光路の進行を防げない範囲を接着面よ91段深く削り
取り、20bとの間にすきまを形成し、そのすきまを遮
光性のある物質50で充填するとよい。
次に第2図(b)に示される光学ブロック20bの右端
に構成されている再結像凹面鏡Ma、Mbの具体的な製
造方法について、第6図を用いて説明する。第6図(a
) 、 (t))はそれぞれ正面図、B−B矢視断面図
である。ます平凸レンズLを用意踵その凸面上に第6図
(a)に示す如く、その軸30の左右に反射鏡Ma、M
bを形成する。
反射fNMa 、 Mbは平凸1/ンズLの中心0に関
して180°回転しだ点対称な位置に形成される。そし
て反射鏡Mbの面積中心に立てた法線Nbと平凸1/ン
ズLの平面に立てた法線Ncとの間に形成される角度が
、B−B矢視断面図である第6図(b)の紙面内におい
て光束分離角の半分すなわち′/2になるような位置に
、反射鏡Mbが設けられる。
反射鏡Maも同様に、その面積中心に立てた法−Na(
図示せず)と上記法線Ncとの間に形成される角度が、
第6図(b)の紙面内においてa/2になるような位置
に設けられる。反射鏡Mbの面積中心と反射鏡Maの面
積中心とはそれぞれ軸30′の上下に位置するので、法
線Nbと法線Naとは第6図(b)左方において互いに
接近するよう設けられる0 その後軸30KGって平凸1/ンズを第6図(a)に示
す如く左右2つに切断し、また焦点検出に不要な部分3
1を軸30に垂直に(軸30’に沿って)切り落す。こ
うして作製された一対の再結像凹面鏡レンズLa、Lb
を、一対の2次像面検出領域A2a。
A2bの像が1次像面検出領域A1上で重なるように、
第2図(b)の光学ブロック20bの右端の面内で調整
乙、最終的に第2図(e)で示すような配置を得る。そ
してこのレンズLa、Lbを該ブロック20bに透明な
接着材で接着する。
次に再結像凹面鏡Ma、Mbの形状について第7図を用
いて説明する。明るい光学系を得るだめには、第7図(
a)に示すように撮影1/ンズLoの射出瞳のフィール
ドl/クズ12による投影像32とほぼ重なる半円形が
望ましい。しかしくb)図に示すように、半月形の上下
を除いた形にすると少ない光量の損失で、第4図に示す
光束の開き角ψ1.ψ2を小さくでき、反射鏡19にお
いての光束の分離を非常に楽にでき受光部13a、13
bの距離を縮め、受光素子のチップサイズの小型化をは
かることができる。−!!、た中央部は、(C)図に示
すごとく切断の為にギャップを作る必要がある。また撮
影17ンズLoの射出瞳の投影像と接する円弧部は、平
凸レンズLの凸面に偏心して円弧を構成するのは製作上
困難なため(d)図に示す様に3本の直線で近似をする
と、加工が飛躍的に楽になる。結局再結像凹面鏡Ma、
Mbの形状は、(d)図に示すような6角形にするのが
望ましい。一方、第2図(b)においテ光学ブロック2
0eの左端には、像位置検出用光電装置13を透明な接
着材では9つける。
第2図及び第3図に示す通り第1の実施例は、すでにカ
メラポデー底部に収納可能な形状になっているが、第2
図の光路を反射面34により9σに折りたたみ、さらに
コンパクトにしてボデー底部に収納しやすくした第2の
実施例を第8図に示す。この実施例において、媒質中の
第2光路の光束の広がり角をψ′2 (ψつは受光部1
3bに入射する第2光路の光束全体の広がり角であり、
第4図に示した受光部上の一点に入射してくる光束の広
がり角ψ2とは、厳密な意味では異なる。しかしながら
実際には前述したLhが小さいのでイはψ2とほぼ一致
することになる。そしてLhが限りなく小さい時にψ≦
と92は全く一致する。)とした場合反射鏡34に立て
た法線から入射光線までの角度を入射角もとすると、最
少入射角tmは第2全反射条件の臨界角は、i = 5
in−’ ”/H,(n+ はブロック20bの屈折率
)となり最小入射角が臨界角よりも大きければ反射面3
4には特別に反射部材を構成する必要はないが、最小入
射角が臨界角よりも小さくなる場合は反射面34に反射
膜をコートする必要がある。しかしこの場合にも入射角
を関数とする偏光特性により反射率が異なり一対の光像
の同一性がそこなわれ、その分だけ焦点検出誤癲が生じ
やすい。
第8図において最小入射角t、―が全反射の臨界角よシ
小さい場合の改良案である第3実施例を第9図に示す。
第9図において反射面35は、第8図の反射面34よシ
入射角が大きくなる方向に傾きをかえ最小入射角の光線
においても、全反射する様に設定されている。面を傾け
ることによって多少加工がむずかしくなるが、反射面を
35にて全反射することによって、往復2回の反射膜に
おける光吸収による光量低下と、復路の入射角の変化に
よる偏光特性をなくすことが可能となる。
反射膜の吸収による光量の低下については、第1実施例
の反射鏡19についても同様なことが言え、これを解決
した第4実施例を第10図に示す。
第2図の説明で、光学ブロック20bの45°傾斜面に
蒸着等により反射膜19を設けることについて述べた。
しかしながら第4実施例は反射膜19を設けることなく
、第2図で反射膜19を設けた部分に対向する光学ブロ
ック200の部分を、スパッタリング等によって接着面
より1段低くして、かんぽつ部52を構成し接着材がブ
ロック20bの45°傾斜面51に付かない構造にした
ものである0 本実施例はこのようにすることによって光学ブロック2
0bの45°傾斜面51の下に空気層との界面を作り、
45°傾斜面51に立てた法線と第1光路の光線とがな
す角のうちの最小入射角を臨界角より大きくなるように
し、入射光束を傾斜面51のかんほつ部52に対向する
部分にて全反射させるようにしたものである。本実施例
はこのようにして傾斜面51に反射膜を格別に設けるこ
となく、この傾斜面51自身を全反射面として利用して
いる。また当然のことながら第一光路の光線の最小入射
角が臨界角より小さい場合は、それに相当する分、傾斜
面51をさらに傾けることによって全反射させることが
可能である。
次に媒質の屈折率を変えることなく、光束の分離角θを
小さくした第5実施例を第11図に示す。
第11図は、フィールドレンズ12から入射する第1光
路の光軸と反射面19の法線とのなす角度ψを小さくす
るように反射鏡19を傾けることによって、受光部13
bに入射する第2光路と、第1光路とを分離する反射鏡
19の端面19bを像位置検出用光電変換装置側へ近づ
ける。端面19bの移動によって19bと第1光路及び
19bと受光部13bに入射する第2光路との間隔が広
がりその分だけ光束の分離角θを小さく設定でき(すな
わち13aと13bとの間隔dを小さくてきλ収差の向
上と受光素子13の小形化をさらに容易にすることが可
能となる。
次に第11図の第5実施例の光路をさらに反射面37に
よって折り曲げ光学ブロック36、フィールドレンズ1
2と2枚の再結像凹面鏡レンズLa、Lbを一体成形し
た第6実施例を第12図に示す。
第5実施例までは、受光部13a、13bは平行なカバ
ーガラス28によって保護してあったが、平行なカバー
ガラス28の代わ、!lllに三角プリズム38を用い
て部品点数の減少と接着材との界面を減少させることを
可能とした。
さらに三角プリズム38が受光部13a、13b の受
光面に密着していると、収差性能が向上しかつ受光面で
の反射ロスも減少して好ましい。
このように光学部材をプラスチック等により一体成形に
よって作成する方法は、第6実施例に限られるものでは
なく、他の実施例でも同様に可能である。
例えば第10図の光学ブロック20Cのかんぼつ部52
を切りかき53にしてプラスチックによる一体成形を容
易にした第7実施例を第13図に示す。第7実施例によ
れば第2図に示した光学プロ、ツク20a l 20b
 I 200と凹面鏡La 、 Lb全てをプラスチッ
クの一体成形によって作ることが可能となる。
又第2図におけるフィールドレンズ12がその上部構成
されている光学ブロック20&や、凹面鏡を構成する再
結像凹面鏡レンズLa、Lb等の一部のブロックをプラ
スチック成形で形成し別に成形された光学ブロックとは
り合わせることも可能である。
プラスチック成形によれば、第10図の光学ブロック2
0Cのかんぼつ部や、光学ブロック20a。
La、Lbの曲率面も自由に一体成形できる利点がある
次に第6実施例をカメラボデー底部に収納する場所につ
いて、第14図を用いて説明する。第14図はカメラの
底部を示す断面図である。第14図に示すようにフィル
ム面23と共役な第1次焦点面F1を、補助ミラーM2
の直下よりも撮影1/ンズ側に構成する。iラーボソク
スの底板24は、撮影光のゴーストを防ぐため、低い方
が望ましく、このように第1次焦点面F1を補助ミラー
M2の直下よりずれた位置に構成するのは、−見ミラー
必。
ポックの底板24の位置を上昇させるように思われるが
、補助ミシーM2が実線図示の如く直立状態に近づくた
め補助ミラーM2とフィルム面23との距離がその分伸
び第1次焦点面F1 を補助ミラーM2の直下に構成し
た場合とほぼ同等な位置にミラーボックスの底板24を
構成することができ空間の利用率をさらに高めることが
可能となる。
尚、第14図に破線で示した補助ミラーM2は第3図に
図示された補助εラーの位置を示す。
次に焦点検出を行なう時の有害光を取り除くための光学
フィルターについて説明する。焦点検出に有害な赤外光
をカットする赤外カントフィルターを焦点検出光学系の
内部に組込む方法が提唱され、すでに実用化されている
。しかしながら、被写体の輝度の状態、使用目的等のち
がいによって各種の光学的なフィルターを切シ換える必
要がでてぐる。第15図は各種のモード別に光学フィル
ターを切り換えられるようにした実施例で第16図はそ
の主要部分の斜視図である。ミラーボックス底板24と
マスク板18の間に回転可能に取付けた円板40を扇形
複数に分割しその部分部分に、それぞれのモードに適合
したフィルタ40a〜40fを形成しモータ41で円板
40を回転しフィルタを切り換えるものである。
前記モードとしては、例えば ■被写体の輝度が低い時
は、光量をかせぐ為の素通しのガラス、■被写体の輝度
が通常の時は、弱い赤外カットフィルター、■被写体の
輝度が充分に高く、赤外光が強い時は、強い赤外カント
フィルター、■被写体の輝度が非常に高い場合は、受光
素子のダイナミックレンジをおぎなう為、NDフィルタ
ー十強い赤外カットフィルター、■赤外線フィルム使用
時には、赤外線感光波長に合わせたバンドパスフィルタ
ー、■赤外線を投射してその反射光の位置を測定する焦
点検出モードの時は、発光波長に応じたバンドパスフィ
ルター、等が考えられるが、その他に撮影1/ンズの射
出瞳の位置に合わせて再結像凹面鏡Ma、Mbの投影位
置を変化させるよう、フィールドレンズ12のパワーを
強めあるいは弱めるための補助1/ンズを組込むことが
可能である。
また各種フィルターの上面には、ゴεを取り除くだめの
ブラシ42を焦点検出用の光路と干渉しない位置に取イ
・Jけておき、円板40を回転させると、フィルター表
面が清掃される構造になっている。
その他の実施例としては、単一の7fルターを光学系に
組込む方法としてフィールド1/ンズ12にコーティン
グを施し、コーテイング膜にフィルターの機能をもたせ
る方法と、第17図に示すようにミラーボックス底板2
4の厚さを利用し、底板の開口部248に底板の厚さと
同等の厚さのフィルター43をはめこみ、このフィルタ
ー43によりカメラ底板24の下にホコリが侵入するこ
とを防止する方法がある。これらの方法においては、フ
ィルターの構成のだめにはラーボノクス底部に新たな空
間を取らなくてすむことになる。
(発明の効果) 以上のように、収差性能を満足し小型でカメラポデー底
部に収納可能でかつ製作の容易な焦点検出装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は従来の縮小型焦点検出光学系の斜視図、
第1図(b) 、 (e)はそれぞれ第1図(a)の上
面図及び正面図、第2図(a) 、 (b) 、 (e
)は第一実施例の上面図、正面図、側面図、第3図(a
)は第一実施例の焦点検出光学系を一眼レフカメラに収
納した状態を示す正面図、第3図(b)は一般的な一眼
レフカメラボデー底部の寸法を示す正面図、第4図は光
束の広がりを示す概念図、第5図(a) 、 (b)は
反射膜を構成する位置による光線の進行を示す概念図、
第6図(a) 、 (b)は一対の凹面鏡の作製法を説
明する為の正面図と断面図、第7図は凹面鏡の形状を示
す平面図、第8図は第2実施例を示す正面図、第9図は
第3実施例を示す正面図、第10図は第4実施例を示す
正面図、第11図は第5実施例を示す正面図、第12図
は第6実施例を示す正面図、第13図(a) 、 (b
)は第7実施例を示す正面図と側面図、第14図は第6
実施例を一眼レフカメラに収納した状態を示す正面図、
第15図はフィルター切換装置を収納した状態を示す正
面図、第16図はフィルター切換装置の主要部分を示す
斜視図、第17図はフィルターをミラーボックス底板に
はめこんだ状態を示す正面図である。 (主要部分の符号の説明) F、・・・予定焦点面(=1次像面) A1°°°1次像面検出領域 Ma・・・再結像凹面鏡 Mb・・・再結像凹面鏡 出願人 日本光学工業株式会社 代理人渡辺隆男 第1図 Cd) Cb) 第15図 第16図 第17し1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焦点検出される結像光学系の予定焦点面の後方に
    配置され、該結像光学系によって、前記予定焦点面上の
    所定検出領域内に形成された1次像を再結像し、同一の
    一対の2次像を作成する一対の再結像凹面鏡と、前記一
    対の2次像の相対的位置を検出する一対の光電変換手段
    とを具備し、前記所定検出領域から前記一対の凹面鏡ま
    でと、凹面鏡から前記一対の光電変換手段までの光路を
    空気より屈折率の大きい透明媒質で充填した焦点検出装
    置において、前記1次像から該再結像凹面鏡までの光路
    にそった長さelを10龍≦11とし2列に並んだ該一
    対の光電変換手段の間隔dを5””ニー$ d トシ*
    事−+特徴とする焦点検出装置。
JP3559584A 1984-02-27 1984-02-27 焦点検出装置 Pending JPS60178417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3559584A JPS60178417A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 焦点検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3559584A JPS60178417A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 焦点検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60178417A true JPS60178417A (ja) 1985-09-12

Family

ID=12446151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3559584A Pending JPS60178417A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 焦点検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60178417A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348508A (ja) * 1986-08-19 1988-03-01 Olympus Optical Co Ltd 焦点検出用光学系
JPH0268512A (ja) * 1988-09-05 1990-03-08 Nikon Corp 焦点検出装置
US6106165A (en) * 1997-03-14 2000-08-22 Nikon Corporation Focal plane shutter device having shutter blades positioned with respect to an autofocus device to improve shutter speed

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348508A (ja) * 1986-08-19 1988-03-01 Olympus Optical Co Ltd 焦点検出用光学系
JPH0268512A (ja) * 1988-09-05 1990-03-08 Nikon Corp 焦点検出装置
US6106165A (en) * 1997-03-14 2000-08-22 Nikon Corporation Focal plane shutter device having shutter blades positioned with respect to an autofocus device to improve shutter speed

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI417638B (zh) 一種具有降低尺寸大小並提高對比度之投影機
US4743932A (en) Focus detection device for a camera
US5245175A (en) Focus detecting optical system including a plurality of focus blocks composed of an integrally molded prism member
JPH01209432A (ja) ファインダー光学系
JPS60263912A (ja) カメラの焦点検出装置
US4951078A (en) Camera system including catadioptric lens and catadioptric lens system used therein
JPH11326760A (ja) 集光光学素子
US4544255A (en) Focus detector
US5134526A (en) Focus detecting optical system including eccentrically disposed aperture stops
CA1088794A (en) Compact prism camera
CA1088795A (en) Compact camera with prism folded optical path
JPS60178417A (ja) 焦点検出装置
US6351338B2 (en) Image pickup optical system
JPS61114217A (ja) 撮影光学系
US5668919A (en) Camera
JP3052920B2 (ja) ファインダー反転光学系
JPH07113948A (ja) 焦点検出装置
KR20210027170A (ko) 촬상 광학계용 프리즘
JP3146824B2 (ja) 測距装置
JPH08179400A (ja) ファインダ光学系及びその反転光学系
WO2024109683A1 (zh) 一种摄像模组
JPH0411845B2 (ja)
US6072959A (en) Photometric apparatus for camera
JPH029323B2 (ja)
JP3924394B2 (ja) 一眼レフレックス方式の電子撮像カメラ用ファインダー