JPS60176924A - 溶銑脱珪用砂鉄の処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （）ψ業上の利用分野） 本発明は、溶銑の予備処理、就中脱珪処理に用いられる
砂鉄の処理方法に関する。

（従来技術とその問題点） 高炉より出銑され、た溶、跣は、近年、転炉等の製鋼炉
に送給する前に脱硫処理、脱珪処理等の予備処理全実施
し、１ｊｉＪ　ｉ綱炉における負荷を軽織、し、かつ、
その生産性を高めることが普通となっている。

ところで脱叶材として１弓一般に砂鉄、生石灰、酸化鉄
等が用いられている。これらの脱珪材のうち砂鉄、酸化
鉄等は水分を含有しており、この水分を十分除去したも
のでなければ、例えば高温の容銑に投入した除に爆発を
起こしたり、供給系統において、／ニートあるいはダク
ト詰りを生じ、安定した投入ができなくなる等の１鴨が
ある。

このため従来は、例えは特開昭５８−１６０１１号に示
されているように重信燃焼等により強制的に加熱乾燥さ
せたり、あるいは乾燥処理した砂鉄を購入するなどして
対処することが一般的であった。

この結果乾燥装置の設置１５や多情・の燃料を要し、又
、菖価な砂鉄を購入しなければならないこと等から、脱
珪処理のだめの費用を高騰せしめる原因となっていた。

一方生石灰は、通常石灰石を７ヤフトキル／又は、ロー
タリーキルノで石炭、コークス、石油、ガス等の燃料を
使用して一定時間焼成して製造されている。該キル／に
おける燃焼排ガスは、２００〜２７０℃の高温を有して
いるが微粒の生石灰を多Ｍ゛含有していることからそれ
を再利用する技術は少なく、例えば特開昭５６−４１８
６１号に示されるようにその一部ケバーナ一部に戻して
キル／内に吹込み、排ガスの００２濃度を高めたり、炉
内の加熱を防１トすることに利用する程度であった。

而して、殆んどの排ガスは、微粒生石灰等を除去したの
ち大気中へ放散さカフていた。

（発明の［］的〕 本発明の目的は、前記燃焼排ガスの物理的性質を積極的
に活用」して、前記置悦珪用砂鉄を、低コストで、かつ
効率的に乾燥処理することを可能ならしめることにある
。

（発明の構成および作用） 本発明−＼水分を含有した砂鉄（以下含水砂鉄と云う）
を、生石灰の・焼成過程で生じる微わ″２生石灰を含有
する燃焼Ｉ非ガス（該含做柁生石灰燃・暁排カス百−以
下−１弔に排カスと云う）を（２）送ガスとして気体輸
送すると共に、該輸送中（（高幅の排カスとハル水砂鉄
との固気り・ノー交Ｉ怜により、含水砂鉄の含水量を低
下ｌ力しぬることを特徴とするものである。

即１つ、従ｔＪ、Ｈ２その殆んどか角刈用され、ること
なく　ＩＩｋ赦されていた前記排カスの方寸る高熱全含
水砂鉄α）乾燥に積極的に活用すると共に、す１カス中
の微粒生石灰を砂鉄と共に回収し、脱珪イＪとじて有効
に利用することを可能ならしめたものである。

（実施例） 第１図は本発明に基づく砂鉄処理法の一実施例を説明す
るだめの設備フロー図である。本実施例において含水砂
鉄は、トランク等で運搬され１、受入ホソ・ξ−１に投
入され、た後、ベルトフィーダー２およびバク−ノドエ
レベータろを介し７てｆｉｔ給ホッパー４に貯留され、
る。一方、ロータリーキル／（図示せず〕よりＩＪｒ　
ｔｉｔされた１：ｌトカスＸ　ｉ、１矢風１（１１’　
５　Ｋより外用され送風タクト６に供給される。送風タ
クト６にば、冷風タクト７が連結されており排ツノス幅
１埃か高くなり渦ぎた際等に冷風全供給し、排ガス占Ｉ
Ｗ全設定範囲［維持で゛きるよう構成されている。

父、本実施例において（ｄ、送風タフｊ・乙に垂直上昇
部６１および垂的下隆部６２が構成されており、垂直）
−隆部６２ｇ）後部ｆ／ｃブレタスタ８か連接されてい
る。酌配供給ホン・ξ−４に貯留さ力、た含水砂鉄は、
ヘルドフィーター９により切出され、ロータリー・・ル
ブ１０を介して前記送風ダクト乙の垂直」ニ昇部６２１
７）下部に所定量つつ供給される。

而して送風ダクト６内に供給さり、た含水砂鉄は、排カ
スＸによって気体輸送され、垂直上昇部６１から垂直下
降部６２を経てプレダスタ−８−！で輸送さ力、る。こ
の輸送中に含水砂鉄は排ガス中に浮遊しつ＼輸送され、
この間に高熱を有する排カスとσ）熱交換によ′す、含
水砂鉄の含水量が低下する。

（この含水量の低下した、即ち乾燥した砂鉄を、前記含
水砂鉄に７」シて単に砂鉄と云う）。プレダスタ−８で
一因気分１ｉｒＫ作用により砂鉄および排カス中の微粒
生石灰が１非ガスから分１唯され、プレタスク−８の下
部に回収され、ロータリー・・ルブ１１を介して回収ポ
ツパー１２に順次回収貯蔵さね、る。プレタスク−８を
出た排カスは、・・グツイルター１６を汗１通し、該・
・グツイルター１６で排カス中に残留する砂鉄、１敗粒
生石灰を除去した後、排風機１４により大気へ放出され
る。

前ａｅバ／”フィルター１６で排ガスより除去された硬
秩、微粒生石灰も、・・タフイルター１３下部のロータ
リー・・ルブコ５を介して前記回収ホッパー１２に回収
される。回収ホッパー１２に回収された砂鉄（乾燥され
、微粒生石灰の混入した該砂鉄を以下処理砂鉄と云う）
は、切出ゲー１−１６に開とし、ｌ・ランク等の運搬具
に切出さね１、脱珪設備へ運搬さ力、る。

尚、本実施例において（叶、前述のように送風ダクト乙
に垂直上昇部６１を形成し、その下部に含水砂鉄を供給
することにより、含水砂鉄か排ガス中に均等に浮遊して
輸送され、この結果熱交向効率を高めることができた。

而して短かい輸送圧部およびコ／・εり１・な設備で含
水砂鉄の乾′岸処理か可能となった。勿論、本発明１寸
前記実施例に限定するも（１）ではなく、供給ホソ・Ｓ
−４、回収ホノノ２−１２およびロータリーキル／の配
置管状況等に応しては、水平輸送あるいけ斜行も１ｉ送
過程において前記固気ρ（交換を行わしめることでも支
１（ψ（鍵ない。

さて、ｌｌ’Ｊ　ｎ［′、第１図の設備において、含水
砂鉄σ）処理を実施した。第１表は、そび〕具体的な一
実ｊｆｒｉ例を示すもので、 第１表 含水砂鉄を供給する垂直上昇部６１の下部よりプレタス
ク８捷での送風ダクトの長さは６０．５　＋ｎ　（その
内径７４　口１１１１１１１％　）で、その間を含水砂
鉄か輸送される時［ＩＪｌ、即ち排カスとの滞留時間は
１８秒であった。

本実砲例において沈水砂鉄の含水量は処理前のろ〜８％
から０−０．１幅寸で低下し、充分な乾燥かできた。又
、処理砂鉄にＶｉ微粒生石灰が０６〜０９多含有され、
かつその含有量はほぼ平均した一定範囲内の量で、砂鉄
中に均等に混在していた。

（発明の効果） 従来、利用されることなく排出されていた排ガスを脱珪
用砂鉄の処理に有効活用することにより、例えば本発明
の砂鉄乾燥のためのう／二／クコストは、燃焼炉等の乾
燥法に比較して５０係以下と、犬ｄ］に低減した。又排
ガス中の微粒生石灰も砂鉄と共に回収されることから排
ガスの除塵設備も不用、もしくは簡単なもので充分とな
った。

脱珪設備においては、充分乾燥され、た砂鉄を使用でき
ることから、浴銑への投入、％　ＶＣイ／、、；エク／
ヨ７方式による溶銑中への吹込みを行っても・爆発や品
質への悪影響等の生しることが皆無となり、その供給系
で／ニート、ダクト詰り等の発生も４Ｈｐ；　（なった
。加えて、脱珪に必要な微粒生石灰が含有されているこ
とから、脱珪設備における微粒生石灰の１史用量を２〜
５％削減できた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に基つ〈砂鉄処理法の一実が１１例を
説明するための設備フロー図である。 １　；受入ホツノξ−１２，ｑ：ヘルトフィーター、３
：パケットエレベータ、４：供給ホソノ々−１５：送風
機、　６：送風ダクト、 ６１、垂直上昇部、　６２．垂直下降部、７：冷風ダク
ト、　８：プレダスタ、 １０．１１．１５　：ロータリー／Ｓシブ、１２：回収
ホッパー、　１ろｌくグツイルター、１４：排風機、　
１６：切出ゲ゛−ト、第　ｆ　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 含水砂鉄を、金微粒生石灰燃焼排ガスを搬送ガスとして
   気体輸送すると共に該輸送中に固気熱交換により前記含
   水砂鉄の含水量を低下せしぬることを特徴とする溶銑脱
   珪用砂鉄°の処理方法。