JPS6017518Y2 - 縄梯子 - Google Patents

縄梯子

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JPS6017518Y2
JPS6017518Y2 JP11549481U JP11549481U JPS6017518Y2 JP S6017518 Y2 JPS6017518 Y2 JP S6017518Y2 JP 11549481 U JP11549481 U JP 11549481U JP 11549481 U JP11549481 U JP 11549481U JP S6017518 Y2 JPS6017518 Y2 JP S6017518Y2
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JP
Japan
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rope
hanging
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ladder
hanging rope
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JP11549481U
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JPS5821700U (ja
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和文 岡田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、2本の併列する親ロープが柔軟性を備えたワ
イヤーロープ等で構成する縄梯子の改良に関するもであ
る。
従来、2本の親ロープが柔軟な材料で作られる吊り下げ
用の梯子、例えばチェン梯子麻縄製の縄梯子、リングで
結合した梯子など、一般的な吊り梯子は、第4図イに示
すように2本の親ロープに踏棒が直接直交する方向に固
定されている。
そのため、この梯子を使って人が昇降する場合、人体の
重心は梯子の踏棒より鉛直方向となるため梯子の親ロー
プは折曲し、踏棒に掛ける足で、踏棒5は前方へ押し出
された状態となる。
従って、降りる方の足が次段の踏棒に届かないときもあ
り、降下動作がスムーズに行なえないのみか、足元が不
安定で使用できない場合も生じていた。
そこで1、第4図口に示す如く、2本の併列する親ロー
プに吊ロープを介し、梯子の踏棒をぶらんこ状に連結す
ることによって梯子昇降時に親ロープが屈曲せずに済む
吊り下げ梯子が、特開昭55−2323涛公報に開示さ
れている。
ところが、吊ロープをこのように連結すると、踏棒を懸
吊する吊ロープの揺動運動が、吊ロープと親ロープとの
連結部分に集中することとなる為、この吊ロープの連結
部分が極めて疲労し易いといった不都合が生じる。
そこで、吊ロープの強度をこの疲労に耐え得るものにし
ようとすると、いきおい吊ロープを太くするか、より強
靭な材質から成るロープを使用しなければならず、吊り
梯子全体の重量が極めて重くなってしまったり、高価な
ものになる不都合があった。
更に、吊ロープに懸吊された踏棒は、従来一般の吊り梯
子の如く、親ロープに直接固定された踏棒と比べて極め
て揺動し易い状態となる為に、揺動時にこの踏棒が吊ロ
ープ等にからみ付いてしまう虞れもあった。
特に、この種の梯子はその用途として避難梯子として危
険に遭遇したときに早急に安定した使用ができることが
要望されている点からもこれらの改善が必要とされてい
た。
本考案は、これらの欠点を改良すべく鋭意研究の結果考
案されたもので、その要旨とするところは、ワイヤーロ
ープ酸の2本の併列する親ロープに、吊ロープを介して
梯子の踏棒が連結された縄梯子において、各厚ロープに
等間隔を在して連結リング部を設け、この連結リング部
に宙吊り状態に連結され、且つ自身の内側面に滑り金具
を備えた結合ループを吊ロープの上端の設け、一方、親
ロープの併列間隔より長く形成されて自身の両端が親ロ
ープの外方に突出されると共に、その両端内側部に嵌入
された鋼管によって補強された踏棒を形成腰この踏棒の
鋼管を嵌入した側面を貫通せしめる締結ループ部で吊ロ
ープの下端に踏棒を連結したことにある。
以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細に説明す
る。
図に示す符号1は親ロープであり、この併列する2本の
親ロープ1に、吊ロープ4を介して梯子の踏棒5を連結
して縄梯子を形成する。
そして、この親ロープ1には、等間隔を存して連結リン
グ部2を設けである。
また、吊ロープ4の上端には、自身の内側面に滑り金具
8を備えた結合ループ3を設け、この結合ループ3を連
結リング部2に宙吊り状態に連結することで親ロープ1
と吊ロープ4とを繋げである。
このとき、結合ループ3と吊ロープ4との結合として、
結合ループ3に捲回した吊ロープ4の端部を、吊りロー
プ締金具7で吊ロープ4自身に緊締しである。
また、連結リング部2は、ループ状の一端を延長すると
共に、この延長部分にねじ山を形成し、連結リング部2
を固定する親ロープ1の所定位置に緊締しであるロープ
締金具6に、この延長ねじ山をねじこむことで連結しで
ある(第3図参照)。
一方、親ロープ1の併列間隔より長く形成されて自身の
両端が親ロープ1の外方に突出すると共に、その両端内
側部に嵌入した鋼管11によって補強された踏棒5を形
成する。
そして、この踏棒5の鋼管11を嵌入した側面を貫通せ
しめる親ロープ1で吊ロープ4の下端に踏棒5を連結し
である。
図示例の締結ループ部10は、吊ロープ4の下端を延長
して形成してあり、踏棒5を貫通させた締結ループ部1
0先端部分と吊ロープ4自身とをロープ締め金具9で緊
締しである。
尚、図中符号12は踏棒5の両端開口部を閉塞するキャ
ップ、13は踏棒5の外周面に巻装した滑り止め用巻き
ロープである。
本考案は上記のように構成され、これが使用に際しては
、親ロープ1の上端に取付けられた所要の構築物の係合
フック(図示せず)等を用いて構築物に吊り下げると、
多段に取りつけられた踏棒5の突出端は必ず親ロープ1
の一側面に常置した状態になっており、使用者の全体重
がこの踏棒5に掛ったとき、この全体重を受ける踏棒5
はその吊ロープ4吊ロープ4の結合ループ3を支点とし
て極めてスムーズに斜め前方に押出される状態になる。
そのため、親ロープ1の次段に位置する踏棒5は次に位
置しているので簡単に足を掛けることができるである。
また、これらの使用時に重量が懸っていない踏棒5は人
体の足の大腿部や前脛部に触れたり、押し当った状態で
前方に押し出されるため、降下の障害は全くない。
この考案は、上述の如く構成したことにより、親ロープ
1と吊ロープ4とを確実に連結することができ、しかも
踏棒5が吊ロープ4にからみ付くのを防止できる。
すなわち、ワイヤーロープ製の2本の併列する親ロープ
1に、吊ロープ4を介して梯子の踏棒5が連結された縄
梯子において、各親ロープ1に等間隔を在して連結リン
グ部2を設け、この連結リング部2に宙吊り状態に連結
され、且つ自身の内側面に滑り金具8を備えた結合ルー
プ3を吊ロープ4の上端に設けたことにより、吊ロープ
4の揺動動は連結リング部2と結合ループ3との接続部
分で摺動運動に変化腰はとんど解消されることとなり、
吊ロープ4の揺動によって親ロープ1及び吊ロープ4の
疲労を解消することができる。
しかも、結合ループ3の内側面に備えた滑り金具8によ
って吊ロープ4の揺動を滑らかにすると共に、結合ルー
プ3自体が補強される利点もある。
更に、親ロープ1の併列間隔よりも長く形成されて自身
の両端が親ロープ1の外方に突出されると共に、その両
端内側部に嵌入された鋼管11によって補強された踏棒
5を形成腰この踏棒5の鋼管11を嵌入した側面を貫通
せしめる締結ループ部10で吊ロープ4の下端に踏棒5
を連結したことにより、踏棒5は常に親ロープ1の所定
片側に位置させ易く、しかも、吊ロープ4と踏棒5との
間に結合ループ10を設けたことで、踏棒5が吊ロープ
4にからみ付くのを防止することができる。
このようにこの考案によれば、吊ロープ4と親ロープ1
との連結部分の疲労を防止して踏棒5を揺動させること
ができ、また、踏棒5が吊ロープ4にからみ付かずに済
み、しかも、親ロープ1と吊ロープ4と連結は、連結リ
ングと結合ループによる結合のため踏棒5の前方への吊
り下がりスイングが円滑に行なえるもので、火災時の避
難梯子として緊急の場合や救出用の梯子、緊急用として
常時備えておく一般梯子として安全使用ができると共に
、吊下げ面が外壁に沿っている場合等、従来使用不能で
あった場所などにも容易に利用できる等の従来品にない
幾多の実用的効果を期待できスー#バI?喜安π諷又
【図面の簡単な説明】
図面中、第1図乃至第3図はこの考案の実施例を示し、
第1図は正面図、第2図は側面略図、第3図は要部の一
部を切欠いた側面図、第4図イ乃至口は、従来の使用状
態を説明する略図である。 1・・・・・・親ロープ、2・・・・・・連結リング部
、3・・・・・・結合ループ、4・・・・・・吊ロープ
、5・・・踏棒、6・・・・・・ロープ締金具、7・・
・・・・吊りロープ締金具、8・・・・・・滑り金具、
9・・・・・・ロープ締め金具、10・・・・・・締結
ループ部、11・・・・・・鋼管、12・・・・・・キ
ャップ、13・・・・・・巻きロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイヤーロープ酸の2本の併列する親ロープに吊ロープ
    を介して梯子の踏棒が連結された縄梯子において、各親
    ロープに等間隔を在して連結リング部を設け、この連結
    リング部に宙吊り状態に連結され、且つ自身の内側面に
    滑り金具を備えた結合ループを吊ロープの上端に設け、
    一方、親ロープの併列間隔より長く形威されて自身の両
    端が親ロープの外方に突出されると共に、その両端内側
    部に嵌入された鋼管によって補強された踏棒を形威し、
    この踏棒の鋼管を嵌入した側面を貫通せしめる締結ルー
    プ部で吊ロープの下端に踏棒を連結したことを特徴する
    縄梯子。
JP11549481U 1981-08-03 1981-08-03 縄梯子 Expired JPS6017518Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11549481U JPS6017518Y2 (ja) 1981-08-03 1981-08-03 縄梯子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11549481U JPS6017518Y2 (ja) 1981-08-03 1981-08-03 縄梯子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5821700U JPS5821700U (ja) 1983-02-10
JPS6017518Y2 true JPS6017518Y2 (ja) 1985-05-29

Family

ID=29909752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11549481U Expired JPS6017518Y2 (ja) 1981-08-03 1981-08-03 縄梯子

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JPS5821700U (ja) 1983-02-10

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