JPS60174162A - ラケツトボ−ル用ラケツト - Google Patents

ラケツトボ−ル用ラケツト

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JPS60174162A
JPS60174162A JP59228085A JP22808584A JPS60174162A JP S60174162 A JPS60174162 A JP S60174162A JP 59228085 A JP59228085 A JP 59228085A JP 22808584 A JP22808584 A JP 22808584A JP S60174162 A JPS60174162 A JP S60174162A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ラケットボール用ラケットに関し、特に従来
のラケットよりも大寸法の打球面を有し、かつ従来のラ
ケットボール用ラケットの全長、重量およびバランスが
維持されているラケットに関するものである。
従来の技術 ラケットボールと云うスポーツが、男性および女性両賞
好者にとって魅力があるために、また一年中プレーがで
きるよう、即ち比較的天候に左右されないように、主と
して室内でプレーされることから、過去数年間で相当普
及してきた。また、このスポーツは、すぐれた運動を提
供するものであるカ、テニス、ゴルフ或はハンドボール
が納得のゆく同じ技術水準を得るのに著しく長い時間と
多量の練習が必要であるのに反し、満足できるプレー水
準に達するのに相当量の時間や技術を必要としないもの
である。更に、ラケットボールは、・必要な道具が体育
着とラケットとボールだけであることから、ゴルフに較
べてプレーするのに比較的費用がかからないものである
初心者プレーヤが満足できるプレー水準に早く到達すれ
ばするほど、プレーヤがこの球技をプレーし続ける可能
性が大きいことが判っている。以下で詳細に説明する本
発明に従って構成された拡大した打球面を有するラケッ
トボール用ラケットが、より熟練したプレーヤのプレー
を改善するのに加え、初心者プレーヤのプレー水準をよ
り早く改善し、プレーヤにより大きな楽しみを与えるも
のと思える。これによって多(のプレーヤはラケットボ
ールのプレーを続け、肉体上の活動と競技の効果をその
生涯を通じて収得できるようになるのである。
現在では、各種のラケットボール用ラケットが目下使用
され、また多(の製造業者によって製造されている。こ
れらのラケットは、ナイロン製や時には動物ガツト製の
、打球面を形成する交織ストリングを備えた、アルミニ
ウム、スチール、木、グラファイト或はこれらの各種の
合成物で製造されたフレームから成るものである。しか
るに、これら従来ラケットは全て標準の7レ一ム寸法を
持ち、同一寸法の打球用ス) IJング領域を有してい
る。同様に、ラケットの重量も、比較的小さい変動ぐら
いはあるが一般に同一である。現在使用されている従来
形のラケットボール用ラケットは、約8インチ(20,
3cm)の幅で約18+インチ(47,0m)の全長を
有し、およそ60平方インチ(387d)のス) IJ
ング面積を持っている。本発明によって網羅される種類
の特大寸法としたラケットは、合計した長と幅が2フイ
ンチ(6s、6cm)を超えないものとする現在の米国
アマチュアラケット協会(AARA )の規定では承認
されないけれども、大寸法のラケットが実質的に承認さ
れトーナメント競技で許可される見込みを抱いている初
心者や平均防ラケットボールプレーヤにとって太いに受
け入れられるものと思われる。
今までに承認されている標準寸法のテニス用ラケットと
比較して、特大寸法とした、即ち拡大したテニス用ラケ
ットの使用は、相当の成功を納めている。これらの拡大
したテニス用ラケットに関する幾つかの例は、米国特許
第3,999,746号、第4.151,995号、第
4,275,885号および第4,310,157号に
開示されている。特大寸法としたテニス用ラケットは過
去数年間テニスに使用されてきたけれども、ラケットボ
ール用ラケットの要件は、テニス用ラケットの要件とは
、両球技の差異とそのプレー法の差異とによって異なっ
ている。
ラケットボールは、数々の観点でテニスとは異なってい
るので、ラケットボール用ラケットの設計の中で考慮す
べき相当な数の変わった規準を呈している。テニスコー
トの寸法と形状は、ラケットボールのものと完全に異な
っており、得点方法も同様である。テニスの場合、その
目的は、ボールの速度と方向によりボールに到達するの
が相手にとって困難となるように、ボールをコート上の
ある特殊な位置に打込むことである。しかるに、ラケッ
トボールでは、ボールが床面や入床或は両方からリバウ
ンドすることによって相手プレーヤがボールを打つこと
ができるコート上のある位置にボールは順当に戻るので
、相手プレーヤが通常ボールを見のがすことはない。こ
れは、相手プレーヤがボールに達し得る前に、プレーヤ
が床上で1回以上バウンドするショットを打つことをめ
るものである。
ラケットボールの場合、ラケットは、ボールを打ちそし
て相手のショットを打ち返すために、壁にできるだけ接
近できるようまたコーナの狭い処に入り込めるように設
計するべきである。しかるに、テニスでは、関係する壁
やコーナは存在しない。同様に、ボールを打つ技法はテ
ニスとラケットボールでは完全に異なっている。即ち、
テニス場合、しっかりしたリストが望ましく、ボールは
トップスピン或はボールに逆スピンを与えるようアンダ
ーカット何れがで打つものである。ラケットボールの場
合は、す、X)はやわらかく、ボールはスナップ動作ま
たはストロークで打つものである。テニスでは、ボール
は通常ストリング領域の下部三分の二の部分で打つのに
対して、ラケットボールでは、通常ストリング領域の上
部三分の−の部分でボールを打っている。これは、テニ
ス用ラケットとは異なる静止バランスや重心要件な必要
としている。例えば、最も人気のある特大寸法としたテ
ニス用ラケットの中の米国特許第3,999,756号
に記載のラケットの重心は、そのラケットの中心点に関
して40〜52q6の範囲内で変ることができる。更に
詳しく説明すれば、この特定のテニス用ラケットの重心
は、“ヘッドの軽い″ラケットを提供するハンドルに向
かって1.35インチ(3、,43cIrL)から“ヘ
ッドの重い型のラケットを提供するフレームのヘッドに
向かって0.54インチ(1,37crIL)まで変動
してもよいのである。しかるに、本発明の特大寸法とし
たラケットボール用ラケットでは、重心の位置は最も満
足すべき結果とラケット性能を達成するためには特大寸
法と゛ したテニス用ラケットの重心位置とは反対にな
っていなければならない。
同様に、テニス用ラケットとラケットボール用ラケット
の強度或は耐久度は、ボール速度がテニスの場合よりラ
ケットボールの場合の方が実質的に早いことから、異な
っている。即ち、テニスでは、ボールインパクト並びに
コート面摩耗が主要な設計ファクターであるのに対し、
ラケットボールでは、ボールインパクトに加え床または
壁インパクトが非常に異なった構造上の概念をめている
テニスおよびラケットボール両球技間の、並びに特大寸
法としたテニス用ラケットおよび本発明の特大寸法とし
たラケットボール用ラケット両者間のこれらの差異の全
てによって、本発明の改良したラケットボール用ラケッ
ト構造に到達する際に解決しなければならない完全に異
なる組合せの基準と特長が生じるのである。
発明の目的 本発明の目的は、1834〜22%インチ(47,0〜
57.2CIIL)、好ましくは20%インチ(26,
7億)の全長と9y2〜11y2インチ(24,1〜2
9.2 crIL)、好マシ<は103Aインチ(26
,7cm )の幅で7・ンドグリップに連結されたヘッ
ドから成るフレームを有し、かつ220〜270gの範
囲の重量を有する改良したラケットボール用ラケットの
構造を提供することを含んでいる。更に、本発明の他の
目的は、・ラケットのヘッドがフレームの内周面によっ
て規定され、75〜100平方インチ(483,9〜6
45,2cIit)の範囲でおよそ90平方インチ(s
so、s ct! )の面積を有するストリング領域を
備えた概して卵形成は矩形の形状を有し、かつストリン
グ領域の長さが好ましくはストリング領域の幅より40
%大きいかかるラケットを提供することである。
本発明の別な目的は、グリップと実質的に一直線を成す
ストリング部分の長さが、ス) IJング領域の低端で
スロートを使用するならばおよそ12インチ(30,5
crIL)で、ラケットフレームに連結用スロートを用
いないならばおよそ14にインチ(37゜5 cm )
であって、従来のラケットボール用ラケットのストリン
グ領域の寸法よりもおよそ50チ寸法が大きいス) I
Jング領域を有するかかるラケットボール用ラケットを
提供することである。
本発明の他の目的は、重心゛が゛ラケットの縦中心線上
に位置し、ラケットの縦中心点から測定して、グリップ
に向かってにインチ(1゜9 cm ) 、ヘッドに向
かって%インチ(1,3cm)の範囲内の位置にあるか
かるラケットを提供することである。別な目的は、ヘッ
ドが僅かに偏平とした外端部を備えた概ね卵形の、或は
楕円形の形状を有し、かつ長袖と短軸がストリング領域
の中心点上方に隔置されたラケットの縦中心線上の位置
で交差しており;外側フレームが短軸によって規定され
る弘に対している弧を規定し、かつこのフレーム弧が3
つの離れた中心点を有する3つの弧状セクションであっ
て、中心の弧状セクションの中心点はラケットの縦中心
線上にあり、かつ中心弧状セクションの半径は中心がそ
れぞれラケットの縦中心線の対向する両側で概して短軸
上にある他の2つの弧状セクションの半径よりもおよそ
二倍大きい3つの弧状セクションから構成されており;
かつ中心弧状セクションの弧状長さがおよそ10°で、
他の2つの弧状セクションの各々の弧状長さがおよそ8
5°であり、これによって、ラケットがより大きなスト
リング領域を有し、コートの壁やそのコーナに更に接近
して今までショットが困難であったこれらの区域でボー
ルをより良(リターンできるようにし、かつボールを最
も多(打つラケットの上側三分の−の部分により大きな
ストリング領域を備えることができるようにする比較的
偏平なヘッドを有するラケットを与えているかかるラケ
ットを提供することである。付言すれば、このより長い
長さによって、プレーヤはボールにより届くことができ
る。
発明の概要 183A〜223Aインチ(47,0〜57.2 an
 )の全長と220〜270gの重量を有するフレーム
を包含し。
前記ヘッドが75〜100平方インチ(484〜645
crりのストリング領域を有し、ラケットの縦軸に沿っ
た方向における前記ストリング領域の長さが12〜lt
Jインチ(30,5〜37.5 cm )でラケットの
全長の53〜68チであり、前記ストリング領域が前記
縦軸に概して垂直な方向において9y6〜11)4イン
チ(24,1〜29.2 cm )の最大幅を有してお
り、ラケットの重心がラケットの縦中心点から測定して
前記グリップに向かってにインチ(1,9cIrL)、
かつ前記ヘッドに向かって%インチ(1,3cIfL)
の範囲内の位置にあると、その一般的性状を述べること
ができる改良したラケットボール用ラケット構造によっ
て、上述の目的や利点が得られる。
発明の実施例 以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳細に
説明する。
改良したラケットボール用ラケットを符号1で総括して
示し、これを特に第1図および第2図に示す。ラケット
1は、それぞれ符号2および3で総括して示すヘッドと
ハンドルシャフトを包含している。ハンドルシャフト3
は、レザー或は同様の材料で巻かれハンドグリップ4を
形成している。
ラケットlは、木、グラファイト、グラスファイバーま
たはこれらの各種合成材で製造することもできるが、好
ましくは高強度アルミニウム合金で製造されたフレーム
6を包含している。フレーム6は、湾曲させて所望形状
を成すヘッド2となっており、このヘッド2はフレーム
端部7のまわりに固着されるハンドグリップ4のための
支持体を形造っている平行な端部7(第4図参照)を備
えた一般に楕円形または卵形の形状を有している。
ハンドグリップ4は、プレーヤにとってラケットの適切
な゛フィーリング、が得られるようにプレーヤの手の大
きさに適合すべ(様々な寸法のものとすることができる
ストリング領域11を規定するフレーム6の卵形部分の
底部完結体を形成するために、スロート10をフレーム
6内に固着してもよい。スロートlO並びにフレーム6
には、ストリング13を受けて通し、ストリング領域1
1の)くターンを形造る多数のホール12が形成されて
いる。繰り返しボールの攻撃を受ける際のス)IJング
13のフレーム6に対する摩耗作用を低減しストリング
の寿命を高めるために、プラスチック製のグラミツト帯
15がフレーム6の外縁部16のまわり圧延びているこ
とが好ましい。グラミツト帯15は、フレーム縁部16
に形成したみぞ17内に装着されている(第2図参照)
。ス) IJング13は所望により動物ガツトを使用す
ることもできるが、好ましくはナイロンまたは他の合成
或は複合材料で製られた通常構造のものである。
ストリング領域11を形造るストリング13の本数は、
縦方向に延びる複数のストリング19と、通常の方法で
ストリング19に交ぜ織りされた横方向に延びる複数の
ストリング20とから成っている。ストリング19およ
び20の本数は、ラケットの最終寸法に依存して変わる
ものである。添付図面に示す好ましいラケットにおいて
は、ストリング領域11は、縦ストリング19と横延ス
トリング20とから成っている。
本発明の特徴の一つによれば、改良したラケット1は、
従来のラケットボール用ラケットよりも相当に大きなス
トリング領域を持つはずである。
ラケット1の全長は、18y6インチ(47,0cm 
)から22%インチ(s7.2cIrL)、好ましくは
203Aインチ(s2.1cIrL)の間である(従来
のラケットは18〜19インチ(45,7〜48.3 
cm )である)。更に、ラケットの重量は、220〜
270gである。改良したラケットは、通常のラケット
ボール用ラケ・ットの従来の重量範囲でもある240〜
2509の重量であることが好ましい。従来のラケット
ボール用ラケットと同じ全体バランスと重量を維持する
ことによって、プレーヤは全(異なるスイーリングのラ
ケットに慣れる必要はなく、それどころがストリング領
域11によって提供される増大した打球領域の犬℃・な
る結果に到達するはずである。
以下のデータに注目して頂きたい。
A、熟練したプレーヤによるレーダガンテスト罠よれば
、下記の理由によって従来のラケットよりもボールの速
度が10%高いことが一貫して示されている。(1)打
撃の中心が、インパクトポイントに近接しておよそ1゜
4インチ(3,6cm) (10%)の処にあること(
第5図および第6図参照);(2)慣性の縦モーメント
がおよそ30%高いこと(50〜9θ”/5ec2対3
5〜70 g/ 5ee2) : (3)主ストリング
と交差ストリングが、インパクトゾーンでは、30〜4
0%長いこと(13インチ(33,0m)と9.5イン
チ(24,1cm)対9.2インチ(z3.4cm)と
7.1インチ(18,0cm ) )。
B、プレーヤは、中心を外れた打球ミスや反動ショット
がより厳然と正面壁に向って行くことを感じているが、
これは直ぐ上のAに記載の理由に加えて、(1)慣性の
回転モーメントが従来のフレームよりも100 %高い
こと(4−8g15ec2対2.4g/5ec2)と(
21”スウィートスポット”の範囲が30多以上大きい
ことによるものである。第5図および第6図に示すパス
ウィートスポット“の比較を参照して頂きたい。
C,ラケットが従来フレームよりも10%以上長(,4
0%近(も広いので、プレーヤはコートをよりカバーで
きるうえに先まで届くことができる。
ラケット1の幅、即ちヘッド2のフレーム縁部16の間
の外側距離は、第4図に符号22で示しであるラケット
の縦軸に垂直な方向において9%インチ(24,1cr
IL) 〜113Aインチ(29,1m)である。好ま
しい幅は、10%インチ(26,7cm )である。
ラケット1の重心は、第4図に符号23で示すラケット
の縦中心点から測って、ハンドグリップ4に向かってに
インチ(1,9cm)かつラケットヘッドに向かって%
インチ(1,3cm−)の範囲内の位置にある。
次に1本発明の他の特徴によれば、改良したラケットポ
ール用ラケット1は、より大きなストリング領域がコー
トの壁に接近したりコーナに進入して、これらの今まで
は狭すぎた場所でもポールを打つことができるように、
ヘッド2について概ね偏平とした外端部を有している。
概して卵形の楕円形状を有するヘッド2は、ラケットの
縦軸22上にある長軸26に交差する短1IdI25を
持っている。短軸25が対している弧27は、2つの外
側セクション28および29と1つの中心セクション3
0から構成された3つの弧状セクションから成っている
。中心セクション30は、およそ10゜の弧状長さを有
し、その中心点が符号32で示されている符号31で示
す半径線によって規定されている。
外側セクション28および29の弧状長さは、それぞれ
およそ85°であり、その中心点33aおよび34aが
縦軸22の対向する内側で概して短軸25上にある符号
33および34で示す半径線によってそれぞれ規定され
ている。この配置が、半径31が好ましくは外側弧形セ
クションの半径33および34より約3倍も大きい中心
弧形セクション30のその著しく大きな半径によって、
偏平となったヘッド形状を提供しているわけである。好
ましい実施例においては、半径33および34がそれぞ
れおよそ4y6インチ(11’、4 cm )であるの
に対し、半径31はおよそ12インチ(30,5cII
L)である。
短軸25とフレーム端部7との間に位置したラケットヘ
ッド2の下側部分は、対称形であって、2つの対称なセ
クションから構成されているが、これらの対称セクショ
ンの各々は直線セクション37によって凹状湾曲セクシ
ョン36に接続された凸状湾曲セクション35を包含し
ている。凹状セクション36は平行なフレーム端部7で
終っている。凸状セクション35の半径は、符号38で
示しであるが、これらの中心点39は縦中心線22の対
向する両側で概して短軸25上に位置している。他方、
凹状セクション360半径は、符号41で示しであるが
、これらの中心点42はフレーム端部7の対向する両側
に位置している。
容認できるラケットを製造するために、改良され拡大し
たラケットボール用ラケット1を開発する際に数多くの
パラメータを考慮しなければならない。様々なパラメー
タは全てたがいに働いて所望のラケット効果を生み出す
ものである。これら様々なパラメータは相乗的に組合わ
されて、市場に適したラケットを創ることができる。即
ち、こ、 れらのパラメータには、ラケットの重量、ラ
ケットの質量、即ち重力の中心、フレームのこわさそれ
に応答特性等が含まれる。これらは全てたがいに作用し
てラケットコントロールを創るものである。仮に、これ
らパラメータの1つを変更したとすれば、ラケットのフ
ィーリングが変わり、ボールがストリング領域から出て
行(方法に影響を及ぼすはずである。従って、改良され
たラケット1の開発は、ス) IJング領域の寸法を単
に増やしてプレーヤに大きなラケット面とボールを打つ
ためのより大きな“スウィートスポット”ヲ与よるより
も相当複雑なことである。各種のファクターが補償され
ないとすれば、拡大ラケットはプレーするうえで完全に
不適当な満足し難いラケットに終るかもしれないのであ
る。
これらの重要な特長の1つは、重心が上で述べたように
相対的に狭い範囲になければならないことである。これ
は、ラケットの重量および全長と共同して、特大寸法、
とした、即ち拡大した満足できるラケットに到達するた
めに、これらのパラメータの間に必要な関係を与えるも
のである。例えば、ラケットヘッドをまさに太き(しよ
うとするとき、重量増加なしに所望の強度を与えるため
ラケットヘッドを寸法法めし形状決めしたいならば、ラ
ケットの重量は許容し難い限度まで増大してしまうはず
である。更に、ラケットのヘッドとフレームが変形に対
する充分なこわさを備えていないならば、ストリングの
張力が拡大ラケットのヘッドを変形させてしまうことも
ある。従って、好ましい寸法では、ラケットの長さはそ
の幅より40チ大き〜)ことが決っているが、その範囲
は本発明の概念を実質的に損なうことな(20〜60チ
の範囲内とすることができる。なお、この40%の値は
より満足できる結果を与えるものと思われるからである
最小フレームこわさは、次の通りである。
(EI)xX 30.000 すit (193,54
8すd)(EI)、、 7.000 すII? (45
,161すcrl)GJ 700Φty? (4,51
6+1)AE O,8X10’すirr (5,16X
106すcd)(BI)xxは、縦方向の曲げこわさで
ある。これが大きければ大きいほど、シャフトを曲げる
際に消耗されるエネルギは少ないので、それはパワーに
貢献する。これを第7図に示す。
(EI)、、は、横方向の曲げこわさである。それは、
インパクト時のヘッドの幾伺形状のゆがみを低減するの
で、ラケット面を横切るむらのないストリング応答を与
えることによってパワーとコントロールに貢献している
。これを第8図に示す。
(GJ)は、ねじりこわさである。それは、フレームの
ねじりとゆがみを除去するのを助けるので、中心を外し
たヒツトに安定性を与えることによってパワーとコント
ロールに貢献している。これを第9図に示す。
(Ag)は、軸方向こわさ、即ち対圧縮抵抗である。軸
方向こわさが大きければ大きいほど、インパクト時のヘ
ッドによって浪費されるエネルギは少ない。それは、パ
ワーに貢献している。これを第10図に示す。
なお、このラケットは、大体従来ラケットと四 ゛じ重
量である。
更に、ラケットボールでは、ボールを通常ストリング領
域の下部三分の二の部分で打つテニスに対立するものと
して、ボールをストリング領域の上部三分の−の部分で
打っている。拡大ラケットの特殊な形状は、実際の打球
の大部分を行なうより大きなストリング領域を提供する
ために、ラケットヘッドの上部三分の−の部分で多量の
ス) IJ・ングを用意している。また、拡大したスト
リング領域およびこれに対応したより大きな“スウィー
トスポット”によって、プレーヤはこの所望の領域を頻
度多く打つことができるうえに、中心を外して、即ち“
スウィートスポット″′範囲外でボールを打ったときに
生じるプレーヤの腕にかかる振動や応力の幾分かを排除
することができる。
改良したラケットボール用ラケットの別な利点は、打撃
の中心が、より良い″スウィートスポット″を提供する
ラケットの全重量やバランスに影響を及ぼすことな(、
従来のラケットに比べ、ly4インチ(3,18cIr
L)以−上もラケットの頂部に向かって移っていること
である。打撃中心とは、基準線または回転線から測定し
た、フレームの全質量が作用すると仮定される点である
。この基準線は、通常グリップ上の何処かはあって、第
5図および第6図に記号ENDFと付したグリップの機
能的端部として説明されるものである。打撃中心のまわ
りの慣性モーメントは、ラケットの質量とかかる質量内
の重心とによって決まるものである。かかる質量を何か
に分布させることによって、それは静重心に対する作用
と打撃中心に対する作用を有している。
短軸の上方および下方のストリング領域の百分率、即ち
特大寸法としたラケットボール用ラケットの通常の打球
領域における太ス) IJング面面積ススロート片たは
グリップに向かう小ストリング面積を表わす百分率を次
表に示す。
中心の主ストリングを中間点とした 上方領域/下方領域 sd ’ (i) % 特大寸法ラケット 57,5/34.0 (370,9
/219,3) 62,9/37,1従来ラケツト 3
2.1/27.7 (207,0/178,7) 53
゜7/46,3以上、本特許の約定に従って、本発明の
最も良い形態と好ましい具体例のみを図示し、詳細に説
明してきたけれども、本発明の真正な範囲と広さに対し
て、関連内容を付記した特許請求の範囲にまとめたこと
を理解されたい。
発明の詳細 な説明してきたように、本発明によるラケットボール用
ラケットは、従来のラケットの全長、重量およびバラン
スを備えていながら、より大きな面積の打球面、即ちス
トリング領域を有するように僅かに偏平とした外端部を
備えた概ね卵形、即ち楕円形のヘッドを有する構造とし
、更にスウィートスポットを太き(するため重心と打撃
中心を規定したラケットであるので、従来ラケットと同
じフィーリングで使用できるうえに、ボール速度は速(
、仮に中心を外れたミスショットでもボールは目的に向
かって進む傾向がある等々の利点を有しており、初心者
のみならず熟練プレーヤにとっても、プレー技術の向上
を促し、球技の楽しみを増大させる点で有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の改良したラケットボール用ラケット
構造の平面図である。− 第2図は、第1図に示すラケットの側面図である。 第3図は、本発明のラケットを従来のラケットと比較し
て、両者間の比較寸法を説明する比較図である。 第4図は、ラケットストリングを取り外して、打撃中心
と重心を図示して各種フレーム部分の半径を一緒に説明
している、第1図に類似の拡大正面図である。 第5図は、従来ラケットのフレーム、ストリングパター
ンと、平均の重心および打撃中心を説明する正面図であ
る。 第6図は、本発明の特大寸法としたラケット、そのスト
リングパターンと、平均の重心および打撃中心を説明す
る正面図である。 第7図は、縦方向臼げこわさくEI)xxを示す説明図
である。 第8図は、横方同曲げこわさくl13I)、、を示す説
明図である。 第9図は、ねじりこわさくGJ)を示す説明図である。 第10図は、軸方向こわさくAE)を示す説明図である
。 、なお、同一符号は、添付図面中間一部分をさしている
。 1・・ラケットボール用ラケット、2・・ヘッド、3・
・ハンドルシャフト、4・・ハンドグリップ、6−一フ
レーム、7・・フレーム端部、10・・スロー)、11
・・ストリング領域、12・・ホール、13a11スト
リング、1511−グラミツト帯、16@・フレーム縁
部、17嚢・みぞ、19・・縦ストリング、20・・横
ストリング、22・・縦軸、23・・縦中心点、25・
・短軸、26・・長軸、27傘・弧、28.29・・外
側セクション 30II11中心セクシヨン、31・φ
半径線、32−−中心点、33.34−−半径線、33
a 、 34a・・中心点、35・・凸状湾曲セクショ
ン、36・・凹状湾曲セクション、37・・直線セクシ
ョン、38・・半径線、39・・中心点、4】・・半径
、42・・中心点。 (ほか1名) FIG、 7 FIO,9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 183A〜22%インチ(47,0〜57.2 c
    m )の全長と220〜27090重量を有するように
    ハンドグリップに連結されたヘッドを5.有するフレー
    ムから成るラケットボール用ラケットにおいて、前記ヘ
    ッドが75〜100平方インチ(483,9〜6.45
    .2 (7)のストリング領域を有し、前記ラケットの
    縦軸に沿った方向における前記ス) IJン・ グ領域
    の長さが12〜148インチ(30,S〜37.5cn
    )で前記ラケットの全長の53〜68%であり、前記ス
    トリング領域が前記縦軸に概して垂直な方向で93A−
    11%インチ(24,1〜29.2儂)の最大幅を有し
    ており、前記ラケットの重心が前記ラケットの縦中心点
    か”ら測定して前記グリップに向かってにインチ(1,
    90IrL)かつ前記ヘッドに向かって%インチ(1’
    、3 cIIL、)の範囲内の位置圧あることを特徴と
    するラケットボール用ラケット。 2 前記ヘッドが僅かに偏平とした外端部を備えた概し
    て楕円形の形状を有し、かつ長軸と短軸が前記ス) I
    Jング領域の中心点上方に隔置された前記ラケットの縦
    中心線上の位置で交差していることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載のラケットボール用ラケット。 3 前記短軸によって規定された弦に対している前記ラ
    ケットヘッドの前記フレームによって規定された弧が、
    3つの別々な中心点を有する3つの弧状セクションから
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    に記載のラケットボール用うケツ)。 4 前記3つの弧状セクションのうちの中心弧状セクシ
    ョンの半径の長さが、他の2つの前記弧状セクションの
    相互に等しい半径の各々の長さよりもおよそ3倍大きい
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のラケッ
    トボール用ラケット。 5 前記短軸と前記ハンドグリップとの間の前記ヘッド
    フレームの下側部分が前記ハンドグリップに低端部で接
    合している対称な2つの湾曲セクションによって規定さ
    れ、かつ前記湾曲セクションの各々が外方に凸状の上部
    湾曲セクションと内方に凹状の下部湾曲セクションを包
    含していることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記
    載のラケットボール用ラケット。 6 前記ヘッドフレームが、前記ヘッドフレームの前記
    下側部分の各々の前記凸状および凹状セクションの間に
    位置した直線セクションを包含していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項に記載のラケットボール用ラケ
    ット。 7 前記ストリング領域の前記下側部分が凹状に成形し
    たスロートによって規定されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載のラケットボール用ラケット
    。 8 前記中心弧状セクションの弧状長さがおよそ10°
    であり、かつ前記の他の2つの弧状セクションの各々の
    弧状長さがおよそ85°であることを特徴とする特許請
    求の範囲第4項に記載のラケットボール用ラケット。 9 前記の他の2つの弧状セクションの中心点が概して
    前記短軸上にあって、それぞれ前記ラケットの前記縦中
    心線の対向する両側に位置していることを特徴とする特
    許請求の範囲第8項に記載のラケットボール用ラケット
    。 10 前記ラケットが20%インチ(52,1cm )
    の全長と、85〜95平方インチ(548,4〜612
    .9d)のス) IJング面積と、240〜250gの
    重量 ′を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のラケットボール用ラケット。 11 前記ス) IJング領域が、前記ストリング領域
    の幾何学的中心の位置に、これらから隔置された位置と
    比較して、たがいにより接近したストリングによって規
    定されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のラケットボール用ラケット。 12 前記重心が前記ラケットの前記縦中心点から測定
    して、前記グリップに向かってへインチ(0,64CI
    IL)かつ前記ラケットの前記ヘッドに向って十インチ
    (1,3cIIL)の範囲内の位置にあることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のラケットボール用ラ
    ケット。 13 前記ストリング領域が30〜45ポンド(13゜
    6〜20.4 kg )の張力でストリングを張っであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のラケ
    ットボール用ラケット。 14 前記ストリングがナイロンであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第13項に記載のラケットボール用ラ
    ケット。 15 平均打撃中心が前記グリップの機能的端部から約
    15+インチ(38,7cm ) Kあることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のラケットボール用ラ
    ケット。 16 前記ストリング領域の長さが前記ストリング領域
    の幅より20〜60チ大きい範囲内にあることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のラケットボール用ラ
    ケット。
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