JPS6017355Y2 - 見出し等の指標片 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フオルダー、帳簿用紙等を識別させる索引用
見出し、附箋等の指標片に関するものであり、その特徴
は、指標片の一表面に剥離層が形成され、且つ、他表面
に粘着剤層が形成され、適宜数の該指標片を−の指標片
の粘着剤層を他の指標片の剥離層に接合させて、積層一
体としたことで、複数枚が−揃いにまとめられて散逸を
することがなく、必要事項の記入も容易に行なうことが
でき、使用に際しては必要枚数だけはぎ取り、フオルダ
ーや帳簿用紙等の検索等が必要な物品に粘着できる指標
片を提供するものである。

以下、本考案を図面に示した実施例に従って詳細に説明
する。

第１図および第２図は、本考案の一実施例たる索引用見
出し片を示す図で、第１図は数例の斜視図、第２図は数
例の拡大断面図である。

本指標片は、標題等の必要事項を記入する指標片１ａを
有する指標片１・・・を、適宜数積層してなる。

該指標片１の両端の一表面に、例えばシリコーン樹脂、
パラフィン、ワックス剤等の剥離剤ヲ塗布して剥離層２
が形威され、且つ、該指標片１の他表面の前記剥離層２
に対応した位置に、例えば感圧型接着剤等を塗布して粘
着剤層３が形成され、−の指標片１の粘着剤層３が該指
標片１と隣接する他の指標片１の剥離層２とを合致接合
させて、すなわち、粘着剤層３は、この指標片１の上下
両端近傍に所定時間をおいて形威され、剥離層２も、該
粘着剤層３に対して−の指標片１の粘着剤層３と接合さ
れる他の指標片１の剥離層２とが合致するように、上下
両端近傍に形威され、指標片１の表面、すなわち剥離層
２が形威された面には、上下両端の剥離層２の間に、標
題等の必要事項を記入する指標片１ａが形威されている
。

適宜枚数順次積層され、一体に成形されている。

指標片１としては、例えば紙、合成紙、合成樹脂シート
フィルム等を用いればよい。

剥離層２としては、前例のほか、例えば指標片１に剥離
紙や離型性フィルムを貼付して形成してもよい。

また、粘着剤層３としては、前例のほか、第３図に示す
如く基材４の両面に粘着剤層３′、３′ａが形威された
両面粘着テープの一面の粘着剤層３’ａを指標片１′に
粘着して、他の粘着剤層３′を本指標片の粘着剤層とし
て利用してもよく、あるいは第４図に示すように台紙５
の表面に感圧型接着剤層６が形威されてなる感圧紙７を
利用し、該台紙５の裏面を指標片１″の表面に貼着し、
該感圧型接着剤層６を本指標片の粘着剤層３″として利
用してもよい。

そして、本指標片１を使用するにあたっては、指標部１
ａに所定事項を記入し、剥離層２において一枚ずつ引き
剥し、該指標片１の粘着剤層３を貼付希望のフォルダー
等に重合し、適当に指導で押圧して貼付してもよく、あ
るいは、第１図に示すように本指標片１をその中央で二
つ折れとし、両粘着剤層３，３を対向させ、帳簿用紙等
の適宜な箇所を挾み、両粘着剤層３で挟着してもよい。

次に、本指標片の別個について説明すると、本指標片１
″′は、用件を書きつけて貼る付箋として用いるもので
、第５図に示すように用件を記入する指標部１″′ａを
有し、本指標片１″′の上端縁の一表面に粘着剤層３″
′が形威され、該粘着剤層３″′に対応して他表面に剥
離層２″′が形威され、かかる本指標片１″′を複数枚
積層一体に成形してなる。

使用に際しては、一枚ずつ引き剥して必要な箇所に、粘
着剤層３″′により貼り付ければよい。

本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、かか
る事項にもとづきなされる変更仕様、応用ならびに変形
等は本考案の技術的思想に包含されるものであることは
いうまでもない。

本考案は、上記のように指標片の一表面に剥離層が形成
され、且つ、他表面に粘着剤層が形成され、適宜数の該
指標片を−の指標片の粘着剤層を他の指標片の剥離層に
合致接合させて、粘着剤層の粘着力により多数積層一体
化したものであるために、各指標片がこの粘着剤層の粘
着力により散逸することがなく、また積層した状態にお
いて標題等の所定事項の記入も容易であり、しかも指標
片の表面に剥離層を形威し、裏面に粘着剤層を形成する
のみで、剥離台紙等の他の部材を必要とすることなく、
積層体を製造できるために、製造コストを引き下げるこ
とができる。

しかも、使用に際しては、粘着剤層が他の指標片の剥離
層と合致接合させて積層体が構成されているために、必
要枚数だけを剥ぎ取り、フオルダーや帳簿用紙等の検索
等の必要な物品に、指標片の粘着剤層面において、容易
に貼着できるので、極めて便利である等の、種々の実用
的効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、本考案の一実施例たる索引見出
し片を示す図で、第１図は数例の斜視図、第２図は数例
の拡大断面図、第３図および第４図は別個の粘着剤層の
形成方法を示す説明図、第５図はさらに別の実施例たる
付箋を示す図である。 １．１’、１″ １ ｎｔ・・・・・・指標片、ｌ ａ
、 ｌ ＩＩＩａ・・・・・・指標部、２．２’、２
″ ２ ＩＩＩ・・・・・・剥離層、３．３’、３″
３ ｍ・・・・・・粘着剤層、４・・・・・・基材、５
・・・・・・台紙、 ６・・・・・・感圧型接着剤層、 ７・・・・・・感圧 紙。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 一表面に粘着剤層が形成されかつ他表面に剥離層が形成
   された適宜数の指標片が、−の指標片の粘着剤層と他の
   指標片の剥離層と接合させて積層一体化され、指標片の
   一表面に粘着剤層が形成され、該指標片の粘着剤層が形
   成された面と接合する他の指標片の一表面に、前者の指
   標片の接着剤層と対応する位置に剥離層が形成され、順
   次指標片の粘着剤層と接合する他の指標片の一表面の剥
   離層を合致させたことを特徴する見出し等の指標片。 ２ 粘着剤層は、指標片の上下両端近傍に所定間隔をお
   いて形成され、剥離層も該粘着剤層に対応して、−の指
   標片の粘着剤層と他の指標片の剥離層とが合致するよう
   に、上下両端近傍に形成された実用新案登録請求の範囲
   第１項記載の見出し等の指標片。 ３ 粘着剤層は、指標片の上下一端縁近傍に形成され、
   剥離層も該粘着剤層に対応して、−の指標片の粘着剤層
   と他の指標片の剥離層とが合致するように、上下一端縁
   近傍に形成された実用新案登録請求の範囲第１項記載の
   見出し等の指標片。 ４ 粘着剤層は、粘着剤が指標片表面に塗布して形成さ
   れる実用新案登録請求の範囲第１項、第２項または第３
   項記載の見出し等の指標片。 ５ 粘着剤層は、両面粘着テープを貼り付けして形成さ
   れた実用新案登録請求の範囲第１項、第２項または第３
   項記載の見出し等の指標片。 ６ 粘着剤層は、感圧紙を貼り付けして形成された実用
   新案登録請求の範囲第１項、第２項または第３項記載の
   見出し等の指標片。 ７ 剥離層は、シリコーン樹脂等の剥離剤を塗布して形
   成された実用新案登録請求の範囲第１項、第２項、第３
   項、第４項、第５項または第６項記載の見出し等の指標
   片。 ８ 剥離層は、剥離紙を貼り付けして形成された実用新
   案登録請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項、第
   ５項または第６項記載の見出し等の指標片。 ９ 指標片は、標題等の必要事項を記入する指標部を有
   する索引用見出しである実用新案登録請求の範囲第１項
   、第２項、第３項、第４項、第５項、第６項、第７項ま
   たは第８項記載の見出し等の指標片。