JPS60173057A - 密封材用材料組成物 - Google Patents

密封材用材料組成物

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Publication number
JPS60173057A
JPS60173057A JP3077984A JP3077984A JPS60173057A JP S60173057 A JPS60173057 A JP S60173057A JP 3077984 A JP3077984 A JP 3077984A JP 3077984 A JP3077984 A JP 3077984A JP S60173057 A JPS60173057 A JP S60173057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing material
synthetic
sealing
hardness
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3077984A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Omori
大森 護
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uchiyama Manufacturing Corp
Uchiyama Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Uchiyama Manufacturing Corp
Uchiyama Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Uchiyama Manufacturing Corp, Uchiyama Kogyo Co Ltd filed Critical Uchiyama Manufacturing Corp
Priority to JP3077984A priority Critical patent/JPS60173057A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は密封材、最適にはミニチュアベアリング用密封
材に使用する材料組成物に関する。
従来、密封材をH造する方法は、上金型と下金型に所望
の密封材の形状を設けて、この上下金型内に合成ゴム、
合成樹脂を供給して成型し、金型より取り出して所望の
密封材を得ていた。
このため金型を複数個(沢山成型しようとすれば一度に
多くの金型を必要とする)用意しなければならず九一度
の成型で多数の密封材を得ることは絵しく、金型費も高
くつき、大垣生産にも限度があった。特に近年機械の小
型化、高性能化のためミニチュアベアリングが急速に普
及し、これのための密封材が大巾にめられるようになり
で来たが、従来の製造方法では作業もめんどうで、かつ
価格が高くつき、大量生産出来ない欠点がおった。この
ため補強用の芯金を用いないで、合成ゴム、合成樹脂の
みで密封材を成型される場合が多くなりS輪状のラビリ
ンスシール効果を有するものが最近多くなっている。し
かしこれら芯金を有、しない密封材は、その厚みを薄く
すると強度、剛性に乏しく、どうしても厚みのあるもの
になってしまい、まして径の比較的大きいものは、その
硬度のコントロールが非常に難しく、する程度の硬さと
弾力性とのかね合いを決定するのが難しく、小さい密封
材としては非常に厳しい制約があり、かつ1耐熱性等に
も問題がありその成型には多くの問題を有する欠点があ
った。
このため材料組成物、すなわち合成ゴム、熱可塑性エラ
ストマー、熱可塑性樹脂にフェノール樹脂等の充填剤を
添加して硬度を向上せしめる方法があったが、もろさが
あり、また外部加熱によって成型、硬化を行う際、収型
品の内部と外部との硬度の差が大きく、均質なものが得
難い欠点があった。しかも形状が溶液であったり、使用
前に触媒の添加を必要とするなど、作業性が悪くなる欠
点を有していた。
本発明は作業性が良く、かつ適度の硬度と弾性、耐熱性
および摺動特性を有する密封材を成型するための理想的
材料を提供するものである0本発明は、ニトリルゴム、
アクリルゴム、フッ素ゴム、シリコンゴム、エピクロル
ヒドリンゴム等の耐油、耐熱性合成ゴムや、通称TPK
といわれる熱可塑性エラストマー等またはウレタンエラ
ストマー、ナイロン、ポリブチレン7タレート、などの
熱可塑性樹脂に、メチロール基を5〜10重量%含有す
る粒状フェノール樹脂を20部以上含有せしめた密封材
用材料組成物でちる0該粒状フェノール樹脂は、粒状の
フェノール・ホルムアルデヒド系樹脂で、熱不融性タイ
プと熱融着性タイプがあり、熱不融性タイプが好ましい
が、熱融着性タイプでも一向に差つかえないので限定は
しない。また前記合成ゴム、熱μ」塑性エラストマー、
熱可塑性樹脂も最適なものを挙げているが1これも他の
ものでも良く限定はしない。
該粒状フェノール樹脂は例えば鐘紡株式会社の「ベルパ
ー7+/4などが知られているが、該樹脂は直径約1〜
20ミクロン程度の非常に小さな粒子状であるため、合
成樹脂、合成ゴム等への添加、分散が容易であり、また
化学的にもどの樹脂、合成ゴム等に対しても強い親利力
を有し、均一な分散とすぐれた性能を発揮する0 また該粒状フェノール樹脂はメチロール基を5〜10重
量%有し、特に7%未満のものでは熱不融性であり、合
成樹脂、合成ゴムなどへの添加攪拌中に硬化反応を起す
ことがない、それでいて密封材に成型後、例えば再加熱
をしてやれば反応性の大きなメチロール基が、合成樹脂
、合成ゴム等と反応し、ゆるやかな架橋構造をとり、硬
度、強度、耐熱性などの物理的性質の安定なものを得る
ことが出来る。
鐘紡株式会社製熱不融性粒状フェノール樹脂)を。
60重本部添加含有せしめると、従来のナイロン−6の
熱変形温度が70℃に比し一ベルパールーR添加のナイ
ロン−6の熱変形温度は205℃にも達する。
また、ニトリルゴム100重量部に同ベルバールー只を
50重置部添加含有せしめたものは、従来のニトリルゴ
ムの硬度が60°に比べ88°になり、更に該ペルバー
ル−只を含有スるニトリルゴムを170℃×24時間熱
処理すると、その硬度は96°にまで向上する。そのと
きの強度も従来のニトリルゴムが43#/dに対し11
0#/dと大巾に強度が向上する。
本発明の該材料組成物を密封材に成型する場合、例えば
図面のごとく押出し成型機あるいは金型成型機により円
筒状の筒体1を成型し、これを刃物2にて輪状の密封材
6を得る方法等がある。これにより得られた円盤状の密
封材6は粒状フェノール樹脂が合成ゴム、合成樹脂等に
添加されていることにより適度の硬度と強度及び耐熱性
を有することが出来るので、芯金がなくてもしっかりと
軸受に嵌着せしめることが出来ると共に高温の使用にも
耐えることが出来る。
また、従来、合成ゴムや合成樹脂のみで作られた密封材
は経時変化して収縮し、軸側に接触したり、軸受嵌合部
からはずれて脱落してしまうなど重大な欠点があったが
、本発明の材料組成物にて成型された密封材は収縮が起
きないので、この心配は全くなく長期に亘って密封性を
保持する。
この様に本発明の軸受用密封材の材料組成物は合成ゴム
、合成樹脂に適度の硬度、強度、耐熱性を付加せしめ、
使用条件に合った密封材を得ることが出来るので軸受用
密封材特にはミニチュアベアリング用密封材を得るに適
度の硬度と弾性を与え、芯金を用いなくても充分に強度
を有しすぐれたシール性能を発揮すると共に、合成ゴム
、合成樹脂への添加は粒状なので一般のp−ル作業で簡
単にかつ均一に行なえ、めんどうな作業は不要であるな
どすぐれた材料組成物を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の材料組成物を用いて密封材を成型する方
法の一例を示す斜視図である。 1・・・筒体 2・・・刃物 6・・・密封付特許出願
人 内山王系株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 密封材に使用する材料であって、該密封材用材料の合成
    ゴム、熱可塑性エラストマー、熱可塑性樹脂に、メチロ
    ール基を5〜10重量%含有する粒状7エ/−ル樹脂を
    20部以上含有せしめることを特長とした密封材用材料
    組成物。
JP3077984A 1984-02-20 1984-02-20 密封材用材料組成物 Pending JPS60173057A (ja)

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JP3077984A JPS60173057A (ja) 1984-02-20 1984-02-20 密封材用材料組成物

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58113234A (ja) * 1981-12-26 1983-07-06 Kanebo Ltd ゴム組成物
JPS58141234A (ja) * 1982-02-18 1983-08-22 Kanebo Ltd 樹脂組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58113234A (ja) * 1981-12-26 1983-07-06 Kanebo Ltd ゴム組成物
JPS58141234A (ja) * 1982-02-18 1983-08-22 Kanebo Ltd 樹脂組成物

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