JPS60173054A - スラリ−組成物 - Google Patents

スラリ−組成物

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JPS60173054A
JPS60173054A JP59028251A JP2825184A JPS60173054A JP S60173054 A JPS60173054 A JP S60173054A JP 59028251 A JP59028251 A JP 59028251A JP 2825184 A JP2825184 A JP 2825184A JP S60173054 A JPS60173054 A JP S60173054A
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JP
Japan
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dispersant
reaction
polymer
added
cement
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Pending
Application number
JP59028251A
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English (en)
Inventor
Hironobu Shinohara
弘信 篠原
Takeshi Itakura
板倉 健
Yoshinori Yoshida
吉田 淑則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定の分散剤を含有する重合体エマルジョンお
よびセメント系粉体からなるスラリー組成物に関する。
更に詳しくは1分散剤として分子中にトリシクロデカン
又はトリシクロデセン骨格とスルホン酸基を含有する化
合換金用い、該分散剤100重量部に対して重合体エマ
ルジョンを固形分として50重諺部をこえ10’重量部
以下添加することからなるスラリー組成物に関する。
従来、水硬性セメント系粉体に1種々の性能向上を目的
として重合体エマルジョンを混合して使用すること、な
らびに該組成物の流動性を向上させるため、あるいは一
定の流動性を保ちながらセメント系粉体に対する水の使
用li!′を減らして硬化時の組成物の強度を向上させ
るために、適当な分散剤を使用することも公知である。
こ几らの分散剤としては、カチオン系、アニオン系また
はノニオン系の各種界面活性剤が使用さ几る。特に水硬
性セメント系粉体を含むスラリー組成物に対して流動性
を向上させる目的で使用する分散剤としては、多環式芳
香族スルホン酸塩のポルマリン縮合物、メラミンスルホ
ン酸塩のホルマリン縮合物。
リグニンスルホン酸誘導体、カルボキシル基含有重合物
等のアニオン系分散剤等が知ら几ているが。
こnらの分散剤は、同時に使用する重合体エマルジョン
の種類によって混合安定性が悪く、シばし。
ばクリーミング状態となり、粘度上昇ああいは凝固し、
沈降分離を起こすため、あらかじめ浴液状態で重合体エ
マルジョンと混合することができない。従ってこ几らの
分散剤を使用する場合、粉体の状態で、セメント系粉体
にあらかじめ混合しておく必要があり、′またスラリー
組成物の状態での安定性がよくないため1作業時間が制
約さnる等の問題があり、減粘効果が大きく、且つ重合
体エマルジョンとの相溶性の長い分散剤の開発が必要と
さ几ていた。
本発明者らは、補修用注入材料としてのポリマーラテッ
クス−セメント組成物に添加する分散剤として、従来か
ら使用−ynでいる分散剤に比ベセメント分散効果が犬
きく1重合体エマルジョンとも相溶性が艮〈、且つ経時
的粘度変化のない分散剤を見出すことを目的として鋭意
検討を進めてきた結果2分子中にトリシクロデカンまた
けトリシクロデセン骨格とスルホン酸基を含有する分散
剤を重合体エマルジョンの固形分に対して特定量営んだ
スラリー組成物は、まだ固1らない状態において、極め
て高い流動性と経時的粘度安定性を保持し、硬化後にお
・いては2強固な号?リマーラテツクスセメン)f形成
すること全見出し9本発明に到達した。
すなわち本発明はセメント系粉体と重合体エマルジョン
および分散剤からなるスラリー組成物において、該分散
剤は分子中にトリシクロデカン又はトリシクロデセン骨
格とスルホン酸基を@有した化合物であって、該分散剤
100重量部に対して重合体エマルジョン全固形分とし
て50重量部をこえ10″重量部以下添加することから
なるスラリー組成物全提供するものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明に用いる分散剤は分子中にトリシクロデカン又は
トリシクロデセン骨格とスルホン酸基とを含有する化合
物でちゃ、下記の(1)〜(6)から選ば几た少くとも
一種のものが用いら几る。なお本発明において、トリシ
クロデカン骨格又はトリシクロデセン骨格は下記のよう
に示さ庇る。((イ)、(ロ))(すなわちトリシクロ
C5,2,1,0”・6〕デカン又はデセン) (1)特願昭57−35148に示されるごとき一般式
(aJ又は一般式(b)で表ゎさ几るシクロペンタジェ
ン又はシクロペンタジェン誘導体を重合して得ら九る重
合体をスルボン化して得ら几るスルホン化物。
(式中、R1は水素原子または炭素原子数1〜3のアル
キル基金表わす。) (式中I R,およびR3r/′i同−又は異なり、水
素原子または炭素原子数1〜3のアルキル基を表わす。
) (2)特願昭57−35149に示さnるごとき前記一
般式(a)又は一般式(b)で表わされるシクロペンタ
ジェン又はシクロペンタジェン誘導体と一般式(C)で
表わさ几る化合物とを反応せしめて得らルる反応生成物
混合体をスルホン化して得らルるスルホン化物又は該ス
ルホン化物の縮合物。
(式中R4および1(5は同−又は異なり、水素原子ま
たは炭素原子数1〜6のアルキル基金表わす。) 3)特願昭57−35147に示さnるごと@。
一般式(d)で表わさ几るシクロペンタジェン誘導体ス
ルホン化物を縮合して得られる縮合物。
(式中、R,、R,およびR8は同−又は異なり。
水素原子又は炭素原子数1〜6のアルキル基を表わし、
R9およびR+oVi同−又は異なり。
水素原子又は炭素原子数1〜3のアルキル基金表わし、
nはl若しくは2を表わし1Mは水素、アルカリ金属、
アルカリ土類金属、アンモニウムもしくはアミン類から
選ばtl、fCアンモニウムを表わす。) (4)特願昭57−175666に示さ几るごとき一般
式(e)で表わさnるジシクロペンタジェンのスルホン
化物の重合体又は共重合体。
(式中、nとMは式(d)と同一である。)(5)特願
昭58−43729に示さ几るごとき一般式(f)で表
わさ几るヒドロキシジシクロペンタジェンのスルホン化
物の重合体又は共重合体。
(式中、nとMは式(dlと同一である。〕(6) 特
願昭58−42205に示されるごとき一般式(g)で
表わさnるジシクロペンタジェン誘導体のジスルホン化
物を縮合して得ら几る縮合物。
(式中、 R11およびR12は同−又は異なり、水素
原子又は炭素数1〜2のアルキル基を表わし2Mとnは
式(d)と同一である。)前記(1)において一般式(
a)または一般式(b)で表わすことができる具体的な
化合物としては9例えばシクロペンタジェンの他、メチ
ルシクロペンタジェン、エチルシクロペンタジェン、プ
ロピルシクロペンタジェンナトのアルキルシクロペンタ
ジェン、或いはこnらのうち任意に組合せてなる二慴体
例えばジシクロペンタジェンなどを挙げることができ、
好ましいものとしてはシクロペンタジェン、ジシクロペ
ンタジェン、或いは両者の混合物があげら几る。
前記(2)において一般式(C)で表わすことができる
具体的な化合物としては1例えば、ベンゼン、トルエン
、キシレン(o−、m−、p−L エヂルベンゼン、n
−プロピルベンゼン、1so−フロビルベンゼン、メチ
ルエチルベンゼン(o−、m−+p Ln−ブチルベン
ゼン、5ec−7テルベンゼン、tert−ブチルベン
ゼン、1so−プロピルトルエン(0−、m−、p −
)* アミルベンゼン。
ヘキシルベンゼン、アミルトルエン(o−、m−。
p −) rxどのモノまたはジアルキル置換ベンゼン
などのベンゼン誘導体が挙げら−n、特に好ましいもの
としては、ベンゼン、トルエン、キシレン。
プロピルベンゼン、ブチルベンゼンがあげらnる。
札 次に本発明に使用さ−る分散剤の製造法について説明す
る。
但し、前記(1)〜(6)の分散剤の製造法については
そnぞ几特願昭57−35148.特願昭57−351
49、特願昭57−35147.特願昭57−1756
66、特願昭58−43729゜特願昭58−4220
5に詳細に記載さnている。
分散剤(1)の製造についての一例を説明する。
シクロペンタジェン又はシクロペンタジェン誘導体(一
般式(a)又は(b) ) k 、酸性化合物触媒(例
えば、硫酸、リン酸、フッ化水素、三フッ化ホウ素およ
びその錯体、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、四
塩化銀、塩化亜鉛、三塩化チタン等が挙げられる。)お
よび必要に応じて炭化水素類。
ハロゲン化炭化水素類等の溶媒の存在下2通常。
反応温度−20〜150℃で数時間に亘9重合反応せし
めて重合体を得る。該重合体を好1しくに無機酸化剤(
例えば硝酸塩類、亜硝酸塩類等)及び溶剤(例えば、水
、メチルアルコール、エチルアルコール等)の存在下9
通常反応温度50〜200℃で、常圧或いは加圧下で通
常アルカリ金属の酸性亜硫酸塩、メタ亜硫酸塩、或いは
亜4m酸塩等のスルホン化剤を単独または混合物として
用いてスルホン化反応全行い、スルホン化物が得ら几る
。該重合体のスルホン化の進行の容易さという点から好
ましい数平均分子量は1oooo以下。
特に好ましくは300〜5000である。該スルホン化
物は1通常前記重合体における残存二重結合の20〜1
00%がスルホン化さ几てなるものであり、このスルホ
ン化の度合は、得らnたスルホン化物をイオン交換法に
より酸型に変換し、こ几ヲアルカリ滴定することにより
めることができる。
また該スルホン化物は、イオン交換法或いは中和反応等
により酸型、またはアルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウム、アミン類から選ばれたアンモニウム等の
塩に相互に変換することができる。
分散剤(2)の製造についての一例を説明する。
シクロペンタジェン又はシクロペンタジェン誘導体(一
般式(aJ又は(b))と一般式(C)の化合物を前記
の酸性化合物触媒及び溶媒の存在下1反応温度通常−2
0〜150℃で反応させて反応生成物混合体を得る。該
反応生成物混合体は、ジシクロペンタジェン類1分子に
前記一般式(C)で表わさfる化合物1分子が付加した
反応生成物、シンクロペンタジェン類2分子に前記一般
式(C)で表わさ几る化合物1分子が付加した反応生成
物などの数種の付加体の他、シクロペンタジェン類及び
/またはシンクロペンタジェン類の重合体及びその重合
体に前記一般式(C)で表わさ几る化合物が付加した反
応生成物など多種の化合物が混合したものである。
(該反応生成物混合体の数平均分子量は後述するスルホ
ン化反応の容易さの点から10,000以下が好捷しい
。) 斯かる反応生成物混合体を前記分散剤(1)の製法にお
いて記載した重合体のスルホン化方法と同一の方法でス
ルホン化して1反応生成物混合体のスルホン化物を得る
。該スルホン化物を縮合用単量体として、必要に応じて
ベンゼン、トルエン、キシレン、フェノール等の他の縮
合用単鼠体を併用して、酸触媒(例えば硫酸)を縮合用
隼J体の全モル数に対し2通常o、oool−to倍の
モル数使用し、アルデヒド(例えばホルムアルデヒド、
アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド等〕により縮
合することにより縮合物が得られる。
該縮合物の数平均分子tHセメントの分散効果の点から
、好ましくは500〜30000である。
分散剤(3)の製造についての一例を説明する。下記一
般式(h)で表わされる化合物(例えばベンゼン。
トルエン、キシレン、プロピルベンゼン、ツチルベンゼ
ン等)と一般式(i)で表ゎさnる化合物(例えばシク
ロペンタジェン、メチルシクロペンタジェン、エテルシ
クロペンタジェン等の二量体)とを触媒(例えば硫酸、
リン酸、弗化水素、三弗化硼素及びその錯体、塩化アル
ミニクム、臭化アルミニクム等〕の存在下、好ましくは
0〜ioo℃でl〜5時間フリーデルクラフト反応を行
い、一般式〇)で表わされる化合物が得られる。
(Rs、Rt、 Reは前記一般式(d)におけると同
一)(Rg、Rtoは前記一般式(d)におけると同一
)C8 (R6* 1(7* k<B 、 R9+ RIGは前
記一般式(d)におけると同一) 一般式(j)で表わさ几る化合物を2分散剤(1)の製
法で説明した重合体のスルホン化方法と同一の方法でス
ルホン化を行い、その後必要に応じてアルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、アンモニウム、アミン類等を用いてス
ルホン酸塩とする方法により。
一般式(d)で表わさnるシクロペンタジェン誘導体の
スルホン化物が得られる。該スルホン化物を分散剤(2
)の製法で説明した縮合物の製法と同一の方法で縮合反
応させて縮合物を得る。
前記一般式(d) において2Mが水素、アルカリ金属
、アンモニウム又はアミン類から選ば几たアンモニウム
のときはn = 1でありMがアルカリ土類金属のとき
はn = 2である。
上記アルカリ金属としてはナトリウム、カリウムなどを
挙げることができ、アミンとしてはメチルアミン、エチ
ルアミン、プロピルアミン、ジメチルアミン、ジエチル
アミン、トリメチルアミン。
トリエチルアミン、ブチルアミン、ジブチルアミン、ト
リブチルアミンなどのアルキルアミン;エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンな
どのポリアミン;モルホリン。
ヒヘリジンなどを挙げることができ、アルカリ土類金属
としてはカルシウム、マグネシクム、亜鉛などを挙げる
ことができる。またこ几らのMは種種のイオン交換技法
或いは中和反応により他種のMと相互に交換することが
可能である。
分散剤(4)の製造についての一例を説明する。
ジシクロペンタジェンを分散剤(1)の製法で説明とす
る方法により一般式(e)の化合物が得らルる。
該化合物を分散剤(1)の製法で説明した重合体の製法
と同一の方法で重合反応を行い1重合体を得る。
なお重合反応において、オレフィン性二重結合全有する
脂肪族、脂環式、芳香族の炭化水素等の共重合単量体を
存在させれば、共重合体が得ら几る。
該重合体又は共重合体の数平均分子量はセメントの分散
効果の点から、好ましくは500以上最も好ましくは3
500〜5oooo ’″Cある。
分散剤(5)の製造についての一例を説明する。
分散剤(4)の製造の出発原料であるシンクロペンタジ
ェンの代りにヒドロキシジシクロペンタジェンを用いる
以外は分散剤(4)の製造と同一である。
該重合体又は共重合体の数平均分子量はセメントの分散
効果の点から、好筐しくは500以上。
最も好ましくは3500〜5ooooである。
分散剤(6)の製造についての一例を説明する。
ジシクロペンタジェン類とベンゼン又はベンゼン誘導体
とを例えばBF3触媒の存在下、フリーデル・クラフト
反応によって反応せしめた反応生成物に2例えば亜硫酸
水素す) IJウムを付加反応式せ、必要に応じてスル
ホン酸塩とする方法によって一般式(k)の化合物が得
ら几る。
バ2 (R,、R2,MはniJ記一般式(gHcおけると同
一1mはl又は2である。) 一般式(k)の化合物を必要に応じて有機溶媒を用いて
、硫酸、無水硫酸1発煙硫酸rlどの硫酸類と(硫酸類
の使用量は一般式(k)の化合物のモル数に対し好まし
くは0.1〜5倍のモル数〕好ましくは50〜150℃
で反応させると一般式(g)のジスルホン化物が得られ
る。該ジスルホン化物を分散剤(2)の製造で説明した
縮合方法と同一の方法で縮合させて縮合物が得られる。
本発明に用いるセメント系粉体としては、普通ポルトラ
ンドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポル
トランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、耐硫
酸塩ポルトランドセメント。
白色鉄ポルトランドセメントなどの各種ポルトランドセ
メント、高炉セメント、シリカセメント。
フライアッシュセメント、アルミ太セメント、ソリジッ
ト、ケイ酸カルシウムなどの公知のセメント、或いはこ
nらを二種以上組みあわせて成る混合セメント、この他
にこれらのセメントにスラグ。
石こうなどの無機物′li−混合したセメントなどを挙
げることができる。
本発明に用いる分散剤は、これらのセメントを水中に分
散させ全ものであり、砂あるいは砂利金倉んだモルタル
或はコンクリートに用いることもできる。また使用目的
に応じて用いられるセメント混和材料2例えば、空気連
行剤、AE減水剤。
急結剤、遅延剤、防水剤、防錆剤、セメント用エマルジ
ョンなどを任意に加えることもできる。
本発明に用いる重合体エマルジョンとしては。
セメント混和用として一般に使用さ几るゴム系ラテック
ス、樹脂系エマルジョンおよびこfl、等の混合物であ
る。
ゴム系ラテックスとしては、天然ゴムラテックス、合成
ゴム系う久ソクスが挙げら几2合成ゴム系ラテックスと
しては2例えばスチレン−ブタジェン系コムラテックス
、クロロプレン系ゴム−yテックス、アクリルニトリル
−ブタジェン系ゴムラテックス、アクリル酸エステル類
−ブタジェン系ゴムラテックス、エチレン−プロピレン
系ゴムラテックスおよびこ几等の変性ラテックス等が挙
げら几る。
樹脂系エマルジョンとしては1例えばポリ酢酸ビニル、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアクIJル酸エス
テル、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、ポリウレ
タン等の熱可塑性樹脂エマルジョンが挙げられる。これ
等の重合体エマルジョンは、単独で使用しても2種以上
を混合して使用してもよい。
前記のセメント系粉体に対する重合体エマルジョンの使
用量は、特に限定されないが通常セメント系粉体100
重曹部に対して重合体エマルジョンの固形分としてl−
100重層部、好ましくは5〜50重量部である。
本発明に用いる分散剤と重合体エマルジョンとの愉的な
関係は2分散剤100重量部に対して重合体エマルジョ
ンを固形分として50重量部をこえ10’重量部以下で
ある。なお十分な流動性を保持し、かつブリージングの
少ない均一なスラリー組成物を得るためには、好甘しく
け分散剤100重量部に対して重合体エマルジョンを固
形分として10”〜10’重量部である。50重置部未
満では分散剤としての効果が不十分で、十分な流動性を
保持したスラリー組成物が得ら几ない。又10′重鎗部
をこえると1分散剤の効果はそれ以上に上昇せず経済的
でない。
本発明に用いる分散剤は、水溶液の状態であらかじめ重
合体エマルジョンに添加しておくか、セメント系粉体と
重合体エマルジョン全混合する際に同時に添加してもよ
い。筐た本発明に用いる分散剤全粉末の状態で、あらか
じめセメント系粉体に所定量混合しておくか、スラリー
作製時に添加しても十分その効果全発揮することができ
るが。
使用する重合体エマルジョンにあらかじめ添加しておく
のが望ましい。
本発明の組成物は、極めて扁い流動性を有し。
且つ一定時間経時的な粘度変化のない、浸透性良好で不
陸調整の不要なスラリー組成物である。一方本発明に用
いる分散剤を添加しない組成物と同一の流動性を保持し
ようとすると、水/セメント系粉体の比率を低下させる
ことができるので、乾燥収縮がほとんど起らず、ひび割
nのない高強度の硬化物を得ることができる、 従って2本発明の組成物は、水分當有普が少なくて、高
い流動性と9機械的特性を要求さnる種々の用途1例え
ば壁面剥離補修用注入材2弾性目地材、流し床、屋上防
水、押え樹脂モルタル材。
吹付は用モルタル材等として、好適に使用することがで
きる。
特にまだ固まらない状態での流動性および安定性が艮好
なことから、注入材料、目地材料として特に好ましい性
能を付与することができる。
以下本発明の実施例を具体的に説明する。
参考例1 還流冷却器及び攪拌装置を備えて成る容量12の三つロ
フラスコにn−ヘキサン400v及び三フッ化ホウ素・
フェノール錯体42を入a温度50℃に昇温した後、攪
拌しながら純度95%のジシクロペンタジェン1402
を約1時間に亘って滴下し、さらにこの温度で2時間に
亘り反応させた。反応終了後、炭酸ナトリウム水溶液で
触媒。
を分解し水で洗浄した後、油層分を減圧下で蒸留してn
−ヘキサンと未反応のシンクロペンメジエンを除去した
。得られた残渣の重曹は78yでありl この残渣の数
平均分子量は2100であった。
またヨク素滴定法により残渣における残存二車結合を定
量した−ところ1反応したジシクロペンタジェン1モル
に対して0.83当量の二重結合が残存していた。
次いで攪拌装置、温度計を備えて成る容量lItのステ
ンレス製オートクレーブ中に上述の残渣20F、)ルエ
ン30t、亜硫酸水素ナトリウム20F、硝酸カリタム
22.イングロビルアルコール300 trtl及び蒸
留水sayを入n、室温でオートクレーブ中の内圧が1
.OK9/!(ゲージ圧)になるまで空気を供給したの
ちバルブを密閉して。
強攪拌下で混合しながら温度110℃で5時間に亘υ反
応させた。その後室温まで放冷し、蒸留によりイソプロ
ピルアルコールの大部分を除去した後蒸留水1k及び石
油エーテル1.5 II! ’i加えて充分混合し1分
離した石油エーテル層及び沈澱部全除去して得ら几た水
層を濃縮し蒸発乾固した。こf′L、を氷酢酸に溶解し
、無機塩からなる酢酸不溶分を戸別した。得らnた酢酸
可溶分を濃縮することによって白黄色の固体t8.7r
i得た。こfl、を「試料l」とする。
参考例2 参考例1においてジシクロペンタジェンの代わりにシク
ロペンタジェンを用い温度30℃で反応させた他は同様
に処理して残渣682を得た。この残漬の数平均分子量
は5600であった。筐たこの残渣における残存二重結
合を参考例1と同様にして定11したところ反応したシ
クロペンタジェン1モルに対して0.90当量の二重結
合が残存していた。
次に参考例1と同様にしてスルホン化処理を行ない白黄
色の固体1432を得た。こnを「試料2」とする。
参考例3 還流冷却器及び攪拌装置を備えて成る容量3℃の三つロ
フラスコにトルエン1270f’及び三フッ化ホウ素・
フェノール錯体121を人f′L/M度50℃に昇温し
た後、攪拌しながらジシクロペンタジェン4171及び
トルエン320yの混合溶液全約1時間に亘って滴下し
、さらにこの温度で2時間に亘り反応させた。反応終了
後、炭酸ナトリウム溶液で゛触媒を分解して水で沈降し
た後、油層分を減圧下で蒸留して未反応のトルエン13
602とジシクロペンタジェン35ff留去り、、残留
物601 ff得た。この残留物における残存二重結合
をヨク素滴定法によ#)調べたところ2反応したジシク
ロペンタジェン1モルに対し0.96当iの二重結合が
残存していた。また残留物の分子量分布e G P C
(’fル・)e−ミエイション・クロマトグラフィ〕に
よV調べたところ、ジシクロペンタジェン1モルにトル
エン1モルが付加した化合物(約63重量%〕の分子量
224を下限とし。
ホリスチレン換算分子播8o o oの化合物に至るま
で種々の分子量の化合物が存在していた。
次いで攪拌装置、温度計を備えて成る容量3℃のステン
レス製オートクレーブ中に上述の残留物202、亜硫酸
水素ナトリウム20 y 、 硝dカIJウム22.イ
ングロビルアルコール300m及び蒸留水502を入n
、室温でオートクレーブ中の内圧力1. o Ky7,
4 (ゲージ圧)(でするまで空気を供給したのちバル
ブを密閉して1強攪拌で混合しながら温度110℃で3
時間に亘り反応きせた。
その後室温まで放冷し、蒸留によりイソプロピルアルコ
ールの大部分を除去した後蒸留水11.及び石油エーテ
ル1.5I1.を加えて充分混合し1分離した石油エー
テル層及び沈澱部を除去して得られた水層を濃縮し蒸発
乾固した。こル全氷K「酸に溶解し、無機塩からなる酢
酸不溶分を戸別した。得らt″Lfc酢酸可溶分を濃縮
することによって黄色の固体25.8ff得た。これを
「試料3」とする。
参考例4 参考例3において、はじめに仕込んだトルエン1270
Fの代りにエチルベンゼン1510f。
未反応のエチルベンゼン1590rとシンクロペンタジ
ェン521を留去し、残留物5881を得た。この残留
物における残存二重結合をヨク素滴定法によ、08M]
べたところ1反応したシンクロペンタジェン1モルに対
し0.95当量の二重結合が残存していた。
また残留物の分子量分布を参考例3と同様にして調べた
ところ、ジシクロペンタジェン1モルにエチルベンゼン
1モルが付加した化合物(約58重@%)の分子量23
8を下限とし、ポリスチレン換算分子’Bi t 10
00の化合物に至る1で種々の分子前の化合物が存在し
ていた。
次いで参考例3と同様にしてスルホン化処理を行ない、
黄色の固体23.8ff得た。こt”Lf「試料4」と
する。
参考例5 攪拌装置、温度計を備えて成る谷@ 0.2℃の三つロ
フラスコ中に参考例3で得られた試料3全30ミリモル
、ホルムアルデヒド30ミリモル。
硫酸30ミリモル及び蒸留水270 ミIJモルを仕込
み、温度80℃で24時間に亘り縮合反応させた。得ら
几た反応物に蒸留水100j”i加えた後。
pHが7になるまで炭酸カルシウムを攪拌しながら加え
9次いで得ら几た混合物を濾過してp液金得た。さらに
このF液にpHが9になるまで炭酸ソーダを攪拌しなが
ら加えた後、濾過してF液を得た。
このP液を乾固して11.6Fの茶褐色粉末を得た。
こf′Lを「試料5」とする。
この試料5の分子量分布を水系GPC(ゲル・)ぐ−ミ
エイション・クロマトグラフィ)により測定したところ
1分子量SOO以下の化合物は全体の5重量%以下とな
り9分子量4300に大きなピークが生じていた。
参考例6 還流冷却器及び攪拌装置を備えて成る容量31゜の三つ
ロフラスコにトルエン1270 f及U三フフ化ホウ素
・フェノール錯体129をへ九温度50℃に昇温しt後
、攪拌しrLがらジシクロペンタジェン4171F及び
トルエン3202の混合溶液を約1時間に亘って滴下し
、さらにこの温度で2時間に亘り反応させた。反応終了
後、炭酸ナトリウム水溶液で触媒を分解し水で洗浄した
後、油層分を減圧下で蒸留しジシクロペンメジエンのト
ルエン付加体を4232得た。
次いで攪拌装置、温度計を備えて成る容量32のステン
レス製オートクレーブ中に上述のジシクロペンタジェン
のトルエン付加体200F、亜硫酸水素ナトリウム97
.8?、硝酸カリウム8.Of。
イソプロピルアルコール136027/及び蒸留水20
0m/’(i−人扛、室温でオートクレーブ中の内圧が
t、oKp/d(ゲージ圧)Kなるまで空気を供給した
のちバルブを密閉して1強攪拌下で混合しながら温度1
10℃で5時間に亘り反応させた。その後室温まで放冷
後9反応混合物を取りだし蒸留水5oul及び石油エー
テル1500−を加えて充分混合し1分離した石油エー
テル層及び沈澱部を除いた残部を濃縮し蒸発乾固して淡
黄色の粉末1391が得ら几た。この粉末をソックスL
−抽出器を用い石油エーテルで1時間未反応物を抽出除
去し、残液を乾燥後氷酢酸300dに溶解し、 −無機
塩からなる酢酸不溶分を戸別した。得らnた酢酸可溶分
を濃縮することによって白黄色の固体129fを得た。
そしてこの固体をエタノール抽出によって精製し、ジシ
クロペンタジェンのトルエン付加体のスルホン化物のす
) IJウム塩を得た。
次に攪拌装置、温度計を備えて成る容量0.21の三つ
ロフラスコ中に上述のナトリウム塩30ミリモル、ホル
ムアルデヒド30ミリモル、硫酸30ミリモル及び蒸留
水270 ミIJモルを仕込み。
温度80℃で24時間に亘ρ稲合反応させた。得られた
反応物に蒸留水i o o t@加えた後、pHが7に
なるまで炭酸カルシウムを攪拌しながら加え。
次いで得らn7’(混合物を濾過してFlgを得た。こ
のF液にpHが9になるまで炭酸ソーダを攪拌しながら
加えた後、濾過してF液を得た。この戸液を乾固して1
1.2Fの茶褐色粉末を得た。こ几を「試料6」とする
水系GPC(’7’ル・〕ぐ−ミエイション・クロマト
グラフィ)により分子量を測定したところ、数平均分子
量は4900でおった。
参考例7 参考例6においてトルエンの代りにキシレン10601
Fを用い、こ几とジシクロペンタジェン350fとを参
考例6と同様にして反応させジシクロペンタジェンのキ
シレン付加体340ri得た。
このキシレン付加体f200を用いた他は参考例6と同
様にしてジシクロペンタジェンのキシレン付加体のスル
ホン化物のナトリウム塩1241を得た。
次にこのナトリウム塩を用いて参考例6と同様にして縮
合反応させLo、3tの茶褐色粉末を得た。
また水系GPCにより分子量を測定したところ。
数平均分子閂は5400であった。これを「試料7」と
する。
参考例8 攪拌装置、温度計を備えである谷1ii301のステン
レス製オートクレーブ中に、ジシクロペンタジェン3o
oor、亜硫酸水素ナトリウム18882硝酸カリウム
91.7F、イソプロピルアルコール12に、及び蒸留
水3000F金入n、室温でオートクレーブ中の内圧が
x、oKf/d(ゲージ圧)になるまで窒素を供給した
のちバルブ全密閉して。
強攪拌下で混合しながら110℃で5時間に亘υ反応さ
せた。その後室温まで放冷し、蒸留によりイソプロピル
アルコールの大部分を除去した後蒸留水及び石油エーテ
ルを加えて充分混合し2分離した石油エーテル層及び沈
でん部を除去して得られた水層を濃縮し、蒸留乾固した
。こnf氷酢酸に溶解し、無機塩からなる酢酸不溶分を
遠心分離機で分離した。得らnた酢酸可溶分を濃縮する
ことKよって白色の固体2B009を得た。に几このス
ルホン化物Aの水溶液をイオン交換樹脂により酸型に変
換した後、水を濃縮乾固し、スルホン化物の酸型のもの
を得た。にnをスルホン次いで、還流冷却器及び攪拌装
置を備えである谷@300m1の三ツロフラスコに、上
述のスルホン化物B15f、硫酸6.88 f f 人
f’L、 7Mg 120℃で26時間にわたって重合
反応させた。反応終了後、ライミング、ソータージョン
を行ったところ、得らfした固体分は15.5 f″′
Cあり、この重合体の数平均分子量はto、000であ
つ几。こ:nを「試料8」とする。
参考例9 参考例8において、スルホン化物Aを用いた他は、同様
に処理し1重合体の数平均分子量が1600のものを得
た。こf’L’rr試料9」とする。
参考例10 参考例8において1重合反応をスルホン化物へ302を
用い硫酸125f、水11.4fを人几。
温度170℃で28Vf間にわftす反応させた。他は
同様な処理を行ない重合体の数平均分子量が5oooの
重合体を得、こ几を[試料10Jとする。
#考物11 還流冷却器及び攪拌装置を備えである容31300−の
三ツロフラスコにスルホン化物A′1r13F。
ジシクロペンタジェンを2f、硫酸6.88f入ル。
温度120℃で20時間にわたって共重合反応させた。
反応後、ライミング、ソープ−ジョンを行ったところ得
らnた固体分は、L5.Ofであった。
こnを「試料ll」とする。
参考例12 還流冷却器および攪拌装置を備えた容量300dの三ツ
ロフラスコに、ヒドロキシジシクロペンタジェンのスル
ホン化物(前記一般式(f)においてM=)lである化
合物)XSt、硫酸688FをへfL、温度120℃で
23時間にわたって重合させた。反応終了後CaCO5
を用いてライミングをおこなイ、(SO2が除去さnて
M=HがM=Caとなる。) NaC01を用いてソー
プ−ジョンを行ったところ、(M=、CaがM=Naと
なる。)得られた固形物は、15.5Fであり、この重
合体の数平均分子量は10,000であった。こnを「
試料12jとする。
参考例13 還流冷却器および攪拌装置を備えた容量300dの三ツ
ロフラスコに、ヒドロキシジシクロペンタジェンのスル
ホン化物(lrIJ記一般式(f)において。
M=Hである化合物)82.およびジシクロペン72、
硫酸6,881?入几、温度120℃で2時間にわたっ
て共重合反応させた。反応後、1I11ライミング、ソ
ープ−ジョンを行ったところ、得られた固体分は155
1であった。こnを「試料t3Jとする。
参考例14 還流冷却器および攪拌装置金儲えた容量300dの三ツ
ロフラスコに、ヒドロキシジシクロペンタジェンのスル
ホン化物(mJ記一般式(f)において。
M=Hである化合物) 13 F、アクリル11!21
Fおよび硫酸6.88Fを入几、温度120℃で2時間
にわたり共重合反応させた。反応代、ライミング。
ソープ−ジョンを行ったところ、得ら几た固体分i”j
15.49であった。こ′n會「試料14J とする。
)診考例15 還流冷却器及び攪拌装置を備えて成る容量3℃の三ソロ
フラスコに、トルエン1270f’及び三フッ化ホウ素
・フェノール錯体L2ff入れ温度50℃に昇温した後
、攪拌しながらシンクロペンタジェン4172及びトル
エン320Fの混合溶液を約1時間に亘って滴下し、さ
らにこの温度で2時間に亘り反応させた。反応終了後、
炭酸ナトリウム水溶液で触媒を分解し水で洗浄し′fc
後、油1−分を減圧下で蒸留しシンクロペンタジェンの
トルエン付加体を4231得た。
次いで攪拌装置、温度計を備えて成る容量3℃のステン
レス製オートクレーブ中に上述のジシクロペンタジェン
のトルエン付加体2ooy、I1m酸水素ナトリウム9
7.stt、硝eカリウム8.Of。
インゾロビルアルコール1360++t/及び蒸留水2
00dを入れ、室温でオートクレーブの内圧が1.0に
9/7(ゲージ圧)vcなるまで空気を供給したノチハ
ルブ全密閉して2強攪拌下で混合しながら温度110℃
で5時間に亘り反応させた。その後室温まで放冷後1反
応群合物を取りだし蒸留水50rLl及び石油x−−y
−ル1500 ytlk加エテ充分混合し1分離した石
油エーテル層及び沈澱部を除いた残部を濃縮し蒸発乾固
して淡黄色の粉末139t カ得うf’L タ。この粉
末をソツクスL−抽出器ヲ用い1石油エーテルで1時間
未反応物を抽出除去し、残液を乾燥後氷酸300m1に
溶解し、無機塩からなるH「酸不溶分を戸別した。得ら
れた酢酸可溶分全濃縮することによって白黄色の固体1
29りを得た。そしてこの固体をエタノール抽出によっ
て精製し、ジンクaペンタジェン−トルエン付加体のス
ルホン化物のナトリウム塩を得た。このシンクロペンタ
ジェン−トルエン付加体のスルボン化物のナトリウム塩
を生成物A′とする。
次に、攪拌装置および温度計を備えてなる6ロ02℃の
三つロフラスコに、前記生成物A’ 60 mMと、硫
酸somMとを入れ、温度loo℃において3時間反応
させた。その後、温度11o℃において2時間反応させ
1次いでn−へブタン10 ccを添加してさらに減圧
下において温度80℃でローへブタンと水と全共沸によ
って除去した。この反応によって得られた生成物をB′
とする。
次にこの生成物B′に水6.32を加え、温度80℃に
おいて37%ホルムアルデヒド水溶液535fc66m
M)f3時間に亘って滴下した後、これを100℃に昇
温しで20時間縮合反応させたところ、粘稠な反応生成
物を得た。これを生成物C′とする。この生成物C′に
水1oor’6加えて溶解した後、 CaC01t l
 fi添加して溶液t−pH7とし。
生成した白色沈澱全戸別し、さらにp液にNa2COs
’i 3.2 F添加し生成した白色沈澱を戸別する。
そして得られた涙液を乾固し、これを「試料15」とす
る。
なお、該試料の数平均分子量はGPCによって測定した
ところ6300であった。
実施例1.比較例1〜2 普通ポルトランドセメント700重量部、スラブ300
電鍵部および1000重普部0水をハンドミキサーにて
均一に混合し、たスラリー(5)中に。
45重拵チの8BR糸ラテツクス(日本合成ゴム社製)
500重量部と水500重鼠風韻よび診考例1−15で
製造した分散剤の所定量をあらかじめ混合し、こfLi
i7前記スラリー^に添加して、よく混練りしたのち、
各々のスラリーの粘度全測定り、fc結果および硬化後
の物性値および5HI(系ラテックスと分散剤の混合安
定性をみるために、上記ラテックス100重量部に対し
て所定層の分散剤を添加したのちよく混合して、経時的
粘度変化全測定した結果を表1に示した。比較のために
分散剤として市販のナフタレンスルボン酸ナトリウム塩
の縮合物(比較例1)およびメラミンスルボン酸ナトリ
クム塩の縮合物(比較例2)t:添加した場合の結果も
表1に示した。前記の比較例1及び2において2分散剤
は、ラテックスとの相溶性が艮〈ない為、スラリー(5
)中にラテックスと水を添加混合したのち、最後に分散
剤を添加して混合した。
表〜lの結果から1本発明のスラリー組成物は。
重合体エマルジョンとの混合安定性は良好で、長時間放
置しても殆んど粘度変化がすく、エマルジョンの状態も
安定である。比較例1.2の場合は重合体エマルジョン
との相応性が悪く、クリーミング状態となジ凝集分離を
起こした。
又スラリー組成物の粘度は1分散剤の添加i[−同一と
して比較すると比較例にくらべ減粘効果が大きく、又ス
ラリーは安定であった。
実施例2 分散剤として参考例1Oで合成した「試料tOJを用い
1重合体エマルジョンの種類を変えて、実施例1と同様
にしてスラリー組成物全作成し、その性能を評価した結
果を表−2vc示した。
表−2 簀(11スラリー組成物300重量部に対しての重合体
エマルジョンの添加量 蕾(2) 重合体エマルジョン100重賃部に対しての
分散剤の添加量 実施例3(3−1〜3−3)及び比較例3分散剤として
参考例8で合成した「試料8」を用い1重合体エマルジ
ョン(固形分〕に対する分散剤の添加量を変える以外は
実施例1と同様にしてスラリー組成物を作成した。
その性能評価結果を表−3に示した。
比較例3は分散剤の添加量が本発明の範囲外の場合であ
る。
度とも、無添加の場合に比べ、有効な事がわかる。
表−3 昔■ 重合体エマルジョン(固形分)100重量部に対
する分散剤固形分重量部 特許出願人 日本合成ゴム株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 セメント系粉体と重合体エマルジョンおよび分散剤から
    なるスラリー組成物において、該分散剤は分子中にトリ
    シクロデカン又はトリシクロデセン骨格とスルホン酸基
    を含有した化合物であって。 該分散剤100重量部に対し、て重合体エマルジョンを
    固形分として50i量部をこえ10’重量部以下添加す
    ることからなるスラリー組成物。
JP59028251A 1984-02-17 1984-02-17 スラリ−組成物 Pending JPS60173054A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020105752A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 デンカ株式会社 白色舗装補修材用組成物及び白色舗装補修材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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