JPS60171348A - 密閉式燃焼暖房器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、暖房器具に関するもので、詳しくは燃焼室内
での燃焼を確認する窓１」に関する。

（ロ）従来技術 従来の輻射型暖房器具は、実公昭５４−３４４５０号公
報に於て示されている如く、燃焼バーナの燃焼状態を監
視する覗窓に波状σ）凹凸面を連続形成したプリズム作
用する耐熱性の熱透過物を使用するものがある。

この波状の凹凸面を連続形成したプリズム作用する熱透
過物がプリズム作用を行なって燃焼部をぼかし美感の秀
れた高級的イメージを与えるものである。

一方、従来の密閉式燃焼暖房器具（給気方式）は、覗窓
から青炎を監視するものがあったが、これでは青炎の使
用者に与える心理的な暖房的効果のイメージが低く、ま
た使用者に燃焼状態がよく確認できないという欠点があ
った。

そこで、燃焼室内に青炎によって赤熱される高耐熱性鋼
板（ＦＣＨ２）等の赤熱体を配設し、覗窓に前記プリズ
ム作用を有する熱透過物を取り付け、該赤熱体からの赤
外線を熱透過物を通して見ることにより燃焼状態を監視
し、上記欠点の除去と前記プリズム作用による効果な奏
するものな目的とするものがあった。

しかし、密閉式燃焼暖房器具に於ては、着火時或いは異
常燃焼時の燃焼室内の圧力の異常上昇に耐え得るよう熱
透過物の大きさが限定されてしまい、これでは赤熱体か
らの赤外線の拡大角度が限定されることになり上述の効
果も良好とは云えｔ【いものであった。

（ハ）　目的 本発明は、上述の欠点を除去′１−べく為されたもので
ある。

に）構成 本発明は、燃焼室（２）の周側壁適所に開設した方形の
窓口（１３にバーナ（１）からの青炎によって加熱され
る赤熱体α４を取り付け、前記窓口Ｕに該赤熱体０４か
らの赤外線を透過し広角度に分散させる波板状の第１の
熱透過物（２１を取り付け、第１の熱透過物翰を通過し
た赤外線を更に広角度に分散させる第２の熱透過物（ホ
）を前面板（１）に取り付けて成る。

（ホ）実施例 本発明一実施例を第１図〜第４図に基づき説明する。（
５）は、密閉式燃焼暖房器具本体、（１）は横向きの燃
焼室（２）の−側壁に炎孔部（１′）を望ませたバーナ
で、また燃焼室（２）の他側壁には熱交換器（３）を連
通配設している。（４）はバーナ（１）への給気を行な
う給気筒（５）と熱交換器（３）を介して排気ガスを排
出する排気筒（６）とから成る給排気筒で、該給排気筒
（４）の先端は室外に突出している。

（７）は室外等に設置せろ貯溜タンク（図示せず）から
供給される燃料の油面を一定とする定常油面器である。

（８）は定常油面器（７）に設けた電磁ポンプで、前記
バーナ（１）に所定量の燃料を供給するものである。

（９）（９）は燃焼室（２）と熱交換器（３）とに送風
し、熱交換された温風を吹出口←１から室内へと送風す
るファンで、モータ（ロ）の回転軸（イ）に軸止されて
いる。

側は燃焼室（２）の周側壁適所に開設した方形の窓口、
α→は高耐熱性鋼板（ＦＣＨ，）等の材料により開口率
を２０％以上に設定したラス板或いは多孔板を断面視略
只状に折曲形成した赤熱体で、該赤熱体０局は赤熱面ａ
υの両片ａｔ９Ｑηを直角折曲して対向させ、且つ両片
（Ｌ（９αりの先端には係止片（ト）（１’Ｊを外方へ
向けて夫々折曲形成して（・る。

翰はアスベスト等の耐熱材料によって形成した第１のパ
ツキンで、９℃は波板ガラスによって形成された第１の
熱透過物、（財）はアスベスト等の耐熱材料により形成
した第２のパツキンである。

轍は支持枠で、全周に略り字状の膨出部（ハ）を形成（
２、且つその周囲は取り付は部（ハ）となっている。

（ハ）は送風筒（イ）に取り付けられたマイカ板、（ハ
）は支持枠翰と前面板翰とに取り付けられた波板ガラス
によって形成された第２の熱透過物である。

上記構成による本発明の密閉式燃焼暖房器に於ては、バ
ーナ（１）からの青炎により赤熱体（１４）が赤熱され
、赤熱体０→から赤外線は発射され、第１の熱透過物（
２１）から分散され、更に第２の熱透過物（ホ）から更
に分散される。

（へ）効果 以上の如く、本発明による密閉式燃焼暖房器具は、赤熱
体ａ→からの赤外線を第１の熱透過物Ｑυ、第２の熱透
過物翰を通して分散しているので、使用者にとって赤熱
体α菊からの赤外線を広角度で見ることができ、使用者
は燃焼の確認を容易にすることができる。

また、第１の熱透過物ＱＢ、第２の熱透過物（ハ）で赤
熱体ａ→からの赤外線を広角度に分散しているので赤熱
体α→は実際の太きさよりも大きく見え、従って、熱透
過物シη翰の大きさを小さく設計することができる。

即ち、密閉式燃焼暖房器具に於ては、着火時或いは異常
燃焼時に燃焼室（２）内圧力が異常に上昇したときにも
強度的にも充分耐え得ることが・できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、密閉式燃焼暖房器具本体の正面図、第２図は
、暖房器具内部の概略構成図、第３図は暖房器具の横断
面図、第４図は第３図の一部要部拡大断面図である。 （２）・・・燃焼室、　ａ→・・・赤熱体、　１２υ、
翰・・・熱透過物。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　佐　野　靜　夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）燃焼室の周側壁適所に開設された窓口にバーナ力
   ・らの青炎によって加熱され赤熱される赤熱体を取り付
   け、前記窓口に該赤熱体からの赤外線を透過し広角度に
   分散させる波板状の第１の熱透過物を取り付け、第１の
   熱透過物を通過した赤外線を更に広角度に分散させる第
   ２の熱透過物を前面板に取り付けて成る密閉式燃焼暖房
   器具。