JPS60171266A - 高周波機器用セラミツクス部品 - Google Patents
高周波機器用セラミツクス部品Info
- Publication number
- JPS60171266A JPS60171266A JP59022761A JP2276184A JPS60171266A JP S60171266 A JPS60171266 A JP S60171266A JP 59022761 A JP59022761 A JP 59022761A JP 2276184 A JP2276184 A JP 2276184A JP S60171266 A JPS60171266 A JP S60171266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- magnetron
- high frequency
- efficiency
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はマグネトロンなどの高周波機器に用いられるセ
ラミックス部品に関する。
ラミックス部品に関する。
高周波機器、例えば、レーダや工業加熱用発振管として
用いられるマグネトロンにおいては、マグネトロン内部
で不要に消費される電力（電力損失）を減少して、効率
（入力電力対出力電力の比率）を向上することが要求さ
れている。
用いられるマグネトロンにおいては、マグネトロン内部
で不要に消費される電力（電力損失）を減少して、効率
（入力電力対出力電力の比率）を向上することが要求さ
れている。
しかして、このマグネトロンには、電気絶縁性、真空気
密性、耐熱性、ガス放出性機械的強度などの高度な機能
をもった絶縁部品（電子管外囲器）としてセラミックス
部品が用いられている。
密性、耐熱性、ガス放出性機械的強度などの高度な機能
をもった絶縁部品（電子管外囲器）としてセラミックス
部品が用いられている。
高周波になるに従ってその値が大きくなることが知られ
ている。従って、高周波領域での使用では、大きな誘電
正接を有することになり、発熱を生じ出力が低下する。
ている。従って、高周波領域での使用では、大きな誘電
正接を有することになり、発熱を生じ出力が低下する。
このため、特にマグネトロン（出力周波数２４５０ＭＨ
ｚ）のように高周波を発振する場合のセラミックス部品
は、その材質の誘電正接（−δ）が大きいと出力効率が
低下する。従来のマグネトロンの出力効率は７０チ程度
で使用されている。このようなマグネトロンの絶縁部品
（外囲器）に使用されるセラミックス部品としては、純
度８５〜９２チのアルミナからなるもので、誘電正接（
ｔａＩＩδ）が５×１０−４程度以上のものを使用して
いた。近時マグネトロンの出力効率を向上させることが
試みられているが、そのためには、セラミックス部品の
形状を大きくして、放熱面積を大きくする必要がちりマ
グネトロンの小型化のニーズに対し、てセラミ、クス部
品の大きさが障害となりていた。
ｚ）のように高周波を発振する場合のセラミックス部品
は、その材質の誘電正接（−δ）が大きいと出力効率が
低下する。従来のマグネトロンの出力効率は７０チ程度
で使用されている。このようなマグネトロンの絶縁部品
（外囲器）に使用されるセラミックス部品としては、純
度８５〜９２チのアルミナからなるもので、誘電正接（
ｔａＩＩδ）が５×１０−４程度以上のものを使用して
いた。近時マグネトロンの出力効率を向上させることが
試みられているが、そのためには、セラミックス部品の
形状を大きくして、放熱面積を大きくする必要がちりマ
グネトロンの小型化のニーズに対し、てセラミ、クス部
品の大きさが障害となりていた。
発明者はマグネトロンの出力効率を高めるた−めの一つ
の手段として、誘電正接の小さなセラミックス部品を用
いることに着目し、セラミックス部品にて発熱に消費さ
れる電力を減少させマグネトロンの出力効率を改善する
とともに小型化の要望をも満足する技術を見出した。
の手段として、誘電正接の小さなセラミックス部品を用
いることに着目し、セラミックス部品にて発熱に消費さ
れる電力を減少させマグネトロンの出力効率を改善する
とともに小型化の要望をも満足する技術を見出した。
本発明は前記事情に基づいてなされたもので、誘電圧接
（−δ）が小さく、従って発熱によるロスが小さくマグ
ネトロンなどの高周波機器の小型化、高出力化を可能に
する高周波機器用セラミックス部品を提供するものであ
る。
（−δ）が小さく、従って発熱によるロスが小さくマグ
ネトロンなどの高周波機器の小型化、高出力化を可能に
する高周波機器用セラミックス部品を提供するものであ
る。
本発明の高周波機器用セラミックス部品は、誘電正接（
−δ）が４×１０ 以下のセラミックスからなるもので
ある。
−δ）が４×１０ 以下のセラミックスからなるもので
ある。
セラミックス部品の誘電圧接（―δ）が４×１０−４を
越えると、セラミックス部品により構成される高周波機
器の出力効率を７０％以上にすることが設計的に困難で
ある。
越えると、セラミックス部品により構成される高周波機
器の出力効率を７０％以上にすることが設計的に困難で
ある。
セラミックス２部品を形成するセラミックスには、高純
度アルミナを用いる。具体的には実質的に純度９６１以
上のアルミナ材質である。例えば、セラミックスの組成
は９６ ％ Ａ／！、２０．−２％ ５ｉＯｚ −２ｆ
ｂ ＣａＯ等のものが適用できる。アルミナセラミ、ク
スには訓化けい素（ＳＩＯ２）や酸化カルシウム（Ｃａ
Ｏ）等のガラス質が７ラツクスとして含まれることが多
いが、アルミナセラミックスに電界を加えると、ガラス
質が電界により移動し、この時のガラス質の動きによシ
熱損失が生じて電力が消費される。したがってとの誘電
損失はガラス質の割合にほぼ比例するものと考えられる
。したがって、ガラス質の少ない高純度のアルミナは誘
電損失すなわち誘電圧接（Ｗδ）が小さいことになる。
度アルミナを用いる。具体的には実質的に純度９６１以
上のアルミナ材質である。例えば、セラミックスの組成
は９６ ％ Ａ／！、２０．−２％ ５ｉＯｚ −２ｆ
ｂ ＣａＯ等のものが適用できる。アルミナセラミ、ク
スには訓化けい素（ＳＩＯ２）や酸化カルシウム（Ｃａ
Ｏ）等のガラス質が７ラツクスとして含まれることが多
いが、アルミナセラミックスに電界を加えると、ガラス
質が電界により移動し、この時のガラス質の動きによシ
熱損失が生じて電力が消費される。したがってとの誘電
損失はガラス質の割合にほぼ比例するものと考えられる
。したがって、ガラス質の少ない高純度のアルミナは誘
電損失すなわち誘電圧接（Ｗδ）が小さいことになる。
本発明のセラミックス部品は、マグネトロンなどの高周
波交流を利用する電気機器に使用される。例えばマグネ
トロンにおいては、気密外囲器の電気絶縁部品として使
用される。本発明のセラミックス部品を使用したマグネ
トロンは、セラミックス部品の誘電正接（ｔａｎδ）が
小さく１セラミックス部品で消費される霜、力量が少な
いために、効率を従来の７０％程度から８０チ以上に向
上できる。また、クライストロンなどの大型電力管等に
おける絶縁部品として使用して、その効率を向上させる
ことができる。
波交流を利用する電気機器に使用される。例えばマグネ
トロンにおいては、気密外囲器の電気絶縁部品として使
用される。本発明のセラミックス部品を使用したマグネ
トロンは、セラミックス部品の誘電正接（ｔａｎδ）が
小さく１セラミックス部品で消費される霜、力量が少な
いために、効率を従来の７０％程度から８０チ以上に向
上できる。また、クライストロンなどの大型電力管等に
おける絶縁部品として使用して、その効率を向上させる
ことができる。
本発明のセラミックス部品として、組成調整された９６
チアルミナセラミツクスの粉末を加圧および焼結して、
第１図で示すようにマグネトロンの外囲器用絶縁部品と
して用いる複数個のセラミックス部品を製作した。これ
らのセラミックス部品の誘電圧接（−δ）を測定すると
、２．５〜３．５Ｘ１０ であった。従来の９２チアル
ミナセラミツクス部品の誘電正接（ｔａｆｌδ）は、５
〜１０ Ｘ １０”’である。そして、これらのセラミ
ックス部品を家庭用電子レンジに用いるマグネトロンの
アノード側絶縁気密部品（外囲器）として設けて、マグ
ネトロンを駆動してその効率を測定した。この測定結果
における誘電圧接（−δ）と効率との関係を、第２図の
線図で示す。この線によれば、誘電正接（−δ）が４×
１０−４以下の場合には、マグネトロンの効率が高率で
あることが判る。
チアルミナセラミツクスの粉末を加圧および焼結して、
第１図で示すようにマグネトロンの外囲器用絶縁部品と
して用いる複数個のセラミックス部品を製作した。これ
らのセラミックス部品の誘電圧接（−δ）を測定すると
、２．５〜３．５Ｘ１０ であった。従来の９２チアル
ミナセラミツクス部品の誘電正接（ｔａｆｌδ）は、５
〜１０ Ｘ １０”’である。そして、これらのセラミ
ックス部品を家庭用電子レンジに用いるマグネトロンの
アノード側絶縁気密部品（外囲器）として設けて、マグ
ネトロンを駆動してその効率を測定した。この測定結果
における誘電圧接（−δ）と効率との関係を、第２図の
線図で示す。この線によれば、誘電正接（−δ）が４×
１０−４以下の場合には、マグネトロンの効率が高率で
あることが判る。
以上説明したように本発明によれば、セラミックス部品
の誘電圧接（−δ）が４ Ｘ １０−４以下の低い値で
あるために、高周波機器の効率を向上させることができ
る。
の誘電圧接（−δ）が４ Ｘ １０−４以下の低い値で
あるために、高周波機器の効率を向上させることができ
る。
第１図は本発明のセラミックス部品の一例を示す斜視図
、第２図はセラミックス部品の〜誘電正接とマグネトロ
ンの効率との関係を示す線図である。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第１図 第２図
、第２図はセラミックス部品の〜誘電正接とマグネトロ
ンの効率との関係を示す線図である。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第１図 第２図
Claims (4)
- （１）誘電正接が４ Ｘ １０””以下のセラミックス
からなる高周波機器用セラミックス部品。 - （２） セラミックスは高純度アルミナからなる特許請
求の範囲第１項に記載の高周波機器用セラミックス部品
。 - （３） アルミナは実質的に純度９６％以上のものであ
る特許請求の範囲第２項に記載の高周波機器用セラミッ
クス部品。 - （４） セラミックス部品はマグネトロン用絶縁部品で
ある特許請求の範囲第１項に記載の高周波機器用セラミ
ックス部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59022761A JPS60171266A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 高周波機器用セラミツクス部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59022761A JPS60171266A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 高周波機器用セラミツクス部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60171266A true JPS60171266A (ja) | 1985-09-04 |
Family
ID=12091660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59022761A Pending JPS60171266A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 高周波機器用セラミツクス部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60171266A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS518480A (ja) * | 1974-06-10 | 1976-01-23 | Chevron Res | |
| JPS6016861A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-28 | 日本特殊陶業株式会社 | 高アルミナ磁器組成物 |
-
1984
- 1984-02-13 JP JP59022761A patent/JPS60171266A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS518480A (ja) * | 1974-06-10 | 1976-01-23 | Chevron Res | |
| JPS6016861A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-28 | 日本特殊陶業株式会社 | 高アルミナ磁器組成物 |
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