JPS6017068B2 - 多重独立相関器を用いた影像追跡装置 - Google Patents

多重独立相関器を用いた影像追跡装置

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JPS6017068B2
JPS6017068B2 JP6254679A JP6254679A JPS6017068B2 JP S6017068 B2 JPS6017068 B2 JP S6017068B2 JP 6254679 A JP6254679 A JP 6254679A JP 6254679 A JP6254679 A JP 6254679A JP S6017068 B2 JPS6017068 B2 JP S6017068B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一般に、テレビジョンカメラ、前方監視赤外
線センサ、ミリ波スキャナ等のような映像又は疑映像セ
ンサと共に使用する追跡装置に関する。
さらにこの発明は、多重独立相関器を用いた相関影像追
跡装置に関する。出願人の知る限りでは、この発明の特
徴を1つでも有するような相関追跡装置は今迄の所存在
しないし、いわんや4つの特徴を有した単一の追跡装置
は存在しない。
この発明の目的は、多重モードで同時に追跡する独特の
能力を有したプログラム可能なストア−ドプログラム方
式の新規な相関追跡装置を提供することである。
この発明の他の目的は、リアルタイムによる追跡処理中
に、その追跡処理を中断することなく、追跡のためのア
ルゴリズムを修正したり、変更したりすることのできる
、プログラム可能な、ストアードプログラム方式の新規
な相関追跡装置を提供することである。
この発明はテレビジョン、赤外線センサおよびレーダー
影像ミサイル追跡誘導装置における最新の追跡技術を提
供する。
すなわち、自動捕捉機能、クラッタ識別機能、逆逆探機
能、終末目的地点決定機能を有した空対地ミサイル追跡
誘導装置、空対地ミサイル追跡誘導装置、射撃統制、映
像安定化等に応用することができる。
この発明はプログラム可能なストアードプログラム方式
であるので、その中心は中央処理装置(CPU)である
この発明の相関追跡装置はいくつかの機能モードで同時
に追跡することができる。
従って、IJアルタィムによる追跡処理中に、その追跡
を中断することなく、その追跡アルゴリズムを修正又は
交換したりすることができるので、柔軟性に富み、効能
も大である。さらに、前記追跡装置はあらかじめ格納さ
れた判定基準を要素として意)志決定し、アルゴリズム
を選択するようにプログラムすることができる。
空対地のテレビジョンあるいは影像赤外線によるミサイ
ル追跡誘導装置のアプリケーションにおいては、影像相
関を高度にゲート化されたビデオ追跡技術と組合せるこ
とにより、移動目標検出技術による捕捉レンジでは分解
能が得られない点のような目標でも自動捕捉することが
できる。例えば、前記相関追跡菱瞳は多少計器レンジに
制限を加えるだけで、終期誘導に関する問題を取扱うこ
とができる。空対地のテレビジョン又は赤外線によるミ
サイル追跡譲導装置のアプリケーションにおいては、こ
の発明の追跡装置は、目標追随のロックオンが一時的に
できなくなった後で、目標を再び捕捉するのに相関追跡
装置を使用する場合や、相関終期追跡に伴い計器レンジ
を縮小することを含めて、すべての機能に適応すること
ができる。
この発明の追跡装置は、視野や走査フオーマットが必ず
しも同じでなくても、2つのミサイル追跡誘導装置の照
準規正を自動的に行うことができる。
例えば大きな視野の映像補促補助システムにおいて小さ
な視野のミサイル追跡誘導装置を発見することである。
所望の人口目標が視野で確認できる大きさになる迄、す
なわちこの人工目標を自動的に捕促し、追跡することが
できる迄、影像の相関追跡を行うことができる。この発
明の特定の実施例を以下図面を参照して述べるが、これ
ら実施例はあくまでも一例であり、その他この発明の要
旨を変えない範囲内で種々変形実施できることは勿論で
ある。
第1図は好適実施例の概念ブロック図である。
同図において、センサからのビデオ信号(図示せず)が
自己しきい値ビデオプロセッサ10に入力され、2レベ
ルの2値化ビデオ信号が、今視野に入っている影像の唯
一の証拠を表わすビデオから作られる。デジタルビデオ
信号は未処理ビデオフオーマッタ20に入力され、前記
未処理ビデオフオーマッタ20は前記ビデオ信号をシー
ケンシャルのリアルタイム処理に通したビット列に編成
する。
さらにデジタルビデオ信号は前記ビット列の全部又は一
部がリフレツシュメモリ/ロジック回路301こ入力さ
れる。前記ビット列の一部又は全部は、次の有効性テス
トにおいて関係の無い相関機能を供給する、前記基準デ
ータメモリ40の相関子と入れ替えるためにバッファリ
ングされる。
フオーマット化された未処理データは次に“N”ビット
のたたみこみ関数器50に基準データメモリ40からの
基準データと共に入力される。
前記たたみこみ関数器50の機能は基準データと未処理
データ間の一致の程度、すなわち、相関関数を決定し、
出力することである。例えば、Nを64とした場合、最
大一致回数はMとなる。
一致回数の全合計は4.8MHZのクロックレートのマ
スタタィマ(第9図)によって決定される21万砂毎に
計算される。デジタルピーク検出器701こよって決定
されるこの合計の最高値すなわち相関ピーク値はピーク
振幅メモリ80に格納され、そのサーチ領域のX,Y座
標はピーク座標メモリ90に配置される。デジタルピー
ク検出器70はさらに各セルをサーチして同じレベルの
ピーク又は一定値だけ下ったレベルのピークをサーチす
る。
多重ピーク検出器1001こよって不明確さが検出され
た場合は、そのセルからのX,Yデータは有効とはなら
ず、無効であることを示す情報が無効ラッチ回路110
に格納される。デジタルデータプロセッサ102は、算
術演算、プール代数および恵v志決定を含むすべての計
算を行う。
好適実施例では一群の命令の指示により動作するプログ
ラム可能な中央処理装置が用いられる。もちろん他の実
施例例えばハードワイヤドロジックで構成しても良い。
前記デジタルデータプロセッサ120の主な機能として
は、ピーク対ピークプラスサイドローブノイズ、不明確
さ等により、信頼度を決定する基準値を印加して全セル
の相関子の有効性試験を実施する機能;全ての有効な局
部相関ピーク座標から全体の相関座標を計算する機能(
この全体の相関座標は、単なる平均化、一次又は二次モ
ーメントあるいはいくつかの座標値に重みづけをするこ
とにより決定される);無効セルの相関子(又は基準値
)の更新制御(この制御は、一致のとれた有効セルのロ
ケーションに基づいて、最も良く一致のとれたビット列
を前記リフレツシュメモリから選択することにより成さ
れる):ゲート信号発生器130に対しリアルタイムで
ゲート座標値を発生する機能;相関器全体の管理とタイ
ミング制御機能がある。
前記基準データは、格納されたデータが実時間データに
相関している場合、その一意性が最大となるように、す
なわちその相関の不確定性が最4・となるように選択さ
れる。
トラックモードに切換えると、基準データの更新が停止
され、直前に格納された基準データが前記基準データメ
モリ40に保持される。リアルタイム2値化ビデオ信号
は一度に64ビットの割合で前記たたみこみ関数器50
にクロツク入力され、基準データとクロツク入力された
りアルタィムの2値化ビデオ信号とexclusive
NORがとられる。第1図は、未処理のビデオ信号を、
このビデオ信号と唯一のコード化された関係を有した2
値化ビデオ信号に変換する自己しきし、値化ビデオプロ
セッサー0を示している。
相関器にこの自己しきい値化ビデオプロセッサー0を利
用するには前記自己しきい値化ビデオプロセッサ10は
、顕著な目標又はその他の物体が必要十分に存在しない
ようなぼやけた、相対的に特徴のない影像から情報を抽
出する能力を必要とする。
それゆえ、ターゲットの振幅および背景の測定値からし
きい値を作り、このしきし、値を用いてこの影像の目標
を2値化するような一般的なしきし、値化技術を・使う
ことはできない。ある意味で1ビット振幅分解能を有し
たアナログーデジタル変換である簡単なしきし、値化を
考えることもできる。
この場合、前記ビデオ信号レベルが前記しきい値しベル
より4・さげれば、前記デジタルビデオ信号は“0”の
値を有する。前記ビデオレベルがしきし、値以上であれ
ば、デジタルビデオ信号は“1”の値を有する。第1図
の自己しきい値化ビデオプロセッサ10の詳細を第2図
および第3図に示す。第2図の自己しきい値化ビデオプ
ロセッサ10‘こおいて、リード線8上の合成ビデオ信
号はバッファ1062に入力される。その結果生ずる限
定されたビデオ信号はリード線116上の帯城フィル夕
1064に供給される。その結果帯城制限されたビデオ
信号は遅延ネットワーク1066と比較器121に印加
される。リード線119上の遅延ビデオ信号とりード線
118上の遅延されないビデオ信号は比較器121に印
加され、2値化ビデオ信号を出力する。前記比較器12
1のデジタルビデオ出力信号はIJ−ド線113上のシ
ステムに供給される。デジタル化されたビデオパターン
は画面のコントラストがセンサーコヒレントノイズおよ
びランダムノイズを通過していさえすれば、目標やその
他の物体が無くても、全視野にわたって生ずる。第3図
の自己しきい値化ビデオプロセッサ10では、零しきし
、値プロセッサすなわち接地された短かし、遅延線10
72は前記帯城制限されたビデオ信号に対して準微分器
として作用する。
前記デジタルビデオ信号は帯城制限された準微分ビデオ
信号の零点に相当する。この実施例で用いた帯域フィル
夕1064は3極べツセル帯城フィル夕として知られて
いる。第4図はそのようなフィル夕の周波数応答カープ
を示している。
カメラ又は他のセンサからの禾処理ビデオ信号は帯城フ
ィル夕を通過する。前記フィル夕はセンサシェーディン
グ信号、画面シェーディング信号、大影像特徴信号およ
びセンサマィクロホニック振動に相関する低周波成分を
減衰させるように低周波数でロールオフする。前記ロー
ルオフが線走査周波数(15.7球HZ)以上の周波数
で始まる限りその値は重要ではない。前記フィル夕の高
周波カットオフは約500kHZである。100kHZ
およびIMH2で最適のカットオフ値を調べた結果、こ
の範囲のカットオフ周波数は重要でないことがわかった
高周波の応答信号はプリシュートおよびオーバシュート
が無く線形位相応答が得られるように選択されたべッセ
ルフィルタによって整形される。第5図は、どのように
して未処理ビデオ信号が前記零点における2値化ビデオ
信号を作り出すために遅延されたビデオ信号と比較され
得るかを示している。
この技術によれば、ほとんど等しい時間でほとんどの画
面の帯城制限されたビデオ信号からロジック1およびロ
ジック0のデジタルビデオ信号が得られる。この技術は
相関関数を供給するのに理想的であり、さらにこのデジ
タルの形態はコントラストレベルおよび輝度に無関係な
非常に低いコントラストビデオ信号を処理するのに十分
感度が良いものである。このビデオプロセッサを用いた
実験では、前記画面における倍率変化に対してかなり感
度が悪い。与えられたビデオ影像に対するデジタルビデ
オパターンは、ノイズが問題となるようなレベル迄ビデ
オ信号の振幅が下っても、ほとんど変わらない。第6図
において、基準データメモリ40はランダムアクセスメ
モリ(RAMS)で構成される。
しかしそれ以外のメモリでも構成し得る。例えば、IC
メモリ、磁気メモリ、ダイナミックメモリ等である。前
記RAMSは全サーチセルの基準データを記憶している
。前記メモリ40‘ま要求更新ロジックの要求に応じて
デジタルデータプロセッサ120‘こよって更新される
。このメモリ40の出力はたたみこみ関数器50に入力
される。第7図は前記未処理ビデオフオーマツタ20を
示す。
たたみこみ関数器50は前記未処理ビデオフオーマッタ
から未処理ビデオ情報を受取る。この未処理のデジタル
ビデオ信号はシリアルの形式からたたみこみ関数器によ
って受取得る形式に変換する必要がある。これは前記フ
オーマッタによって行われ、そのブロック図を第7図に
示す。次に第8図を用いて前記たたみこみ関数器の動作
を説明する。前記たたみこみ関数器は未処理のデジタル
ビデオ信号(図では64のバィナリ成分が示されている
)を基準データ(64のバィナリ成分)と比較し、各々
の一致を加算した2進数を出力する。
これは各クロック周期毎(この実施例では216ナノ秒
毎)に行われる。未処理ビデオの各バィナリ成分と基準
データの対応するバィナリ成分はexclusiveN
ORゲートに入力される。
このexclusiveNORゲートは2つの入力が一
致すればロジック1の信号を出力し、一致しなければロ
ジック0の信号を出力する。前記たたみこみ関数器のそ
の他の部分は64のexclusiveNORゲートが
ロジック1の出力をいくつ有しているかを決定する。こ
れは初めに各exclusiveNORの出力を8つの
グループに分けることにより行われる。各グループの8
入力は256ワード×4ビット構成の8個のりードオン
メモリ(ROM)の8ビットアドレスとして印加される
前記リードオンリメモリはICメモリ、磁気メモリ等で
あっても良し、。従ってROMは、そのROM出力が、
入力されたアドレスの各ビットが1である総数を出力す
るようにプログラムされている。前記8つのROM出力
は最終合計が得られる迄デジタル加算器で−度に2個ず
つ加算される。前記デジタルたたみこみ関数器は非常に
高速で動作し得る。
この実施例では、前記たたみこみ関数器は64ェレメン
トワード(格納された基準データに対するリアルタイム
の未処理データ)をたたみこみ、相関合計値(この実施
例では、前記合計値は、一致したェレメントの数)を2
16ナノ秒毎に生じる。要約すれば、前記たたみこみ関
数器は2つの基本作用部で構成される。
1 exclusiveNORネットワークこれらの装
置は基準データ成分と未処理データワード成分の一致を
検出する。
なお、exclusiveORゲートを用いて不一致の
数の合計を得るようにしても良い。
2 たたみこみ関数器加算ロジック このロジックは各サブセツトにおいて禾処理データの一
致数を加算する。
相関する基準データによって特定の未処理データサーチ
セル領域をサーチしている期間、従前に決定された値よ
りも大きい新しい和(一致数)をそれぞれ計算すること
により相関一致数と共に最新のピーク値のX,Y座標を
格納するピーク検出器出力を生ずる。
この実施例において使用されるマスタタィマシステムの
ブロック図を第9図に示す。
13.9MHZの発振器1301はIJ−ド線183お
よび185を介して2つの4.3MHZ信号を出力する
“3の割算”回路1303にリード線181を介して信
号を供給する。
“3の割算”回路1303の他の出力はリード線171
を介して水平ブリセット信号を受取る水平カウンタ/デ
コーダ1305に供V給される。水平カウンタノデコー
ダ1305はリード線175を介して垂直カウンタ/デ
コーダ1307に信号を出力する。垂直カウンタ/デコ
ーダ1307はリード線173を介して垂直プリセット
信号を受取る。水平カウンタノデコーダ1305はリー
ド線177上に水平アドレスを出力しさるにリード線1
61上に水平タイミングパルスおよびリード線163上
に相関器クロック信号を出力する。垂直カウンタノデコ
ーダ1307はリード線165に垂直アドレス信号を出
力しリード線167上に垂直タイミングパルスを出力す
る。第10図を参照してこの発明の動作を説明する。
この実施例では任意の信号源としてビデオテープを用い
ている。
ピデオテ−プレコーダ1002のようなビデオ信号源か
らの操作の場合、通常の同期信号は利用できない。この
ような信号を処理する場合、前記ビデオ信号源1002
からの入力ビデオ信号成分を取り除き、水平および垂直
同期成分を保持するようにリード線1008を介して同
期信号分離器1004に加えられる。分離された水平お
よび垂直同期信号はゲート/相関追跡器1006にそれ
ぞれリード線171および173を介して印加される。
ゲート/相関追跡器1006は又リード線1008上に
現われるビデオ信号源からのオリジナルビデオ信号に応
答する。水平同期信号は各走査線の始めで、水平レート
カウンタをプリセットするためにマスタタイマに印力0
され、垂直同期信号は各フィールド時間の初めで、垂直
レートカウンタをプリセツトするように垂直カゥンタに
印加される。その結果前記ビデオ信号源はタイミング信
号を発生する。このタイミング信号は前記追跡器によっ
て受信され前記追跡器は前記ビデオ信号のタイミング信
号とその内部タイミングとの同期を取る。オリジナル入
力信号のある無効性により、多くのビデオ信号源は一定
のタイミング信号を出力しないので、そのような設計を
取る必要があることがわかっている。ビデオテープを選
択した場合は、前記ビデオ信号出力により生じるタイミ
ング信号は一定にならない。
この不定性はワウフラッタによる影響の場合もあるし、
単純に録音技術が悪いとか、オリジナルの入力信号その
ものが良くないといった場合も考えられる。このタイミ
ングは少なからず変り得るので前記ビデオ信号源の同期
が維持されるように各走査線毎および各画面毎にシステ
ムタイミングカウンタを連続的にプリセットする必要が
ある。次に第11図乃至第13図について説明する。
センサすなわちテレビカメラ、IRスキヤナ等のセンサ
からの通常のアナログビデオ信号は初めに自己しきい値
化ビデオプロセッサ10によってデジタルビデオ信号と
呼ばれる2レベルを有した信号に2値化(デジタル化)
される。影像すなわち視野は第13図に示すように領域
すなわちサーチセルに分割される。この実施例では15
セルが示されている。各領域の中心部からのデジタルビ
デオ信号は追跡モードを開始する前の最後の走査期間中
にメモ川こ格納される基準信号を供給する。各処理にお
いて連続走査された未処理ビデオ信号は次にリアルタイ
ムでその対応する基準信号と比較される。相関関数は各
セル毎に計算される。相関関数は基準デ‐‐夕および禾
処理データ間の一致又は不一致の程度の割合を示す。前
記セルから生じる相関情報の有効性を確かめるために前
記相関データに評価基準が印加される。有効に評価され
たセルから生じた置換のみが影像の位置計算に使用され
る。その相関関数が前記評価基準に適合しないセルから
のデー外ま次の処理から除外される。さらに、有効と評
価されなかったセルの基準データは新しい影像位置に相
当する影像空間から抽出された新しいデジタルビデオデ
ータに更新される。
第12図は中心部に64ェレメントの基準信号(1ライ
ン16ェレメント4ライン)を有した代表的なサーチセ
ル構造を示している。
この実施例では前記基準信号は上方向に7ライン、下方
向に7ライン、左方向に7ェレメント、右方向に7ェレ
メントサーチする。これは前記サーチセルが18ライン
(4十7十7)×30(16十7十7)エレメントのエ
リアで構成されていることを意味している。このため1
ラインの全セルの基準データは1つの連続したセグメン
トである。それゆえ隣接したセルの水平サーチ領域は重
り合っている。前記セルサ−チェリアは1ライン分室直
方向に離間されている。セルの配置および重り合いは視
野、ズームレート、影像の種類等によって異なる。各セ
ルは左方向に7ェレメント、右方向に7ェレメント、合
計15の水平ロケーションがサーチされる。一般的な実
施例では同様に15の垂直ロケーションもある。第11
図はこれら225(15×15)ロケ−ションのマトリ
クスを示したものである。
前記基準信号と未処理データ間の“最良の一致”は22
5のロケーションの1つで生じるはずである。各ロケー
ションにおいて“最良の一致”を有したセルの数がカウ
ントされこれらの数が第11図に示す対応するます目に
書込まれたとすると、そのマトリクスは図示のようにな
る。この図は代表的な相関ピーク値分散パターンを示し
ている。前記ます目の数をすべて加算して得られるトー
タルの値はその走査に対する有効なセルの数である。こ
の実施例においては前記トータルの値は15より大きく
なることはない。第14図は13.母MH2マスタオシ
レータA、4.8M日2クロック信号B、4.8の日2
クロックストローフ信号Cの代表的な方形波を示す。
これらの信号は第9図のりード線181,185および
183上に出力される。同図に示すように13.母MH
2信号の周期は72ナノ秒である。従って図に示すよう
にクoック間すなわち4.肌日Zクoック信号を表わす
カーブBの立上りエッジ間は合計216ナノ秒である。
クロック信号Bとクロツクストローブ信号Cを発生する
目的は次の通りである。すなわち前記4.8MH2クロ
ック信号の立上りで、カウンタはインクリメントされ必
要な関数がィンシャラィズされる。この急速な立上り時
間によりシステムの各部がリップルし、セットリングす
る時間間隔を必要とする。データ転送を行う前にそのよ
うな過渡現象が無くなるように、この発明が適用された
システムにおいては72ナノ砂のシステムセットリング
タイムを有している。波形Cに示すように、波形Bの7
2ナノ秒のシステムセットリングタイムに続いてすぐに
72ナノ秒の中広のスト。
ープ信号が発生する。この72ナノ秒のストローブ信号
により、その間システムの要求によってデータ転送を行
うことができる。前記72ナノ秒のクロック信号の急速
な立下り時間により前記システムに過渡現象を生じる。
従ってこの信号の後端部に波形Bに見られるように次の
システムクロックパルスが生じる前に72ナノ秒のシス
テムセットリング待時間インターバルが続く。このシス
テムにおけるクロツク信号Bの継続期間は144ナノ秒
であり他方この波形のパルス間のインターバルは144
ナノ秒である。第15図は第9図の水平および垂直カウ
ンタの動作を理解するのに有効である。水平婦線波形D
では11マイクロ秒パルスの後に52.5マイクロ秒の
インターバルがあり、その後に次の11マイクロ秒パル
スが続く。前記水平アドレスは合計243のアドレスで
構成され、同図に示すように52.5マイクロ秒領域内
にある。前記中心部の位置はアドレス127である。こ
の水平アドレスの最初のアドレスはアドレス6で示され
、最後のアドレスはアドレス248で示される。従って
水平アドレスはアドレス6からアドレス248迄の値を
取り、前記中心部は6十248=254を2で割り12
7が前記中心部の水平アドレスである。第15図に示す
ように、256の相関器クロツク信号があり、これらの
クロツク信号は前記52.5マイクロ秒周期の少し前に
始まり、52.5マイクロ秒周期の少し後に終了する。
この256の相関器クロック信号によって得られるアド
レスは0から255である。これは相関器にシステム遅
延線を有し、この遅延線に正確に256のクロックカウ
ント値を印加することにより、243の水平アドレスし
かなくても256の相関器クロック信号が得られるため
である。華直帰線パルス群は波形Eによって示され、正
確に21ライン分のインターバルを有している。垂直ア
ドレスカウン夕はアドレス7からアドレス247の24
1の垂直アドレスで構成され、中心のアドレスは127
であるので、前記表示部の正確な中心部は水平アドレス
127と垂直アドレス127で定義される。
従って帰線から見ると、インターバルが21ラインの垂
直婦線信号の後に次の垂直婦線パルスが生じる前に24
1.5ラインのアドレスインターバルが続く。従って2
×241.5=483ラインから成る1フレーム当り5
25ラインあることになる。何故なら代表的なシステム
における表示部は飛越し走査され「 2×21=42の
帰線ラインが加算されるので、一般的なテレビジョン表
示装置と同じ483十42=525ラインとなるからで
ある。従って1視野当り241.5の有効ラインと21
の帰線ラインがある。しかし、この闇483ラインのう
ちの半分はデータ処理されないのでシステムは241の
アドレスしか出力しない。前記水平アドレスカウンタは
アドレス0からアドレス7をカウントする8ビットカウ
ンタであり、前記垂直アドレスカウンタもアドレス0か
らアドレス7をカウントする8ビットカウンタである。
従って垂直位置のアドレスを定義する8ビットノゞィナ
リワードと、水平位置のアドレスを定義する8ビットバ
ィナリワードの2ワード‘こより一意的に正確なポイン
トが定義される。上記ポイントとしては241×243
=舷563ある。しかし前記相関器は実際には第11図
の15×15のマトリクスによって示されるように1走
査当り合計225のポイントのみサーチする。この発明
の通常の動作モードでテレビジョン表示を行う場合、前
記追跡器マスタタィマは水平および垂直同期信号パルス
をテレビジョンカメラに送り、カメラの同期回路を追跡
器の同期回路に同期させる。
代表的なテレビジョンカメラでは、前記マスタオシレー
タ周波数は31.球HZであり、それゆえこの発明のシ
ステムでは前記直切込パルス周波数は31.4kHZに
選択してある。しかしこの発明のシステムのデジタル座
標を発生させるにはさらに高い周波数が必要である。こ
の高周波数は4.8MH2のオーダである。この発明の
実施例では4.8MHZを3の係数で秦算し、第9図の
追跡器のマスタオシレータに13.8MHZというシス
テム中最高周波数を発生させる。システムの安定性を最
良にするには、i3.8MHZを31.即日Zに分周し
、このシステムで使用する一般的なテレビジョンカメラ
に印加すれば良い。従って、前記テレビジョンカメラは
この発明のシステムのタイミングと同期が取られる。第
16図および第17図に前記相関器のタイミング波形を
示す。
前記未処理データをシフトレジスタにクロツク入力する
のに必要なシフトレジスタクロツクSRの数は、この実
施例では16である。相関器セルは4ライン×16ビッ
ト幅で構成されているので水平方向のデータ群を前記レ
ジスタにロードするのに16のシフトレジスタクロツク
が必要になる。しかし前記第1の相関を行うには垂直方
向には4ライン分のデータをレジスタにロードする必要
がある。垂直方向に4ライン分のデータをクロツク入力
した後、すなわち4番目のラインでかつ1鏡蚤目のクロ
ツクカウントの後、最後のデータが前記シフトレジスタ
にクロック入力される。この結果前記システムは第1の
振幅の測定準備ができたことになる。1句蚤目のシフト
レジスタクロツク信号の後に、1クロック分遅延させる
ことにより、前記相関器は今の振幅を計算することがで
きる。
前記遅延期間の終端で前記振幅はラッチ回路にクロック
入力される。前記ラッチ回路の出力は次にそのセルの従
前迄の振幅ピーク値と比較される。一番最初はそのセル
の真のピーク値を得るために前記第1のたたみこみの前
に零をピーク振幅としてセットする必要がある。これは
前記ピーク検出器に最初に支以外の数字がセットされて
いると誤った振幅値がセットされたことになるからであ
る。上述したように垂直方向の4ライン分のデータをレ
ジスタにロードするのに16クロツクカウント必要にな
る。
1母蚤目のクロックカウントの終端で最後のデータがシ
フトレジスタにシフト入力され、システムは1クロツク
分遅延される。その間前記たたみこみ関数器は第1の振
幅を計算する。この計算された振幅はピーク振幅メモリ
80に格納される。次の走査では別のデータが前記シフ
トレジスタにクロック入力される。この結果、前記シフ
トレジスタ内の古いデータが追出され、新しいデータが
入力され、新しい16のデータ(実際には15の従前デ
ータと1の新データの和)が得られる。この結果次の振
幅値が得られ、1クロツク分遅延後、この振幅値がラツ
チされ、従前に格納されたピーク値と比較される。ラッ
チされた値がさらに大きければその振幅値がメモリにク
ロツク入力される。同時にもう一方の座標値が前記ピー
ク座標メモリにクロック入力され、座標×およびYの値
が前記振幅値と共に格納される。この結果前記メモリは
水平方向に19立檀、垂直方向に18立檀のサーチ領域
内で最大の相関振幅を表わすピーク振幅値とそのピーク
振幅値が検出されたX,Y座標を有したことになる。従
って15セルをすべて処理した後、メモリとは15の異
なる振幅および15のピークが検出された場所を定義す
るそれぞれ15のXおよびYのロケーションが格納され
、コンピュータによりアクセス可能となる。さらに良好
なピークを決定するのに使用される2つの有効性を評価
する基準がある。まず、始めに良好なピークの相関振幅
値は技小のしきし、値以上でなければならない。このし
きい値はコンビュー外こよって制御し得るダイナミック
な数である。さらに多重ピーク値が発見された場合、す
なわち、与えられたセルに同じ大きさの2つのピーク値
があるとどちらが正しい値か決定できない。従ってその
セルは無効になる。15のピークを見つけても、必ずし
もこれらのピークがすべて有効である必要は無く、有効
なピークはさらに処理され、どこにその影像が移動した
かという評価を行う。
上述の場合に、所定サーチセル内の松5の各位層(第1
1図)にはセンサからデータを供鏡台するために水平
アドレスおよび垂直アドレスが害9当てられている。
すなわち所定サーチセル位檀の相関合計値は常に特定の
センサデータの水平および垂直のアドレスが発生してい
る間常に出力される。第1図のたたみこみ関数器用タイ
ミングユニット6川ま、前記センサの水平および垂直ア
ドレスに応答し、所定のあらかじめ決められた関係に従
って、現在処理されているサーチセル内の相対位贋(X
,Yロケーション)とセル番号を出力する。例えば、た
たみこみ関数器用タイミングユニット60はライン12
0やェレメント120(第13図)のようなセンサ視野
アドレスをセル7、位鷹8(第11および第13図)の
ようなサーチセルァドレスに変換することができる。た
たみこみ関数器用タイミングユニット60はリード線1
8を介して(第1図)、基準データメモリ4川こセル番
号を印加する。
このメモリ40は前記セル番号に応答し、前記正しい基
準データ群、すなわち現在処理されているサーチレスの
基準データ群をたたみこみ関数器5川こ供給する。同様
にたたみこみ関数器用タイミングユニット60はリード
線56を介してセルナンバをたたみこみ関数器50‘こ
印加する。たたみこみ関数器50は前記情報を計算され
た相関合計値と共にデジタルピーク検出器70に印加す
る。検出器70は上述した基準に従って各サーチセルの
相関情報の和を処理するために、例えばセル番号情報を
使用して各サーチセル内のどの×,Y位置が最大相関合
計を有しているかを決定する。上述したように、各サー
チセル位置が処理されると相関するX,Y座標情報(第
11図)はリード線26を介してピーク座標メモリ90
に印加される。
この結果前記相関ピークのセル内のロケーションが認識
し得、前記セル番号はリード線28を介して、無効ラッ
チ回路110に印加される。従って相関値があらかじめ
選択された基準と合致しない場合、例えば単一のサーチ
セルに対して2つの相関ピークが所定値以上であるよう
なセルを判別することができる。この発明の他の実施例
では15セル全てに全振幅が格納される。
従って225の振幅が15セルの各々に格納される。最
小の振幅以下のデー外ま評価しない。これらの振幅は例
えば0から64に設定できる。例えば32を選択した場
合、32又はそれより大きい振幅が観察されるとその値
はメモリに格納される。この実施例では3班比の相関表
面の面積中心が各セル毎に計算される。この計算では1
つのセルに多重ピークが発見されても構わない。前記面
積中心は各セルごとに計算され、15のセルの各面積中
心と×,Yロケーションを用いてその影像が移動した場
所を見つける。前記面積中心情報を使用する主な利点は
単一のピーク値に関して計算すべきデータが増えるとい
うことである。前記面積中心は積分を使って求められる
。従ってデータが平滑され、それぞれが単独のポイント
データに比べて、その出力応答におけるノイズが低くな
り、かなりの精度が実現される。単一のポイントデータ
を用いた場合、分解能はせし、ぜし、1ビットである。
面積中心を実際に計算する場合にはモーメントの累積加
算値を割算する。1モーメントは前記振幅と×位置又は
Y位置との積として定義される。
前記モーメントの累積加算値を振幅の累積加算値で割り
面積中心を求める。この割算を行う場合、丸めこみ処理
をする必要はなく、丸め込みしないビットを残しておく
ことができる。実験ではこの端数の精度は有効であるこ
とが確かめられた。それゆえ、ビット又はラインに最も
近い相関ピークの位置(×およびY)を評価できるだけ
でなく、15のセルを全部結合することにより最終結果
が得られるように2ビット又は3ビットの副画素分解館
を得ることができる。この結果得られた答は1ラインも
しくは1画素の場合よりも良くなり、より正確な追跡さ
らにより低いノイズで追跡が可能となる。以上2つの方
法について述べた。
その1つは1つのセルに対して1つのピークを検出する
ピーク検出モードである。全セルが有効であればピーク
は15あることになる。違うロケーションに2つのピー
ク値を有するセルは無効となる。第2の方法では単一の
ピーク値は評価せず、あるしきい値以上のすべての振幅
が考慮の対象となる。その結果得られた合成表面の面積
中心はいくつかの副画素分解能に計算され、この面積中
心により使用する基本データフオームが形成される。面
積中心が行われる実施例における有効性の評価基準は振
幅の合計を調べることである。この振幅の合計とはしき
し、値以上の大きさの累積加算値である。この加算値が
ある所定数より大きい場合、前記セルのどこかにかなり
良い相関表面が存在することを示す。第16図および第
17図はこの発明の実施例の動作タイミングを示す。
水平相関器ゲートに入力された後、第1のクロックカウ
ントの終端でデータの1ビットがシフトレジスタに入力
される。このプロセスはシフトレジスタに16ビットの
データが入力される迄繰返される。これは前記シフトレ
ジスタクロツク上に16のクロツクとして示されている
。このプロセス終了後シフトレジスタにはクロック入力
された16ビットの禾処理データが保持されている。前
記たたみこみ関数器は前記16ビットを前記基準メモリ
に格納された16ビットの基準データと比較する。垂直
方向に合計4ライン走査されるので4ライン分のデータ
が得られる。すなわち現在のラインデータと4ライン分
の遅延データがある。この結果合計64のデータビット
が前記たたみこみ関数器に供給される。前記シフトレジ
スタの1句蚤目のクロックカゥントの終端で前記たたみ
こみ関数器は最初の加算を行い、その後1クロック分の
遅延があり、前記振幅の加算結果はラツチ回路にクロツ
ク入力される。次に1/3のクロック遅延すなわち72
ナノ秒の遅延がある。前記振幅値が格納された振幅値よ
り大きければ、サーチされるセルのピーク値からのデー
タがストローブ信号によりラツチ回路にラツチされる。
再び前記特定の走査上で前記セルのピーク値のみが存在
するように各セルの識別の開始時に前記ピーク検出器の
振幅をクリアする。第17図は各セルに対してサーチ可
能な合計15の位置を示している。アドレスは水平方向
に0から14迄つけることができる。アドレス15にな
ると書込みは禁止され、前記基準データは次のセルに変
わり、次のクロツクカウントで、水平アドレス0から又
始るが、セル番号は異る。前記プロセスはそのラインの
各セルに対して繰返される。その結果前記水平相関器ゲ
−トを通過した後、5つの異るセルに対して第1の垂直
サーチ位置の振幅値が記録される。垂直方向に15の異
るサーチ位置があり、システムは15の垂直位置の各々
に対して1抗立暦をサーチするので合計滋5のサーチ位
置をサーチすることになる。垂直相関器ゲートを通過後
15セルは全てサーチされる。すなわち各セルに対して
225の位置がサーチされ識別される。このシステムは
しきし、値以上の振幅値の各位直に対する面積中心計算
を行う。実施例の場合には、振幅値を格納するか又は前
記15セルの各々のピーク値を格納する。このピーク値
は振幅とXおよびY座標さらに前記結果が有効か無効か
の表示から成る。前記相関器ゲート内で初めにターミナ
ルカウント信号がハイレベルになると、次のクロツクカ
ウントで水平の書込みコマンド‘まィネーブルとなるが
、水平方向のターミナルカウント信号がハイレベルとな
ると前記書込みコマンドは禁止される。前記振幅ラッチ
回路のクリア信号がリセットされると共に次のクロツク
カウントで第1の振幅値がたたみこみ関数器のラッチ回
路にクロツク入力されるようにターミナルカウント信号
がハイレベルになる。セルカウンタイネーブル信号は第
1ページに対し零からセル1、セル2……をカウントし
、第2ページに対してセル5、セル6、セル7……をカ
ウントし、第3ページに対しセルIQセル11……をカ
ウントするために使用される。ページカウンタは水平相
関ゲート信号の期間中前記第1セルカゥンタィネーブル
信号の終端で15,4又は9の値をセルカウンタにプリ
セットするのに用いられる。前記カウンタはカウントア
ップしどのページが考慮の対象になっているかによりセ
ルアドレス0,5又は10を与える。垂直方向の動作は
第17図に示すように、極めて類似している。
このシステムは4番目のラインで第1の振幅値を得る前
に4ライン処理しなければならない。4番目のラインで
書込み信号がイネーブルになる。
前記書込み信号は合計15の異るラインに対してイネー
ブルとなり、垂直アドレス15を有する1句蚤目のライ
ンで、前記書込み信号は禁止され同時にページカウンタ
はインクリメントされる。従ってページカウン外ま0,
1,2となり、これらの値は所定のページに対して正し
いセルアドレスロケーションを与えるようにカウンタを
プリセットするのに使用される。前記ラツチクリア信号
は前記水平ラッチクリア信号と共に供給され、前記シス
テムが振幅の加算を行う準備ができる迄前記たたみこみ
関数器のラッチ回路に相関振幅値がラッチされるのを禁
止する。ターミナルカウント15が垂直方向に生じると
きは常に5つのセルから成る各グループのロケーション
の1つに書込まれる。第18図はコンピュータプログラ
ムによる実施例のフローチャートである。
第18図およびその他の図面を参照してCPUによって
実行されるレギュラールーチンの説明を行う。このプロ
グラムは定数をあるオペランドメモリロケーションにロ
ードすることによりスタートする。
電源がオンになった時点で前記垂直婦線信号(フラッグ
9)はハイレベルになるので、このフラッグはクリアさ
れる。電源オン時前記相関器がしOADモードであると
仮定すると前記相関器ゲート座標は、相関器が独自に動
作する場合、視野の中心に位置すると仮定することによ
り計算され、前記相関器がゲートビデオ追跡器とインタ
フヱースしている場合とは、追跡器のセンタラィンに対
して水平、垂直又はその両方向に急速に移動されると仮
定することにより計算される。表示を行うために、前記
ゲート座標は垂直帰線期間のみ前記ゲート発生器にロー
ドされる。
次に、視野計算と干渉しないようにアキュムレータとス
クラツチパツドメモIJをクリアする。これが終了する
と、CPUは次の視野の準備ができたことになる。前記
相関器ゲート信号の終端で、(フラッグ18がセットさ
れることにより認識される)前記相関器がLOADモー
ドにある場合視野の中心における各セルのデ−夕により
自動的にすべてのセルがリフレッシュされる。
すなわち前記相関器にはTRACKモ−ド‘こ入る直前
に視野から得られるデータがロードされる。TRACK
モードではゲート期間中に得られるデータが、フラッグ
1 8のセット後CPU‘こ転送される。
各セルは次に、前記相関ピーク値がある最小数以上であ
ることをチェックすることによりその有効性が判断され
る。多量ピーク検出はリアルタイムで成されるので、ゲ
ート期間中にあるセルで多量ピークが検出されるとハー
ドウェアは最小の許容レベルより低い数を前記CPUに
入力する。これはこのセルを自動的に有効でないと評価
したことになる。各セルの有効性がチェックされた後、
前記視野期間に少くとも1つの有効に評価されたセルが
あったことの確認が成される。
もし有効に評価されたセルが無ければ何かが誤っている
ことを意味している。従って前記基準データはそのまま
保持され、前記データが次の視野で相関されることを考
慮してゲート位置が保持される。しかしながら、通常の
動作では、ほとんどのセルが有効に評価される。従って
15の異る相関ロケーションを持つことが可能なので前
記有効と評価されたセルからの答は平均化される。この
平均値は影像が移動したところに前記ゲートを位置させ
るのに使用される。さらにどのロケーションをリフレツ
シユするかをリフレッシュロジックに伝達するのに使用
される。垂直婦線期間、全アキュムレータの座標および
スクラツチパツドメモIJがクリアされる。
以上、テレビジョンカメラ、前方監視赤外線センサ、ミ
リ波スキャナのような映像又は疑映像センサに用いられ
る映像追跡装置について記述した。この発明の影像追跡
装置は容易に認識できる目標が無い、ぼやけた、特徴の
ない影像から情報をを引き出す能力を有している。従っ
てこの発明によればシステムのノイズレベルよりわずか
に大きいビデオ信号の振幅変化で影像の相関追跡を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図に示した自己しきい値ビデオプロセッサの詳細
図、第3図は第1図に示したビデオプロセッサの他の変
形例を示す詳細図、第4図は3極べツセルロールオフフ
ィルタの周波数対振幅値の特性図、第5図は第2図に示
したビデオプロセッサの入力信号と出力信号を表わす特
性図、第6図は第1図に示した基準データメモリの詳細
ブロック図、第7図は第1図に示した未処理ビデオフオ
ーマッタの詳細ブロック図、第8図は第1図に示したた
たみこみ関数器の詳細ブロック図、第9図はこの発明に
使用されるマスタタィマの詳細ブロック図、第10図は
外部信号に同期した追跡動作を例示したブロック図、第
11図は特定のロケーションにおける有効に評価された
相関ピークを有したセルの数を表わす説明図、第12図
は単一相関セルの動作説明図、第13図は相関セル構成
を示す概念図、第14図は第9図のマスタタィマのタイ
ミング図、第15図はこの発明で使用される水平および
華直帰線およびアドレス時間のタイミングチャート、第
16図および第17図は相関器のタイミングチャート、
および第18図はこの発明に使用されるプログラムのフ
ローチャートである。 10・・・・・・ビデオプロセッサ、20・・・・・・
未処理ビデオフオーマツタ、30……リフレツシユメモ
リ/ロジック回路、40・・・…基準データメモリ、5
0・・・・・・たたみこみ関数器、60・・・・・・た
たみこみ関数器用タイミング発生器、70・・・・・・
デジタルピーク検出器、80・・・・・・ピーク振幅メ
モリ、90・・・…ピーク座標メモリ、100・・・・
・・多重ピーク検出器、110・・・・・・無効ラッチ
回路、120…・・・デジタルデータプロセッサ、13
0・・・・・・ゲート信号発生器、1062・・・・・
・バッファ、1064・・・・・・帯城フィル夕、10
66・・・・・・遅延ネットワーク、121,1070
・・・・・・比較器、1072・・・・・・片側接地遅
延線、402・・・・・・並列出力シフトレジスタ、4
04……マルチプレクサ、1301……13.8M位発
振器、1 305……水平カゥン夕/デコーダ、130
7……垂直カウンタノデコーダ、1002・・・・・・
ビデオ信号源、1006…・・・ゲート/相関追跡器、
1004・・・・・・同期信号分離器。 第1図第2図 第4図 第5図 第9図 第3図 第6図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第7図 第8図 第15図 第16図 第17図 第18図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 異る視野データにより定義される影像間の相対空間
    配置を示す大域相関座標信号を供給するように、視野内
    の影像を各々定義する直列に印加された視野データに応
    答する影像追跡装置において、 前記直列と印加された
    視野データを未処理デジタルビデオ信号に変換する自己
    しきい値ビデオプロセツサと; ある視野データのあら
    かじめ選択された複数の部分からの基準セルデータとを
    格納する基準データメモリと; 前記基準データメモリ
    からの基準データと前記自己しきい値ビデオプロセツサ
    からの未処理デジタルビデオ信号と比較し、各々の一致
    を加算したバイナリ値を出力するたたみこみ関数器と;
    関連する基準セルの相対位置を含む後続の視野データ
    の一部から得られる各相関するサーチセルのデータに対
    し、各基準セルのデータを相関させ、前記たたみこみ関
    数器から出力されたバイナリ値の相関ピーク値を検出す
    るデジタルピーク検出手段と; 前記デジタルピーク検
    出手段からのデジタルピーク値およびそのデジタルピー
    ク値に対応するX,Y座標を局部相関座標信号として格
    納する局部相関座標信号格納手段と;および 前記局部
    相関座標信号格納手段と接続され、前記にある視野デー
    タと後続する視野データにより、定義される影像間の相
    対空間配置を示す大域相間座標信号を供給するように複
    数の局部相関座標信号を処理するプロセツサ手段とで構
    成されることを特徴とする多重独立相関器を用いた影像
    追跡装置。 2 前記自己しきい値ビデオプロセツサは、前記データ
    のフイールドを構成するビデオ信号を受信しバツフアリ
    ングするバツフア手段と; 前記バツフア手段から前記
    バツフアリングされたビデオ信号を受信し帯域ろ過する
    帯域ろ過器手段と; 前記帯域ろ過器手段から前記帯域
    ろ過されたビデオ信号を受信し遅延する遅延ネツトワー
    ク手段と; 前記遅延ネツトワーク手段からの遅延化さ
    れたビデオ信号を受信し前記帯域ろ過器手段からの遅延
    されないビデオ信号と比較する比較器手段とで構成され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多重独
    立相関器を用いた影像追跡装置。 3 前記帯域ろ過器手段は3極ベツセル帯域ろ過器であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の多重独
    立相関器を用いた影像追跡装置。 4 前記自己しきい値ビデオプロセツサはデータの前記
    フイールドを構成するビデオ信号を受信し帯域ろ過する
    帯域ろ過器手段と; 前記帯域ろ過されたビデオ信号を
    準じて区別する短絡遅延線手段と; 前記帯域ろ過され
    準じて区別されたビデオ信号を受信し基準入力信号と比
    較する比較器手段とで構成されるとを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の多重独立相関器を用いた影像追跡
    装置。 5 前記帯域ろ過器手段は3極ベツセル帯域フイルタで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の多重
    独立相関器を用いた影像追跡装置。 6 前記基準データ格納手段は複数のランダムアクセス
    メモリで構成されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の多重独立相関器を用いた影像追跡装置。 7 前記たたみこみ関数器は、現在印加されたデータの
    フイールドから各ビデオ信号と前記基準データ格納手段
    からの基準セルデータ信号を受信する多数の排他的否論
    理和回路と; 前記否論理和回路の所定の数からの信号
    出力に応答する複数のリードオンメモリ装置と; 前記
    リードオンメモリ装置からの出力信号に応答し、前記出
    力信号から相関関数を作り出す複数のデジタル加算器と
    で構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の多重独立相関器を用いた影像追跡装置。 8 前記たたみこみ関数器はストアードプログラム方式
    の中央処理装置を有していることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の多重独立相関器を用いた影像追跡装
    置。 9 前記たたみこみ関数器は前記あらかじめ選択された
    程度より大きい多重相関の一致を検出し、前記大域相関
    座標信号の発生において前記あらじめ選択された程度よ
    り大きい多重相関一致が得られる各サーチセルから生じ
    た局部相関座標信号の使用を排除することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項、第7項および第8項記載の多重
    独立相関器を用いた影像追跡装置。 10 前記3極ベツセル帯域ろ過器は前記あらかじめ選
    択された相関程度より大きい多重相関一致を有した各サ
    ーチセルに相関した基準セルデータを更新することを特
    徴とする特許請求の範囲第3項乃至第5項記載の多重独
    立相関器を用いた影像追跡装置。
JP6254679A 1979-05-21 1979-05-21 多重独立相関器を用いた影像追跡装置 Expired JPS6017068B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62284587A (ja) * 1986-06-03 1987-12-10 Fuji Electric Co Ltd 撮像装置における焦点整合表示方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62284587A (ja) * 1986-06-03 1987-12-10 Fuji Electric Co Ltd 撮像装置における焦点整合表示方法

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