JPS60170009A - 磁気記録ヘツド用コイルの捲線方法及び装置 - Google Patents

磁気記録ヘツド用コイルの捲線方法及び装置

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JPS60170009A
JPS60170009A JP2432784A JP2432784A JPS60170009A JP S60170009 A JPS60170009 A JP S60170009A JP 2432784 A JP2432784 A JP 2432784A JP 2432784 A JP2432784 A JP 2432784A JP S60170009 A JPS60170009 A JP S60170009A
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magnetic recording
recording head
steel wire
gap
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Masaki Nakabayashi
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/17Construction or disposition of windings

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は磁気記録ヘッド用コイルのti線線法法よび装
置に関し、特に、コンピュータ、ワードプロセッサ等に
組み込まれた磁気ディスク装置や、ビデオテープデツキ
装置に使用される超小型の磁気記録ヘッドにコイルを捲
く方法およびその装置に関する。
〔従来技術〕
近年、コンピュータの発達には目覚ましいものがあり、
コンピュータはどんどん小型化されてオフィスや家庭に
進出している。そして、小型化されたコンピュータ、即
ち、オフィスコンピュータやワードプロセッサ、あるい
はパーソナルコンピュータでは、制御プログラムや入出
力データ等の大量のデータを記憶させておくために、フ
ロッピィディスクと呼ばれる磁性材料を塗布したマイラ
円板がプラスチックケース内に収納された磁気記録ディ
スクが使用され一ζいる。
このようなフロッピィディスクは、コンピュータ装置に
差し込まれると毎分数百回転し、円板の周方向に設定さ
れたトラックTを第1図に示すような磁気記録ヘッド1
が走査し、この磁気記録ヘッドlによってトラックTに
記録された各種データが読み取られたり、また逆に記録
されたりしている。
さらに、近年急速に家庭に普及しつつあるビデオテープ
デツキにも、テープに映像を記録するための回転ヘッド
に少なくとも2個の磁気記録ヘッドが設けられている。
第2図は前記磁気記録ヘッドlの構成を示すものである
。磁気記録ヘッド1はその本体2の側方に磁気回路を構
成するコア部3が設けられており、このコア部3と本体
2との間には空隙部5が形成されている。そして、前記
コア部3の最下部3aと本体2に設けられている突状6
との間に非磁性体が充填されたギャップ部7が形成され
ている。4は前記コア部3に捲かれたコイルであり、前
記コア部3を流れる磁気信号を電気信号に変換するもの
である。
ところが、以上のように構成された磁気記録へラドlで
は、コア部3に撞くコイル4はその直径が例えばφo、
i m程度の極細でしかも可撓性を有しており、さらに
前記空隙部5の本体2とコア部3との間隔も例えば0.
4m−程度しかないので、機械を使用してコア部3にコ
イルを捲くことができず、従来は顕微鏡で見ながら女子
作業員が交代でコア部3にコイル4を必要撞数だけ手作
業で撞いていたので、磁気記録へラドlを製作する工数
が非常にかかり、製作時間を要するのでコストが高くな
るという問題があった。また、このような磁気記録ヘッ
ドの製作に携わる女子作業員は、製作時に目が非常に疲
れるので、長時間の作業をさせることができないという
問題もあった。
〔発明の目的及び構成〕
本発明の目的は、前記従来の超小型磁気記録ヘッドにコ
イルを捲く際の問題点を解消し、従来不可能であった機
械を使用して磁気記録ヘッドのコア部にコイルを自動的
に正確に1@り方法を提供すること、および磁気記録ヘ
ッドのコア部に短時間で正確にコイルを捲くことができ
る捲線装置を提供することである。
前記目的を達成する本発明の磁気記録ヘッド用コイルの
捲線方法は、可撓性を有する磁気記録ヘッド用34元の
先端部に、磁性体からなる直線状の鋼線を所定長さ接続
し、この鋼線を磁力による誘導によって周回路を周回さ
せ、この周回路に磁気記録ヘッドのコア部に囲まれた空
隙部を、前記鋼線の移動方向と直角に挿入して鋼線およ
びこれに接続するコイルをこの空隙部を通過させるよう
にし、鋼線の挿通毎に前記空隙部の位置を変化させて磁
気記録ヘッドのコア部にコイルを必要数捲くようにした
ことを特徴としており、本発明の磁気記録ヘッド用コイ
ルの捲線装置は、可撓性を有する磁気記録ヘッド用コイ
ルの先端部に取り付けた磁性体からなる直線状の鋼線を
、磁力による誘導によって周回路を周回させ、この鋼線
を磁気記録ヘッドのコア部に囲まれた空隙部を挿通させ
ることによってコア部にコイルを撞く装置であって、駆
動円盤と従動円盤とに搬送体を架は渡して形成した周回
搬送機と、前記搬送体に取り付けられ、搬送機により周
回路を移動する電磁石と、この周回路の下方に設けられ
た非磁性体からなるベース板と、前記周回路のベース板
上の軌跡の接線方向に延長されて設けられたコイル供給
路と、同軌跡を過るように挿入され、磁気記録ヘッドを
保持してそのコア部に囲まれた空隙部を前記軌跡の方向
に対して垂直に位置させ、かつこの空隙部を軌跡に対し
て上下左右方向に変化させることができるヘッド支持装
置と、前記fM送機の送り速度をヘッド支持装置の前後
で減速させると共にこの減速区間で前記電磁石への通電
を切る制御装置と、前記電磁石の無通電区間で前記鋼線
を磁力により誘導するように、ベース板を挟んで前記電
磁石の対向位置に設けられた磁石とから構成されること
を特徴としている。
〔実施例〕
以下添付図面を用いて本考案の実施例を説明する。
第3図〜第6図は本発明の磁気記録ヘッド用コイルの捲
線方法を説明するためのものである。
本発明の方法では、′まず磁気記録へ・ノドのコア部に
欅(コイル4の先端部に、磁性体からなる極細線の鋼線
8 (例えばφ0.07程度のピアノ線)を電気溶接あ
るいは接着剤によって接続する。この鋼線8の長さは後
述する鋼線誘導用の磁石の直径より少し長い程度であれ
ば良い。
そして、前述のようにコイル4の先端部に接続した鋼線
8を磁石9の磁力により誘導するが、磁石9に鋼線8が
直接吸着しないように、磁石9と鋼線8との間に非磁性
体からなるベース板10を挿入する。磁石9はこのベー
ス板10の下方で周回搬送機20によって周回路Sを周
回させるのである。
周回搬送機20は、例えば駆動円板21と従動円板22
と、これらの間に架は渡したベルトあるいはチェーン等
の1ull送体23とから構成し、搬送体23に磁石9
 (永久磁石あるいは電磁石)が取り付けられたものを
使用すれば良い。駆動円板21と従動円板22の大きさ
を同じにすれば、磁石9の周回路Sは長円路となるが、
特に両者の大きさを揃える必要はない。
また、磁気記録ヘッド1のコア部3に確実にコイル4を
tヲ<ために、前記磁石9の長円周回路Sのベース板I
O上の軌跡をKとしたときに、ベース板10上には軌跡
にの一方の直線部Ksを挟んでガイド+4’ll、12
を突設し、その間に直線状の溝部13を形成しておく。
溝部13の幅は、コイル4と鋼線8との接合部分の最大
径よりも大きく、コイル4を1昏<磁気記録ヘッドlの
空隙部5の幅よりも小さく形成しておく。そして、前記
軌跡にの直線部Ksの延長方向(曲線部Krの接線方向
)には、前記ガイド材12に対向させてガイド材14を
突設し、その間には前記溝部13同様の溝部からなるコ
イル供給路15を形成しておく。16はガイド材12に
設けられた円周溝であり、前記軌跡にの曲線部Krと直
線部Ksとの境界部の外側に位置しており、曲線部Kr
を移動じてきた直線状の鋼線8が直線部Ksに移行する
ときにガイド材12に当接して曲がらないようにするも
のである。
そして、前記コイル供給路15から鋼線8およびこれに
接続するコイル4を前記軌跡Kに供給するためにコイル
供給装置30を用意し、また、磁気記録ヘッドlを上下
左右に移動させるためにヘッド支持装置40を用意する
。このヘッド支持装置40は磁気記録ヘッドlを取り付
けるアーム部41と、このアーム部41を上下左右に動
かず駆動機構の内蔵された本体42とから構成されてい
る。
さらに、前記アーム部41に支持された磁気記録へノド
lを前記溝部13内で移動させるために、ベース板10
にはその外側から前記溝部13に達するまで切り欠かれ
たヘッド支持装置用凹部17があり、この凹部17は溝
部13に直交するように形成されている。
本発明の方法では、第5図のように前記コイル供給装置
30により鋼線8およびこれに導かれるコイル4がコイ
ル供給路15から送り出されて鋼線8が軌跡Kに乗ると
、周回する磁石9の磁力によりコイル4が吸引され、コ
イル4はベース板10上を軌跡Kに沿って移動する。コ
イル4は直線状のコイル供給路15により方向付けされ
、軌跡にの曲線部Krに対してはその接線方向から、直
線部Ksに対してはその延長線上の方向から軌跡Kに乗
ることになり、通常はガイド材11とガイド材12に挟
まれた溝部13に真っ直ぐ進入するが、万が一多少づれ
ていても円周溝16とガイド材11の端部11aのテー
バによって溝部13にはスムーズに進入して、溝部13
内の軌跡に上を真っ直ぐ移動することになる。
そして、軌跡Kが空隙部5を通過するように溝部13内
に差し込まれた磁気記録ヘッド1の空隙部5を鋼線8は
挿通するので、鋼線8に導かれるコイル4も空隙部5を
挿通することになる。
空隙部5を挿通後、鋼線8は磁石9に誘導されて軌跡に
上を周回するが、可撓性を有するコイル4は鋼線8が曲
線部Krに入ると軌跡に上を通らず、ガイド材11を乗
り越えて軌跡にの内側をコア部3と鋼線8との距離が最
短になるように鋼線8に追従し、鋼線8がコア部3から
最も遠い点を通った後は、弛みながら鋼線8に引っ張ら
れていく。前記コイル供給装置30はコイル4が弛み始
めた状態でコア部3に捲(コイル4の全長より多めのコ
イル4を軌跡に側に供給してお(。
曲線部Krを過ぎると鋼線8は直線部Ksに入り、この
後曲線部Krを経て再び元の溝部13に進入してくる。
磁石9の進行方向側に鋼線8が突出していても、円周1
Ji16により突出部がガイド材12に当接することは
ない。そして、鋼線8が再び空隙部5を挿通すると、コ
イル4がコア部3に一重捲かれたことになる。このとき
、磁気記録ヘッド1はヘッド支持装置4oの働きにより
、前回鋼線8が空隙部5を挿通したときの位置からコイ
ル4の線径骨だけ下方に移動させられている。この結果
、コイル4は前回捲かれたコイル4に重なることなく渦
巻状に捲かれていくのである。また、コア部3にコイル
4を二重に捲く場合は、−重捲き終わった時点でヘッド
支持装置40により磁気記録へラド1を軌跡に側に移動
させ、その後今度はコイル4の線径骨だけ下げていくよ
うにすれば良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の方法では、磁気記録ヘッド
、特に作業者が顕微鏡を見なから1(固づつ慎重にコイ
ルを10かなければならなかったコンピュータ用等の極
小さい磁気記録ヘッドのコア部にコイルを捲く際に、可
撓性を有する極細線コイルの先端部に′、磁性体からな
る直線状の鋼線を所定長さ接続し、この鋼線を磁力によ
る誘導によって周回路を周回させ、この周回路に磁気記
録ヘッドのコア部に囲まれた空隙部を、前記鋼線の移動
方向と直角に挿入して鋼線およびこれに接続するコイル
をこの空隙部を通過させるようにし、鋼線の挿通毎に前
記空隙部の位置を変化させて磁気記録ヘッドのコア部に
コイルを必要数捲くようにしたことにより、機械を利用
して磁気記録ヘッドのコア部にコイルを自動的に短時間
でしかも正確に捲くことができ、磁気記録ヘッドのコス
トが安くなるという効果がある。
次に前述のような方法で磁気記録ヘッドのコア部にコイ
ルを撞くことができる具体的な装置の一実施例について
第7図〜第10図を用いて説明する。
本実施例の磁気記録ヘッド用コイルの捲線装置には、第
7図に示すように駆動モータ24によって回転すること
ができる駆動円板21と、自由輪である従動円板22と
、これらに架は渡されるチェーンやベルト等の搬送体2
3とからなる周回搬送機20がベース板10を挟んで対
向して設けられており上部周回搬送機20の搬送体23
Aには電磁石18が取り付けられており、下部搬送体2
3Bには永久磁石19が取り付けられている。これらの
電磁石18と永久磁石19とは、前記搬送体23のベー
ス板10を挟んだ同位置に取り付けられており、駆動円
板21と従動円板22に架は渡された搬透体23によっ
て形成される周回路Sを同速度で一体的に移動するよう
になっている。
非磁性体からなるベース板10には前記電磁石18と永
久磁石19の周回路の軌跡に上にガイド材11、ガイド
材12によって直線伏の溝部13が形成されており、こ
の溝部13にはベース板lOの外側から溝部13まで達
するヘッド支持装置用凹部17が設けられている。また
、前記周回路のベース板上の軌跡にの接線方向に延長さ
れ、ガイド材12とガイド材14とに挟まれて形成され
たコイル供給路15のベース板lOの外側にはコイル供
給装置30が設置されており、コイル供給路15を通過
させて鋼線8に導かれるコイル4を前記軌跡に上に供給
するようになっている。
さらに、前記ヘッド支持装置用凹部17には、磁気記録
ヘッド1を保持してそのコア部に囲まれた空隙部を前記
ih跡にの方向に対して垂直に位置させ、かつこの空隙
部を軌跡Kに対して上下左右方向に変化させることがで
きるヘッド支持装置40が装着されるようになっており
、前記空隙部5内を軌跡Kが通るように磁気記録ヘソド
エをヘッド支持装置用四部17内に保持する。
前記周回搬送機20の駆動モーフ24.コイル供給装置
30.ヘッド支持装置40は全て制御装置50に接続さ
れている。この制御装置50は、周回搬送機20の送り
速度をヘッド支持装置40の前後で減速させると共に、
この減速区間で前記電磁石18への通電を切るように作
動する。
第8図は前述のような構成部品からなる磁気記録ヘッド
用コイルの捲線装置60を側面から見たものである。上
部機枠61と下部機枠62との間には複数本のボス63
によって周回搬送機20を構成する上部基板25と下部
基板26とが設けられており、駆動円板21および従動
円板22はこれら両基板25 、26に配設されている
。そして、前記両基板25 、26には搬送体23に取
り付けられた電磁石1Bおよび永久磁石19の支持部2
8.29を保持してスムーズに走行させるためのガイド
溝65が穿設されている。64は前記ガイドtli65
と支持部2日。
29との間にそれぞれ設けられたヘアリングである。
なお、前記電磁石18はベース板10上の軌跡にの直上
部に位置しているが、永久磁石19は鋼線8が溝部13
内を移動する際に、溝部13内の位置がいつも一定にな
るように、溝部13に対して内側あるいは外側に偏って
設けられている。
第1θ図はヘッド支持装置4oの構造を示すものである
。ヘッド支持装置4oは、下部機枠62に取り付けられ
た本体42と、この本体42にキー43によって上下動
可能にガイドされる柱状部44と、柱状部44を貫通し
て水平方向に移動可能なアーム部41とから構成されて
おり、磁気記録ヘッド1はアーム1541の自由端に、
そのコア部3に囲まれた空隙部5がベース板10の溝部
13内に位置するように支持される。そして前記柱状部
44は、本体42の下部に取り付けられたパルスモータ
45のねじの切られた回転軸46に螺合しており、パル
スモータ45の回動によって上下動するようになってい
る。また、前記アーム部41はその下面がラック状に形
成されており、このランク部49は前記柱状部44に取
り付けられたパルスモータ47ノヒニオン48に噛合す
るようになっていて、パルスモーク47の回動によって
水平方向に微動できるようになっている。
パルスモータ45,47の回動制御は前記制御装置50
によって行われ、ヘッド支持装置4oは磁気記録ヘッド
1の空隙部5がベース板1oの溝部13に対して上下左
右に微動させて、コア部3にコイル4が渦巻状に正しく
捲かれるようにする。
以上のように構成された本実施例の磁気記録ヘッド用コ
イルの捲線装置では、鋼線8に接続されたコイル4がコ
イル供給装置3oによってコイル供給路15からベース
板1oの軌跡に上に供給されると、軌跡Kを移動してき
た電磁石18に鋼線8が吸着する。そして、鋼線8は電
磁石18によって軌跡Kに沿ってベース板1oに触れる
ことなく速い速度で移動し、ガイド材11.12によっ
て電磁石18への吸着位置が溝部13に沿うように修正
されて溝部13内に運ばれる。
鋼線8が溝”l+ 13内を電磁石18に吸着して運ば
れ、ヘッド支持装置4oの近傍まで近づくと、制御装置
50によって電磁石18の通電が切られ、同時に制御装
置50によって周回I駁送機2oの1般送速度が減速さ
れる。
この結果、鋼線8は電磁石18から溝部13内に落下し
、今度はベース板loの下方を移動していた永久磁石1
9に溝部13の壁に沿うように吸引される。そして、鋼
線8は永久磁石■9によって溝部13内を低速で移動し
、この溝部I3内に挿入されている磁気記録ヘッドlの
コア部3に囲まれた空隙部5を挿通してコイル4を空隙
部5に通ず。
このようにしてコイル4が空隙部5を通過し、鋼線8が
ヘッド支持装置4oがら所定距離前れると、制御装置5
0によって電磁石18が通電され、その後に周回搬送機
20の搬送速度が速くなる。
電磁石18が通電されると、鋼線8は永久磁石19より
も吸引力の強い電磁石18に吸引されてこれに吸着し、
以後は電磁石18に吸着されたまま軌跡Kに沿って移動
する。このとき可撓性を有するコイル4は鋼線8に引っ
張られ、電磁石18がコア部3から最も遠くなるまでは
コイル供給装置30から自動的にヘース板lO上に供給
され、その後は電磁石18とコア部3との距離が縮まる
ので弛みながら鋼線8に追従する。制御装置50はコイ
ル4が鋼線8に引っ張られなくなった時点でコイル供給
装置30に信号を出し、コア部3に撞くコイル4の全長
より多めのコイル4を余分にベース板10上に供給する
軌跡に上を速い速度で−回りして電磁石18が再びヘッ
ド支持装置40に接近すると、前記同様に制御装置50
によって電磁石18への通電が切られ、周回搬送機20
の搬送速度が減速される。従って、鋼線8は前記同様に
ヘッド支持装置4oの前後の所定区間だけは永久磁石1
9によって低速度で移動し、磁気記録ヘッドlの空隙部
5に確実に挿通されてコイル4をコア部3に捲くことに
なる。
なお、鋼線8が磁気記録ヘッドIの空隙部5を挿通し、
再び空隙部5を挿通するまでの間に制御装置50の指令
によってヘッド支持装置40のパルスモータ45または
47が作動し、空隙部5を上下あるいは左右にコイル4
の線径骨だけ微動させる。このヘッド支持装置40の動
作により、コア部3にはコイル4が隙間なく渦巻状に正
しく捲かれる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の磁気記録ヘッド用コイルの
捲線装置は、可撓性を有する磁気記録ヘッド用コイルの
先端部に取り付けた磁性体からなる直線状の鋼線を、磁
力による誘導によって周回路を周回させ、この鋼線を磁
気記録ヘッドのコア部に囲まれた空隙部を挿通させるこ
とによってコア部にコイルを捲く装置であって、駆動円
盤と従動円盤とに搬送体を架は渡して形成した周回搬送
機と、前記搬送体に取り付けられ、搬送機により周回路
を移動する電磁石と、この周回路の下方に設けられた非
磁性体からなるベース板と、前記周回路のベース板上の
軌跡の接線方向に延長されて設けられたコイル供給路と
、同軌跡を過るように挿入され、磁気記録ヘッドを保持
してそのコア部に囲まれた空隙部を前記軌跡の方向に対
して垂直に位置させ、かつこの空隙部を軌跡に対して上
下左右方向に変化させることができるヘッド支持装置と
、前記搬送機の送り速度をヘッド支持装置の前後で減速
させると共にこの減速区間で前記電磁石への通電を切る
制御装置と、前記電磁石の無通電区間で前記鋼線を磁力
により誘導するように、ベース板を挟んで前記電磁石の
対向位置に設けられた磁石とから構成されることにより
、磁気記録ヘッドのコア部に囲まれる空隙部にコイルを
短時間で確実に、しかも正確にt@<ことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気ディスク装置に使用される磁気記録ヘッド
を示す斜視図、第2図は第1図の磁気記録ヘッドの拡大
斜視図、第3図〜第6図は本発明の磁気記録ヘッド用コ
イルの捲線方法を説明するための図で、第3図はコイル
の先端に取り(=Jける鋼線を示す斜視図、第4図は本
発明の方法に使用する装置の構成を示す組立斜視図、第
5図は本発明の方法により磁気記録ヘッドにコイルが捲
かれる様子を示す説明図、第6図は磁気記録ヘッドのコ
ア部にコイルがI奄かれる様子を示す磁気記録ヘッドの
側面図、第7図〜第10図は本発明の磁気記録ヘッド用
コイルの捲線装置の構成を示すものであり、第7図は捲
線装置の組立斜視図、第8図は同装置の概略側面図、第
9図は第8図の電磁石および永久磁石の取り付は部分の
拡大断面図、第10図はヘッド支持装置の構成を示す側
面図である。 1・・・磁気記録ヘッド、3・・・コア部、4・・・コ
イル、5・・・空隙部、8・・・鋼線、9・・・磁石、
10・・・ベース板、11.12.14・・・ガイド材
、15・・・コイル供給路、17・・・ヘッド支持装置
用凹部、18・・・電磁石、19・・・永久磁石、20
・・・周回搬送機、21・・・駆動円板、22・・・従
動円板、23・・・搬送体、24・・・駆動モータ、3
0・・・コイル供給装置、40・・・ヘッド支持装置、
50・・・制御装代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 可撓性を有する磁気記録ヘッド用コイルの先端部
    に、磁性体からなる直線状の鋼線を所定長さ接続し、こ
    の鋼線を磁力による誘導によって周回路を周回させ、こ
    の周回路に磁気記録ヘッドのコア部に囲まれた空隙部を
    、前記鋼線の移動方向と直角に挿入して鋼線およびこれ
    に接続するコイルをこの空隙部を通過させるようにし、
    鋼線の挿通毎に前記空隙部の位置を変化させて磁気記録
    ヘッドのコア部にコイルを必要数18<ようにしたこと
    を特徴とする磁気記録ヘッド用コイルの捲線方法。 2、 可撓性を有する磁気記録ヘッド用コイルの先端部
    に取り付けた磁性体からなる直線状の鋼線を、磁力によ
    る誘導によって周回路を周回させ、この鋼線を磁気記録
    ヘッドのコア部に囲まれた空隙部を挿通させることによ
    ってコア部にコイルを捲く装置であって、駆動円盤と従
    動円盤とに搬送体を架は渡して形成した周回搬送機と、
    前記搬送体に取り付けられ、搬送機により周回路を移動
    する電磁石と、この周回路の下方に設けられた非磁性体
    からなるベース板と、前記周回路のベース板上の軌跡の
    接線方向に延長されて設けられたコイル供給路と、同軌
    跡を過るように挿入され、磁気記録ヘッドを保持してそ
    のコア部に囲まれた空隙部を前記軌跡の方向に対して垂
    直に位置させ、かつこの空隙部を軌跡に対して上下左右
    方向に変化させることができるヘッド支持装置と、前記
    搬送機の送り速度をヘッド支持装置の前後で減速させる
    と共にこの減速区間で前記電磁石への通電を切る制御装
    置と、前記電磁石の無通電区間で前記鋼線を磁力により
    誘導するように、ベース板を挟んで前記電磁石の対向位
    置に設けられた磁石とから構成されることを特徴とする
    磁気記録ヘッド用コイルの捲線装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6231976A (ja) * 1985-08-01 1987-02-10 松下電器産業株式会社 電気接点
JPS62250624A (ja) * 1986-04-17 1987-10-31 シ−メンス、アクチエンゲゼルシヤフト 環状鉄心コイル巻き付け装置
JPH02170404A (ja) * 1988-12-22 1990-07-02 Nittoku Kaihatsu Center:Kk コイル巻線機

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