JPS60166830A - 温度検知方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、温度検知線を用いて面状の被温度検知領域の
温度を検知するものである。

その具体的なる一例として、第１図で斜視図で示す如き
可撓性の材料からなる芯１１に導電性の内側検知線１２
をスパイラル状にまき付け、その外側に温度によって溶
ける絶縁性の高分子樹脂からなる被覆体１−３を設け、
更にその外周部に外側感知線１４を内部検知線の回転方
向と逆回転方向のスパイラルにまき付ける。

内外の検知線の回転方向を逆方向にまき付ける事によっ
て、磁気的なる誘導から来るノイズを防止する事が出来
る。

最後に、外側検知線１４を被覆する為の外皮１５を設け
て温度検知線１０とする。

斯くして構成された検知線は、フレキシブルな状態であ
る。

この検知線を可撓性を有する面状のシート２１に第２に
示す如く配置付ける。

一見、電気毛布状に見えるこの温度検知具は、寝たきり
老人などの焼死を防止する事が可能である。

この温度検知具を毛布と同様に着用した老人が何かの原
因で出火をした場合について記述する。

先ず、模型的に電気回路を示す。

内側、外側検知線１２．１４が、所定の温度。

例えば、５４．５°　（１３０°Ｆ）に達した場合に予
め、その温度で溶けるべく設計された高分子系の樹脂か
らなる内側検知線工２の被覆が溶け、外側検知線１４と
短絡すると、シート３１が動作して屋外にサイン等で異
常を報じて救出をめる事が出来る。

温度検知線として可撓性を有し、温度により電気抵抗が
著しく変化するフレキシブルサーミスターを用いて、本
発明と同様にシート状とした温度検知具も本件に包含さ
れる。

更に、本発明でシート状と力説しているが、対象の被温
度検知領域が帯状の場合も本発明の範囲を脱するもので
はない。

本発明は、寝たきり老人の他の感知器では、検知が非常
に困難な煙焼事故などを適確に検知する事が見込め、社
会的且つ、工業的に価値がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明、の温度検知具を構成する温度検知線
を立体的に分解した斜視図である。 第２図は、検知線を可撓性のシートに配置付けする状態
を示し、第３図は、電気的な回路の一例を示すものであ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 温度検知線を可撓性の物質で覆いシート状とした温度検
   知器を面状の被温度検知領域に敷き或いは、被せて、検
   知する事を特徴とする温度検知方法。