JPS60165639A - 複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿台上に原稿を載せて原稿の複′Ｉγを得
る複写機に関する。

従来例の構成とその問題点 複写機は手軽で簡単に原稿の複写が得られることから広
く利用されている。

第１図はこのような複写機の例を示したものであり、原
稿台ガラス１の上に複写しようとする原稿を載せて、操
作パネル４のコピーボタンを押−Ｊ−と原稿の複写が得
られる。原稿台カバー３は、シート状の原稿を複写する
時に、原稿の上から原稿台ガラス１の全面を押さえて複
写中に原稿が移動しないようにするためと、複写中の複
写機の露光ランプから操作者の目を保護するために設け
られている。また、原稿台カラス１の外側の原稿台ガラ
ス支持枠には、複写サイズおよび複写倍率、複写写縮率
から原稿台ガラス上の複写が可能な範囲を示す複写有効
範囲表示５がなされており、この複写有効範囲表示６の
表示に合わせて原稿を置くことにより、適切な複写が得
られる。

しかしながら、原稿の重量が軽かったり、あるいけ、原
稿の表面が原稿台ガラスとすべりやすい場合には、原稿
台カバーで原稿を押えるときに原稿台ガラス上で空気の
流れを生じ、このために原稿が複写有効範囲からずれて
、複写画像切れを生じ、無駄コピーとなっていることが
しばしばあった。

発明の目的 本発明の目的は、シート状の原稿を原稿台ガラスに載せ
た後、原稿台カバーで原稿を押さえる時に原稿が移動し
ないようにして、複写画像切れ斤どによる無駄コピーを
防ぐことが可能になる複写機を提供することにある。

発明の構成 本発明の複写機は、原稿台ガラス支持枠の少なくとも一
辺と原稿保持板の一方が磁性体で形成され、他方に磁石
を備えた複写機であり、シート状の原稿を複写する時に
起こシやすい画像切れなどによる無駄コピーを容易に防
ぐことが可能となる。

実施例の説明 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。

第２図は、原稿台ガラス支持枠の少なくとも一辺が磁性
体で形成された複写機の一実施例を示したものである。

コントロールパネル側から見た図であり、原稿台ガラス
１を支持している図で左側の原稿台ガラス支持枠６が、
磁性体である鉄で形成されている。このような複写機で
は、原稿台ガラス１にシート状の原稿８を指定された複
写有効範囲に置いた後、永久磁石シートを原稿保持板７
として、原稿８の端部にかかるようにして原稿台ガラス
支持枠６に近づけると、磁力によって原稿保持板子は原
稿台ガラス支持枠６に密着し、図に示したように、原稿
７が原稿台ガラス１に固定される。このように固定され
た原稿８は、原稿台カバー（図示していない）で押えら
れても、その時生じる空気の流れによって原稿台ガラス
上を動くことがなく、複写画像切れなどの無駄コピーを
防止することができる。

一方、Ａ４　、Ｂ４などの標準サイズの原稿を原稿台ガ
ラスに置く場合、原稿台ガラスの４辺のうちの基準とな
る一辺に標準サイズ原稿の一端をそろえるように置くよ
うに複写有効範囲が表示されていることが多く、原稿台
ガラスの基準辺を支持する原稿台ガラス支持枠の辺を磁
性体で形成し、この辺の部分で永久磁石シートの原稿保
持板７で原稿を固定するようにすればよい。

また、原稿保持板は第２図に示した永久磁石シートに限
らず、第３図に示すような幅狭の永久磁石シート９と幅
広のプラスチフスシート１ｏを積層したものを用いて、
原稿台ガラス面と原稿台ガラス支持枠の上面との段差な
どに応じて上下を逆にしたりして、プラスチフスシート
１層の部分で原稿を押えるようにしてもよい。　このよ
うな原稿保持板７′は、原稿を通して原稿保持板７′の
像が捨耳画像に現われないようにするために、原稿を押
える面を白色にすることが望ましい。第３図に示すよう
な原稿保持板では、プラスチックシートを透明なものに
してもよい。

以上のようにして、原稿台ガラスの支持枠の少なくとも
一辺を磁性体で形成された複写機では、永久磁石シート
などを原稿保持板として容易にシート状の原稿を固定例
でき、書籍、雑誌などの厚物の原稿の複写で原稿保持板
が不要あるいは邪魔の場合には、原稿保持板と原稿台ガ
ラスにかからないようにして原稿台ガラス支持枠に固定
しておけばよい。なお、原稿保持板につまみなどをつけ
ておけば操作性が改善されることはいうまでもない。

次に、第４図は、原稿台ガラス支持棒の少なくとも一辺
の上面に磁性体層を形成した複写機の一実施例を示した
ものである。コントロールパネル側から見て左側の原稿
台ガラス支持枠２の上面に磁性体である鉄板１１を積層
してあり、シート状の原稿８が永久磁石シート９とプラ
スチクスジ−）１０を積層した原稿保持板で容易に固定
される。

鉄板１１は標準サイズ原稿の位置合わせ基準にもなって
いる。

このように、原稿台ガラス支持枠の上面に磁性体層を形
成した複写機は、原稿台ガラス支持枠が磁性体で形成さ
れた複写機と同様に、永久磁石シートなどを原稿保持板
として使用することによシ容易にシート状の原稿を固定
でき、原稿台カバーで原稿を押さえる時に生ずる空気の
流れによって原稿台ガラス上を動くことがなく、複写画
像切れなどによる無駄コピーを防ぐことができる。なお
、原稿台ガラス支持枠の上面に形成された磁性体層はさ
らにその上面が塗装されていてもさしつかえない。

次に、第６図は、原稿台ガラス支持枠の少なくとも一辺
が永久磁石を装備した複写機の一実施例を示したもので
ある。コントロールパネル側カラ見て左側の原稿台ガラ
ス支持枠１３には永久磁石１２が辺の長さ全体に渡って
埋め込まれてあり、磁極は上下方向に向いている。この
ような複写機では、シート状の原稿８は磁性体である鉄
板シートを原稿保持板７として原稿台ガラス１に固定さ
れる。このように固定された原稿８は、原稿台カバーで
原稿を押える時に生ずる空気の流れで原稿台ガラス上を
移動することがなく画像切れなどによる無駄コピーを防
ぐことができる。

原稿台支持枠に装備する永久磁石は、小さな永久磁石片
を、その磁極が上面に向いて同一極になるように原稿台
支持枠に埋め込んでもよい。また、永久磁石シートを原
稿台ガラス支持枠の上面に積層したものでもよい。

また、原稿保持板は、鉄板シート力どの磁性体をプラス
チックスシートと積層したものでもよく、原稿保持板の
原稿を押える面は白色であるか、原稿を押える部分が無
色透明であることが望ましい。

以上の説明では、原稿台ガラスおよび原稿台ガラス支持
枠が複写機本体に固定された原稿台固定方式のものであ
ったが、原稿台ガラスおよび原稿台ガラス支持枠が複写
機本体に対して複写中に移動する原稿台移動方式のもの
にも、本発明が有効であることは言うまでもない。

発明の効果 本発明の複写機は、原稿台ガラス支持枠の少々くとも一
辺と原稿保持板との一方を磁性体で形成し、他方の一部
に磁性体を備えた複写機であり、シート状の原稿の複写
の時に起こりゃすい、原稿を原稿台ガラスに置いた後、
原稿台カバーで原稿を押える時に生じる空気の流れによ
って原稿が原稿台ガラス上を動いて起こる、複写画像切
れなどの無駄コピーを、容易に防ぐことが可能になると
いう優れた効果が得られる。無駄コピーを防ぐことによ
り、現像剤、複写用紙などの消耗品の無駄々消費が削減
できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的な複写機の斜視図、第２図は本発明の一
実施例の複写機の原稿台部分の断面図、第３図は原稿保
持板の斜視図、第４図、第６図はそれぞれ他の実施例の
断面図である。 １・・・・・・原稿台ガラス、２，６．１３・・・・・
原稿台ガラス支持枠、７・・・・・・原稿保持板、９・
・・・・・永久磁石シート、１１・・・・・・鉄板、１
２・・・・・・永久磁石。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿台ガラス支持枠の少なくとも一辺と原稿保持板の一
   方が磁性体で形成され、他方に磁石を備えたことを特徴
   とする複写機。