JPS60163266A

JPS60163266A - テ−プ走行規制装置

Info

Publication number: JPS60163266A
Application number: JP59019200A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Nakamura; 中村　美章
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-02-03
Filing date: 1984-02-03
Publication date: 1985-08-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は記録および再生またはその一方を行う記録・
再生装置のテープ走行規制装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点近年、記録・再生装置は高速検索等テープ走行速度の高
速化、情報の高密度化、情報のより正確な伝達が望まれ
ており、それにともなって、より安定した、より信頼性
の高いテープ走行が要求されている。

記録・再生装置のテープ走行機構の従来例に関して、第
１図ないし第５図を用いで説明する。第１図は全体の概
略平面図、第２図は第１図の■−■線矢視図である。第
３図はテープのカセットからの引出し動作中の状態と、
引出しを終了して所定のテープ走行経路を形成した後の
状態の、テープとテープ走行規制ポストの相対位置を示
す概念図である。第４図および第５図は所定のテープの
引出し動作中あるいはテープ収納動作中のテープの断面
図である。

図中、１はカセット、２は供給リール、３は巻取リール
、４は供給側引出しポスト、５は巻取側引出しポスト、
６，７．８は固定ヘッド、９．　１０．１１は基板に取
り付けられた走行ポストである。１２ばカセット１が装
着される平面とは異なった平面上の所定の経路に従って
移動する移動基盤である。１３は移動基盤１２に取り付
けられたテープ走行規制ポストであり、引出しポストの
機能を兼ねている。１４はピンチローラ、１５，１６．
１７は走行ポスト、１８はキャプスタン、１９はシリン
ダ、２０はテープ、２０ａはテープ走行規制ポスト１３
の接触開始時に対応する位置にあるテープ、２０ｂはテ
ープ走行規制ポスト１３の所定のテープ走行経路形成完
了時に対応する位置にあるテープである。

以上のように構成された従来のテープ走行機構について
、その動作を以下に説明する。第１図に示すように、カ
セット１内に収納されたーテープ２０は、供給側引出し
ポスト４と巻取側引出しボスト成する。あるいはテープ
２０は、引出しポスト４゜５のいずれか一方または両方
により途中まで引出された状態、またはカセットｌに収
納されたままの状態から、さらにテープ走行規制ポスト
１により引出されて所定のテープ走行経路を形成する。

第２図に示すように、テープ走行規制ポスト１３が最初
に接触する時または離れる時のテープ２０とテープ走行
規制ポスト１３のテープ上下動規制用のフランジ１３ａ
との間には相対的高さ差が存在し、またそれぞれねじれ
の関係にある。

また、所定のテープ走行経路を形成した後は、第３図に
示すようにテープ２０ｂとテープ走行規制ポスト１３の
位置関係になり、相対的高さ差とねじれはなくなる。し
たがってテープ２０は接触開始時のテープ２０ａと所定
のテープ走行経路形成完了後のテープ２０ｂによって示
すように、テープの引出し動作中、あるいはテープ収納
動作中に、テープ走行規制ポスト１３に対して相対的に
上下動相対的回転（ねじれ）運動を行う。

以上のような構成においては、主として前記テープ２０
のテープ走行規制ボスト１３に対する相対的上下動によ
って、前記各動作中に第４図および第５図に示すように
、テープ２０がテープ走行規制ポスト１３のフランジ１
３ａに乗り上げ、上端と下端で走行パスの違いが生じた
り、フランジ１３ａにより折れ曲がりが生じたりしてテ
ープダメージが発生ずるという問題を有していた。

第６図は他の従来例を示す。この例は、テープ上下動規
制用フランジを有しない走行ポスト２１を用いたもので
ある。走行ポスト２１は引出しポストを兼ねるものであ
る。このような走行ポスト２１を用いた場合、前記従来
例と異なりテープ２゜の上下端の走行パスの違いや、折
れ曲がりゃテープダメージは発生しない。しかし、上下
動規制用のフランジがないためテープ走行を十分に規制
できず、安定したテープ走行が得られないという問題を
有していた。

発明の目的この発明の目的は、いかなる場合にもテープダメージを
発生することがなく、しかも安定したテープ走行が得ら
れるテープ走行規制装置を提供することである。

発明の構成この発明のテープ走行規制装置は、テープの１開方向位
置規制用のフランジを周面に有するテープ走行規制ポス
トと、このテープ走行規制ポストの近傍に移動可能に設
けられて一定移動位置にあるときにテープを前記テープ
走行規制ポストに接しないように案内する経路補正片と
を備えたものである。

実施例の説明この発明の一実施例を第７図ないし第１０図に示す。第
７図はテープをカセットから引き出ず動作中あるいはテ
ープ収納中のテープ走行規制ポストの平面図、第８図は
第７図の■−■線断面図、第９図はテープ引出し動作が
終了して所定のテープ走行経路を形成した状態のテープ
走行規制ポストの平面図、第１０図は第９図のＸ−Ｘ線
断面図である。図において、２２はテープ、２３は移動
基盤、４０はテープ走行規制ポスト、３１は舌片状の経
路補正片、２４はピンチローラである。テープ走行規制
ポスト４０は、移動基盤２３に植設された支軸３４に軸
受２７を介して回動自在に取り付けられたローラ２６と
、その上下で支軸３４に外嵌した上フランジ２５および
下フランジ２８とからなる。下フランジ２８はばね２９
で押し上げ付勢されている。上フランジ２５の筒部に回
転板３０が回転自在に外嵌して止め輪３２により取り付
けられ、回転板３０に経路補正片３１が取り付けられて
いる。３３は止めねじである。ピンチローラ２４は移動
基盤２３に取り付けられている。

移動基盤２３は第１図の移動基盤Ｉ２と同様のものであ
る。その他の構成は第１図の例と同様であるので説明を
省略する。

上記実施例の動作を説明する。テープ２２のカセットか
らの引出し動作中、あるいは収納中はピンチローラ２４
と反対側に位置する。そのため、テープ２２はテープ走
行規制ポスト４０のローラ２６にも上下フランジ２５．
２８にも接しない。

このため、テープ２２が上下フランジ２５．２８により
折曲げられたりする損傷を生じることがなく、またテー
プ２２の上縁と下縁とで走行パスの違いが生じることが
なくなる。

テープ２２の引出しが終了して所定のテープ走行経路を
形成したのちは、第９図および第１Ｏ図に示すように、
経路補正片３１は邪魔にならないように回転板３０とと
もに、ピンチローラ２４側へ回動する。そのため、テー
プ２２はテープ走行規制ポスト４０のローラ２６に接触
し、かつ上フランジ２５と下フランジ２８とによって上
下位置を規制されながら走行する。そのため、安定した
テープ走行が得られる。このようにして、テープ２２の
ダメージ発生を防止しながら、安定したテープ走行を得
ることができる。また、経路補正片３１は、テープ走行
規制ポスト４０の支軸３４に回動自在に取り付けている
が、このため経路補正片３１の移動に必要な空間を最も
小さくできる。

そのため、小型化が図れる。

なお、前記の説明では所定のテープ走行経路形成後に経
路補正片３１を回動させているが、この経路補正片３工
を回動させるタイミングは、所定のテープ走行経路形成
中であってもよい。経路補正片３Ｉの回動タイミングは
、テープ引出し中においてはテープ２２の上下縁と上下
フランジ２５゜２８との高さ差がなくなった後であれば
何時でもよく、またテープ収納中においては高さ差が発
生ずる以前であれば何時でもよい。

なお、ｎＩ記実ｈｆｆ！例では経路補正片３１に舌片状
のものを用いたが、テープ２２に損傷を与えずにテープ
経路を補正できるものであれば何でもよい。

例えば、１本あるいは複数本のポストでよく、またロー
ラでもよい。また、経路補正片３Ｉは回動させる代わり
に直線的に進退させるようにしてもよい。また、前記実
ｈｉ例ではテープ２２をＵ字状に曲げる部分にテープ走
行規制ポスト４０を配置したが、直線状の経路部分に配
置してもよい。その場合に、経路補正片はテープ走行規
制ポストの前でも後でも、あるいは前後両方に配置して
もよい。

発明の効果この発明のテープ走行規制装置は、いがなる場合にもテ
ープダメージを発生することなく、しがもテープ走行を
十分に規制でき、安定したテープ走行が得られるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のテープ走行機構の概略平面図、第２図は
第１図のｎ−ｎ線矢視図、第３図はテープの引出し動作
時と引出し完了後とのテープとテープ走行規制ポストの
相対位置を示す概念図、第４図および第５図はテープ引
出し動作中あるいはテープ収納動作中のテープの変形状
態の各別を示す断面図、第６図は別の従来例の概念図、
第７図はこの発明の一実施例におけるテープ引出し動作
中あるいはテープ収納動作中のテープ走ｆｊ規制ポスト
の平面図、第８図は第７図ば■−■線断面図、第９図は
その所定のテープ走行経路形成後のテープ走行規制ポス
トの平面図、第１０図は第９図のＸ−Ｘ線断面図である
。 ■・・・カセット、２・・・供給リール、３・・・巻取
り一ル、４・・・供給側引出しポスト、５・・・巻取側
引出しポスト、６，７．８・・・固定ヘッド、９，１０
．１１・・・走行ポスト、１２・・・移動基盤、１７・
・・走行ポスト、１８・・・キャプスタン、Ｉ９・・・
シリンダ、２０゜２２・・・テープ、２３・・・移動基
盤、２４・・・ピンチローラ、２５・・・上フランジ、
２６・・・ローラ、２７・・・軸受、２８・・・下フラ
ンジ、２９・・・スプリング、３０・・・回転板、３１
・・・経路補正片、３４・・・支軸、４０・・・テープ
走行規制ポスト第１図第２ｒｌ！Ｉ　第３１閾４第８図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録テープを走行させて記録および再生またはそ
の一方を行う記録・再生装置のテープ走行経路に設けら
れてテープの上下位置規制用のフランジ部を周面に有す
るテープ走行規制ポストと、このテープ走行規制ポスト
の近傍に移動可能に設けられて一定移動位置にあるとき
にテープを前記テープ走行規制ポストに接しないように
案内する経路補正片とを備えたテープ走行規制装置。
（２）　前記テープ走行規制ポストおよび前記経路補正
片を、前記記録・再生装置の各動作時に所定の経路に従
って移動する部材に配置した特許請求の範囲第（１）項
記載のテープ走行規制装置。
（３）前記経路補正片を、前記テープ走行規制ポストに
、このポストの周囲で回動可能に取り付けた特許請求の
範囲第（１１項記載のテープ走行規制装置。