JPS60162609A - 常温硬化性樹脂製品の製造方法 - Google Patents

常温硬化性樹脂製品の製造方法

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JPS60162609A
JPS60162609A JP59018581A JP1858184A JPS60162609A JP S60162609 A JPS60162609 A JP S60162609A JP 59018581 A JP59018581 A JP 59018581A JP 1858184 A JP1858184 A JP 1858184A JP S60162609 A JPS60162609 A JP S60162609A
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Kazuyuki Nishikawa
和之 西川
Tadashi Makiguchi
直史 牧口
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Sintokogio Ltd
Shinto Industrial Co Ltd
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Sintokogio Ltd
Shinto Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は常温硬化性樹脂製品の製造方法に関する。
従来、常温硬化性樹脂製品の製造は、型の製品キャビテ
ィの表面に離型剤を塗布したのち型を閉じて製品キャビ
ティを画成し、該製品キャビティに液状の常温硬化性樹
脂を注入充満させ、該樹脂の硬化後、型を開いて成型品
を取り出し、該成形品のぼりを除去するとともに着色塗
装する方法によっていた。しかし、この従来の製造方法
では、型として高価な金型や樹脂型を用いなければなら
ないため、製品の生産コストが高くなり、しかも、成型
物への着色塗装に際し成型品に付着している離型剤を洗
浄除去するとともに成型品表面を粗面化する必要があり
、成型品の着色塗装が厄介であった。また、常温硬化性
樹脂製品には鏡面性・光沢性が要求されるため、この点
を配慮した装置が必要′となり、これに伴い工程が複雑
になって生産性が悪いなどの問題があった。
本発明は上記の問題を解消するためになされたもので、
その目的は、安価な木型や石こう型を用いて成型できる
上に、成型品への着色、光沢処理ついて図面に基づき詳
細に説明する。
(1)は木製または石こう製のマスター型で、該マスタ
ー型(1)の上面には、常温硬化性樹脂製品の外千の一
部とほぼ同様な形状の型部(2)が形成されているとと
もに截頭円錐状の注入口用模型(3)が立設されている
。(4)は枠体で、該枠体(4)の構成部材内には中空
室(5)が形成されており該中空室(5)は通気管(6
)を介して図示しない真空ポンプに連通接続されている
。また枠体(4)の内側面は複数のベントホール(7)
 (7)を介して中空室(5)に連通されている。(8
)はバインダーを含有する金属粉、ガラス粉、°砂等の
粒子状物質で、この粒子状物質(8)の必要な性質は、
充填性が良いことである。また、該粒子状物質の粒径は
10μ〜3 ttrm程度でよいが、成型品表面の平滑
度が粒径の影響を受けるため注意を要する。粒径が小さ
ければ成型品表向の平滑度や細かな凹凸模様の転写性が
良好になるが、粒子状物質(8)の取扱いが困難になり
かつ発塵して環境を悪くする。一方、粗い粒子では逆の
現象が生じることになり、一般には粒径50〜600μ
程度のものがよい。また、バインダーとしては、硬化触
媒をあらかじめ添加したフラン系樹脂、アミンガスによ
り硬化するウレタン系樹脂および二酸化炭素ガスにより
硬化する硅酸ナトリウム等が使用できる。(9)は可撓
性を有するとともに通気性のない成形膜で、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニール、塩
化ビニリデン、ポリアミド、ポリカーボネート、アイオ
ノマー、エチレン・酢酸ビニール共重合体等の合成樹脂
で製作1さ−れたものと、エチレン・酢酸ビニール共重
合体、スチレン・ブタジ共重合体、ポリオレフィンブロ
ック重合体、ブチルゴム、天然ゴム等のゴムで製作され
たものと、がある。そして、これらの材料に顔料、染料
、金属はくなどの着色剤を含有あるいは塗装したもの、
紫外線吸収剤を含有あるいは塗装したものを成形膜(9
)として使用したのちそのまま成型品に付着させること
によって成形品に着色することができる。また、しぼ模
様、糸目模様等の凹凸模様をその表向に施したものを成
形膜(9)とした使用したのちそのまま成型品に付着さ
せることによって成型品に凹凸模様を付けることもでき
る。この場合、余分な部位の成形膜(9)は切断除去す
ればよいが、成形品と成形膜(9)との接着性が乏しい
ときには、成形膜(9)に予め接着剤を塗布するなどの
処理が必要である。(10)は通気性のない遮蔽膜で、
プラスチック製、ゴム製、金属製、紙製のものがある。
(11)は常温硬化性樹脂で、ポリウレタン、ポリエス
テル、アクリル、エポキシ、ポリアミド、フラン等があ
り、これらの樹脂の代りに、ポリウレタン、シリコン、
ポリサルファイド等の合成ゴムでもよい、また、これら
に発泡剤を添加して発泡状製品にすることもできる。さ
らに、それらに炭酸カルシウム、タルク、クレー、シリ
カ、アルミナ等のフィラー、を混合したものでもよい。
(12)は概略製品形状の繊維状補強材で、シート状態
またはストランドチップ状態にあるガラス繊維、炭素繊
維等の繊維材を製品の概略形状に成型したものである。
次に常温硬化性樹脂製品の製造方法について説明する。
マスター型(1)の上面に上梓体(4)を載置し、マス
ター型(1)と上枠体(4)とで画成される空間内にバ
インダー含有の粒子状物質(8)を投入充填する0次い
で、粒子状物質(8)がフラン系樹脂を含有するもので
ある場合には該樹脂の自然硬化により粒子状物質(8)
を固形化し、また、粒子状物質(8)がウレタン系樹脂
、硅酸ナトリウムを含有する場合にはアミンガス、二酸
化炭素ガスをそれぞれ貫流させてウレタン系樹脂、硅酸
ナトリウムを硬化させ、これにより該物質(8)を固形
化する(第1図参照)。粒子状物質(8)の硬化後、上
枠体(4)をマスター型(1)から分離・上昇させて硬
化した粒子状物質(8)を型部(2)から抜き出し、続
いて、図示しない真空ポンプの駆動により上枠体(4)
の中空室(5)内を吸引減圧して上梓体(4)の粒子状
物質(8)の表面に吸引を作用させる。
次いで、上枠体(4)の上面および粒子状物質(8)の
上面に遮蔽膜(10)を装着させたのち、加熱により軟
化した熱可塑性合成樹脂製の成形膜(9)を、上枠体(
4)の下1面および粒子状物質(8)の下面に吸着させ
る。これにより常温硬化性樹脂を成形品に成型するため
の上型(U)を得ることができる。
なお、注入口模型(3)により形成された注入口の上端
部の成形膜(9)、遮蔽膜(10)を溶断除去するとと
もにそれらの溶断部分を互いに接合する。次いで、第3
図に示すように、上型(U)の成形と同様にして、下枠
体(24)、成形膜(29)および遮蔽膜(30)によ
り包囲されかつバインダーにより固形化された粒子状物
質(28)で構成された下型(D)を成形し、この下型
(D)の型部上に繊維補強材(12)をその形状に合わ
せてセットしたのち下型(D)上に上型(U)を型合わ
せして載置し、注入口(3)を有するとともに繊維状補
強材(12)を内蔵する製品キャビティを画成する(第
3図参照)。こうして画成された製品キャビティ内に注
入口(3)から液状の常温硬化性樹脂を大気圧下または
加圧下で注入し、樹脂の反応硬化後、図示しない真空ポ
ンプの駆動を停止して粒子状物質(8) (28)への
吸引作用を止めたのち、上枠体(4)と下枠体(24)
とを分離させると、繊維状補強U’ (12)含有の常
温硬化性樹脂が硬化しかつ表面に成形膜(9) (29
)が付着する成形品を取り出すことができる。この成型
品から余分な成形膜(9) (29)および注入口部分
等の不要部分を切断除去することによって繊維状補強材
(12)を含有するとともに表向に色あるいは凹凸模様
の付された常温硬化性樹脂製品を得ることがでる。以後
、バインダーにより固形化した粒子状物質(8)(28
)に繰り返し成形膜(9) (29)を吸着させて上下
型(U) (D)を成形することによって、′常温硬化
性樹脂製品を製造することができる。
なお、製品の表面に色や模様が不要な場合には、処理さ
れていない成形膜を用いるとともに成形品から成型膜を
剥離するようにし、かつ必要に応じて成形膜(9) (
29)の表面にあらかじめ離型剤を塗布しておく。また
、上記の実施例では下型(D)上に上型(U)を載置し
て製品キャビティ(12)を画成したのち常温硬化性樹
脂(11)を注入するようにしているが、第4図および
第5図に示すように下型(D)の凹部内にあらかじめ繊
維状補強材(12)をその形状に合わせてセットし、続
いて所定量の常温硬化性樹脂(11)を注入したのち上
型(U)の凸部を下型(D)の凹部に抑大して両型(U
) (D)を型合わ甘し、もって常温硬化性樹脂を所定
形状に成形するようにしてもよく、この場合には注入口
(13)を省略することができ、かつ高゛粘度状態の常
温硬化性樹脂(11)でも使用できる。
なお、本発明における成形膜(9) (29)は、常温
硬化性樹脂(11)の粒子状物質(8) (28)内へ
の差し込みを防ぐために絶対に必要なものである。
以上の説明からも明らかなように本発明は、バインダー
により所定形状に固形化した粒子状物質の表面に成形膜
を吸着させて型を成形するようにしたから、高価な金型
や樹脂型を用いな(とも安価な木型や石こう型で成形型
を適確に成形することができ、しかも成形膜として着色
あるいは凹凸模様を施したものを使用することによって
、製品への着色や模様付が容易になる上に、できた製品
は耐候性の優れたものとなり、その上、製造工程の最後
に成型品から成型膜を剥離することに′よって鏡面性、
光沢性を備えた製品を容易に得ることができ、さらに、
成形型に概略製品形状の繊維状補強材をセットすること
によって製品の強度を容易かつ確実に高めることができ
るなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例の主要部縦断面図、
第今図および第5図は他の実施例の主要部縦断面図であ
る。 (8):粒子状物質 (9):成形膜 (11) :常温硬化性樹脂 (12) : +1m維
状補強材(28) :粒子状物質 (29) :成形膜
v−1囚 卒2図 警3図 俸4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バインダーにより所定形状に固形化された粒子状物
    質′の表面に可撓性を有する成形膜を吸着させて2個以
    上の型を成形し、これらの型のうち一方の型に概略製品
    形状の繊維状補強材をセットしたのち他方の型を型合わ
    せして繊維状補強材内蔵の製品キャビティを画成し、該
    製品キャビティ内に液状の常温硬化性樹脂を注入し、該
    常温硬化性樹脂の硬化後、前記成形膜の前記粒子状物質
    表面への吸着状態を解き、前記型同士を互いに分離させ
    たのち前記成形膜が付着する常温硬化性樹脂の成型品を
    取り出し、該成型品から不要部分を切断除去しまたは不
    要物を切断除去するとともに前記成形膜を剥離すること
    を特徴とする常温硬化性樹脂製品の製造方法。 2、バインダーにより所定形状に固形化された粒子状物
    質の表面に可撓性を有する成形膜を吸着させて2個以上
    の型を成形し、該2個以上の型のうち一方の型に概略製
    品形状の繊維状補強材をセットするとともに所定量の常
    温硬化性樹脂を注入したのち他方の型を挿入型合わせし
    て常温硬化性樹脂を所定形状に成形し、該常温硬化性樹
    脂の硬化後、前記成形膜の前記粒子状物質表面への吸着
    状態を解き、前記型同士を互いに分離させたのち前記成
    形膜が付着する常温硬化性樹脂の成形品を取り出し、該
    成形品から不要部分を切断除去しまたは不要物を切断除
    去するとともに前記成形膜を剥離することを特徴とする
    常温硬化性樹脂製品の製造方法。
JP59018581A 1984-02-03 1984-02-03 常温硬化性樹脂製品の製造方法 Granted JPS60162609A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0788014B2 (ja) * 1985-10-10 1995-09-27 ユニポー アクツイエン・ゲゼルシヤフト プラスチック材料または合成樹脂を含むコンクリート及びモルタル成形材料からなる成形品を作る成形工具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0788014B2 (ja) * 1985-10-10 1995-09-27 ユニポー アクツイエン・ゲゼルシヤフト プラスチック材料または合成樹脂を含むコンクリート及びモルタル成形材料からなる成形品を作る成形工具

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