JPS60161168A - プリンタの印字ホイ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明はホイールを形成する個々のスポークの外周部に
活字を担持した印字ホイールをキャリッジに備え、前記
キャリッジの印字行に沿う移動と前記印字ホイールの所
望の活字を印字位置へ回転制御することにより順次記録
を行なうディージホイール型プリンタの印字ホイールに
関するものである。

〈従来技術〉 上述したディージホイール型プリンタは例えば特公昭５
６−８３８８号公報、特開昭５１−２５９３１号公報に
記載されているように周知であり、捷だ現在広く実用に
供されている。

当該形式のプリンタは第１図に示すような印字ホイール
１を備えている。即ち、はぼ同一形状の多数のスポーク
２．２・・・を有し、各々のスポーク２゜２・・・は中
央ハブ３から放射状に延びており、そして前記各々のス
ポーク２．２・・・の外周端には活字４が担持されてい
る。この活字としては大。小の英文字や数字、記号等で
ある。

前記印字ホイール１は第２図に示すようにキャリッジ上
に搭載された駆動モータ５の回転軸に連結されて前記モ
ータ５によって回転駆動される。

即ち、印字したい所望の活字４を、プラテン６とハンマ
ー７とが対応する印字位置に位置づけるように、前記モ
ータ５によって印字ホイール１を回転制御する。

そして、前記印字位置にある活字４の背面をハンマー７
がプラテン６方向に押打し、プラテン６の前に位置され
た記録紙８上にインクリボン９を介して活字４が押印さ
れ、記録を行なうものである。

所で、かかるプリンタにおいては印字ホイール１上に種
々の活字４を担持する関係上、ハンマー７で各活字４．
４・・・を一様な圧力で押打すると印字濃度が活字によ
って変化するという問題を有している。

例えば活字としてＭ、Ｗ等の比較的面積の大きいものと
、■や記号のゝゝ・“、ゝ・”等の比較的面積の小さい
ものとを同圧力で押打すると前者が薄くまだ後者が濃く
印字されて均一な濃度で印字できない。

そこで従来では、印字ホイールの備える活字について個
々にハンマー圧を変えることにより均一な濃度を得るよ
うにしている。

つまり、第３図（１）、（２）、（３）に示すように例
えば活字をその面積に応じて３グループ化し、ゝＷ“の
ような大面積の活字についてはハンマーの駆動時間Ｔ４
．′−“記号のような中面積についてはＴ２＋ゝゝ・“
記号のような小面積の活字についてはＴ３とし、前記駆
動時間の関係をＴＩ　＞Ｔ２　＞Ｔ３　となし、この駆
動時間を制御してまだは電圧を制御してハンマー圧を変
え、一様な印字濃度を得ていた。

この活字に応じてハンマー圧を変える制御方式としては
、従来では」二記した特開昭５１−２５９３１号公報に
記載しているように、印字ホイールの備えるすべての活
字についての７・ンマー圧情報を活字情報と関連してＲ
ＯＭのようなメモリ装置に記憶保持させ、活字の選択的
に当該活字に対応する・・ンマー圧情報を前記メモリー
から取出し、この情報でハンマ一手段の通電制御させる
ようにしていた。

しかしながら、この種のプリンタでは印字ホイールを変
換して各種の字体の活字による印字ができる」：うにな
っており、そのだめの各活字のハンマー圧情報をメモリ
装置に保持させる前記方式にあっては、ＲＯＭには当該
プリンタに装着される多数の印字ホイールが担持する各
活字についてのハンマー圧情報を予め記憶保持させる必
要があり、このメモリ容量が増大する。しかも、実際多
く使用する印字ホイールは１又２種のホイールであり、
このために数種以上のホイールに対するハンマー圧情報
を記憶保持しなければならない。

１だ、メモリをＲＡＭで構成して、印字ホイールの交換
時に前記ＲＡＭへ当該ホイールの担持する活字について
のハンマー圧情報を書込捷せるといったととも考えられ
るが、この場合、別途の装置で印字ホイール変換毎に書
込ませるという作業を要し、操作性が悪くかつ高価にな
るという問題を有している。

〈目的〉 本発明は上記のような印字ホイールを備えるプリンクに
おいて、印字ホイールに独特の工夫を加えて均一な印字
濃度が得られるようにしたことを目的とするものである
。

また、今一つの目的は上記従来方式のよう外ＲＯＭ或は
ＲＡＭのようなメモリ装置を必要とせず、簡単な手段で
活字に応じたハンマー圧情報が得られるようにしたもの
である。

〈実施例〉 第４図は本発明にかかわる印字ホイールの構成を示す図
であり、印字ホイール１は多数のスポーク２゜２・・・
を有し、各々のスポーク２゜２・・・は中央ハブ３から
放射状に延びており、そして前記各各のスポーク２．２
の外周端には活字４が担持されている。図では便宜上、
６個のスポーク２・・・だけを示している。

壕だ、この多数のスポーク２．２・・・の各々には当該
ホイール１が担持する活字についてのハンマー圧情報１
０゜１０・・・が更に担持されている。

このハンマー圧情報１０としては例えば光学マーク読取
技術等で用いられているコード化情報で与えられている
。

第５図は前記第４図に示したハンマー圧情報１０を担持
した印字ホイール１と前記ハンマー圧情報１０の光学的
検出手段１１との関係を示す図であり、この印字ホイー
ル１は上記第２図で示したと同様にキャリッジ上に搭載
された駆動モータ５の回転軸に連結され、印字ホイール
上の印字したい所望の活字４がプラテン６とハンマ一手
段７とが対応する印字位置に位置づけられるよう、回転
制御される。

そして、前記印字ホイール１の各スポーク２．２・・・
に担持されたハンマー圧情報１０を検出する光学的検出
手段１１は前記印字位置と丁度１８０°ずれた位置に配
置されている。

従って、前記印字ホイール１の担持する活字４と当該活
字４のハンマー圧情報１０との関連は、相互に１８０°
ずれた関係で配置されている。つまり、第４図において
上方の印字位置にある活字４のハンマー圧情報１０が１
８０°ｆれた下方の光学的検出手段１１による読取位置
に対応するようになっている。

このため、所望の活字４が印字位置に位置設定されると
光学的検出手段１１がハンマー圧情報を読取り、このハ
ンマー圧情報に従ってハンマ一手段７が駆動制御され、
これにより均一な濃度の記録を行なうことができる。

なお、上記の実施例では印字ホイール上の活字と当該活
字に対応するハンマー圧情報との関係を１８０°とずら
した関係を示したが、これに限定されることなく、要は
印字位置に設定された活字のハンマー圧情報が検出手段
１１の読取位置に到来する関係となっておればよい。

〈効果〉 以上のように本発明にあっては多数のスポークの外周端
に活字を担持した印字ホイールにおいて、当該ホイール
の担持する各活字についてのハンマー圧情報を活字相持
位置とは異なる位置のスポーク上に担持させた印字ホイ
ールを構成したものであり、そのだめホイール上の所望
活字が印字位置に設定されたときにこの活字についての
ハンマー圧情報を当該ホイール上から読取り、このハン
マー圧情報に従ってハンマ一手段を制御させることで均
一な濃度の記録ができ、またこの印字ホイールを交換し
ても当該印字ホイールがハンマー圧情報を担持すること
がら単に所望ホイールに交換するだけで上記のような活
字に応じたハンマー制御ができ、印字ホイールの交換に
際しても容易に対処できると共に従来のようなメモリ装
置も不要にできるといっだ利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の印字ホイールを示す図、第２図は印字ホ
イールを備えだプリンタの概略構成を示す図、第３図の
（１）　、　（２）。（３）は従来装置における均一印
字濃度を得るための制御例を示す図、第４図は本発明の
印字ホイールを示す図、第５図は同印字ホイールを備え
たプリンタの概略構成図である。 ゛　１：印字ホイーノペ２ニスボーク、３：中央ハブ、
４：活字、５：駆動モータ、６：プラテン、７：ハンマ
一手段、１ｏ：ハンマー圧情報、１１：検出手段。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ホイールを形成する個々のスポークの外周部に活
   字を担持した印字ホイールをキャリッジに備え、前記キ
   ャリッジの印字行に沿う移動と前記印字ホイールの担持
   する所望活字を印字位置へ回転側してハンマーにより打
   印させながら順次記録を行なうプリンタの前記印字ホイ
   ール構成として、 前記活字を担持する多数のスポークの夫々に、前記活字
   相持部とは異なる位置で当該ホイールの担持する各活字
   についてのハンマー圧情報を担持させたことを特徴とす
   るプリンタの印字ホイール。