JPS60159542A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、インバータ制御の空気調和機に関するもので
ある。

〈従来技術〉 一般に、空気調和機は、暖房運転開始時、圧縮機の運転
と同時に室内送風機を運転１−れば、冷風感を与えるこ
とになるため室内熱交換器の温度を感知し、ある温度に
なるまで室内送風機を運転しないという冷風吹出防止装
置を備えている。また運転電流がある値を超えたとき、
圧縮機印加基本波電圧と負荷側周波数を下げ、運転電流
をある値以下に制限する電流制限装置を備えている。そ
してヒートポンプによる暖房運転時、圧縮機より吐出さ
れた高温高圧冷媒は四方切換弁を介し、室内熱交換器に
導かれ、凝縮熱を室内側に放出し、暖房効果を発揮する
と共に、運転電流値を制限している。しカル、暖房運転
開始の立−Ｊ−、ｌ）時、冷風吹出防止装置が動作して
室内送風機が停止状態にあるとき、運転電流の増加速度
は著しいものかある。

このとき、電流制限装置が動作して運転周波数を制限す
ることになる。

一般に電流制限装置の解除条件としては、一定時間後に
解除するか、又は別に設けた解除用の電流設定値を下回
るかで決定されるが、冷風吹出防止装置が解除され室内
送風機が運転を開始すると同時に電流制限装置が解除さ
れる保証はない。

〈　目　的　〉 本発明は、上記に鑑み、暖房運転開始時の室内送風機の
停止［１］は運転電流を制限し、冷風吹出防止の解除と
同時に運転電流制限をｉｆｆ除して暖房立−１．特性を
良好にし得る空気調和数を提供しようとするものである
。

〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明すると、こ
れは、圧縮機１へ供給する玉相交流電圧及び負荷側周波
数を制御するインバータ２を有する空気調和数におい′
こ、運転電流を制限する電流制限装置３と、暖房運転開
始時に室内送風機４を停止させて冷風の吹出を防止する
冷風吹出防止装置５と、該冷風吹出防止装置５及び電流
制限装置３を作動制御する制御装置Ａとが設けられ、該
制御装置Ａは、暖房運転開始時に冷風吹出防止装置５が
作動して室内送風機４が停止している間は電流制限装置
３の設定電流値が通常設定値よりも小に設定され、冷風
吹出防止装置５の解除と同時に電流制限装置３の設定電
流値か通常設定値に復帰するよう構成されたものである
。

第１図は空気調和数の構成図であり、冷媒循環回路Ｂは
、圧縮機１と、その吐出１」側にａポートか配管接続さ
れた四方弁６と、該四方弁６の１〕ポート側に配管接続
された室外熱交換器゛７と、一端が該四方弁６に冷媒流
量制御弁８を介して配管接続され他端が゛四方弁６のＣ
ボート、ｄボートを介して圧縮機１の吸込側に配管接続
された室内熱交換器９とから構成され、四方弁Ｇは冷房
時に第１図実線の如＜ａ−１１開、ｄ−ｃ開、暖房時に
第１図破線の如く、ａ−ｅ開、）〕−ｄ開となるよう制
御される。

なお１０は室外送風機である。

また１１はマイクロコンピュータで、インバータ部１２
ヘパルス幅変調波信号（ｐｖｖ　Ｎｑ波形）を出力する
。インバータ部１２は、インバータ駆動部１３及びイン
バータ２から構成され、単相又は三相の交流電源１４を
整流するコンバータ１５からの整流出力を可変周波数、
可変電圧の交流電圧に変換した後、これを圧縮機１に印
加するようにされ′Ｃいる。また前記電流制限装置３は
、交流電源１４の電流を検知する電流検知器（カーレン
））ランス）１６と、該検知器からのアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器］６Ａと、該変換器
１．６　Ａからの信号に基い′こインバータ部１２へ電
流制御信号を出力するマイクロコンピュータ１１とから
構成されている。また冷風吹出防ＩＬ装置５は、室内熱
交換器９近傍に配設され該室内熱交換器９の温度を感知
するサーミスタ１゛７と、該サーミスタ１７からの温度
信号（アナログ信号）をデジタル信号に変換するＡ　／
　Ｄ変換器１））と、該変換器１８からの信号に基いて
室内送風機４を制御するマイクロコンピュータ１１とか
ら構成されている。そして前記制御装置Ａは、前記電流
検知器１Ｇからの電流信号とサーミスタ１７がらの温度
信号に基いてインバータ部１２へ制御信号を出力する前
記マイクロフンピユータ１１がら構成される。　上記構
成において、暖房運転開始の立上り時、室内熱交換器９
の温度をサーミスタ１７が感知してマイクロコンピュー
タ１１により室内送風機４を停止制御する。またマイク
ロフンピユータ１１は、サーミスタ１７からのデジタル
値により冷風吹出防止装置５が動作中が否か判断し、冷
風吹出防止装置５が動作中の場合は電流制限装置３の設
定値がＰ１以下かどうか判断し、Ｐ１以下の場合はその
ままの状態を維持する。設定値が２１以上の場合は、運
転周波数を低下させる。即ち冷風吹出防止の動作中は冷
媒循環回路）３はウオームアツプ中であり、暖房効果は
なく、そのためあえて運転周波数を最大にする必要はな
い。そして、運転周波数の立遅れを防ぐために、一定時
間１’ｌ経過後に通常運転に入る。また冷風吹出防止装
置５の動作が解除されているならば、室内送風機４を運
転させ暖房効果の立上特性をよくするため、運転周波数
を許容最大限にする。即も電流制限装置３の設定値がＰ
２（Ｆ’２＞ＰＩ）以下がどうか判断し、Ｐ２以下の場
合はそのまま通常運転を行なう。設定値か士２以上の場
合は、運転周波数をＪζげて、通常運転を行なう。この
場合、電流制限装置３の設定値は、常時電流検知器１６
からのデノタル信号と比較される。以−１−の制御動作
を第２図の７０−チャートに示す。

第：（図は運転周波数の変化特性を示す。図中、東線は
本発明による変化特性１）、破線は従来の一般的な変化
特性Ｅを示針。図において、運転開始時より冷風吹出防
止装置５が動作して室内送風（代・・■を停止Ｉ・状態
にしているとき、電流制限装置３の設定値を１゛１とし
運転型）ズこカ件゛１以１・′になるように周波数制御
を行なわれる。そして冷風防止解除と同時に運転周波数
は許容最ノ（限とされるため、暖房の立−１ｚり特性が
従来よりも向上する。

く効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明は、圧縮機へ供給
する三相交流電圧及び負荷側周波数を制御するインバー
タを有する空気調和機において、運転電流を制限する電
流制限装置と、暖房運転開始時に室内送風機を停止−さ
せて冷風の吹出を防止する冷風吹出防止装置と、該冷風
吹出防止装置及び電流制限装置を作動制御する制御装置
とが設けられ、該制御装置は、暖房運転開始時に冷風吹
出防止装置が作動して室内送風機が停止している間は電
流制限装置の設定電流値が通常設定値よりも小に設定さ
れ、冷風吹出防止装置の解除と同時に電流制限装置の設
定電流値が通常設定値に復帰するよう構成されたもので
ある。

従って本発明によると、暖房運転開始時の室内送風機の
停止中は運転電流を制限し、冷風吹出防止の解除と同時
に運転電流制限を解除して暖房立上特性を良好にし得る
といった効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す空気調和機の構成図、
第２図は同制御フローチャート、第３図は同運転周波数
の変化特性を示す図である。 １：圧縮（幾、２：インバータ、３；電流制限装置、４
：室内送風機、５：冷風吹出防止装置、Ａ：制御装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機へ供給する王相又流電圧及び負荷側周波数を制御
   するインバータを有する空気調和機において、運転電流
   を制限する電流制限装置と、１暖房運転開始時に室内送
   風機を停止させて冷風の吹出を防止する冷風吹出防止装
   置と、該冷風吹出防止装置及び電流制限装置を作動制御
   する制御装置とが設けられ、該制御装置は、暖房運転開
   始時に冷風吹出防止装置が作動して室内送風機が停止し
   ている間は電流制限装置の設定電流値が通常設定値より
   も小に設定され、冷風吹出防止装置の解除と同時に電流
   制限装置の設定電流値が通常設定値に復帰するよう構成
   されたことを特徴とする空気調オ］朋。