JPS60159444A - スリツプ制限差動装置 - Google Patents
スリツプ制限差動装置Info
- Publication number
- JPS60159444A JPS60159444A JP60000739A JP73985A JPS60159444A JP S60159444 A JPS60159444 A JP S60159444A JP 60000739 A JP60000739 A JP 60000739A JP 73985 A JP73985 A JP 73985A JP S60159444 A JPS60159444 A JP S60159444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- worm
- helical
- gear support
- slip differential
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/28—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
- F16H48/29—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having perpendicular arranged axes and having worms or helical teeth
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Retarders (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は乗物の駆動軸あるいは駆動軸間において使用さ
れるスリップ制限差動装置に関する。
れるスリップ制限差動装置に関する。
(従来の技術)
可逆的に作動するウオーム・ウオームホイール駆動機構
を利用したスリップ制限差動装置は公知である(例えば
米国特許明細書簡2,559,916号、同第2,63
1,475号、同2,859,641号および同第4.
191,071号)。これらの差動装置は、交差軸遊星
歯車装置形式のものであり、互いに同軸な出力シャツ]
・のそれぞれがウオームホイールとなる太陽歯車を支持
し、該太陽歯車がひとつの或いは一組のウオームと噛合
うようになされている。したがって、それぞれウオーム
の軸は、太陽歯車の軸に対して横方向して延び且つ太陽
歯車の軸から半径方向に離れて位置づけられている。各
ウオームの端部には平歯ピニオンが一体に形成されてお
り、該平歯ピニオンは、もうひとつの汰陽歯車と噛合う
ウオームの対応する平歯ピニオンと噛合う。
を利用したスリップ制限差動装置は公知である(例えば
米国特許明細書簡2,559,916号、同第2,63
1,475号、同2,859,641号および同第4.
191,071号)。これらの差動装置は、交差軸遊星
歯車装置形式のものであり、互いに同軸な出力シャツ]
・のそれぞれがウオームホイールとなる太陽歯車を支持
し、該太陽歯車がひとつの或いは一組のウオームと噛合
うようになされている。したがって、それぞれウオーム
の軸は、太陽歯車の軸に対して横方向して延び且つ太陽
歯車の軸から半径方向に離れて位置づけられている。各
ウオームの端部には平歯ピニオンが一体に形成されてお
り、該平歯ピニオンは、もうひとつの汰陽歯車と噛合う
ウオームの対応する平歯ピニオンと噛合う。
(発明が解決しようとする問題点)
上述1−だような従来の差動装置における平歯ピニオン
の存在は、差動装置全体の半径方向の太なさを増大さぜ
るものであった。
の存在は、差動装置全体の半径方向の太なさを増大さぜ
るものであった。
また、太陽歯車の軸に対して横方向に延びるウオームを
正確に位置づける必要があるため、製造組立が難しかっ
た。
正確に位置づける必要があるため、製造組立が難しかっ
た。
さらに、米国特許明細書簡3,849,862号に開示
された差動装置では、ある状況のもとでは大ぎなノイズ
が発生し、力の伝達効率があまり良くなく、乗物の左右
駆動輪への力の分配が常にはうまく行かない。これらの
問題を克服するためには米国特許明細書簡3,849,
862号に示すように付加的な多くの手段が必要とされ
ていた。
された差動装置では、ある状況のもとでは大ぎなノイズ
が発生し、力の伝達効率があまり良くなく、乗物の左右
駆動輪への力の分配が常にはうまく行かない。これらの
問題を克服するためには米国特許明細書簡3,849,
862号に示すように付加的な多くの手段が必要とされ
ていた。
(問題点を解決するための手段)
上述した従来技術の問題点を解決するため、本発明によ
れば、乗物のためのスリップ制限差動装置であって、自
身の軸まわりを回転可能に装架される歯車支持体と、該
歯車支持体の軸に平行な軸を有し且つ該歯車支持体内に
回転可能に装架されろ第1および第2のウオーム部材と
、該第1および第2のウオーム部材のウオーム部におけ
るヘリカルウオーム形成体間で前記歯車支持体内に回転
可能に装架され且つ前記へリカルウオーム形成体と噛合
う遊動ウオームホイールとを備え、前記ウオーム部のそ
れぞれが、前記ウオームホイールとともに、可逆的かつ
摩擦的な作動を行なうウオーム駆動機構を形成しており
、さらに、前記歯車支持体と同軸で前記ウオーム部材の
それぞれの遊星ピニオン部と直接あるいは間接的に噛合
う第1および第2の太陽歯車を備えているスリップ制限
差動装置が提供される。
れば、乗物のためのスリップ制限差動装置であって、自
身の軸まわりを回転可能に装架される歯車支持体と、該
歯車支持体の軸に平行な軸を有し且つ該歯車支持体内に
回転可能に装架されろ第1および第2のウオーム部材と
、該第1および第2のウオーム部材のウオーム部におけ
るヘリカルウオーム形成体間で前記歯車支持体内に回転
可能に装架され且つ前記へリカルウオーム形成体と噛合
う遊動ウオームホイールとを備え、前記ウオーム部のそ
れぞれが、前記ウオームホイールとともに、可逆的かつ
摩擦的な作動を行なうウオーム駆動機構を形成しており
、さらに、前記歯車支持体と同軸で前記ウオーム部材の
それぞれの遊星ピニオン部と直接あるいは間接的に噛合
う第1および第2の太陽歯車を備えているスリップ制限
差動装置が提供される。
前記ウオーム部材のそれぞれの前記遊星ピニオン部は、
前記ウオーム部材の前記へルカルウオーム形成体の連続
体として形成1−1前記太陽歯車のそれぞれに設けられ
た対応するヘリカル歯と噛合うようにしてもよい。ある
いはまた、ウオーム部と遊星ピニオン部とを別々に配置
してもよい。
前記ウオーム部材の前記へルカルウオーム形成体の連続
体として形成1−1前記太陽歯車のそれぞれに設けられ
た対応するヘリカル歯と噛合うようにしてもよい。ある
いはまた、ウオーム部と遊星ピニオン部とを別々に配置
してもよい。
(実施例)
図示した差動装置は、例えば自動車の伝達歯車(図示し
ない)から駆動力を被駆動軸の7・−フシヤフト2およ
び4へと伝える。
ない)から駆動力を被駆動軸の7・−フシヤフト2およ
び4へと伝える。
差動装置は、ベル形ハウジング7と、フランジ8Aおよ
びハブ部9を有するカバ一部材8とによって形成された
歯車支持体6を備えている。ハブ部9はハウジング7の
開口部にぴったりと係合している・フランジ8Aには、
歯車歯列を形成してもよいし、あるいは第2図に示すよ
うに、かさ両歯車や伝達歯車(図示せず)を取付けるボ
ルトのための孔8Bの列を設けてもよい。ハウジング7
およびカッ之一部材8は、適当なボルトやねじ(図示せ
ず)によって互いに取付けられ、歯車支持体6を形成す
る。
びハブ部9を有するカバ一部材8とによって形成された
歯車支持体6を備えている。ハブ部9はハウジング7の
開口部にぴったりと係合している・フランジ8Aには、
歯車歯列を形成してもよいし、あるいは第2図に示すよ
うに、かさ両歯車や伝達歯車(図示せず)を取付けるボ
ルトのための孔8Bの列を設けてもよい。ハウジング7
およびカッ之一部材8は、適当なボルトやねじ(図示せ
ず)によって互いに取付けられ、歯車支持体6を形成す
る。
4個のウオーム部材10AないしIODが、両端を歯車
支持体6に支持された中空のピン11上に回転可能に装
架されている。ウオーム部材10およびピン11は、シ
ャフト2,4の軸と平行で1つ該軸から等間隔をおかれ
ている。それぞれのピン11には、グラブねじIIBの
ための座1.I Aが形成されている。
支持体6に支持された中空のピン11上に回転可能に装
架されている。ウオーム部材10およびピン11は、シ
ャフト2,4の軸と平行で1つ該軸から等間隔をおかれ
ている。それぞれのピン11には、グラブねじIIBの
ための座1.I Aが形成されている。
ウオーム部材のうちの2つIOAおよびIOCは、ウオ
ームホイール12の直径方向対向位置で該ウオームホイ
ール12と噛合っている。ウオームホイール12は、ウ
オーム部材1.OAとIOCとの間に位置づけられ、ハ
ウジング7に装架された中空の支持ピン14十に回転可
能に支持されている。残りの2つのウオーム部材10B
およびLODは、これらの間に位置づけられたウオーム
ホイール16と噛合っている。
ームホイール12の直径方向対向位置で該ウオームホイ
ール12と噛合っている。ウオームホイール12は、ウ
オーム部材1.OAとIOCとの間に位置づけられ、ハ
ウジング7に装架された中空の支持ピン14十に回転可
能に支持されている。残りの2つのウオーム部材10B
およびLODは、これらの間に位置づけられたウオーム
ホイール16と噛合っている。
ウオームホイール16は、支持ピン14に装架されてい
るが、スは−サブロツク17によって支持ピン14トで
ウオームホイール12とは間隔をおかれている。
るが、スは−サブロツク17によって支持ピン14トで
ウオームホイール12とは間隔をおかれている。
支持ピン14は、スペーサブロック17内にグラブねじ
15を取付けるための座14Aを有している。
15を取付けるための座14Aを有している。
ウオームホイール12.16. スは−サブロック17
および支持ピン14は、XX軸(第1図)と直交するY
Y軸(第2図)上で整列している。
および支持ピン14は、XX軸(第1図)と直交するY
Y軸(第2図)上で整列している。
ハーフシャフト2,4土に設けた太陽歯車18゜20は
、シャフト2,4の内端にスプライン止めされるか、あ
るいはシャフト2,4の内端と一体に形成されるかして
、xx軸上で整列している。それぞれの太陽歯車は、歯
車支持体6内に位置づけられ、それぞれのウオームホイ
ールと噛合う各対のウオーム部材のうちの伸長したもの
と噛合う。
、シャフト2,4の内端にスプライン止めされるか、あ
るいはシャフト2,4の内端と一体に形成されるかして
、xx軸上で整列している。それぞれの太陽歯車は、歯
車支持体6内に位置づけられ、それぞれのウオームホイ
ールと噛合う各対のウオーム部材のうちの伸長したもの
と噛合う。
すなわち、太陽歯車18は、それぞれウオームホイール
16および12と噛合うウオーム部材10Bおよび1、
OCど噛合い、太陽歯車20は、それぞれウオームホイ
ール12および16と噛合うウオーム部材tOAおよび
lODと噛合5゜ 各ウオーム部材は、ヘリカル歯を有し且つウオームホイ
ールと噛合うウオーム部22と、太陽歯車と噛合うピニ
オン部24を形成する伸長部とを備えている。ウオーム
部22ならびにウオームホイール12および16のへリ
ツクス角は、ウオーム駆動が可逆的に、すなわち二方向
に行なうことができるような値とする。図示実施例では
、ヘリックス角を43.1°としている。この実施例で
は、太陽歯車18゜20およびウオーム部材のピニオン
部24はヘリカルとされ、ピニオン部24は、ウオーム
部22のウオーム歯の連続体として形成されている。
16および12と噛合うウオーム部材10Bおよび1、
OCど噛合い、太陽歯車20は、それぞれウオームホイ
ール12および16と噛合うウオーム部材tOAおよび
lODと噛合5゜ 各ウオーム部材は、ヘリカル歯を有し且つウオームホイ
ールと噛合うウオーム部22と、太陽歯車と噛合うピニ
オン部24を形成する伸長部とを備えている。ウオーム
部22ならびにウオームホイール12および16のへリ
ツクス角は、ウオーム駆動が可逆的に、すなわち二方向
に行なうことができるような値とする。図示実施例では
、ヘリックス角を43.1°としている。この実施例で
は、太陽歯車18゜20およびウオーム部材のピニオン
部24はヘリカルとされ、ピニオン部24は、ウオーム
部22のウオーム歯の連続体として形成されている。
各ウオーム部材は、自身が噛合う太陽歯車でない方の太
陽歯車との係合を避けるため、ウオーム部に隣接して、
減径された無歯部を有している。
陽歯車との係合を避けるため、ウオーム部に隣接して、
減径された無歯部を有している。
乗物が真直に前進するとぎには、路面車輪は同一速度で
回転1.、歯車支持体6はXX軸のまわりを回転せしめ
られる。この回転運動は/%−フシャフト2および4に
伝達される。ノ・−フシャフト2゜4、歯車支持体6お
よび該歯車支持体内の歯車装置は、ひとつのユニットと
して回転する。ウオーム部材10およびウオームホイー
ル12.16は、自身の軸まわりを回転しない。
回転1.、歯車支持体6はXX軸のまわりを回転せしめ
られる。この回転運動は/%−フシャフト2および4に
伝達される。ノ・−フシャフト2゜4、歯車支持体6お
よび該歯車支持体内の歯車装置は、ひとつのユニットと
して回転する。ウオーム部材10およびウオームホイー
ル12.16は、自身の軸まわりを回転しない。
型物が曲がって進むとぎ、一方のノ・−フシャフトは歯
車支持体6よりも速く回転せねばならず、他方のハーフ
シャフトは歯車支持体6よりも遅く回転しなくてはなら
ない。もし、ノ・−フシャフト2が歯車支持体6より速
く回転する場合には、ノ・−フシャフト2は太陽歯車1
8を介してウオーム部材10BおよびIOCをこれらの
軸まわりに歯車支持体6内で回転させる。そしてウオー
ム部材10BおよびIOCはウオームホイール16およ
び12を支持ビン14のまわりに回転させる。ウオーム
駆動は可逆的となっているので、ウオームホイール16
および120回転によってウオーム部材10DおよびI
OAがウオーム部材10 Bおよび10Cと逆方向に回
転せしめられる。ウオーム駆動は可逆的であるが、ウオ
ームホイールからウオーム部材へと100%の効率で駆
動力が伝達されるわけではない。本実施例では伝達効率
は約70%である。結局、作動に対して摩擦抵抗が生じ
ることになり、この差動装置はスリップ制限差動装置と
して機能する。ウオーム部材10Dおよび1.OAが回
転することにより、太陽歯車20およびハーフシャフト
4は歯車支持体6に対して逆方向て回転せしめられる。
車支持体6よりも速く回転せねばならず、他方のハーフ
シャフトは歯車支持体6よりも遅く回転しなくてはなら
ない。もし、ノ・−フシャフト2が歯車支持体6より速
く回転する場合には、ノ・−フシャフト2は太陽歯車1
8を介してウオーム部材10BおよびIOCをこれらの
軸まわりに歯車支持体6内で回転させる。そしてウオー
ム部材10BおよびIOCはウオームホイール16およ
び12を支持ビン14のまわりに回転させる。ウオーム
駆動は可逆的となっているので、ウオームホイール16
および120回転によってウオーム部材10DおよびI
OAがウオーム部材10 Bおよび10Cと逆方向に回
転せしめられる。ウオーム駆動は可逆的であるが、ウオ
ームホイールからウオーム部材へと100%の効率で駆
動力が伝達されるわけではない。本実施例では伝達効率
は約70%である。結局、作動に対して摩擦抵抗が生じ
ることになり、この差動装置はスリップ制限差動装置と
して機能する。ウオーム部材10Dおよび1.OAが回
転することにより、太陽歯車20およびハーフシャフト
4は歯車支持体6に対して逆方向て回転せしめられる。
ウオーム部材、ウオームホイールおよびスに一サブロッ
クはスチール製であり、強く、充分な摩耗抵抗を有して
いる。本実施例では、ウオームホイールは、肌焼きされ
たのち、例えば英国LowestoftのBr i t
i 5hHeat Treatments Lim1t
ed でなされるl−N。
クはスチール製であり、強く、充分な摩耗抵抗を有して
いる。本実施例では、ウオームホイールは、肌焼きされ
たのち、例えば英国LowestoftのBr i t
i 5hHeat Treatments Lim1t
ed でなされるl−N。
5cuffJのようなスプライン止(摩滅などにより生
じる傷)防出処理をなされる。利用できる潤滑剤がエン
ジンオイルだけである場合には、ウオーム部材およびス
ペーサブロックもこのような処理をすることが望ましい
。
じる傷)防出処理をなされる。利用できる潤滑剤がエン
ジンオイルだけである場合には、ウオーム部材およびス
ペーサブロックもこのような処理をすることが望ましい
。
ウオーム軸に対するウオーム部材のへリックス角は、タ
イヤと濡れた路面との間の摩擦の角度と等しくなるよう
に選択される。
イヤと濡れた路面との間の摩擦の角度と等しくなるよう
に選択される。
ハウジング7には、ハウジング70重量を軽減さぜ目つ
潤滑油の循環を良くするため、大きな開口26が形成さ
れている。潤滑油は望ましくはハイポイド歯車オイルと
する。潤滑は、各部材にドリルであけられた油路りによ
って促進される。
潤滑油の循環を良くするため、大きな開口26が形成さ
れている。潤滑油は望ましくはハイポイド歯車オイルと
する。潤滑は、各部材にドリルであけられた油路りによ
って促進される。
上述したスリップ制限差動装置は、四輪駆動車の2本の
駆動軸(例えば前輪および後輪駆動軸)に設けたさらに
2つの差動装置へと駆動力を伝達させるように用いても
よい。
駆動軸(例えば前輪および後輪駆動軸)に設けたさらに
2つの差動装置へと駆動力を伝達させるように用いても
よい。
さらて別の実施例(図示せず)では、グラブねじ1.1
Bおよび座11Aを省略し、ウオーム部材の無歯部25
の代わりK、該無歯部25に相当する直径と軸方向長さ
とを有するフランジをピン11に設け、該1ン11の回
転を許容しつつ、ピンの軸方向の位置決めを上記フラン
ジによって行なう。
Bおよび座11Aを省略し、ウオーム部材の無歯部25
の代わりK、該無歯部25に相当する直径と軸方向長さ
とを有するフランジをピン11に設け、該1ン11の回
転を許容しつつ、ピンの軸方向の位置決めを上記フラン
ジによって行なう。
所望であれば、例えばウオーム部材と歯車支持体または
ピン11のフランジとの間でピン11土に設けたベルビ
ルワッシャ(皿ばね)などによってウオーム部材を軸方
向に偏倚させることにより、差動装置における摩擦力を
さら((増大せしめてもよ見1゜ (発明の効果) 本発明によれば、平歯ピニオンを用いないコトにより、
差動装置全体の半径方向の大きさを小さく抑えることが
できる。
ピン11のフランジとの間でピン11土に設けたベルビ
ルワッシャ(皿ばね)などによってウオーム部材を軸方
向に偏倚させることにより、差動装置における摩擦力を
さら((増大せしめてもよ見1゜ (発明の効果) 本発明によれば、平歯ピニオンを用いないコトにより、
差動装置全体の半径方向の大きさを小さく抑えることが
できる。
また、ウオーム部材の軸は太陽歯車の軸と平行であるた
め、位置づけが容易である。
め、位置づけが容易である。
さらに、多くの付加的手段を設けることな(、ノイズが
小さく、力の伝達効率が良好で、乗物の左右駆動輪への
力の分配を常に望ましい態様で行なうことができる。
小さく、力の伝達効率が良好で、乗物の左右駆動輪への
力の分配を常に望ましい態様で行なうことができる。
第1図は本発明るてよる差動装置の一実施例の縦断面図
であり、第2図におけるI−1断面図に相当する。 第2図は本発明による差動装置の一実施例の横断面図で
あり、第3図におけるn−I断面図に相当する。 第3図は第2図におけるnt−u断面図である。 6・・・歯車支持体 1、OAないし10 D・・・ウオーム部材12、16
・・・ウオームホイール 14・・・横方向ピン(支持ピン) 17・・・ス破−ザブロック 18.20・・・太陽歯
車22・・・ウオーム部 24・・・ピニオン部(外5
名) Fla、 7 Eta、 2 Fta、 3
であり、第2図におけるI−1断面図に相当する。 第2図は本発明による差動装置の一実施例の横断面図で
あり、第3図におけるn−I断面図に相当する。 第3図は第2図におけるnt−u断面図である。 6・・・歯車支持体 1、OAないし10 D・・・ウオーム部材12、16
・・・ウオームホイール 14・・・横方向ピン(支持ピン) 17・・・ス破−ザブロック 18.20・・・太陽歯
車22・・・ウオーム部 24・・・ピニオン部(外5
名) Fla、 7 Eta、 2 Fta、 3
Claims (5)
- (1)乗物のためのスリップ制限差動装置であって、自
身の軸まわりを回転可能に装架される歯車支持体と、該
歯車支持体の軸に平行な軸を有し且つ該歯車支持体内に
回転可能に装架される第1および第2のウオーム部材と
、該第1および第2のウオーム部材のウオーム部におけ
るヘリカルウオーム形成体間で前記歯車支持体内に回転
可能に装架され且つ前記へリカルウオーム形成体と噛合
う遊動ウオームホイールとを備え、前記ウオーム部のそ
れぞれが、前記ウオームホイールとともに、可逆的かつ
摩擦的な作動を行なうウオーム駆動機構を形成しており
、さらに、前記歯車支持体と同軸で前記ウオーム部材の
それぞれの遊星ピニオン部と直接あるいは間接的に噛合
う第1および第2の太陽歯車を備えているスリップ制限
差動装置。 - (2) 前記ウオーム部材のそれぞれの前記遊星ピニオ
ン部が、前記ウオーム部材の前記ヘリカルウオーム形成
体の連続体として形成されており、前記太陽歯車のそれ
ぞれに設けられた対応するヘリカル歯と噛合っている特
許請求の範囲第1項に記載のスリップ制限差動装置。 - (3)前記ウオーム部材の前記へリカルウオーム形成体
のへリツクス角が実質的に43.1°である特許請求の
範囲第1項に記載のスリップ制限差動装置0 - (4)前記第1のウオーム部材、前記第2のウオーム部
材および前記ウオームホイールがそれぞれ2個ずつ設置
律られており、2個の前記ウオームホイールが、共通の
横方向軸のまわりを回転可能なように前記歯車支持体内
に装架されている特許請求の範囲第1項に記載のスリッ
プ制限差動装置。 - (5)2個の前記ウオームホイールが、間にスに一サブ
ロックを挾んで共通の横方向ピン上に回転可能に装架さ
れている特許請求の範囲第4項に記載のスリップ制限差
動装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB848400245A GB8400245D0 (en) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | Differential |
GB8400245 | 1984-01-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60159444A true JPS60159444A (ja) | 1985-08-20 |
JPH0478850B2 JPH0478850B2 (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=10554610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60000739A Granted JPS60159444A (ja) | 1984-01-06 | 1985-01-07 | スリツプ制限差動装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4667535A (ja) |
EP (1) | EP0148641B1 (ja) |
JP (1) | JPS60159444A (ja) |
DE (1) | DE3477242D1 (ja) |
ES (1) | ES539335A0 (ja) |
GB (1) | GB8400245D0 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5205797A (en) * | 1989-10-20 | 1993-04-27 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Torque distribution control system for a four-wheel drive motor vehicle |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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