JPS6015942Y2 - 内燃機関用連接棒 - Google Patents
内燃機関用連接棒Info
- Publication number
- JPS6015942Y2 JPS6015942Y2 JP6520280U JP6520280U JPS6015942Y2 JP S6015942 Y2 JPS6015942 Y2 JP S6015942Y2 JP 6520280 U JP6520280 U JP 6520280U JP 6520280 U JP6520280 U JP 6520280U JP S6015942 Y2 JPS6015942 Y2 JP S6015942Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting rod
- piece
- internal combustion
- combustion engine
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関用連接棒に関するものである。
従来の内燃機関用連接棒においては、第１図図示の如く
、連接棒１の大端部２を破断用具２１によって軸穴３に
関して二つ割りにし、両者の破断面２２を接合せしめる
ことによって位置決めして、ボルト４，４で締着するよ
うにされている。
、連接棒１の大端部２を破断用具２１によって軸穴３に
関して二つ割りにし、両者の破断面２２を接合せしめる
ことによって位置決めして、ボルト４，４で締着するよ
うにされている。
この場合、破断面２２が複雑な形状を呈しているため、
接合操作が面倒となり、連接棒のクランク軸偏心部への
結合操作が難かしくなるという問題を内包している。
接合操作が面倒となり、連接棒のクランク軸偏心部への
結合操作が難かしくなるという問題を内包している。
本考案は、大端部において二分割された連接棒の三片の
接合操作を容易且つ簡単にすることによって、連接棒を
クランク軸偏心部に結合する際における作業性の向上を
計ることを目的とするものである。
接合操作を容易且つ簡単にすることによって、連接棒を
クランク軸偏心部に結合する際における作業性の向上を
計ることを目的とするものである。
以下、第２図ないし第５図を参照して本考案の実施例に
かかる内燃機関用連接棒を説明する。
かかる内燃機関用連接棒を説明する。
第２図および第３図は本考案の第１実施例を示している
。
。
この連接棒１は、大端部２において軸穴３に関して２分
割された端片５と棒片６とによって構成されている。
割された端片５と棒片６とによって構成されている。
そして、端片５の接合面７，７と棒片６の接合面８，８
とを接合せしめて、ボルト４，４て締着することによっ
てクランク軸偏心部に対して連接棒を結合せしめるよう
にされている。
とを接合せしめて、ボルト４，４て締着することによっ
てクランク軸偏心部に対して連接棒を結合せしめるよう
にされている。
符号９は接合面７，８の中央部に開口するボルト孔であ
る。
る。
前記接合面７，７には、前記ボルト孔９，９の開口縁か
ら互いに直交する方向に延びる凹条溝１０．１１がそれ
ぞれ形成されている。
ら互いに直交する方向に延びる凹条溝１０．１１がそれ
ぞれ形成されている。
一方、前記接合面８，８には、端片５と棒片６との接合
時に、前記凹条ＲＩ０，１１にそれぞれ密着嵌合する凸
条−１２，１３がそれぞれ形成されている。
時に、前記凹条ＲＩ０，１１にそれぞれ密着嵌合する凸
条−１２，１３がそれぞれ形成されている。
端片５と棒片６とは、接合面７，７の凹条溝１０．１１
と接合面８，８の凸条−１２，１３とを前記ボルト４の
締結力に応じて互いに密着嵌合せしめることによって、
正確に位置決めされた状態で接合され得る。
と接合面８，８の凸条−１２，１３とを前記ボルト４の
締結力に応じて互いに密着嵌合せしめることによって、
正確に位置決めされた状態で接合され得る。
第４図および第５図は本考案の第２実施例を示している
。
。
この場合、端片５の接合面７，７および棒片６の接合面
８，８の一方にのみ、ボルト孔９の開口縁から互いに直
交する方向に延びる凹条溝１０゜１１および凸条用１２
，１３がそれぞれ形成されており、凹条ｉ黄１０，１１
と凸条用１２，１３を互いに密着嵌合せしめることによ
って位置決めを行ない得るようになされている。
８，８の一方にのみ、ボルト孔９の開口縁から互いに直
交する方向に延びる凹条溝１０゜１１および凸条用１２
，１３がそれぞれ形成されており、凹条ｉ黄１０，１１
と凸条用１２，１３を互いに密着嵌合せしめることによ
って位置決めを行ない得るようになされている。
なお、図示の各実施例においては凹条溝１０゜１１およ
び凸条用１２．１３をそれぞれ直交する如くしているが
、凹条溝１０，１１および凸条用１２．１３をそれぞれ
互いに異なる方向に延びるように形成してもよいことは
勿論である。
び凸条用１２．１３をそれぞれ直交する如くしているが
、凹条溝１０，１１および凸条用１２．１３をそれぞれ
互いに異なる方向に延びるように形成してもよいことは
勿論である。
又、上記各実施例においては、端片５側に凹条溝１０，
１１を形成し、棒片６側に凸条用１２゜１３を形成して
いるが、これと逆に端片５側に凸条用１２，１３を形成
し、棒片６側に凹条溝１０．１１を形成するようにして
もよい。
１１を形成し、棒片６側に凸条用１２゜１３を形成して
いるが、これと逆に端片５側に凸条用１２，１３を形成
し、棒片６側に凹条溝１０．１１を形成するようにして
もよい。
続いて、本考案の内燃機関用連接棒の効果を述べる。
上記、説明で明らかな如く、本考案によれば、大端部２
において軸穴３に関して二分割された端片５と棒片６と
の接合面７と８とに形成された互いに異なる方向に延び
る凹条溝１０，１１あるいは凸条用１２，１３と凸条用
１２，１３あるいは凹条溝１０，１１とを互いに嵌合せ
しめることによって、端片５と、棒片６とを接合するよ
うにしたので、端片５と棒片６との接合時における嵌合
違いを生ずることがなく、位置決めが容易且つ簡単とな
ると共に、ボルト４の締結力で凹条溝１０．１１および
凸条用１２，１３に傷がつくこともなくなり、連接棒と
クランク軸偏心部との結合部における作業性を著しく向
上せしめることができるという実用的な効果がある。
において軸穴３に関して二分割された端片５と棒片６と
の接合面７と８とに形成された互いに異なる方向に延び
る凹条溝１０，１１あるいは凸条用１２，１３と凸条用
１２，１３あるいは凹条溝１０，１１とを互いに嵌合せ
しめることによって、端片５と、棒片６とを接合するよ
うにしたので、端片５と棒片６との接合時における嵌合
違いを生ずることがなく、位置決めが容易且つ簡単とな
ると共に、ボルト４の締結力で凹条溝１０．１１および
凸条用１２，１３に傷がつくこともなくなり、連接棒と
クランク軸偏心部との結合部における作業性を著しく向
上せしめることができるという実用的な効果がある。
第１図は従来の内燃機関用連接棒の１部欠除した平面図
、第２図および第３図は本考案の第１実施例にかかる内
燃機関用連接棒の１部欠除した平面図および分解斜視図
、第４図および第５図は本考案の第２実施例にかかる内
燃機関用連接棒のＩ部欠除した平面図および分解斜視図
である。 １・・・・・・連接棒、２・・・・・・大端部、３・・
・・・・軸穴、４・・・・・・ボルト、５・・・・・・
端片、６・・・・・・棒片、７，８・・・・・・接合面
、９・・・・・・ボルト孔、１０．１１・・・・・・凹
条溝、１２，１３・・・・・・凸条用。
、第２図および第３図は本考案の第１実施例にかかる内
燃機関用連接棒の１部欠除した平面図および分解斜視図
、第４図および第５図は本考案の第２実施例にかかる内
燃機関用連接棒のＩ部欠除した平面図および分解斜視図
である。 １・・・・・・連接棒、２・・・・・・大端部、３・・
・・・・軸穴、４・・・・・・ボルト、５・・・・・・
端片、６・・・・・・棒片、７，８・・・・・・接合面
、９・・・・・・ボルト孔、１０．１１・・・・・・凹
条溝、１２，１３・・・・・・凸条用。
Claims (1)
- 連接棒１の大端部２を軸穴３に関して端片５と棒片６と
に二分割するとともに、該端片５側の接合面７と棒片６
側の接合面８には、該接合面７゜８の中央部に開口する
ボルト孔９の開口縁から該開口縁に関して互いに異なる
方向に延びる凹条溝１０．１１あるいは凸条−１２，１
３と凸条−１２，１３あるいは凹条ＲＩ０，１１とを、
前記ボルト孔９に螺着されるボルト４の締結力に応じて
互いに密着嵌合可能にそれぞれ形成したことを特徴とす
る内燃機関用連接棒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6520280U JPS6015942Y2 (ja) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | 内燃機関用連接棒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6520280U JPS6015942Y2 (ja) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | 内燃機関用連接棒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56165119U JPS56165119U (ja) | 1981-12-07 |
| JPS6015942Y2 true JPS6015942Y2 (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=29659361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6520280U Expired JPS6015942Y2 (ja) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | 内燃機関用連接棒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015942Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0750577Y2 (ja) * | 1989-03-03 | 1995-11-15 | スズキ株式会社 | 内燃機関用連接棒大端部の合せ面構造 |
| JP6105542B2 (ja) * | 2014-10-28 | 2017-03-29 | ヤマハ発動機株式会社 | コンロッド、内燃機関、自動車両およびコンロッドの製造方法 |
-
1980
- 1980-05-12 JP JP6520280U patent/JPS6015942Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56165119U (ja) | 1981-12-07 |
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