JPS60157579A - 管と管板とのシ−ル構造 - Google Patents

管と管板とのシ−ル構造

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JPS60157579A
JPS60157579A JP59011059A JP1105984A JPS60157579A JP S60157579 A JPS60157579 A JP S60157579A JP 59011059 A JP59011059 A JP 59011059A JP 1105984 A JP1105984 A JP 1105984A JP S60157579 A JPS60157579 A JP S60157579A
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JP
Japan
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tube
heat exchanger
sand
plate
temperature
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JP59011059A
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邦夫 高橋
紀之 織田
信幸 城戸
村松 啓次
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は管式熱交換器などにおける管と管板とのシール
構造に関する。
高温の燃焼ガスなどの加熱ガスが流れる缶体内に、被加
熱ガスの流れるセラミックス製の伝熱管を複数本横架し
てなる熱交換器を例にとって説明すると、かかる熱交換
器においては、缶体の管板に挿通孔を設け、伝熱管がこ
の挿通孔に挿通されて缶体外に突出して開口し、この突
出部蓼↓び開口端を包みこむようにヘッダーを缶体に設
けてなる構造は従来より知られている。
ここでかかる熱交換器は組み立てた後に熱上げして高温
下で使用されるので、組み立て時と使用時とではかなり
の温度差がある。また使用時であっても被加熱ガスの流
れる伝熱管と加熱ガスの温度の影響を大きく受ける管板
とでは空間的に温度差、温度分布が生じうる。さらに被
加熱ガス、加熱ガスとも時間的に温度変動がある。こう
した温度差、温度分布、温度変動により伝熱管と管板と
では熱膨張量の差が生じ、熱的応力が作用する。また、
こうした熱交換器はしばしば大型の重い構築物となり、
自重や、製作誤差に起因する負荷や、その他の外力によ
り機械的応力も作用する。
これらの熱的応力や機械的応力による熱交換器部材の変
形や破損を防止するために、管板に設けた挿通孔は伝熱
管の外形より大きくシ、伝熱管と管板との相対変位が可
能な構造とすることが望まれる。」かしこの場合には挿
通孔と伝熱管との間のクリアランスからガスが漏れ、加
熱ガスと被加熱ガスが混じりあって好ましくない。
そこで本出願人は、管仮に平行な区画板を伝熱管の開口
端と管板との間に設けてヘッダーを区画し、管板、区画
板およびヘッダー側周で囲まれる室にサンドを充填して
なる構造を例えば実願昭58−341309としてさき
に提案した。しかしかかる構造はそれなりに有用である
が、さらに改良すべき点を有するものであった。すなわ
ち加熱ガスの温度が高い場合には、管板が高温の加熱ガ
スと断熱性をも有するサンド層との間に挟まれているた
めに、管板の温度が相対的に高温になることとなり、金
属製管板では機械的強度や耐食性の低下をまねき、高価
な特殊の金属製もしくは気密性や靭性で劣る耐火物製の
管板を採用せねばならないなどの難点があった。
本発明はこうした矛盾を解決して、缶体内を流れるガス
と管内を流れるガスとを気密にシールするとともに、管
板と」]の相対変位を許容してこれら部材に過大な熱的
応力1機械的応力が作用せず、管板の温度を相対的に低
くする管と管板とのシール構造を提供するものであり、
さらにはサンドの所要量を低減し、容易にサンドを充填
できる管と管板とのシール構造を提供するものである。
すなわち本発明は、管板と該管板の挿通孔に挿通された
管とのシール構造において、間隙を有して鎖管を囲む環
を該管毎に該管板に固設し、該間隙にはサンドを充填す
るとともに、該サンド層の管軸方向両端にはサンド漏出
防止手段を設けてなることを特徴とする管と管板とのシ
ール構造である。
本発明によれば管と管板とは相互に直接に固定されてお
らず、変形性と気密性とを有するサンド層を介して支持
されているので、缶体内を流れるガスと管内を流れるガ
スとはサンド層によってに気密シールされることとなり
、かつ。
管と管板との相対変位があフても4これはサンド層の変
形性によって吸収され、Lmら部材に過大な応力が作用
しない。また管板と管内を流れる低温のガスとはサンド
層を介することなく、直接に接することとなり、したが
って管板の温度も相対的に低く保たれる。
以下図面に基づき本発明の詳細な説明する。
第1図に示す熱交換器!は耐火物などで構築された煙道
2を横切って配設されている。この熱交換器1は複数本
のセラミックス酸の伝熱管3、これらを支持する管板4
.5、被加熱ガスの入口側ヘッダー6、出口側へ7グー
7を主たる要素として構成されている。煙道2を流れる
、例えば1000°Cの燃焼排ガスが加熱ガスとして管
板4,5の間を上下方向に流され、入口側へフグ−8か
ら流入する1例えば室温の被加熱ガスは伝熱管3を流れ
る間に加熱されて、例えば1100℃となって出口側ヘ
ッダー7から流出する。煙道2と熱交換器1との間には
熱交換器lにm段された係止具8.耐熱性シール材8.
抑圧具10が図示のように配設され、押圧具10で耐熱
性シ」材θを係止具8の方向に押圧して、加熱ガスのリ
ークが防止されている。
金属製の管板4.5の加熱ガス側にはそれぞれ耐火材1
1が内張すされており、さらに被加熱ガス入ogiの管
板5の被加熱ガス側には断熱板12が内張すされている
。一方、被加熱ガス出口側の管板4の被加熱ガス側は直
接、被加熱ガスにさらされている。また出口側ヘッダー
7にも断熱材13が内張すされている。なお第1図にお
いて管板4.5と伝熱管3との接続部の構造はいずれも
同様なので一部のみを断面図で示し、パ飄は外形図で示
しである。
第2図に本発明の実施例として示すように、管板4には
伝熱管aの外形よりやや大きい挿通孔13が設けられて
おり、耐火材11にも同様に貫通孔14が設けられてい
て、挿通孔13.貫通孔14には伝熱管3が挿通されて
いる。管板4の被加熱ガス側には、内周にめねじを有す
る環15が固設されており、この環15は伝熱管3の外
側を間隙を有して囲んでいる。この間隙には耐熱性の無
機質のトダ4′18が充填されて気密性を有するサンド
層を形成している。サンド16には、本発明のシール構
造が使用される温度条件、耐食性条件などにより、適宜
の材質1粒度の微粒体が採用できるが、一般に粒度0.
3mm以下、特には0.05++m以下の無機質微粒体
が気密性確保の点で好ましく、例として珪藻土、珪砂、
シリカ粉。
コージライト粉、グラファイト粉、窒化ホウ素粉などが
挙げられる。サンド層の伝熱管軸方向の両端にはアスベ
ストロープ、合成無機繊維ロープなどの可撓性を有する
紐状体IT、Illが介在せしめられて、サンド1Bが
サンド層から漏出するのを防止している。さらに環のめ
ねじに対応するおねじを有する抑圧環18により紐状体
18を紐状体17の向きに押圧している。
したがってサンド1Bは伝熱管3と環15との間隙にぴ
ったりと充填されることとなり、この部位において加熱
ガスと被加熱ガスとは気密にシールされる。また伝熱管
3はサンド層によって保持されているので、半径方向の
多少の相対変位をサンド層の変艮−により吸収できるの
みならず、軸方向にかなりの相対変位を起こさしめる応
力が作用しても、サンド層と接する部分で摺動してこれ
を逃がすことができる。また管板4の一面はたとえば6
00℃の被加熱ガスに直接さらされているので、この管
板4の温度もほぼ800℃近くにしか上がらず、充分に
耐用可能となる。ちなみに管板4の被加熱ガス側のほぼ
全面にサンド層が形成されていると、この管板4の温度
はたとえば800℃前後にまで上がり、耐用不可能とな
ったり、材質選択に困離をきたすこととなる。
また第2図においてセラミックス製の伝熱管3の内部に
は表面を酸化処理された中実のステンレス鋼製丸棒20
が伝熱管3とは離隔して同軸に配置されている。この丸
棒20は、丸棒20と押圧環18との間に介在せしめら
れた弾性体21により所定位置に軸方向、半径方向の相
対変位を許容されつつ保持されている。なお、弾性体2
1は丸棒20の周方向に間欠的に介在せしめられている
ので、被加熱ガスの流通を」たげない、伝熱/13の内
部をこのような二重構造とすることにより、被加熱ガス
は丸棒20の外周と伝熱管3の内周との間の環状空間を
流れ、被加熱ガスの加熱に関する対流熱伝達係数は大き
く上昇し、さらに加えて伝熱管3からの輻射により加熱
された丸棒20からの被加熱ガスへの加熱も大きく寄与
することとなり、もって被加熱ガスの加熱を大いに促進
する。
本発明の他の実施例を示す第3図では、第2図における
ねじ締めに代えてフランジ締めが採用されている。第2
図と同一部位については同一番号を付して説明を省略す
る。セラミックス製の伝熱管3の外周には短尺のセラミ
ックス製の環状のストッパ22が無機質耐熱性の接着層
23によって接合されている。挿通孔13に内接するよ
うに環15が管板4に固設され、環15の他端にはフラ
ンジ24が固設されている。抑圧環18の一端にもフラ
ンジ25が固設され、両フランジ24゜25をボルト締
めすることにより紐状体18を紐状体17の向きに押圧
している。また伝熱tLあ内部には第2図における丸棒
20に代えて表面を黒化されたステンレス製の中空管2
8が位置せしめられ、中空管2Bは押圧環18に固定さ
れた載置台27の上に載置され、かつ、押圧環18に固
定されたガイド2Bにより、許容範囲を越える中空管2
Bの移動が抑止されている。中空管28の端面は連通孔
2θを除いてふさがれているので、中空管28の内部に
は被加熱ガスが実質的に流れず、かつ温度差などによっ
ても中空管28の内部が加圧や減圧の状態となることも
ない、載置台27.ガイド28が中空管28の周方向に
間欠的に介在せしめられている点は第2図における弾性
体2Iの場合と同様である。また管板4の加熱ガス側に
は可撓性を有する耐熱性無機繊維製のブランケット30
が内張すされており、同様のブランケット31がストツ
バ22の周辺にも施されている。
第2図のようにねじ締め構造とすることにより1本発明
のシール構造の管軸に直交する断面積を小さくすること
ができ、とりわけコンパク−L−シール構造とすること
ができる。また第3図のようにフランジ締め構造とする
ことにより、ねじ部の焼付きやねじ部へのサンドのかみ
込みなどを防止でき、ボルトのねじ部が焼イづいたとし
てもボルトの切断により、容易に補修できる。
第2図、第3図からもわかるように、本発明によれば伝
熱管の周辺の近傍のみを用いて小型にして簡便なシール
構造が提供され、さらにサンド所要量も少量で済む。ま
たこのような少量のサンドで済むので、サンドを所定の
環状に予成形しておき、この予成形体を環15と伝熱管
3との間隙に容易に挿入でき、もって簡便にサンドを充
填することも可能である。
なお、上記の説明においては本発明を熱交換器に適用す
る場合について述べたが、これに限定されるものではな
く、例えば管状多孔体を用いた除塵装置などにも適用で
きる。また伝熱管3の材質はセラミックスであることが
好ましいが、これに限定されず、金属などであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1blJは本発明を適用した熱交換器の断面図である
。第2図は本発明の実施例を示す第1図A部の拡大断面
図である。$3図は本発明の他の実施例を示す第1図A
部に対応する部位の拡大断面図である。 3:伝熱管 4:管板 15:環 18:サンド 17,18 :紐状体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 管板と、該管板の挿通孔に挿通された管とのシール構造
    において、間隙を宥して鎖管を囲む環を該管毎に該管板
    に固設し、該間隙にはサンドを充填するとともに、該サ
    ンド層の管軸方向両端にはサンド漏出防止手段を設けて
    なることを特徴とする管と管板とのシール構造。
JP59011059A 1984-01-26 1984-01-26 管と管板とのシ−ル構造 Granted JPS60157579A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59011059A JPS60157579A (ja) 1984-01-26 1984-01-26 管と管板とのシ−ル構造
AT85100581T ATE53254T1 (de) 1984-01-26 1985-01-21 Abdichtungsstruktur von mindestens einem rohr in einer rohrplatte.
EP85100581A EP0150791B1 (en) 1984-01-26 1985-01-21 Sealing structure between at least one tube and a tube support plate
DE8585100581T DE3578009D1 (de) 1984-01-26 1985-01-21 Abdichtungsstruktur von mindestens einem rohr in einer rohrplatte.
US06/694,261 US4540184A (en) 1984-01-26 1985-01-24 Sand-filled sealing structure between at least one tube and a tube support plate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59011059A JPS60157579A (ja) 1984-01-26 1984-01-26 管と管板とのシ−ル構造

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JPS60157579A true JPS60157579A (ja) 1985-08-17
JPH0144954B2 JPH0144954B2 (ja) 1989-10-02

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ID=11767437

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JP59011059A Granted JPS60157579A (ja) 1984-01-26 1984-01-26 管と管板とのシ−ル構造

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JP (1) JPS60157579A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103062510A (zh) * 2011-10-24 2013-04-24 中国航空工业集团公司沈阳发动机设计研究所 一种用于穿过机匣的异形双球角密封结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103062510A (zh) * 2011-10-24 2013-04-24 中国航空工业集团公司沈阳发动机设计研究所 一种用于穿过机匣的异形双球角密封结构

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Publication number Publication date
JPH0144954B2 (ja) 1989-10-02

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