JPS60156996A - 改良されたベアリング装置を有するタ−ボ分子ポンプ - Google Patents

改良されたベアリング装置を有するタ−ボ分子ポンプ

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JPS60156996A
JPS60156996A JP59211190A JP21119084A JPS60156996A JP S60156996 A JPS60156996 A JP S60156996A JP 59211190 A JP59211190 A JP 59211190A JP 21119084 A JP21119084 A JP 21119084A JP S60156996 A JPS60156996 A JP S60156996A
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bearing
journal
lubricant
pump
turbomolecular pump
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ゴードン・イー・オスターストローム
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SAAJIENTO UERUCHI SAIENTEIFUITSUKU CO
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SAAJIENTO UERUCHI SAIENTEIFUIT
SAAJIENTO UERUCHI SAIENTEIFUITSUKU CO
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    • F16C32/06Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings
    • F16C32/0681Construction or mounting aspects of hydrostatic bearings, for exclusively rotary movement, related to the direction of load
    • F16C32/0685Construction or mounting aspects of hydrostatic bearings, for exclusively rotary movement, related to the direction of load for radial load only
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/44Centrifugal pumps
    • F16C2360/45Turbo-molecular pumps

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は概略的には真空ポンプに関し、より詳細には特
に自由な分子の流れの範囲で効果的なミリメートル程度
の遊隙を有する「プレート型」ロータ及びステータを特
徴としたターボ分子ポンプとして知られているポンプに
関する。さらに詳細には本発明はモータのロータとポン
プのロータ円板との間のベアリングを有する片面型の真
空ポンプに特に有用な改良されたベアリング装置に関す
る。この点に関し本発明の重要な面は改善された熱伝達
の性能と位置合せ不良に対する高い許容度を特徴としそ
れによって騒音、振動及び摩耗が最少になりよシ長いベ
アリングの寿命が得られる片面型のターボ分子ポンプの
ベアリング装置に関する。
従来の片面型のターボ分子ポンプにおいて、通常上側ベ
アリングに集中している回転装置の質量中心を有する回
転装置を支持するために2つの垂直に配置されたベアリ
ングが一般に用いられている。この型の回転機械の安定
性を維持するのに1これらの機械に用いられている非常
に高い回転速度のため非常に注意を要する。これらの機
械の摩耗したベアリングを取換えるには回転装置を分解
しなければならないが、これはそれ自体面倒で時間のか
かる工程である。さらに各ベアリング交換の再組立で自
然スピン軸がわずかに異なるので、ロータ装置がベアリ
ング上で完全にバランスを保つことはあり得ない。ベア
リングは自由振動状態で「浮く」ようにされなければな
らない。それゆえバランス調整手段がなくても利用者が
ベアリングの交換を行なうようにするだめ十分順応性の
あるベアリング取付けが必要となる。
回転装置を支持することのほかにベアリングはまたロー
タから熱を除くように通す作用をなす。
多くの市販のターボ分子ポンプは約148℃で始まる強
度の損失を伴なうアルミニウム合金のロータを用いてい
る。ターボ分子ポンプのロータは熱的絶縁状態の真空に
おいて作動するので、過度に装置を複雑にさせずにベア
リングの摩擦、モータの総合的損失、気体摩擦等の一般
的な熱入力からロータを冷却することのできる唯一の方
法はベアリングの潤滑剤を通じての伝導及び放射による
ものである。
これまで多くのターボ分子ポンプは油潤滑式のボールベ
アリングを用いている。空気膜式ベアリング及び磁気ベ
アリング等の他の型のベアリングも用いられているが、
多様な理由で広く利用されてはいない。例えば磁気ベア
リングによって与えられる低い剛性及びベアリングを維
持するのに必要な電気的制御の複雑さのため作動上の制
限及び信頼性についての問題が生ずる。
ボールベアリングは速度が増大する際にその摩擦が適度
に増大するだけなのでターボ分子ポンプの高速での使用
に十分適合し、速度が増大しても一般的に内的な不安定
性が現われない。さらにボールベアリングは異常な空気
の流入によるスラスト荷重を扱うための強度及び剛性が
太いに保持される。このはアリングは翼列をなすロータ
円板の放出側に配置され、これに伴う油の蒸気はターボ
の人口の方へ上流側に浸透しない。
しかしながら現在使用可能カポールベアリングの信頼性
は非常に高いけれども、非常に大きい角速度で軸の回り
に旋回するボールによシボールとレースとの間にかなり
の力が生じ、これはロータだけで生ずる力よシもはるか
に大きい。ロータの軸に対するベアリングのレースの位
置合せが不良であると、これらの力が騒音、振動、摩耗
に変わり、このことから実際にベアリングの交換が必要
になる。それゆえ正確な加工と部品の扱い及び組立てに
おける細心の注意が位置合せの不良を最少にするために
必要である。
処理及び組立ての制限に加えてボールベアリングの熱伝
達能力によシターボ分子ポンプの有効作動範囲が制限さ
れる。ターボ分子ポンプのロータへの2つの主熱入力源
は油摩擦と気体摩擦とである。気体摩擦による熱入力は
ロータが作動する圧力範囲に比例する。すなわち圧力が
低い方が気体摩擦がより小さく、圧力が高い方が気体摩
擦がより小さい。気体摩擦から発生する熱は通常ロータ
を支持するベアリングを通る油の流れによって散逸する
。しかしながら代表的なボールベアリング装置における
油の使用量はその熱伝達能力と油自体によって発生する
摩擦の大きさとの両方に比例する。
それゆえ気体摩擦によ、る熱入力がわずかでめれば最少
の油のボールベアリングが最良であり、また気体摩擦に
よる熱入力が大きいときには油を最大の量にするのが最
良である。しかしながら油の使用量を増加させたときの
増大した油摩擦に付随する効果としてベアリングの熱伝
達能力に対する釣合せの効果が生ずるが、これはポンプ
の使用範囲の高圧側を制限し、それによってICの製造
に利用されるスパッターやドライエッチの用途に必要と
なることが多いより高い圧力範囲におけるターボ分子ポ
ンプの使用を狭めることになる。
本発明は騒音、摩耗あるいは疲労損傷を増加させずに代
表的なボールベアリングよりずっと多くの位置合せ不良
に耐えられ、代表的なボールベアリングよりすぐれた熱
伝達能力を有する改良された「平板型」または「スリー
ブ型」の液体潤滑型Rアリング装置を提供することによ
り前述の問題を解決するものである。これまでこのよう
なベアリングは、従来の長さ対直径の比を有するこのよ
うなベアリングでこのようなターボ・ポンプに用いられ
る速度においてはるかに多大の流体摩擦抗力が生ずるの
で、ターボ分子ポンプには使用されていない。流体摩擦
抗力に加えて、油膜ベアリングは「ホワール」として知
られる水力学的不安定状態を示し易く、これは許各でき
ない振動を生じ得るものである。ベアリングの長をに対
するS〉セ−ナルの直径の比が比較的大きく、10:3
またはそれ以上のときに、前記の欠点は、摩擦抗力が同
等の直径のボールベアリング及び同等の粘度の潤滑剤で
生ずる摩擦抗力より小さくそれ程のホワールが生じない
程度にまで減少する。さらにこの新規なベアリング装置
は制限のない寿命の可能性を有し、それゆえベアリング
交換の際の再組立のバランス調整の問題を口壁すること
になる。
それゆえ改良されたターボ分子ポンプを提供することが
本発明の全般的な目的である。
本発明の他の目的は騒音、摩耗、または疲労損傷を大幅
に減少させる改良されたベアリング装置を有するターボ
分子ポンプを提供することである。
本発明のさらに他の目的は改善された熱伝達能力を有し
それによってポンプの使用可能な高圧範囲を広げる改良
されたベアリング装置を有するターボ分子ポンプを提供
することである。
本発明のさらに他の目的は油膜ベアリング装置を備えた
改良された片面型のターボ分子ポンプを提供することで
ある。
本発明のこれらの目的及び他の目的は添付の図面を参照
して以下の詳細な説明から明らかとなろう。
本発明の主旨は種々のポンプの構造について実現される
ことがわかるが、ここでは特に流入気体の流れがカスケ
ードゝ状ロータ・ステータの回転軸に平行でそれから側
方の孔から前側ポンプの方に出てゆ〈実施例に関して説
明する。
図面をより詳細に参照すると、第1図は本発明の改良さ
れたベアリング装置12を取付けた従来の片面型の真空
ポンプ10の垂直断面を示している。
真空ポンプ10自体はターボ分子ポンプのロータ装置1
4とこのロータ装置を駆動するだめの一体的な電動機1
6とを含む。
ここでロータ装置14をより詳細に参照すると、ロータ
自体はロータ・ボスに固定された一連の回転円板18か
らなる。回転円板18は、−米国特許第3.644,0
51号に開示されているようなシャピロ(Shaρ1r
o)型の高強度アルミニウム合金の円板で構成されるの
が好ましい。ロータ・ボス20は電動機16の軸22に
直接連結され、それによって直接駆動される。
ロータ装置14及び電動機16はそれ自体がポンプの外
側ハウジング24内に収容されている剛性の内側ハウジ
ング23内に組込まれている。近接するロータ円板の外
形と一致した外形を有するステータ円板26が外側ハウ
ジング24に取付けられてロータ円板18の間に挿入さ
れこれに近接するように配設されている。第1図に例示
のために示てれているようにこのロータ円板とステータ
円板との交錯で16段の軸流ロータ・ステータ翼列、す
なわち8段の可動ロータ円板J8と8段の固定ステータ
円板26とが形成される。
ロータ14と電動機16との結合装置は上側ベアリング
12と下側ベアリング28とにより・・ウジフグ23内
に支持されている。以下により詳細に示される上側ベア
リング12はポンプのロータ14と電動機16との間に
配設され、ロータの横方向の主たる抑jiiIJ部をな
す。図示のように電動機16の下側に配設された下側ベ
アリング28はボールベアリング型であり、装置におけ
る小さな偏心を補償し振動減衰を行なうようにエラスト
マーのO−リング30に装着されている。下側ベアリン
グ28は二方向のスラスト能力を有し、ロータの重量を
支持し、非常状態の空気流入の上方スラスト抗力を与え
る。
下側ベアリング28はラジアル及び二方向スラストの十
分な能力を与える限りいかなる従来のベアリングの型の
ものでもよいことがわかるであろう。
上側ベアリング12への上側油通口32aと下側ベアリ
ング28への下側油通口32bとを通じて潤滑を行なう
油ポンプ装置32が電動機16のすぐ下にある。
油ポンプ装置は潤滑が損なわれた場合にロータへの駆動
電力を遮断するだめの図示しない油流れ検出器を含むの
が好ましい。潤滑装置はさらにシールされていない「缶
入りロータ」型電動機36によって作動するウオームギ
ア34と、上方のベアリングを離れた後に流路40を通
じて油が重力で流出してゆく油槽38とを含む。軸方向
吸入装置のような他の型の油潤滑装置が本発明で同様に
用いられることがわかるはずである。
ターボポンプ10は図示していない出口絞りを通じて前
側ポンプ44に連結された流出口42を有する。
絞りの前側ポンプ側、A領域(zone A)はロータ
ーステータ翼列の下側、B領域(zone B)より低
い圧力になっている。ターボポンプの油によってポンプ
媒体の汚濁の可能性を減少させるために、排気の際に脱
気油からの泡が前側ポンプまで通過しベアリングを通じ
てポンプのターボ本体の空所内に立入らないようにター
ボポンプ10の油のある部分が流路40を通じて領域A
に連結されている。
新たなベアリンク装置12を除いて、ポンプ10の前述
の要素と第1図に示されているがここでは特に説明して
いない他の要素とは一般的に従来のものであって1本発
明の必須の部分をなすものではなく、それゆえここでは
これ以上説明しない。
ここで第2及び3図を参照すると、平板またはスリーブ
型のベアリング装置12がジャーナル・スリーブ46、
ベアリング48及びこれらの間の潤滑膜50を含むもの
として示されている。
図示の実施例において、ジャーナル・スリーブ46はボ
ス20と軸22との結合体にプレス嵌めて一体的に固着
され、一体的に回転する。ジャーナル46は研摩された
硬鋼からなるのが好ましい。しかしながらボス20と軸
22との結合体は、適当な寸法で、研摩されていれば、
スリーブを必要とせずにそれ自体ジャーナルとしてず牛
用することができる。
第2図に示されるようにベアリング48は概略的にジャ
ーナル46と同心状の外側リングの形であシ、ジャーナ
ル・スリーブ46に近接する半径方向内側ベアリング面
52を含む。ベアリングは青銅からなるのが好捷しいが
、グラファイトのようなターボ分子ポンプで生ずるある
種の大きい分子量の気体の腐蝕効果に耐える他の材料を
用いてもよい、外側支持構造54がベアリング48を包
囲しており、これは内側のエラストマー支持面56a、
56Aを有する環状隆起部または溝56を含むのが好ま
しい。エンストマー支持面は実施例においてO−リング
56a%56bとして示されている(第1.2図)。0
+ リング56a、56bは圧縮された状態においてベ
アリング48とベアリングの外側支持構造54との間に
把持されている。0−リングはそれ以上の圧縮もまだ膨
張も可能で、bD、それによってロータ装置によって生
ずるいかなる振動をも減衰させるように、また生じ得る
軸あるいはロータの偏心を補償するように作用する。
ジャーナル・スリーブ46及びばアリング48は潤滑剤
膜50のだめの半径方向の適当な遊隙を与えるような大
きさである。この点に関し半径方向の間隙は典型的には
0.0015インチ程度であり、すなわちベアリング面
52の内径は典型的にはジャーナル・スリーブ46の外
径よシ約0.003インチだけ大きい。例えば約1.0
00インチの外径を有するポンプではベアリング面の内
径は約1.003インチとなろう。
ベアリング・リング48はジャーナル・スリーブ46と
ベアリング48との半径方向の間隙への有効な潤滑剤の
通過を可能にするように周囲に配設された半径方向の潤
滑剤流入口5Bを有する。潤滑剤は外側支持構造54に
おける入口貯槽60により入口流路59を通じて潤滑剤
ポンプ装置32から圧力を受けて流入口58に入る。入
口貯槽60及び流路59は実施例においてそれぞれ円錐
形及び円錐台形を有するものとして示されておハそれに
よって収容される潤滑剤の容積が流入口58における容
積より大きい。これは流入口58を通じて潤滑材の流れ
を生ぜしめる付加的な圧力を与えるだけでなく、ポンプ
が遮断されるまで潤滑が損なわれた場合における部分的
な潤滑剤保存の作用をなす。流入口58はベアリング面
52内に軸方向に集中しベアリング48の回りに対称的
に配置されてジャーナル46とベアリング面との間の有
効な潤滑剤膜を与えるようにするのが好ましい。
本発明によればジャーナル48の外径に対するベアリン
グ面52の軸方向の長さの比が小さく保持される。この
比の適当な範囲は1:20から3:10にわたり、好ま
しい比は約1:10である。それゆえこの極端に小さい
比により作動時に剪断力を受けるベアリング・ジャーナ
ル境界面にある潤滑剤の量が最少になってそれ程のホワ
ール効果が生じないようになる。従って剪断力を受ける
潤滑剤の減少によ逆摩擦発熱効果が従来の同じ状態にあ
るボールベアリングより小さい値に減少する。ベアリン
グ装置12の主目的はロータ装置14が高速になったと
きにこれを振動に対して安定させポンプのジャーリング
動作に耐えるようにすることである。
ベアリング装置12の構造的安定性はベアリングの断面
をテーパ状にすることによって与えられ(第2図)、ベ
アリングの外径は内径よりずっと大きくなる。ベアリン
グ装置12によって支持されるロータ装置14は比較的
軽量であシ、それゆえベアリングの内径における小さな
比はベアリング装置12の性能に逆効果を与えることは
なく、むしろこれまで液体ベアリングによって得られた
よシ大きなベアリング速度が容易に可能になる。代表的
な達成可能な速度は87 m / sec (約285
ft/5ec) であり、これは液体ベアリングよシも
気体ベアリングに典型的なものである。
ターボ分子ポンプの段における圧力が分子範囲から粘性
範囲まで高くなると、圧力比及び排気速度が次第に減小
する。これが生ずる圧力範囲は通常半導体製造において
生ずる高いプロセス圧力を含む。従来半導体製造のスパ
ッター及びドライエッチの手法に伴うこれらのロータ速
度及び圧力を得るために、ポンプと組合せた送風機が必
要とされた。従来のボール型ベアリングの場合に備えら
れていたこのような用途に用いられるポンプでは致命的
な許容されないロータの温度が生じた1本発明の改善さ
れた熱伝達能力は1つのポンプだけでも従来は送風機−
ポンプの組合せが必要とされたような高い圧力範囲に拡
張されるようにすることを可能にする。
本発明の特定の理論に伺ら限定されないけれども、本発
明のベアリング装置12の改善された性能の多くは典型
的な十分注油されたボールベアリングよシ良好な熱伝達
路を与える有効な潤滑剤膜50に帰せられると思われる
。潤滑剤膜50は鉱油、合成タービン油モノ及びジエス
テル等の種々の合成炭化水素、化学的に不活性なフルオ
ロカーボンを含むいかなる典型的な真空ポンプ湿潤潤滑
剤からなるものでもよい。典型的には使用される潤滑剤
は低い方の粘度が良好であるような、約7−16センチ
ストークスの範囲の粘度を有するように選択されたもの
となろう。さらに潤滑剤は潤滑剤流入口58においてベ
アリング48及びジャーナル46の分離を可能にするの
に十分な大きさの圧力を与えるように高い圧力をかけて
供給されるのが好ましい。
へ゛アリング装置12は改善された熱伝達能力を有する
のに加えて、非常に小さい内力を受けそれによって騒音
、摩耗あるいは疲労のない典型的なボールベアリングよ
りずっと多くの位置合せ不良に耐えられる。かくしてベ
アリング装置12は限変のない寿命の可能性を有し、ベ
アリングの交換に関する問題を解消する。
第4及び5図は本発明によるd1゛」滑剤膜ベアリング
を用いた真空ポンプの他の実施例を示している。
この潤滑剤膜ベアリングは従来の下側ベアリング装置と
組合せてポンプの上側横方向支持ベアリングとして用い
られる。図においてロータ・ボス80のジャーナル部材
82に半径方向の潤滑剤通口があって潤滑剤をベアリン
グ74とジャーナル部材82との間の環状間隙81に連
通させている。通口84はジャーナル部材82及びベア
リング面86を確実に分離させる通口84において有効
な高い潤滑剤の圧力を有する効果的な潤滑剤膜ベアリン
グを形成するようにジャーナル部材820回シに対称的
に配設され近接するベアリング面86と半径方向に位置
合せされるのが好ましい。
流体連通手段90はロータ・ボス80及び電動機の軸2
2を通る円錐形の孔78により潤滑剤貯槽38から潤滑
剤通口まで潤滑剤を移送するための管路をなす。孔78
は軸22及びボス80を軸方向で縦方向に延びている。
潤滑剤はいかなる適当な油ポンプでもベアリング面に移
送されるが、通常ターボ分子ポンプに用いられる中空ス
ピンドル型の遠心油ポンプが特に本発明に使用するのに
適している。
従ってここで示した基準によって形成されたベアリング
装置を用いるターボ型真空ポンプにおいて、これまで標
準的な液体膜ベアリングあるいは同等の直径の典型的な
ボールベアリング及び同等の粘度の潤滑剤では得られな
いと思われていた。
予期されないすぐれた結果が可能になることがわかった
前述の説明において本発明のある実施例といくつかの関
連する利点及び特徴を詳細に示したが、これからの修正
及び変形は当業者に明らかであろう。従って本発明は請
求の範囲だけに限定されない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のベアリング装置を用いた組立てられた
片面型ターボ分子ポンプの垂直断面図である。 第2図は本発明によるベアリング装置の垂直断面図であ
る。 第3図は部分的に切離した本発明のベアリング装置の平
面図である。 第4図は本発明のベアリンク装置を用いた組立てられた
他の実施例の片面型ターボ分子ポンプの垂直断面図であ
る。 第5図は第4図に示されたベアリング装置の平面図であ
る。 1〇−真空ポンプ 12−ベアリング装置(上側) 14−ロータ装置 16−電動機 28−下側ベアリング装置 32a−上側油通口 32b−下側油通口 38−油貯槽 46−ジャーナル・スリーブ 48−ベアリング 50−潤滑油膜。 (外4名) 図面の浄書で内容に変更な乙】 手続補正書(方式) 1.事件の表示 (ψ・′X X−レボ −和幼年河1L+願第 2III2o 号I?c L 
t・1(1ミヘア′〕づ:旭1゛メt−肴オ3グー汁夕
1叶゛ンパ 6゜補正をする者 事件との関係 出 願 人 住所 Z ’:il −7−p’c /L−クシ+7 グ ヴ
イエ/ディフィ/フ・ヅフンハ一二一 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電動機によって駆動されステータ装置と協働関係に
    あシ上記電動機の同心状に位置合せされた電動機軸によ
    って駆動されるポンプ軸に装着きれたロータ装置を含む
    熱的絶縁状態の真空において作動するようにしたターボ
    分子ポンプにおい一〇、上記ポンプ軸と一体的に回転可
    能であり所定の軸方向の長さ及び所定の直径を有する外
    側円筒面r含むジャーナルと、該ジャーナルの外側円筒
    面に対し所定の半径方向の間隙で同心状に配置され上記
    ジャーナルの軸方向の長さ及び外径の各々に対しである
    程度減小した軸方向の長さを有する概略環状の内側作用
    面を有するベアリング部材を含むベアリング手段とを有
    し、上記ベアリング部材と上記ジャーナルの少なくとも
    一方が潤滑剤源から上記間隙内に潤滑剤を受入れるため
    の通口全通し、それによって潤滑剤の剪断力の減小及び
    それに対応した熱発生の減少がなされ、上記ポンプのロ
    ータがより高い回転速度で作動し得るようにしたベアリ
    ング装置を有することを特徴とするターボ分子ポンプ。 2、上記ジャーナルの外径の軸方向の長さに対する上記
    ベアリング部材の内側作用面の軸方向の長さの比が1:
    20から3:10tでの値であるようにした特許請求の
    範囲1に記載のターボ分子ポンプ。 3、上記ジャーナルの外径の軸方向の長さに対する上記
    ベアリング部材の内側作用面の軸方向の長さの比が約1
    :10であるようにした特許請求の範囲2に記載のター
    ボ分子ポンプ。 4、上記ジャーナルの外側円筒面と上記ベアリング部材
    の概略環状の内側作用面との上記半径方向の間隙が約0
    .0015インチであるようにした特許請求の範囲1に
    記載のターボ分(子ポンプ。 5、上記ポンプ軸が上記電動機に対して離した状態にし
    て同軸状に配設されているようにした特許請求の範囲1
    に記載のターボ分子ポンプ。 6.上記ポンプ装置が上記電動機に対して垂直に配設さ
    れ、上記ベアリング装置が上記ポンプ装置と上記電動機
    との間に介在しているようにした特許請求の範囲5に記
    載のターボ分子ポンプ。 7o 上記ベアリング部材がその作用面tなすように半
    径方向内方にテーパ状にされた本体を含むようにした特
    許請求の範囲1に記載のターボ分子ポンプ、 8 上記ベアリング手段がさらにポンプのロータの振動
    を減衰させ上記d”/プのロータの偏心ケ補償するだめ
    の手段を含むようにした特許請求の範囲1に記載のター
    ボ分子ポンプ。 9、上記減衰及び偏心補償の手段が少なくとも1つの上
    記ベアリング手段のニジストマー支持面を含むようにし
    た特許請求の範囲8に記載のターボ分子ポンプ。 10、上記ベアリング部材が上記潤滑剤源から上記間隙
    へ潤滑剤を受入れるだめの複数の通口分有し、該通口が
    上記ジャーナルの外側円筒面と上記ベアリング部材の概
    略環状の内側作用面との1間に有効な潤滑剤膜を形成す
    るように概略対称的に配設されているようにした特許請
    求の範囲1に記載のターボ分子ポンプ。 11、上記ベアリング部材の潤滑剤通口の少なくとも1
    つがこれに対し外方に配設された潤滑剤貯槽に連通ずる
    概略内方にテーパ状の中空断面通路を含むようにした特
    許請求の範囲10に記載のターボ分子ポンプ。 12、上記ジャーナルが上記潤滑剤源から上記間隙へ潤
    滑剤を受入れるだめの複数の通口を有し、該通口が上記
    ジャーナルの外側円筒面と上記ベアリング部材の概略環
    状の内側作用面との間の有効な潤滑剤膜を形成するよう
    に概略半径方向に対称的に配設されるようにした特許請
    求の範囲1に記載のターボ分子ポンプ。 13、上記ジャーナル部材が研摩された硬鋼で形成され
    、上記ベアリング部材が青銅で形成されるようにした特
    許請求の範囲1に記載されたターボ分子ポンプ。 14、上記ロータの横方向の抑制が上記改良されたベア
    リング装置によってなされ、上記ターボ分子ポンプの始
    動及び連続した作動の際に上記ロータを支持する二方向
    スラスト能力を与えるため第二のベアリングが設けられ
    ている特許請求の範囲1に記載のターボ分子ポンプ。 15、上記改良きれたベアリング装置が上記ポンプと上
    記電動機との間に配置され、上記第二のベアリングが上
    記電動機の反対側に配置されている特許請求の範囲14
    に記載のターボ分子ポンプ。
JP59211190A 1983-10-07 1984-10-08 改良されたベアリング装置を有するタ−ボ分子ポンプ Pending JPS60156996A (ja)

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