JPS60156893A - 巻取式網戸の巻取機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は巻取式網戸の巻取機構に関する。

従来、この種の巻取機構については鴇々提案され、実用
化されているものだけでも多種多様である。

しかし、網戸の巻上げに際し、巻上げ抵抗が小さく、老
人や子供でも容易に巻上げることができ、しかも巻上げ
た網戸が網戸の自重や風圧によって下って閉戸状態とな
るのを完全に防止し得る簡便な機構のものはみられず、
網戸の下シ防止ストッパーの操作を必要とするものか、
或は相当複雑な機構であるものが多かった。

本発明は複雑な機構を用いずに、巻上げ抵抗が至って小
さく、シかも網戸の下シを良好に防止し得る巻取機構を
提供するものである。

即ち、本発明は、 線巻取シャフトと該シャフトの固定シャフト受けとが巻
きバネによって緊縛連結され、線巻取シャフトがある一
方向Ａに回転しようとする場合は、線巻取シャフトと巻
きバネ間の摩擦抵抗によって、巻きバネが緊張して緊縛
度が増し、線巻取シャフトの回転ブレーキとして作用し
、且つ該線巻取シャフトと中心軸を同じくシ、線巻取シ
ャフトと連結されて同時に同じ向きに回転するようにさ
れた巻取プーリーが設けられ、該巻取プーリーが上記Ａ
向きに回転する場合は巻取プーリーに設けられたバネ弛
緩用係止部と巻きバネの固定シャフト受けを緊縛するバ
ネ部の一部とが係止して巻取プーリーの回転によシ巻き
バネが弛緩して緊縛度が減じ、巻取プーリーと連結され
た線巻取シャフトが巻取プーリーの回転とともに容易に
Ａ向きに回転し、 更に、巻取プーリーを上記Ａと逆向きに回転することに
より、該巻取プーリーと連結された線巻取シャフトが巻
取プーリーと同じくＡと逆向きに回転する場合は、線巻
取シャフトと巻きバネ間の摩擦抵抗によって巻きバネは
弛緩して緊縛度が減じ線巻取シャフトは容易に回転する
ようにされたことを特徴とする巻取式網戸の巻取機構で
ある。

第１図は、本発明の巻取機構を有する巻取式網戸の代表
的実施態様の分解図である。

網戸ｌは保持ケース２内に保持された線保持ロール８に
巻取られて舎上げられる。保持ケース２の両側面には、
保持ケース側面カバー４があり、一方の保持ケース側面
カバー４の外側には、回転伝達ビン５によって線保持ロ
ール３と連結された線巻取シャフト６がある。更に該線
巻取シャフト６は巻きバネ７によって固定シャフト受け
８と線巻取シャフト６の両者が緊縛連結される。なお、
第１図の実施態様においては固定シャフト受け８はブラ
ケット９に固定されている。

一方、線巻取シャフト６は巻取デー！Ｊ−１０の中央部
に設けられた孔部に嵌合によって連結され線巻取シャフ
ト６と巻取グーＩＪ　−１０は同時に同じ向きに回転す
るようにされて因る。

網戸ｌの巻上は等の操作は次のようになる。まず、網戸
１を巻上げる場合は、巻取プーリ−１０にかけられてい
るチェーン】ｌを操作することによシ巻取グー’）−’
Ｊ　Ｏを符号Ａと逆向きに回転させる。巻取プーリー１
０の回転によってこれと連結されている線巻取シャフト
６が回転し、回転伝達ビン５を介して線保持ロール８が
回転し、網戸１が巻上げられる。ここで線巻取シャフト
６が回転する際に、該線巻取シャフト６は巻きバネ７に
よって、固定シャフト受けと該線巻取シャフト６０両者
が緊縛連結されて−るが、網巻取シャフト６０回転によ
り、該線巻取シャフト６と巻きバネ７間の摩擦抵抗によ
って巻きバネ７は弛緩して緊縛度が減じ、線巻取シャフ
ト６は容易に回転する。

巻上けた網戸１は網戸１の自重や風圧によって下ろうと
し、線巻取シャフト６に符号Ａ向きの回転力が負荷され
るが、該線巻取シャフト６が符号Ａ向きにわずかに回転
すると線巻取シャフト６と巻きバネ７間の摩擦抵抗によ
って巻きバネ７が緊張して緊縛度が増し、網巻取シャフ
ト６０回転ブレーキとして作用する。

一般に網戸１は風などによってあおられるのを防止する
ために網戸下端に錘１２が取シ付けられるため網戸ｌは
−１−自重によって下り易い頑同にある。そのため従来
は別途操作を必要とするストン／ぐ−を設ける場合も多
くみられだが、本発明では特別の操作を必要とせず巻き
バネ７０作用によって容易に網戸Ｊの下りを防止するこ
とができる。

また、網戸１を下げて閉戸状態にする場合は、チェーン
１１を操作して巻取グーＩＪ　−１（ｌを符号Ａの向き
に回転させる。そうすると巻取プーリ−１０に設けられ
て−るバネ弛緩用の係上部と巻きバネ７の固定シャフト
受け８を緊縛するバネ部の一部とが係止して巻取ブーＩ
Ｊ　−］　Ｕの回転によｐ巻きバネ７が弛緩して緊縛度
が減じ、巻取プーリ−１０と連結された線巻取シャフト
６が巻取プーリーｌＯの回転とともに容易にＡ向きに回
転し、回転伝達ピ１５を介して網保持ロール８に回転が
伝えられ、該網保持ロール８に巻取られている網戸１が
下って閉戸状態となる。

以上の説明により、本発明の巻取機構の本質は理解され
るが、次に史に本発明の代表的な具体的実施例を挙げて
本発明の巻取機構を説明する。

第２図は＠／図に示した線巻取シャフト６の６面図（但
し、左側面図は右側面図と対称に表われるため省略）と
断面図である。図に示すように巻取シャフト６の形状は
円柱状の中心軸部に回転伝達ビン５を嵌合させる四角柱
状の回転伝達ピン嵌合孔１４が説けられ、円柱両端から
ほぼ中央部の円周外表面に円周全体にわたって山部１５
が形成され、該山部１５の側面３ケ所から巻取プーリ〜
ｌＯとの係止用突起部１６が円柱の一端部に向けて設け
られている。

第３図は第１図に示した巻取プーリー１０の乙面図（但
し左側面図は右側面図と、底面図は平面図と夫々同一に
表われるため省略）と断面図である。

図に示すように巻取プーリー１０の形状は、円板状の円
周部にチェーン］１を掛止するだめの溝部１７が形成さ
れ、溝部１７の底部にはチェーン１１の凸部に対応した
凹部が設けられている。咬た円板状中央部には一方の表
面部に線巻取シャフト６を遊嵌させるための孔部１８が
形成され、該孔部１８の内周辺の３カ所には線巻取シャ
フト６の係止用突起部１６と係止させるだめの１１４巻
取巻取シャフト係止用突起部１９が設けられている。ま
た、円板状中央部の他方の表面部には上記線巻取シャフ
ト遊嵌用孔部１８よりもひとまわり径の大きい巻きバネ
収納用孔部２０が形成され、該巻きバネ収納用孔部２０
の内周の／カ所に巻きバネ係止用突起部２１が設けられ
て因る。

また、第４図は第１図において巻取デーＩＪ　−１１と
保持ケース側面カバー４の間に、ブラケット９のカバー
１３を設け、該カバー１８、巻取プーリー１０、線巻取
シャフト６、巻きバネ７、固定シャフト受け８及びブラ
ケット９を組合せたものの６面図、断面図及びカバー１
８を外した正面図である。なお第４図においては筒状の
固定シ１ヤフト受け８がブラケット９の中央部に一体に
成形されている。

また、ブラケット９の形態は第１図に示すように筒状固
定シャフト受け８に線巻取シャフト６の一端を内嵌させ
、更に鉄網巻取シャフト６に外嵌させた巻取プーリー１
０を収納する空間部２２が固定シャフト受け８を中心と
して設けられ、更に、該空間部ｚ２の下方コケ所にはチ
ェーン１１の通路となるチェーン通路溝部２Ｂが設けら
れている。

以下第４図のＡ−Ａ断面図に準じて説明する。

線巻取シャフト６、固定シャフト受け８及び巻取プーリ
ー１０の３者が中心軸を同じ（して組合されている。

その組合せ態様は、線巻取シャフト６の一端が固定シャ
フト受け８に内嵌され、他方の端に巻取プーリー１０が
外嵌されている。

そして更に、線巻取シャフト６と固定シャフト受け８の
両者に巻きバネ７が外嵌される態様で配置されて、該巻
きバネ７によって、該両者が緊縛連結されて因る。

緊縛連結の程度は、線巻取シャフト６を回転した場合に
、線巻取シャフト６と巻きバネ７間の摩擦抵抗によって
巻きバネ７が緊張或は弛緩されるようであればよい。

また巻きバネ７の向きは線巻取シャフト６が第１図にお
ける符号Ａの向き即ち網戸１が閉戸状態になる向きに回
転する場合に、巻きバネ７と線巻取シャフト６間の摩擦
抵抗によって巻きバネ７が緊張し、緊縛度が増す向きに
配設されていればよい。

このように巻きバネ７を配設することにより、網戸１が
自重や風圧により下って無用に閉戸しようとする場合、
網保持ロール３、回転伝達ビン５を介して線巻取シャフ
ト６が第１図における符号Ａの向きに回転しようとする
が、線巻取シャフト６のわずかの回転により巻きバネ７
が緊張し緊縛度が増して、該巻きバネ７が線巻取シャフ
ト６と固定シャフト受け８の両者を緊縛連結する結果、
線巻取シャフト６がそれ以上回転するのが阻止され網戸
ｌが下って閉戸することのブレーキとして作用する。ま
た、網戸１を下ろして閉戸させたい場合は、チェーン１
１を操作して巻取プーリー１０を符号Ａの向きに回転さ
せることにより、巻取プーリー１０に設けられた巻きノ
９ネ係止用突起部ｚ１が巻きバネ７の固定シャフト受け
８を緊縛するバネ部の一部例えば第１図に示すように／
々ネ端部の屈曲部と係止して、巻きバネ７を弛緩し巻き
バネ７の固定シャフト受け８の緊縛度が減じ、線巻取シ
ャフト６のブレーキ作用が解放される。

この状態で巻取グーＩＪ　−１０の係止用突起部１９と
線巻取シャフト６の係止用突起部１６とが係止して線巻
取シャフト６は容易に符号Ａ向きに回転し、網戸ｌを閉
戸することができる。

また、網戸ｌを巻き上げ開戸させたい場合は、チェーン
１１を操作して巻取プーリーＩＯを符号Ａと逆向きに回
転させることにより、線巻取シャフト６も巻取プーリー
１０と同じ向きに回転し九これにより巻きバネ７は弛緩
して該巻きバネ７の線巻取シャフト６の緊縛度が減じ、
その結果網巻取シャフト６は容易に回転して網戸１が巻
上げられ開戸状態とすることができる。

以上説明したように、本発明の巻取機構は網戸が自重や
風圧によって下って無用に閉戸状態となることを有効に
防止し得ると共に開戸する場合の巻上げ抵抗も至って小
さく老人や子供でも容易に操作し得るものであって、実
用に供しその有用性の大きいものである。

なお、不発−の巻取機構は、所謂狭義の網戸に限らず、
巻取式網戸と同様にして巻取る方式の例えば巻取式カー
テンなどにも利用できるものであって、本明細書におけ
る巻取式網戸とは斯様な巻取式カーテンなども含めて指
称するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の巻取機構を有する巻取式網戸の代表的
実施態様の分解図である。 第２図は第１図に示した線巻取シャフト、第３図は巻取
プーリーの詳細図である。 また、第１図は第１図において巻取プーリーと保持ケー
ス側面カバーの間にブラケットのカバーを設け、該カバ
ー、巻取プーリー、線巻取シャフト、巻きバネ、固定シ
ャフト受は及びブラケ゛ソトを組合せたものの詳細図で
ある。 １は網戸、２は保持ケース、３は線保持ロール、４は保
持ケース側面力・々−１５は回転伝達ピン、６は線巻取
シャフト、７は巻き／々ネ、８は固定シャフト受け、９
はブラケット、ＪＯは巻取プーリー、】１はチェーン、
１２は錘、１８はブラケットのカバー、１４は回転伝達
ピン嵌合孔、１５は山部、１６は巻取プーリーとの係止
用突起部、１７はチェーン掛止用溝部、１８は線巻取シ
ャフト遊嵌用孔部、１９は線巻取シャフトとの係止用突
起部、２０は巻きバネ収納用孔部、２１は巻きバネ係止
用突起部、８２は巻取プーリー収納用空間部及びｚ８は
チェーン通路溝部である。 特許出願人 徳山曹達株式会社 図面のｉγ１丹（内容に変更なし） 第２図 （ｂ） （ｅ）　Ａ＝（ｄ　） （Ｃ）　（ｆ） 図面の浄碧：（内容に変更なし） 第３図 （ｂ） ｑ 図面のｉＡ乞（白′どｔに変更なし） 第４図 （ｂ） （Ｃ） 図面の浄魯（内容に変更なし） 第４図 （ｇ）（Ｊ） 三Ｆ糸光ン市ｊ−１−Ｅ、書　（方式）％式％ １キトリシ（ｆミＥ　マｌリ　（−１つ２、発明の名称
　巻取式網戸の巻取機構：３．ンｉｆｔ　ｉｔをする台 事１′１との関係　特許出願人 住　所　山口県徳山市御影町１番１号 徳山曹達株式会ｒｌ： 東京本部　特許情報部 ； 系 ／ 並びに目りｊ細書の発明の詳細な説明及び図面の簡単な
説明の欄Ａ ６、祖自Ｅの内容 （１）願書を別紙の添（（Ｊ願■の通りに補正する。 （２）図面のうち第２図、第３図及び第４図を別紙添１
１図面の通りに補正する。 （３）明細書を添４１のＤ’　ＩすＪ測置の補正内容な
′示ず別紙Ａの通りに補正する。 なお、この明細書の補ｉ１Ｅは、明細書を両頂の図面の
補正内容に一致させるものであり、その他の事項内容を
変更するものではない。 ′ｌ、添ト１丙類の目ｔｉ＋ （１）補正順行　ｌ　通 （２）第２図、第３図及び第４図の袖ＩＥ図面　１　通
（３）明細書の補正内容を示す別紙　１　道具　ヒ ヘ ノ 明細書の補止内容なフ１＜ず別紙 （１）　明細書第７頁第９行目の１゛断Ｉｎ１図である
。Ａの次にＩ°即ち、（ａ）は正面図、（ｂ）は’Ｉ’
　［１ｉｉ図、（ｃ）は底面図、（ｄ）は右側面図、（
ｃ）は背面図及び（Ｃ）は（ａ）図における八−Ａ断面
図である。 を挿入する。 （２）　明細書第７頁第１９〜２０行目の「断面図であ
る。Ａの次に一゛ｚａ＋ち、（ａ）はｉｌＥ面図、（ｂ
）は平面図、（ｃ）はずｒ面図、（ｄ）は右側面図、（
ｅ）は（ｄ）図における１３−　Ｂ断面図及び（［）は
（ａ）図におけるＡ−Δ断面図である。」を挿入する。 〈３）　明、ＩＩＩ書第８頁第２０行目〜第９頁第１行
目の勧°６面図・・・・・・である。ＡをＦ６面図であ
り、（ａ）が正面図、（ｂ）が・ト面図、（ｃ）が底面
図、（ｄ）が右側面図、（ｅ）が左側面し１及び（ｆ）
がＩｙ而面である。また（８）はカバーを外したｉｆ−
面図、（１１）は（ａ）図におけるΔ−Ａ断面図、（ｉ
）は（ａ）図におりる１３−１３断面図である。」に袖
１１．する。 （４）　明細書第９頁第１１行目の１第４１ｍ、匈をＶ
第４図（ＩＩ）Ｊに補＋Ｅする。 （５）　明細書第７頁第１７行ＬＪの「シャフト、Ｊを
「シャ゛ノドの詳釉１図であり、（ａ）は正面図、（ｂ
）は〜Ｆ　＋ｆｉｉ図、（ｃ）は底面図、（ｄ）は右側
面図（ｅ）はｇ面図及び（ｆ）は（ａ）図におけるＡ−
Δ１］？面図である。」に補正する。 （６）　明細書第７頁第１８行目の”：＋Ｙ細図である
。Ａを１］゛詳細図であり、（ａ）は正面図、（ｌ））
は平面図、（ｃ）は１ｒ而図、（ｄ）は右側面図、（ｅ
）は（ｄ）図における１１−１３断面図及び（ｆ）は（
ａ）１ヌ１における八−Ａ　ＩＪｉ面図面図高Ｃ。」に
袖ＩＥするつ（７）　明キＩｌｌ書第１；３頁第：３行
目の「詳細図゛Ｃある。Ｊをｌｉ′詳細図であり、（ａ
）は正面図、（ｂ）は甲面）ヌ１、（ｃ）は底面図、（
ｄ）は右側面図、（ｅ）は左側面図、（ｆ）は背面図、
（ｇ）はカバーを外した正面図、（１１）は（ａ）図に
おけるＡ−Ａ断面＋８１、（ｉ）は（ａ）図におけるＴ
３−　Ｄ断面図である。」に補１１：、する。 以　上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 線巻取シャフト（６）と該シャフトの固定シャフト受け
   （８）とが巻きバネ（７）によって緊縛連結され、線巻
   取シャ７）　（６）がある一方向Ａに回転しようとする
   場合は、線巻取シャフト（６）と巻きバネ（７）間の摩
   擦抵抗によって、巻きバネ（７）が緊張して緊縛度が増
   し、線巻取シャフト（６）の回転ブレーキとして作用し
   、且つ該線巻取シャフト６と中心軸を同じくし、線巻取
   シャフト（６）と連結されて同時に同じ向きに回転する
   ようにされた巻取プーリー（ｌＯ）が設けられ、該巻取
   グーＩＪ　−（Ｉ　Ｏ）が上記Ａ向きに回転する場合は
   巻取シーＩＪ　−（１０）に設けられたバネ弛緩用係止
   部と巻きバネ（７）の固定シャフト受け（８）を緊縛す
   るバネ部の一部とが係止して巻取グーＩＪ　−（ｌＯ）
   の回転によｐ巻きバネ（７）が弛緩して緊縛度が減じ、
   巻取ブー！Ｊ　−（１０）と連結された線巻取シャ７　
   ）　（６）が巻取ブーＩＪ　−（ｌ　Ｏ）の回転ととも
   に容易にＡ向きに回転し、 更に、巻取プーリ−（Ｉ　Ｏ）を上記Ａと逆向きに回転
   することによシ、該巻取プーリー（１０）と連結された
   線巻取シャフト（６）が巻取グー’Ｊ　−（１０）と同
   じくＡと逆向きに回転する場合は、線巻取シャフト（６
   ）と巻きバネ（７）間の摩擦抵抗によって巻きバネ（７
   ）は弛緩して緊縛度が減じ線巻取シャフト（６）は容易
   に回転するようにされたことを特徴とする巻取式網戸の
   巻取機構