JPS60156445A - 歯牙用エアー式歯石除去器 - Google Patents

歯牙用エアー式歯石除去器

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JPS60156445A
JPS60156445A JP58077238A JP7723883A JPS60156445A JP S60156445 A JPS60156445 A JP S60156445A JP 58077238 A JP58077238 A JP 58077238A JP 7723883 A JP7723883 A JP 7723883A JP S60156445 A JPS60156445 A JP S60156445A
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JP
Japan
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vibration
tartar
tool
vibrating
axis
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JP58077238A
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Inventor
隈部 まさる
崇介 中西
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Nakanishi Inc
Original Assignee
Nakanishi Dental Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 歯牙の歯石除去器には、超音波発振器および振動子を利
用し7C%気的方法と圧縮空気を利用しに槻械的方法と
がある。
この哉械的方法には、複雑な超音波発振器および振動子
を庚用しないでよい簡便さがあるが、歯石除去工具先端
な晶い振動数でしかも単一振動数によるひずみのない振
動波形で振動させることができない欠点を有している。
すなわち、電気的方法では、超音波振動子の単一振動数
をもっ℃工具刃先を規則的に振動させうるが、この圧&
I空気を利用しr、 II械的方法には、従来の技術で
の振動軸叉持方法、駆動方法では、電気的方法のように
単一振動数をもっ又工具先端を振動させることは不可能
である。これは、一本の振動軸に、ねじり振動の発生は
防ぎ得ても、異る振動数の曲げ振動と、縦振動とが共存
するためで、その振動数の分布は広範囲忙及びひずんだ
振動波形となるのが一般である。
いま、工具先端を振動数f、振幅aとし、除去器の送り
速度をVとすると、工具先端に先割れ現象がないとして
、工具先端での振動1サイクルごとの歯石除去長さ存は
、 1丁 = ヱ で表わされる。このhが矩いほど、抵抗は小さくなり、
患者に与える苦痛を少(し治療後の歯牙表面あらさも平
滑とする。この式から歯石除去器の送り速[vが一定の
とき、振動数fが高い程、Aは減少して、その効果が増
大することがわかる。
しかし、何種類かの低い振動数と高い振動数とが混在し
壬、振動数が一定しない場合には、1丁の長さには長・
短が現われ、その抵抗にも友化が生じ、患者には、好が
長いn間に発生する大きな抵抗忙よっ℃苦痛・疼痛感を
与え、歯牙表面も一様な表面あらさにならず、ばらつき
の多い、ざらざらな面形状になって好ましくない。
この機械的方法に対して、工具刃先先端を可能な限り高
い振動数で、しかも電気的方法のよ5に単一振動数をも
って振動波形をひすませないように振動させることがで
きる、理論と周辺技術および具体的装置が氷ら(要望さ
れ又いた。本発明はこの期待に応えることができる画期
的な眞牙用エア一式歯石除去器である。
第1図において、振動軸(1)の先端に取付けた歯石除
去工具(5)を振動させる場合に、機械的方法による振
動駆動方法ではその加振力Pは振動軸+11の尾部(4
)あるいはその中央部などに対して角度θをなす方向か
ら与えられるのが一般である。
従っ又加振力Pは、振動軸+I+の軸方向の加振力Pl
と、振動軸と直角方向の加振力Pvとに分解される。
そし℃振動軸fi+の先端に取付けy:th石除去用工
具(5)を、Pvは矢印+71の方向に曲げ振動、PJ
は矢印+61の方向に縦振動させる加振力となる。これ
らの加振力にょっ℃、振動軸+11には曲げ振動と縦振
動とが発生する。
しかるに、そのとぎの曲げ振動姿態と縦振動姿態とは異
るため、曲げ振動における振動節の位置と、縦振動にお
ける振動節の位置とは一致しない。
この振動軸(1)は、振動節(21および(31によっ
て固定するのであるから、曲げ振動の振動節を利用し℃
固定すると、その点が振動節とTLっていない縦振動姿
態を乱すことになり、振動節における振動軸(1)のエ
ネルギの損失は大きく工具刃先(51の振幅は激減し、
微小あるいはゼロとなる。そして十分な振動歯石除去効
果が得られなくなる。
振動軸(IIの先端工具(5)に、振動軸(1)の尾部
(4)に与えられた振動エネルギを損失少なく伝達し、
ひずみのない振動波形で工具刃先(5)を振動させるた
めには、曲げ振動姿態の振動節位置と縦振動姿態の振動
節位置とを合致させることが必要条件である。本発明は
この必要条件を振動工学的に解析して複合振動軸を創案
したことを特徴とするものである。
第2図において、複合振動軸〔12〕の尾部に矢印(8
)の方向の縦振動加振力が作用すると、複合振動軸(1
2)は内線(91で示すよ5な2?′にの縦振動姿態を
もっ1縦振動する。振動節は端面かもAの+21の点お
よび端面から12の(310位随位置生する。
第3図において、複合振動軸(12)の尾部に矢印(1
0ンの方向の曲げ振動加振力が作用すると、複合振動1
th(12)は曲線(11)で示すような8次の曲げ振
動姿態をもって曲げ振動する。このときの振動節の位置
を第2図の場合と同様に端面から1.およびノ。の点お
よび点の位置に発生させる。[うにする。
棒の曲げ振動の一般式によっ℃、軸の全長、振動数、次
数、直径、材質間には−だの関係があることがわかって
いる。この式を利用して、繰返し計算して、振動数、全
長、直径が与えられたとき、次数を変化させて、縦振動
姿態から決められた振動節(2+ 、 13+の各点の
位置と同じ位置を曲げ振動における振動節の位置として
算出してめることができる。
このとき、曲げ振動の次数な凸めると、当然先端工具(
5)の振幅は減少する。この第2図とあ3図の振動姿態
を合成すると第4図に示jような複合振動姿1ぶとなる
。この複合振動軸(12)の振動節は12+の点および
+31の点の2点を共有点とし℃いるため縦振動加振力
(8)および曲げ振動加振力(10)を同時に軸(12
)の尾部に作用させ又も複合振動軸(12)は、単一振
動数で振動を持続し、尾部から与えられたエネルギーは
損失することなく軸(12)先端に伝達され、歯石除去
工具(51を歯石を除去するに必要な振幅をもって規則
的に振動させることができるようになる。
次に、本発明の具体的実施例の1例を第5図および第6
図にょっ℃説明する。
第5図において、複合振動軸(12)の振動節の位置(
21および(3)に鍔1% (29) + (30)を
設け、歯石除去器本体外筒(13)の内面とはめあわせ
る。そし王、締付金具(14)を利用して、複合振動軸
(12)を本体外周内に固定する。この複合振動軸(1
2)の先端部付近にはねじ部を設け、形状がそれぞれ異
る各種の歯石除去用工具(51が着脱できるようにする
本体(13ンの外周には、スリーブ(22)を管入し、
さらにその外周に排気管部(28ンを取り付ける。スリ
ーブ(22)の内面には、ノズル(18)をはめあわせ
、固定金具(21ンを利用して、スリーブ(22ンに固
定する。ノズル(18)の鍔部には、多数、の排気孔(
19) 。
(20)を設げ、矢印(26)の方向から供給される高
圧空気は、この多数の排気孔(19)および(2o)を
通って矢印(27)の方向にvt気される。ノズル(1
8)と#j気管部(28)とはoリング(25)を用い
て気密を保つ。
この複合振動軸(12)の尾部付近にはラビリンスパツ
キン用溝な設は締付金具(14) K半割りして取付け
たラビリンスパツキン本体(15)に設(すたラビリン
スパツキン(16)’と対隅させて取1=jげ、高圧空
気に対し℃気密を保ち、排気孔(19) 、 (20)
へ向っての排気を円滑にする。さらに、複合振動軸(1
2)の端面には傾斜面(エフ)を設ける。第6図のよう
にその外周とノズルとの間隙s1および8□は0.01
〜0.03動程度とする。いま、矢印(26)の方向か
ら高圧空気を供給すると、端面の傾斜面(17)におい
℃軸方向力と軸垂直方向の方とが発生する。そし″c複
合振動軸(12)先端は下方に撓む。このとき、第6図
におい℃、当初のSr = S2であった状態から揖〉
8□状態に変化する。この部分には、静圧穴(3υ+ 
(32Jて、間隙ε1を維持する位fliK戻ろうとす
る。この軸(12)は弾性振動軸で慣性を有する。した
がってその間隙は正しいSlの位置では静止せず、8、
よりも小さい位置まで押しあげられる。このとき、軸(
12)を下方に押し下げる力が、軸(12)を押し上げ
る力よりも大ぎ(作用する。さらに軸(12)の端面で
の加振力が附加され℃いるので軸(12)には規則的な
弾性振動が持続して発生する。この規則的な振動の相−
統には、8□、82および傾斜面とM (12)とのな
す角の傾斜角と空気圧が重要な因子となる。
複合振動軸(12)の具体的寸法の一例を示すと、直径
3絹の鋼九杯として、振動数61.2KF堀とすると曲
げ振動姿1mが8次の場合、全長が85.04朋となり
、縦振動姿態が2次の場合、全長が84.97鰭となっ
℃、両者の全長の差を±0.04tn次以内とすること
ができる。そして、両振動姿態の振動節の位置を±0.
3mm以内の2簡の振動節を具備させることができるよ
うになる。この形状寸法を有する複合振動軸(12)の
先端に歯6除去用工具+51をねじ結合し又空気圧を2
 ”/alとし工加振させると、工具先端を曲げ振動姿
態の片振幅が5〜6Am、縦&IwI姿悲の片振幅が2
〜3μmのいわゆる超音波振動域の60KH2とい5高
い振動数でしかも単一振動数をもって振動させることが
できる。そし℃工具刃先は、曲げ振動振幅と縦振動振幅
とが合成されて、その振動方向は、工具刃先の送り方向
に対し℃傾斜した方向となりその振動は楕円振動姿態を
示す。送り方向と同一方向の力に加えて、送り方向と垂
直方向の力が合成されることは、歯石と歯牙との間に工
具刃先を押し込むと同時に歯石を堀9起丁作用が附加さ
れることになり、工具先端に先割れ現象を積極的に発生
させ歯石の除去を容易にし、工具の送り力を激減させる
効果が得られる。超音波域の高い振動数で振動する工具
と光面と接触する歯牙との摩擦係数は、振動数の低い状
態での摩擦係数に比べ℃約1/lo以下に激減する。こ
れらの効、果が総合され℃、本発明を実施することによ
って術者は極め℃軽いタッチで、歯石を除去することが
できる。この振動数が60KH2,という高い振動数で
あるため、工具刃先が振動1サイクルで進む長さKは、
0.01.um以下という極微細長さとなる。その接触
時間も極めて短いため、20KH2以上の聴覚が人間に
ないと同様にその抵抗感覚を患者は全く感知しなくなる
従来の電気的方法による歯石除去器では、振動数を高め
ると振動子が小型にな9、術者の操作性も向上するが、
その出力が減少する決定的な欠点がある。そのkめに歯
牙に圧宕、凝着している歯石を歯牙より制離させるに必
要な力に負げて、工具刃先の振動が停止してその効果が
消滅することが多いため、術者はその出力に応じて送り
速度や切込みをかえ、その負荷抵抗を手加減しながら治
療していた。これらの術者のわずられしさが設備費も低
廉であることを特長とする本発明の実施によって一掃さ
れる。
従来の最高でも5.000〜3.000 Hz程度の空
気式方法による歯石除去器に比べれば、振動数が工桁高
(なっており、しかも単一振動数であるため、抵抗は激
減し、しかもその反動がないので、術者の荷重は軽減し
、治療時間を短縮し、患者の不快感も一掃する効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は合成加振力が振動軸に作用し1こときの振動軸
先端に取付け1こ工具の振動方向を説明する図は本発明
の具体的実施例の1例の歯石除去器の説8A′fる図、
第7図は複合振動軸のみの部分斜視図。 (21、(31−°°・・・・・振j1111節、(5
1・・・・・・・・歯石除去用工具、(12)・・・・
・・・・複合振動軸、(17)・・・・・・・・・傾f
+面、(18)・・・・・・・・・ノズル、(31) 
+ (32)・・・・・・・・静圧穴。 特許出願人 隈 部 ま さる 株式会社中西歯科n械製作所 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 歯牙の振動歯石除去器における振動軸の縦置■振動数と
    曲げ固有振動数とを同一にして、縦振動姿態における振
    動節と曲げ振動姿態における振動節との一致点が2点以
    上存在する軸形状とし、該振動節を利用し℃外筒把握部
    に固定した振動軸の一端振動腹部に歯石除去用工具を取
    付け、他端振動腹部を高圧空気を利用し工加振して該歯
    石除去用工具先端を曲げ振動姿態と縦振動姿態とを合成
    した波形で規則的に振動させながら歯石を除去する歯牙
    用エア一式歯石除去器。
JP58077238A 1983-04-30 1983-04-30 歯牙用エアー式歯石除去器 Granted JPS60156445A (ja)

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JP58077238A JPS60156445A (ja) 1983-04-30 1983-04-30 歯牙用エアー式歯石除去器

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JPS60156445A true JPS60156445A (ja) 1985-08-16
JPS6220821B2 JPS6220821B2 (ja) 1987-05-08

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ID=13628280

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110246A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Nakanishi:Kk 振動子カバー及びその取付方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53128188A (en) * 1977-04-13 1978-11-08 Morita Mfg Supersonic vibrator for removing tartar
JPS5683340A (en) * 1979-11-05 1981-07-07 Syntex Inc Scaler chip

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