JPS601557Y2 - さとうきびの脱葉装置 - Google Patents

さとうきびの脱葉装置

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JPS601557Y2
JPS601557Y2 JP3412879U JP3412879U JPS601557Y2 JP S601557 Y2 JPS601557 Y2 JP S601557Y2 JP 3412879 U JP3412879 U JP 3412879U JP 3412879 U JP3412879 U JP 3412879U JP S601557 Y2 JPS601557 Y2 JP S601557Y2
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JP
Japan
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carry
defoliation
brushes
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roller
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JP3412879U
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JPS55133732U (ja
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龍三 廻
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、刈り取ったさとうきびから砂糖汁を圧搾取す
る前工程としての脱葉操作を施す為の装置に関するもの
である。
従来、これらの脱葉装置は種々あったが、いずれも大が
かりな装置であり、取り扱いを簡便にすべくそのまま小
型化すると、さとうきびの茎から枝葉が完全に除去出来
ず、砂糖汁を圧搾する際に、該葉汁が混入した味が著し
く損なわれる難点があった。
又、ブラシを植設した脱葉体を円形ドラム状に形成して
いたので、該ブラシとさとうきびの接触時間が短く脱葉
効果が良好に上がらなかったり、搬入及び搬出ローラと
該脱葉体との間隙部からさとうきびが漏脱してしまい、
排出口に達しない事が多々あり、装置内部にさとうきび
が詰まって脱去操作に時間をとられ作業能率が極めて低
かった。
本願考案に係る脱葉装置は、上記実情に鑑みて、これら
種々の欠点を解消する事を目的として、搬入ローラ及び
搬出ローラの間に、ブラシを長さ方向に複数本植設した
適宜幅で横長の板状体を複数個長さ方向両端をチェーン
で止着しキャタピラ状となした脱葉体を、上下に適宜間
隔をあけて各々支持ホイールで回転自在に枢止して、該
搬入ローラ、搬出ローラ及び脱葉体を互いに連動させた
脱葉装置を提供するものである。
即ち、脱葉体がキャタピラ状に枢止さら断面楕円状とな
っているので該脱葉体とさとうきびとの接触時間が増し
て脱葉効率が上がり、更には搬入及び搬出ローラと脱葉
体の間を支持ホイールの設定位置によって該間隙部を狭
める事が出来るので、さとうきびが間隙部から漏脱する
事を防止した作業能率を上げる効果を奏するものである
以下、図面に従って、その実施例を説明する。
本願装置は、一方に搬入口1、他方に搬出口2を設は該
搬入口寄り上下に適宜間隔をあけて搬入ローラ1a、1
bを取設し、該搬出口寄り上下に適宜間隔をあけて搬出
ローラ2a、2bを取設しており、搬入及び搬出ローラ
の間に以下の構成を有する脱葉体5,5が挟置されてい
る。
直径1wIt略、長さ75rIrIn略のナイロンファ
イバーを10本程度束にしたブラシ3aの一端を加熱し
て膨出部3bを形設する。
適宜幅で横長の板状体3の長さ方向に、中央に嵌挿孔3
aを穿設したボルト体3Cが複数個螺着されており、該
嵌挿孔3dに上記ブラシ3aが膨出部を下にして嵌挿し
ており、該ボルト体3cの膨出部3b方向から固定ナラ
)3e及びコツプ状ナツト3fが螺合して二重ナツト構
造を形成せしめている。
該板状体3,3・・・は、長さ方向両端を、チェーン4
の個々のリンクプレートの内方に連設した突片4aに止
着してキャタピラ状の脱葉体5を形成する。
該脱葉体5,5は上記搬入及び搬出ローラの間の、上下
に適宜間隔をあけて支持ホイール4a、4aで各々回転
自在に相生されている。
次いで、搬入ローラ1a、1b1搬出ローラ2a、2b
及び脱葉体5,5を連動させる。
以下、この連動機構を説明する。チェーン6は、搬入ロ
ーラホイールla’と搬出ローラホイール1b’を連結
し、チェーン7は搬入ローラホイール1b’と搬出ロー
ラホイール2b’を連結している。
チェーン8は、上の補助支持ホイール4a′。4a’同
志を、チェーン9は下の補助支持ホイール4a/、4a
l同志を連結している。
上の補助支持ホイール4a’の一方が歯車10aを有す
るホイール10とチェーンで連結し、下の補助支持ホイ
ール4a’の一方が、歯車11aを有するホイール11
とチェーンで連結し、同一の歯数を有する該歯車10a
及びllaは相互に噛み合っている。
そして、下のもの一方の補助支持ホイール4a’は、伝
動主軸12を有する伝動ホイール12aとチェーンで連
結している。
この補助支持ホイール4a’は歯車15aを有するホイ
ール15と連結し、搬出ローラホイール2b’は歯車1
6aを有するホイール16と連結して、歯車16aの歯
数を歯車15aの歯数より多く形成して互いに噛み合っ
ている。
そして、搬出ローラホイール2a′は歯車14aを有す
るホイール14とチェーンで連結し、搬出ローラホイー
ル2b’は歯車13aを有するホイール13チエーンで
連結して、同一の歯数を有する該歯車13a及び14a
は相互に噛み合っている。
脱葉体5に於けるブラシ3aの植設状態としては、回転
方向に千鳥状にしてやれば、さとうきびの脱葉効率は著
しく高まる。
又、搬入口1付近には、丸カッター17が刃面を搬入口
と平行にして附設されている。
搬入ローラla、lb及び搬出ローラ2a、2bの各々
には、その円周方向に溝を複数本平行に周装刻設してい
る。
さとうきびの茎の径は、12WIt乃至35mm程度な
ので、搬入ローラ及び搬出ローラの各々の間は1277
1771乃至35rIrIrL迄適宜整出来る様に、各
ローラの枢止軸が軸架する部分を長孔に威すと便利であ
る。
又、上下の脱葉体5.5に植設されたブラシ3aは、断
面方向に於いては、互い違いに交叉する様に威しており
、ブラシ3aの板状体3からの突出部分の長さは30r
rvn略なので、上下の脱葉体5,5の間隙として上下
のブラシの突出針の合計距離60mmより若干広い80
斜を中心とし、±2−程度の幅を持たせれば、さとうき
びの茎の直径及び屈曲度を考慮しても適当な作業能率が
得られる。
斯くしてなる本願考案に係る脱葉装置の機能を説明する
と、先ず耕運機のトレーラ−に塔載した場合には、トレ
ーラ−動力のエンジンと、本願装置の伝動主軸12とを
フレキシブルで連動させる。
又、装置自身に別途エンジンを塔載した場合には、該エ
ンジンの駆動軸と上方の一方の補助支持ホイール4a’
とをチェーンで連結して動力を取り出す事も出来る。
(第4図参照)。フレキシブルを使用した伝動主軸12
と連動させた場合を述へると、伝動主軸、即ち伝動ホイ
ール12aが右方向に回転すると、チェーンで連結した
下方の補助支持ホイール4a’、 4a’が右方向に
回転する。
上方の補助支持ホイール4a’、4a/は、歯車を有す
るホイール10及び11を介して、左方向に回転する。
一方、搬入ローラホイール1b’及び搬出ローラホイー
ル2b’は、歯車を有するホイール16及び15を介し
て左方向に回転するが、歯車16a及び15aの歯数の
関係で、搬入及び搬出ローラの回転数は、脱葉体の回転
数より適宜小さくなっている。
そして、上方の搬入ローラホイールla’及び搬出ロー
ラホイール2a’は、歯車を有するホイール13及び1
4を介して右方向に回転するのである。
この時、歯車13a及び歯車14aは歯数が同じに設定
されているので、上下の搬入ローラ及び搬出ローラの回
転数は同一になるのである。
即ち、搬入ローラ及び搬出ローラはさとうきびを搬入し
、搬出する方向に回転し、上下の脱葉体は、このさとう
きびの進入に負荷を与える方向に回転する事になる。
そので、刈り取ったさとうきびを、枝葉が多い場合には
梢頭部を丸カッター17で切截して飼料とする事が出来
る。
こうして処理したさとうきびを該搬入口1から搬入して
行くと、脱葉体5,5がキャタピラ状を威して相比され
ているので上下ブラシ3aが対面する距離が増し、且つ
上下のブラシ3aが相対するブラシ3a間に入り込み、
噛み合うようにして高速回転している事から、さとうき
びとブラシ3aとの接触時間が増えて脱葉効率が高まる
更に既述の様に、脱葉体5上のブラシ3aが回転方向に
千鳥状を威して植設されていれば、脱葉効率がより高ま
るのである。
又、搬入ローラ及び搬出ローラと脱葉体との間隙部を狭
小に設定出来るので、さとうきびが該間隙部から漏脱し
て搬出してこす、装置内に詰まる事も皆無となる。
ブラシ3aはボルト体3Cに嵌挿し、しかもブラシ膨出
部3b方向から固定ナツト3e及びコツプ状ナツト3f
を螺合した二重ナツト構造に封鎖されている事から、ブ
ラシ3aが板状体3から脱去してしまう事がない。
ブラシ3aは、その全長の内ボルト体への嵌挿部分が突
出部分に比し良いので、ブラシにこしが出て強靭とあり
、長期の使用によってもブラシが曲がって脱葉効率が落
ちる事がなくなる。
又、搬入して来るさとうきびとの摩擦によってブラシ3
aが減磨した場合には該二重ナツト構造を調整する事に
よりブラシの突出部分を自在に調整する事が出来る。
この時、脱葉体5,5の回転速度は、大きく採れば脱葉
効率並びに精度は上がるが、約140Orpmが適当で
あり、搬入ローラ及び搬出ローラの回転数として約40
0rf)m程度が適当である。
しかし、さとうきびの茎径が太く、硬い場合は、共に回
転数を適宜高めれば良い。
更に、搬入ローラ及び搬出ローラの表面に刻設した溝に
より、さとうきびの搬入能力が増し、雨の中での作業等
でさとうきびが濡れても、ローラとの負荷によって搬入
の際滑る事を防止出来る。
成上の如く、本考案の脱葉装置は、機構が簡単で、軽量
、コンパクトにして取り扱いが容易である等、新規にし
て、実際上の効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図はその右側面
図、第2図はその一部切欠略示平面図、第3図は第2図
に於けるA−A線路不断面図、第4図は第2図に於ける
B−B線断面に於ける連動機構を示す略示図、第5図は
チェーン4の要部平面図、第6図は板状体3の斜視図、
第7図は第6図に於けるC−C線要部断面図である。 尚、図中に使用した符号を以下に説明する。 1・・・・・・搬入口、1a、1b・・・・・・搬入ロ
ーラ、2・・・・・・搬出口、2a、2b・・・・・・
搬出ローラ、3・・・・・・板状体、3a・・・・・・
ブラシ、3b・・・・・・膨出部、3c・・・・・・ボ
ルト体、3d・・・・・・嵌挿孔、3e・・・・・・固
定ナツト、3f・・・・・・コツプ状ナツト、4・・・
・・・チェーン、4a・・・・・・支持ホイール、5・
・・・・・脱葉体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1一方に搬入口1、他方に搬出口2を設 け、該搬出入口寄り上下に適宜間隔をあけて搬入ローラ
    la、lbを取設し、該搬出口寄り上下に適宜間隔をあ
    けて搬出ローラ2a、2bを取設して、ブラシ3aを長
    さ方向に複数個植設した適宜幅の横長の板状体3,3・
    ・・を長さ方向両端をチェーン4,4でで止着しキャタ
    ピラ状と威した脱葉体5,5を、該搬入ローラと搬出ロ
    ーラの間の上下に適宜間隔をあけて各々支持ホイール4
    a、4aで回転自在に枢止し、該搬入ローラ、搬出ロー
    ラ及び脱葉体を互いに連動した事が特徴とするさとうき
    びの脱葉装置。 2 脱葉体5上のブラシ3a、3a・・・が回転方向に
    千鳥状を威して植設された事を特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載のさとうきびの脱葉装置。 3 上下の脱葉体5,5に植設されたブラシ3a、3a
    ・・・が、回転方向に於いて互いに違いに交叉する様に
    上下の脱葉体5,5を連動させた事を特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第2項に記載のさとうきびの脱葉装置
    。 4 ブラシ3a、3a・・・が、一端に膨出部3bを有
    し、板状体3の長さ方向に複数個螺着したボルト体3C
    の中央に穿設した嵌挿孔3dに該膨出部を下にして嵌挿
    ししており、該ボルト体3Cに膨出部方向から固定ナツ
    ト3e及びコツプ状ナツ)3fが螺合して二重ナツト構
    造を形成せしめた事を特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第2項に記載のさとうきびの脱葉装置。
JP3412879U 1979-03-15 1979-03-15 さとうきびの脱葉装置 Expired JPS601557Y2 (ja)

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JPS55133732U JPS55133732U (ja) 1980-09-22
JPS601557Y2 true JPS601557Y2 (ja) 1985-01-17

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