JPS6015576Y2 - バット玩具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバット玩具の構造に関し、とくに本来のバット
とは異質なバット玩具を提供するものである。

以下図に示す一実施例について本考案を説明すると、１
は把手部、２はこれに連なる打球部で、同打球部２は複
数の部材に分割し、例えば図示の如く第１の打球部を把
手部１に一体に連なる打球部２として、第２の打球部３
および第３の打球部４を形成し、これら第１の打球部２
と第２の打球部３、および第２の打球部３と第３の打球
部４を夫々バットの打面にたいして垂直の連結軸５，６
によって揺動自在に連結すると共に、夫々連結軸５にた
いして連結軸６の取付角を９０’位置をずらせて取付け
る。

上記構成においてバット本体は例えば合成樹脂のブロー
成形によって夫々中空の部品として成形することができ
、軽量でしかも所要の強度を得ることができる。

また上記連結軸５，６は夫々の部材に一体戊形によって
形成してもよいし、或いは別部材として形成してもよい
。

またこれら連結部は互に適当な凹凸を形成することによ
りある程度の節度をもった連結部を形成でき、さらに内
部に長手方向にスプリングを挿設して両端に引張力を附
与しておけばある程度の復元力を附与しておくことがで
きる。

以上の様な構成により第２図に示す如く連結軸５をボー
ルの投球方向に向けてバットを振ると、少くとも第１の
打球部２および第２の打球部３にあたるボールａはこれ
を打ち返すことができるが、第３の打球部４にあたるボ
ールｂは連結軸６によって打球部４が後方に回動してし
まうので打ち返すことができずそらせてしまう。

この様にバットの打球部２． ３． ４にたいしてボー
ルの捕え所によって、打球の方向を変えることができる
。

しかしてバットの持ち方並にボールの打ち所によって種
々の打球を得ることができ、不確定の要素をもったボー
ル打ち遊びを行うことができ、またか）る打球を常に安
定させる様に打撃を行うことにより、一種の打撃練習器
具として供することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示すバット玩具の斜視図、
第２図は同じく使用時の動作説明図である。 同図中、１・・・・・・把手部、２．３．４・・・・・
・打球部、５，６・・・・・・連結軸。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）打球部を複数の部材に分割し、夫々バットと垂直
   の軸によって揺動自在に連結すると共に、夫々の連結軸
   の取付角を互に変えてなることを特徴とするバット玩具
   。
2. （２）打球部を三個に分割し、夫々の連結軸の取付角を
   直角に位置を変えてなることを特徴とする実用新案登録
   請求の範囲第１項のバット玩具。