JPS6015559Y2 - 浣腸器 - Google Patents

浣腸器

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Publication number
JPS6015559Y2
JPS6015559Y2 JP5917682U JP5917682U JPS6015559Y2 JP S6015559 Y2 JPS6015559 Y2 JP S6015559Y2 JP 5917682 U JP5917682 U JP 5917682U JP 5917682 U JP5917682 U JP 5917682U JP S6015559 Y2 JPS6015559 Y2 JP S6015559Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sloped
enema device
enclosing
beak
pleats
Prior art date
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Expired
Application number
JP5917682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58160047U (ja
Inventor
俊雄 矢野
Original Assignee
正起製薬株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 正起製薬株式会社 filed Critical 正起製薬株式会社
Priority to JP5917682U priority Critical patent/JPS6015559Y2/ja
Publication of JPS58160047U publication Critical patent/JPS58160047U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は浣腸器に関する。
従来の浣腸器21は、第5図に示されているように、略
楕円体状の薬液封入部22と、薬液封入部22から突出
して一体的に設けられた嘴部23とよりなる。
そして、嘴部23を肛門に挿入し、指で薬液封入部22
を押圧することにより、薬液を注入するものである。
ところが、薬液封入部22を完全に圧縮することはでき
ず、周縁部に膨らんだままの部分22aが残るため、こ
こに薬液が残留し、所要量の薬液を注入することができ
ないという問題がある。
また、嘴部23を肛門に挿入したままで指を離すと、薬
液封入部22がその弾力により膨らむので、一旦直腸内
に注入された薬液が、また浣腸器21に吸いもどされる
という問題がある。
この考案は、上記の問題を解決した浣腸器を提供するこ
とを目的とす′る。
この考案による浣腸器は、薬液封入部と、これと一体的
に設けられた嘴部とよりなり、薬液封入部が多数のひだ
を有する蛇腹状とされ、各ひだが横断商略■形でかつひ
だを形成する2つの傾斜部の一方の幅が他方の幅よりも
狭くされ、薬液封入部をひだが並んでいる方向に縮めた
さいに、狭い傾斜部が広い傾斜部に囲まれた部分の中に
入り込みかつ両傾斜部どうしが重なり合って、この重合
状態で保持されるようになされたことを特徴とするもの
である。
この考案を、以下実施例を示す図面に基づいて説明する
第1図ないし第4図において、この考案による浣腸器1
は、薬液封入部2と、この薬液封入部2と一体的に設け
られた嘴部3とよりなる。
薬液封入部2は、上下方向に長い円筒状で、その周面に
複数の環状ひだ4を有する蛇腹状となっており、上下方
向に伸縮自在である。
ひだ4は、横断商略■形で、かつひだ4を形成する上下
2つの傾斜部4a、4bのうち上方の傾斜部4aは下方
の傾斜部4bの幅よりも広く形成されている。
また、上方の傾斜部4aと水平面とのなす角度は、下方
の傾斜部4bと水平面とのなす角度よりも大きくなされ
ている。
そして、各ひだ4は、広幅の傾斜部4aと、隣接するひ
だ4における狭幅の傾斜部4bとが連なって、全体とし
て蛇腹状とされている。
薬液封入部2が上記のように構成されているので、薬液
封入部2に上下方向の圧縮力を加えると、各ひだ4にお
ける狭幅の傾斜部4bが広幅の傾斜部4aに囲まれた部
分の中に入って両傾斜部4a、4bが重なり合う。
このとき、広幅の傾斜部4aが閉じようとする力が、短
い傾斜部4bが広がって元に戻ろうとする力よりも大き
くなり、全てのひだ4が折りたたまれた状態で保持され
る(第3図および第4図参照)。
嘴部3は、薬液封入部2と連通状に設けられた管状のも
のであり、その先端に薬液注出口が設けられている。
この嘴部3には、内面に突起5が設けられたキャップ6
が被せられるようになっており、突起5が薬液注出口に
密に嵌合して、薬液封入部2内の薬液が注出口から洩れ
ないようになされている。
このような浣腸器1は、ポリプロピレン、ポリエチレン
、ポリスチレン等の熱可塑性合成樹脂から一体的に作ら
れる。
この浣腸器1を用いて、浣腸を行なう方法は次の通りで
ある。
まず、キャップ6を取り去って、嘴部3を肛門に挿入す
る。
その後、薬液封入部2の上下両面を指で押圧すると、各
ひだ4の狭幅の傾斜部4bが広幅の傾斜部4aの中に入
って両傾斜部4a、4bが重なり合う。
そして、全てのひだ4が折りたたまれた状態で重なり合
い、薬液封入部2内に封入されている全ての薬液は、嘴
部3先端の注出口から肛門内に注入される。
また、この状態で指を離しても折りたたみ状態で保持さ
れて、一度注入された薬液が再び薬液封入部2内に吸い
戻されることはない。
以上のように、この考案による浣腸器1は、薬液封入部
2と、これと一体的に設けられた嘴部3とよりなり、薬
液封入部2が多数のひだ4を有する蛇腹状とされ、各ひ
だ4が横断面略■形でかつひだ4を形成する2つの傾斜
部4a*4bの一方の幅が他方の幅よりも狭(され、薬
液封入部2をひだ4が並んでいる方向に縮めたさいに、
狭い傾斜部4bが広い傾斜部4aに囲まれた部分の中に
入り込みかつ両傾斜部4a、4bどうしが重なり合って
、この重合状態で保持されるようになされたものである
から、薬液封入部2をひだ4が並んでいる方向に縮める
ことにより薬液封入部2内の薬液を、全て無駄なく肛門
から注入することができる。
また、一旦直腸内に注入された薬液が、再度浣腸器1内
に吸い戻されることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の実施例を示し、第1図
は一部切欠き正面図、第2図は第1図の部分拡大図、第
3図は薬液注入後の状態を示す一部切欠き正面図、第4
図は第3図の一部拡大図、第5図は従来例を示す斜視図
である。 1・・・・・・浣腸器、2・・・・・・薬液封入部、3
・・・・・・嘴部、4・・・・・・ひだ、4a・・・・
・・広幅の傾斜部、4b・・・・・・狭幅の傾斜部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薬液封入部2と、これと一体的に設けられた嘴部3とよ
    りなり、薬液封入部2が多数のひだ4を有する蛇腹状と
    され、各ひだ4が横断商略■形でかつひだ4を形成する
    2つの傾斜部4a、4bの一方の幅が他方の幅よりも狭
    くされ、薬液封入部2をひだ4が並んでいる方向に縮め
    たさいに、狭い傾斜部4bが広い傾斜部4aに囲まれた
    部分の中に入り込みかつ両傾斜部4a、4bどうしが重
    なり合って、この重合状態で保持されるようになされた
    浣腸器。
JP5917682U 1982-04-22 1982-04-22 浣腸器 Expired JPS6015559Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5917682U JPS6015559Y2 (ja) 1982-04-22 1982-04-22 浣腸器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5917682U JPS6015559Y2 (ja) 1982-04-22 1982-04-22 浣腸器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58160047U JPS58160047U (ja) 1983-10-25
JPS6015559Y2 true JPS6015559Y2 (ja) 1985-05-16

Family

ID=30069500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5917682U Expired JPS6015559Y2 (ja) 1982-04-22 1982-04-22 浣腸器

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JP (1) JPS6015559Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS58160047U (ja) 1983-10-25

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