JPS60154687A - ジヨゼフソン線路デバイス - Google Patents

ジヨゼフソン線路デバイス

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JPS60154687A
JPS60154687A JP59011148A JP1114884A JPS60154687A JP S60154687 A JPS60154687 A JP S60154687A JP 59011148 A JP59011148 A JP 59011148A JP 1114884 A JP1114884 A JP 1114884A JP S60154687 A JPS60154687 A JP S60154687A
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滋樹 酒井
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早川 尚夫
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ンヨゼフソン接合デバイスに関し、殊に、ジ
ョセフソン線路中を走1jするフラクソンをr・め疋め
た個+9iにて停止させる機能を持ち、使用に際して各
種llf流に;(や出力回路と組合せることにより各種
のデジタル機能を為むことのできるジョゼフソン線路デ
バイスに関する。
近イ1、極低温エレクトロニクスの発1j4が11覚ま
しく、特にジョセフソン接合デバイスはその高速性、低
消費電力の故に将来的なデジタル機能デバイスとして大
いに期待されている。
然し、これまで開発されてきたジョゼフソン・デバイス
は、接合両端に゛屯J1:の発生する主1状態、即ち接
合を形成する超伝導体間にあってII視的な波動関数の
位相差が回り続けている状yハ;を論理“0゛°または
°°1パのいづれか一方に対応伺け、そうでない状態、
即ち零屯月:状R;を他方の論理イ1へに対応伺けてい
た。そのため、半導体デバイスに比べれば確かに消費電
力は小さいものの、究極的な所まで低消費電力化に成功
しているとは必ずしも菖えなかった。
本発明はこの点に2にみて成されたもので、従来のジョ
ゼフソン・デバイスとは異なる新たな動作原理により、
極限的なまでの低消費′−E力化のり能性を有し、11
つ、記憶機能、シフト・レジスタ機能、論理積、論理和
機能等々、多くのテンタル機能を実現するデバイスを組
むのに最適なジョセフソン・デバイスノ、(本構造体を
提供せんとするものである。
ンヨゼフソン接合は、その−辺の長さがショゼフソン侵
入長λJより長い場合、一定の条件下で当該接合を流れ
る渦状の電流状態が発生、存在し、然もその゛lL流状
yハ8部分が高速で移動+1f能になることか知られて
いる。
即ち、第1図(A)に示すように、−・対の超伝導体2
.3と接合部4とから成り、−辺の長さ文がジョゼフソ
ン侵入長心より四倍程度以上長く、且つ、他の一辺の長
さく線路幅)WがλJより小さくて、全体として見ると
一次元方向に長いジョセフソン接合においては、内部に
渦電流状態部分aがメfイ1でき、この部分aに局在し
た磁場Hが存在しJ′する。こうしたジョゼフソン接合
は、特にジョゼフソン線路と呼ばれている。
第1図(B)はこうしたジョゼフソン線路の長さ方向を
横軸に採り、磁場Hの局在する様子を示したものである
。渦’i’[!: %tの空間泊込がりも磁場の広がり
と回稈)負であり、その大きさはへy〜4人J程1負で
ある。
第1図(A)において、渦電流がそのループ」二では1
−分に減衰したようなループbを採ると、このループを
通過する全磁束は星イ化され、−・磁束jI;了Φ。(
2,07X 10−”′讐b)に等しくなる。そして、
この星子化された渦電流状態は、ジョゼフソン線路中に
あって一個の1i+子のように挙動するので、フラクソ
ンと呼ばれる。
また、」−記のように、全磁束がΦ。に等しいと0うこ
とは、フラクンンのイア存する部分での位相差のひねり
が丁度2πになっていることに対応する。従って、この
ように位相差が2πと究極的に小ざい闇であるフラクン
ンを情報の11j体として利用すれば、消費電力の極め
て小さいデ、<イスか構、J&できることが示唆される
先にも述べたように、フラクソンはジョゼフソン線路中
を移動することができ、その移動にイ゛rつで生じる電
月二により/ll; $:/了電流が流れ、漸次エネル
ギを失って移動速度が低下して行くか、第1図(A)中
に(Jl示のように、矢印C方向に沿う適当なバイアス
電流を′Jえると、当該フラクソンにエネルギをq、え
ることができ、移動速度を意図的に増すことができる。
また、磁束とバイアス電流との間に生ずるローレンツ力
により、矢印Cとは逆方向の゛電流を与えると、これは
制動電流となり、゛フラクソンの移動速度を意図的に低
下させることができる。
・方、こうしたフラクソンの移動速度の1−限Cハl 
/(LC声で!j−えられる。ここでLはジョセフソン
線路のQj−位長当たりのインダクタンスであり、Cは
回しぐジョゼフソン線路の単位長当たりの°屯気容早で
ある。第1図(A)の構成で接合8114が絶1縁膜で
構成されているジョゼフソン線路において1は、フラク
ソンの移動速度」二階Cは少なくとも真」窯中の光速(
約3.OX 10°m/see )の数十分の一程度は
確保でき、極めて高速である。
尚、こうしたジョゼフソン線路の性質は、第1図(C)
に示すように一方の超伝導体3が他力よりも大きな面積
を有していても、また第1図(D)に示すように全体的
に湾曲乃至変形していても、共に変わることなく発現す
る。
本発明は、こうしたジョゼフソン線路の改良に係るもの
で、既述した目的を、達成するため、上記のように・対
の超伝導体とその間の接合1)8とから成るジョゼフソ
ン線路の長さ方向の少なくとも 一部位において、]、
、記一対の超伝導体の中、少なく共一方の超伝導体に・
lL気的に並列に抵抗部材を伺し、もって各種デバイス
形成のための基本構造体を構成するものである。
本発明によるジョゼフソン線路ノ、(本構造体の最も原
理的な物理的構成は第2図(A)にてjl<すことがで
きる。
ジョゼフソン線路5として、 ・対の1.ド超伝導体6
.7の間に接合部8を挟んだ構成をイjすることは既述
してきた従来構成のジョセフソン線路と回しで良い。本
発明において特徴的なのは、こうしたジョゼフソン線路
5の長さ方向の少なくとも一部位において、少なくノ(
一方の超伝導体、(この場合は」−側の超伝導体6)に
抵抗部材9を(Jしたことである。
このようなデバイス基本構造体の等価回路は第2図(B
)に示すようなものとなる。即ち、コードの両用伝導体
6,7間の複数のジョゼフソン接合JJと直列のインタ
フタンス成分LOの分71」に対し、抵抗部+A 9は
インタフタンスに並列に抵抗成分toを抱かセj〕形で
表されるものとなる。
このようなノ、(末的実施例の動作を第3図に即して考
えてみる。
先に述へたように、成る条件下では、線路中に形成され
たフラクソンか走イエする状態が其現する。そこで先つ
、第3図(A)に/J<すように、本実施例のンヨセフ
ソン線路の一端に適当なフラクンン発生源から矢印の向
きのフラクソンaが生成さ1れ、これか矢印fの方向に
走11シ始めたと考えてJみる・ フラクソンaが抵抗部材9の伺されている抵抗体部分9
0に入ると、当該抵抗体部分90に跨るインタフタンス
に加わる電圧か既述の抵抗成分子oにも加わる。そのた
めこのttt抗成分成分り、エネルギか消費されて、当
該フラクソンはその連動エネルギが低減し、この抵抗体
部分9oを越えてそれ以」−九には進むことができなく
なる。
但し、既述したように、フラクソンは一磁束量子に対応
する磁束を固イ1のものとしてイ1し、消滅はしないた
め、第3図(B)に小才ように、抵抗体部分90に停止
1−シた以後もそのまま渦屯流状julを保111シて
いる。
尚また。効率良くフラクソンを停+lさせるためには、
線路長さ方向に見て抵抗3iIi材9の両端に■リイー
1効に′■E圧が掛かる心安かあり、従って抵抗部材9
を伺した抵抗体部分90における超仏・9体6の膜厚は
、厚くともロンドンのIe場侵入距閃1のせい:ぜい−
l、:r、程度までに抑えるのか望ましい。
然して、 ・I」停止1シているフラクソンも、”I 
+!A1停]1停会1部分アス゛1L流乃至駆動Ik流
を供飴することにより、再び走イJ状1島に移すことか
できる。
即ちこの場合、第3図(C)に小ずように、図中、矢印
の向きの駆動電流1bを印加すると、フラクソンaはそ
の磁束かこの電流1bから受けるローレノツカにより、
同図)1腰矢印fの方向にtl■ひ動き出すのである。
また、第3図(D)に小すように、第3図(C,)の場
合とは逆向きの駆動′直流1bをり−えると、矢印−f
で示すように、フラクソンaは逆方向に進行し始める。
勿論、今まで説明してきたのとは逆の方向の渦電流のフ
ラクソン五にあっては、第3図(C:) 、 (D)に
示す方向の駆動電流1bを与えた時の動きの方向は」−
記とは逆になる。尚、いづれの場合も、バイアス°il
E流乃至選択的駆動電流の大きさの如何により、11)
U走行し始めるフラクソンの速度を調整することができ
る。
第2図(A)、(B)にボしたこのような基本構造体を
同様に最もノ、(末的なデバイスとして応用しようとす
ると、第2図(C)に示すような使い方乃至応用例的実
施例となる。
線路5の一端側にあって各超伝導体6.7の端末II、
12間にはフラクソン発生用の屯が口Pを発生する電流
源(フラクソン発生X1)13を伺し、抵抗部材9の伺
されている抵抗体部分9oにはバイアス電流乃〒駆動電
流1bの発生源(フラクソン駆動源) 10を伺すと共
に、線路他端側の各超伝導体端末14.15間には抵抗
体部分9oを越えて他端側にまで走行してきたフラクソ
ンの一部乃至全部を外)゛1b回路に取出すかまたはフ
ラクソンの到達を検出する出力回路16を設ける。
フラクンン発生源13は特にこれを本発明が規定するも
のではないか、例えば第4図に小才ように、予め直流バ
イアス成分1eを流しておいた1゜で、時刻tlで示す
惑星時にフラクソン生成のだめの電流パルスIP′を生
起できるようなものであると効率的である。
このようにした場合は直流成分Ieが次式を満足するよ
うに図ることがqノましい。
le<2λywl。
へy:ショセフンン侵入長 W:線路5の幅スJ沃 Io:線路5の最大ジョゼフソン市流富瓜、、、、、、
、、、、(1) もっとも、電流パルスIP’をト分人きく採ることがで
きる場合は直流バイアス成分1eは不黄である。
出力回路16は、到達したフラクソンを検出し、゛電流
乃至電圧等の電気!−に変換して外部回路に出力できる
ようなインピータンス・マンチング回路であっても良い
し、後述のように一部のみを採り出すようにインピーダ
ンス設定されたものでも良い。
到達したフラクソンに対応する電流を線路端での゛!1
該フラクソンの反則なしにできるだけ全部、外部回路に
供給したい場合には、出力回路16の抵抗分を線路5の
4ろ性インピーダンス(L/G)k程度の+1flC口
こし、リアクタンス成分をできるだけ小さく設置ト1す
れば良い。
出力回路16は、筒中には第5図(A)に示すように、
等内的に線路インピーダンス程度の大きさの11を抗1
7で表すことができるが、同図(B)に示すように、後
続のジョゼフソン線路5′の入力に結合してその出力を
与えるようにすることもできる。
この場合、後続の線路5′は本発明による第2図(A)
乃至(B)図示の構成のものに限らず、従来構成のまま
のものであっても良い。
例えば、同じく第5図(B)に示すように、」二連の抵
抗17と同様の大きさの抵抗18の他端を後続のジョゼ
フソン線路5′の入力一端に結合し、人力両端間にはそ
れ自体だけではフラクンンを発イ1.することのできな
い大きさの電流を発生する補助゛iL流源+3’ をイ
・jすと、本発明によるジョゼフソン線路5の出力端に
フラクソンが走行してきた場合に限り、抵抗18を介し
て出力電流が当該補助電流に重畳することによって後続
の線路5′中にフラクソンを選択的に発生させることが
できる。
以1−を勘案すると、第2図(C)に示す応用例乃j1
至本発明基本構造体を利用り、、デフ、イ□よ、+iQ
 J’l、イリ報に対するプログラマブル・タイマとし
て用いることができる。即ち、フラクソン発生源13を
前段の回路の電流出力と考えれば、当該前段の回路出力
として゛電流に化体された論理情報が線路一端側に入力
してから任意所望の時間遅れでフラクソン駆動源IOを
稼動させるシーケンスを組むことにより、線路他端に接
続された次段へこの論理情報が出力されるまでに所定の
時間遅れを持たせることができるのである。また、先に
も述べたように、駆動電流パルスの大きさの如何によっ
ても、抵抗体部分90から出力端に至るまでのフラクソ
ン到達時間を調整することもできる。
更に、この第2図(C)に示すデバイスは、破壊読出し
型メモリとしても利用できることが分かる。即ち、 抵抗体部分90#情報記憶部 フラクソン発生源13=6情報書込み部フラクソン駆動
源り0#情報読出し命令部出力回路16−9情報読出し
部 というように各対応させ、抵抗体部分80に選択的“°
0°゛のいづれか一方に対応させれば良いのである。
このようにして構成された破壊読出しメモリは、既述し
た所から顕かなように原理的に消費電力が極めて小さく
、スペース・ファクタも極めて良好であるため、高密度
集積化に最適である。
ここで、更に各種の機能のデバイスへの応用例に就き説
明する前に、線路途中でフラクソンを停止させる抵抗体
部分80を作るための抵抗部材9の上記とは異なる伺し
方に就き説明する。
第2図(A)乃至(C)に示すように、−力の超伝導体
の一主面に直接に抵抗部材9を伺したのでは、当該超伝
導体の膜厚にはロンドンの磁場侵入距離に基く成る程度
の限定が生じてくる場合がある。
そこで、このような限定を受けたくない場合には、例え
ば第6図(A)に示すように、抵抗部材9、を超伝導体
の内部に埋設することが老えられ。
する。逆に看えば、特に膜厚には限定がない場合にJめ
っても、このようにして抵抗部材9の位置を、低量的に
接合部8に近ずけると、フラクソンを停止させる機能を
増すことができる。
また、156図(B)に示すように、抵抗部材9は双方
の超伝導体6,7に沿って設けられていても良い。この
場合にも、一方或いは双方の抵抗部材に対し、」二記第
6図(A)の構成を採り入れて良い。
尚、いづれの場合にも、抵抗体部分90にフラグソン駆
動電流を与える既述の電流X113は、必ず抵抗部材9
に接続されていなければならないものではなく、抵抗部
材9が設けられている抵抗体部分80中であれは面接に
超伝導体に対して接続されていて良い。
このような配IMは以下述べる各実用的応用例において
も同様であり、11一つ、いづれの応用例においてもそ
の抵抗体部分80は]二記したいづれの方法により抵抗
部材9が(・1されているものでも良い。
そこで、筒中のため、以下述べる各応用例にあって、そ
のデバイス概略構成を示す図面中では抵抗1部材91.
1体は省略し、抵抗部材9が伺されることによって形成
される抵抗体部分90を肩線を伺して小すに留める。ま
た、抵抗体部分90が各応用例の必凹ト、複数となる場
合は適宜に符号81〜95を用いて各個を表す。
以1−に鑑みた−1−で更に本発明基本構造体の応用例
に就き説明を続けると、先づ第7図の応用例では、第2
図(C)図示の構成に加え、抵抗体部分90から線路5
の出力端に至る途中に第二の補助電流源21が伺されて
いる。このようにすると、走1】するフラクソンの速度
を調整することができ、例えば微細時間範囲内において
の11jI間遅れ調整や微妙な同期調整等を図ることか
できる。勿論、8黄に応じては入力側と抵抗体部分90
との間に同様の補助電流源を設けても良い。
第8図示の応用例は、線路出力端に至る途中部分に既述
した出力回路16と同様の第二出力回路22を設けたも
ので、走行するフラクソンの渦゛−E流の一部を採り出
すことを図ったものである。
但し、走行するフラクソン自体に茗しい変化を及ぼさな
いためには、インピーダンス1−で1−大をする8星か
あり、当該分岐的出力回路22のインピーダンスの抵抗
性を線路5の特ヤ1インピーダンス(L/C声の二乃至
王倍程度以I−に採るのが望ましい。
第9図の実施例乃至応用例は、第2図(C)に、バす基
本構造体を利用し、但し抵抗体部分90を複数(91,
92,、、、,9n:図示の場合はn=4)としたもの
で、機能的には直列入力−直列出力型シフト・レジスタ
を構成するものである。
このデバイスでは、これまでフラクソン発生源13とし
て一般的に説明してきた電流源を論理信号の発生源30
として考える。つまり、フラクンン発生用の電流IPは
電流に化体した論理信号Iinと考える。そして、簡?
lj、のため、正論理、即ち入力論理信号がili流と
して流れている時を論理“l゛′に対応させ、逆に電流
として流れていない時を論理” o ”に対応させる。
また、各抵抗体部分91,92,93.94の各々に接
続さ、れている先のフラクソン駆動電流源1oに各対応
する電流源101,102,103,104は1.この
デバイス構成においてはシフト動作のためのクロック電
流源として利用される。
第1O図に動作のだめの一例のタイム・チャートを挙げ
て説明すると、線路の入力端側がら見て偶数番IL11
11ちこの実施例では二番l」と四番目の抵抗体部分9
2.94には各対応する電流源102,104から第−
相のクロックφ1としてのクロツク電流11i12.l
104が与えられ 奇数番目、即ち一番目と三番1」の
抵抗体部分91.93には各対応する゛上流源101.
103から第二相のクロックφ2としてのクロック電X
t1101.1103が与えられる。そして、第−相の
クロック電流と第二相のクロ・ツク電流とは互いに 1
80°の位相差を置いている。
今、論理信号発生源30から論理“1゛の電流4、−3
−づ−が発せられたとし、少なくとも略(同時に、一般
にはその発生と同期して、第−相りロツク電流が各対応
する抵抗体部分92.94に′J−えられたとすると、
線路入力端に発生したフラクンンはクロツク電流がり−
1えられていない第一・番11の抵抗体部分91に至っ
て停止する。
この状態に;ξいて第−相クロックがS′fちドがり、
第二相クロックか立ち上がったとすると、抵抗体部分9
1に与えられる電流1101により、停止にしていたフ
ラクソンは+1度、走行を開始し、クロツク電流の与え
られていない二番1」の抵抗体部分92に至って停止す
る。
再び第二相クロックか立ち下がり第−相りロツクが立ち
上がると、同様のメカニズムにより、抵抗体部分82に
停止していたフラクソンは三番目の抵抗体部分83に向
かって進み、そこで停止する。
同様にして次のクロック反転でフラクンンは四番1,1
の抵抗体部分94に移り、更に次のクロック反転で既述
した出力回路16と同様で良い検出器31に送り出され
、その論理値が検出されていく。
このように、この第9図示のデバイスは一般的に、:;
ってnビン)のシフト・レジスタ機能を営んでいること
が分かる。
1−、記では二相クロン、り動作として説明したが、j
クロンク゛1E流の波形乃至継続時間を含めた形態の」
セ1何によっては中和クロックでの動作も可能である。
例えば、第11図に示すように、クロック°IF流の波
形をかなりインパルス的なものにすれば、全ての抵抗体
部分91,92.、、、、、.94に同時に当該クロッ
ク電流を加えるようにしても、目的は達することができ
る。即ち、クロック電流の立ち」−かりにより動き始め
たフラクソンが隣の抵抗体部分に至る以前に当該クロッ
ク電流が立ち下がっているようにすれば良いのである。
また、このように極めて急峻、高速な電流パルスは既に
研究されているジョゼフソン・パルス発生器等によって
イiIることができる。
第9図示のデバイス構成に加え、第7図示の実施例の考
え方に即した分岐的出力回路の構成を取入れると、第1
2図示のように直列入力−直並列出力型のシフト・レジ
スタを構成することができる。
第12図示の場合は5ビットとなっているが。
イト々の抵抗体部分91,92.、、、、、.95の各
背後に分岐元←出力回路22x、222..、、、、、
.225を6設ければ、その時々のクロック・タイミン
グにおいて各ビット位差の論理情報内容を並列に読出す
ことができる。
第13図示のデバイス構成例は、並列人力−直列出力型
シフi・・レジスタを構成した場合であって、図示の場
合、四つの抵抗体部公刊きジョセフソン線路51 、4
2.53.54を第5図示のような方法に。
より抵抗181,182,183で直列に接続し、夫々
の部分線路51.52,53.54の各入力端に並列入
力用論理信号発生源301,302,303,304を
伺している。このようにすれば成るタイミングで一括的
に並列入力させた論理信号群を引続くクロック・シーケ
ンスに従ってシフトしていくことができる。
どの構成に先の第12図示の構成を組合せれば並直列人
力−並直列出力型のシフト・レジスタを構成することが
できる。
次に、第2図(A)乃至(B)に示す基本構造体を[り
川して論理積ゲートを構成する場合に就き考える。簡単
のため、二人カアント・ゲートの構成例と第14図に挙
げて説明すると、先づ、このデバイス構成では三つの基
本構造体51,52.53を用いており、その中の二つ
は入力側ジョゼフソン線路51、.52としてその入力
端が各論理信号源301.302に接続し、残りの一つ
は出力側ジョゼフソン線路としてその出力端に論理信号
検出器31が接続されている。各線路には第2図(C)
図示の構成と同様に、−つづつの抵抗体部分91,92
.93が設けられ、夫々にフラクソンの選択的駆動用電
流1101,1+02゜1103を発生する電流源10
1,102,103が接続されている。
また、入力端線路51.52の出力端には成端抵抗17
1.172が接続され、両電流出力の一部をここで消費
するように図る一方、残りを加算して出力側線路53の
人力にり−えるだめの加q抵抗181,182が、id
−けられている。
こうした構成の木デバイスの論理Xt’i動f1を第1
5図示のタイト・チャー1・に即して説明する。
ここでも各入力端子IA、IBが流れている状F;を夫
々、論理”l”であるとするが、先づ、所期の演1′1
機能である1・1 = 1 ”か満足されるか台かに就
き検11・1する。
時刻t1において、入力論理信号が共にl″であれば、
これに対応して各入力端ジョゼフソン線路51.52に
フラクソンが発生し、lil+lフラクソンは共に各抵
抗体部分91.92のある所まで進んでそこで停止する
次に時刻t2において示されるように、各入力側線路の
抵抗体部分に電流源101j02からパルス状のフラク
ソン駆動用電流1101.1102を供給すると、停止
していたフラクンンは同時に進行を再開し、略ゾ同時に
各入力側線路出力端に至ってその一部が加9抵抗181
,182を介し出力側線路53の入力に加算的乃至重畳
的に印加される。
これにより、当該出力線路53の入力端にはフラクソン
が生起し、走行して抵抗体部分83で停止する。
次の時刻t3で対応する電流源103から駆動用型〜之
パルスlIO3を抵抗体部分83に供給すると、停止相
していた論理積情報を担うフラクソンは線路出力JFに
向かって動き出し、やがて演算結果としての論理積“1
′を表す出力電流1outとして検出器3】により検出
される。
然して、本デバイスを論理積ゲートとして利用するには
、上記のように内入力論理が共に” i ”の場合の論
理積が満足されることはもとより、入力論理信号の一方
のみが“t ”であるだけでは出力電流Ioutが流れ
ない、即ち、l・o = o ”なる演算も保証されな
ければならない。
然しこれは、−上記動作の説明から直ぐに分かるように
、成端抵抗171,172と加算抵抗181,182の
抵抗値の設定如何、換言すれば各入力側線路出力電流の
分流比の設定如何により、−力の入力側線路出力の電流
値分のみでは出力側線路53の入力にフラクソンが発生
しないようにすることによって8易に満たすことができ
る。尚、先に第5図(B)に即して説明したように、必
要に応しては、出力側線路入力端に予め適当な直流バイ
アス電流をケ・えて置く補助電流源13’を設けて置い
ても良い。
また勿論、」−記のように適当に設計することにより、
論理積゛0・o = o ”が満足されることは′顕か
である。
本デバイスは、図示した二人山型を発Jj(させて一般
的にn入力型とすることが可能である。更にまた、成端
抵抗171,172を省略し、加算抵抗181゜182
にてインピーダンス・マチングを採るか、或いは分流比
を適当に定めることにより、−・つの入力端線路出力電
流のみでも出力側線路入力端にフラクソンを発生できる
ように設定すれば、論理和(OR)ゲートとしても利用
できるものである。
対して、専用の論理和ゲートとして構成したものが、第
16 図示の応用例である。このデバイスでは、やはり
簡単のために入力数は二つとしテするが、出力も二つ採
れるように構成しである。
図示の場合の論理和ゲートデバイスでは、ジョゼフソン
線路5の長さ方向に適当な均等間隔で三つの抵抗体部分
91,92.93があり、夫々に選択的なフラクソン駆
動用のパルス性電流a 101,102,103y)<
備えられていると共に、線路5の両端末に論理子1結果
出力を検出する検出器311,312が接続されiてい
る。
入力端子信号をIX、rYで表し、先と同様にこれらが
流れている時を論理” i ”に対応させるが、これら
入力論理信号電流IXjYは、夫々信号発生源301,
302から抵抗体部分91と92の間、及び抵抗体部分
82と93の間に与えられるようになっている。
こうした構成において、第17図(A)に示すように、
先づ、時刻tlにおいて各信号源301.302か11
)IX= ” 1 ” 、 IY= ”O”なる論理入
力が与えられた場合に就き考えてみる。
この場合、ジョゼフソン線路5の長さ方向において、抵
抗体部分91と82の間のみに信号源301からフラク
ソン発生用電流が与えられることになるから、フラクソ
ンはこの部分にてのみ発生するが、線路5の途中にて発
生するため、1ノ、いに逆向きの渦電流を持ったフラク
ソンが必ず一つ、対になって発生し、夫々、逆方向に進
行する。
即ち、第17図(B)に示すように、互いに逆向きの渦
電流状態として規定できるフラクソンaと凧が発生し、
フラクソンaは矢印fで示す方向に進んで中央の抵抗体
部分92で停止するが、フラクンン5は契印−fで示す
方向に進んで図中、左端側の抵抗体部分91にて停止す
る。
次に時刻t2において、中央の抵抗体部分92に接続し
ている電流源102からのみフラクソン選択駆動用の電
流パルス1102が供給されると、当該抵抗体部分92
に停止していたフラクンンaのみが、第t71N(C)
にて示すように更に矢印fで示す方向に動き出し、図中
、右端側の抵抗体部分83に至ってそこで停止1−する
このような状態ドにあって、次の時刻t3で線路5の端
部側の両4jE抗体部分91.93に対応する電流源1
01,103から駆動電流パルス1101 、1103
が供給されると、夫々停止していたフラクソンa、aは
当該各対応する抵抗体部分中から動き出し、互いに逆向
きに進んで各対応する出力部311,312に対する論
理” l ” ノ出力電流1outl、Iout2とな
り1、大々対応する検出器311,312にて検出され
る。
このことから、先づ、l + O= 1 ”のOR論J
!Pト満足されていることが分かる。
同様に、第17図(D)〜(F)に示すように、駆動電
流パルスのシーケンスを同じとして入力信号論理が入力
電流IX、IYに化体して共に“′工″であった場合に
就き説明する。
中間の抵抗体部分82を挟んでその両側に両入力信号源
301,302から共に入力電流が与えられると、先に
述べたように夫々、互いに逆向きのフラクソンが発生し
て互いに逆向きに進行するが、入力信号源301による
図中、右側に進むフラクソンaと入力信壮源302によ
る図中、左側に進むフラクソン江とは中間の抵抗体部分
92にて〆1.いに打消し合って消滅し、結果として第
17図(E)に小才ように、大々、残ったフラクソン五
とフラクソンaとが夫々対応する線路5の各端部側の抵
抗体jHR分91.!113にまで進んでそこで停止す
る。
この状yル下においては、時刻t2で示すように、中間
の抵抗体部分82に駆動電流パルス1102が印加、さ
れても何の変化もない。
1次の時刻t3において、各フラクンンが停止1.シて
1いる各抵抗体部分91.93に対応する各駆動電流源
ノ+ul、+03から駆動電流パルスll0I、110
3か供給されると、第17図(F)中、JIE抗体部分
91中のフラクソン5は矢印−fで示すように線路左側
の出力回路乃至検出器311に向けて出力すべく移動を
開始し、抵抗体部分93中のフラクンンaは矢印fで小
すように線路右側の検出器312に向けて出力すへく移
動を開始する。
その結果、線路両端部の各検出器乃至出力回路311.
312には、1 + 1 = 1 ”のOR論理が満足
されたことの表徴として出力電流1outl、Iout
2が流れ出る。
入力信号論理が共に“0″の場合、即ち内入力信号電流
IX、IYが共に0゛の場合には、出力電流論理も共に
“0゛であって電流として流れることのないこと、即ち
、“’o+o=o”のOR論理が満足されることは顕か
である。
次に第18図示の実施例乃至更に別のデジタル準能素子
としての分周器への応用例に就き説明すす。
この応用例においては、静的な構成自体は第2′ 図(
A)に示す基本構造に第2図(C)に示すような各電流
源、出力回路乃至検出器を付したものと同じになってい
るが、当該出力回路とジョゼフソン線路との間の整合性
に係る設工1的なインピーダンス関係の如何により、」
二記したような分周機能を満足させるようにしたもので
ある。
分周すべき入力デジタル周波数信号1inは、先の各実
施例において抵抗体部分に停止していたフラクソンを選
択的に駆動するための駆動電流源10からの電流110
に対応して表すことができる。そして、ジョゼフソン線
路5の一端に備えられたフラクソン発生源13の発生す
る電流IPは、第2図示の場合の最も基本的な実施例に
おけると同様、本デバイスの動作の当初において線路5
中に−・つの7ラクソンを載せるためだけに使用される
然し、線路他端に備えられた出力回路16乃至分周信号
検出器31は、先とは異なり、当該線路他端を略ζ開放
状態に保つことのできる高入力インピーダンスに設定さ
れている。換言すれば、当該!検出器31の人力インピ
ーダンスの抵抗成分は、線路インピータンス(L/C)
8に比し、十分大きくなるように設定されている。
第19図示のタイム・チャーI・をも参照して本デ/へ
イスの一動作例を説明すると、九つ、同図(A)中に時
刻toで示すように、動作の当初において、フラクソン
発生源13よりフラクソン発生用電流IPを与え、線路
5中にフラクソンを−・つ、載せてやる。
このフラクソンは、先に説明した通り、線路中を走行し
て抵抗体部分30に至り、そこで停止し、待機する。今
、このフラクソンは、同図(B)に示すように、図中、
右回りの渦電流状態aにあるものとする。
ここで1時刻t1にて示されるように、入力デジタル電
流周波数信号1inの一売口が当該抵抗体部分90にり
−えられたとすると、停止していたフラクソンは同図(
B)中に矢印fで示すように線路5の他端に向かって走
行を開始する。
然して、先に少し述べた令ように、当該線m−、5−i
;iIP他端が仮に開放状態であったならば、こ@;端
1.y1゜に走行して来たフラクソンはここで反射し、
1渦専流の向きを変えて逆方向に進行し始める。本旨−
m−イスはこの現象を利用しており、検出器31乃至出
力回路16は、その入力インピーダンスが上述したよう
に高く選ばれているから、当該線路他端に走行してきた
フラクンンはその極く一部が出力電流1outとして検
出器31に流れ出ていき、残りの大部分は反射して逆方
向に走行し、逆向きの渦電流状fm Kとなって再び線
路途中に設けられている抵抗体部分80にて停止、待機
する。この状態が第19図(C)に示されている。
−1−記のように、第−発1」の入力信号パルスはその
一部が検出器31にて検出されて出力電流パルス1ou
tとなるが、当該入力信号周波数に対応したパルス幅A
t後の第二発I」の入力信号電流パルスが抵抗体部分8
0に加わると、第19図(C)に示すように、その抵抗
体部分90にて停止しているフラツフ)ンは今度は逆向
きの渦電流状jE五となっているかシら、走行を開始す
るにしても出力端部には向かわ旨1ず、フラクソン発生
源13の有る方の端部に向かって矢印−fで示す方向に
走行し、そこで反則して戻り、再び抵抗体部分90に至
って停止する。即ち、この第二発l」の入力信号パルス
は検出器31にて検出されることがない。
然し、第二発1」の入力パルスに伴ってJ−記のように
フラクソン発生源側の端部で反射して戻ってきたフラク
ソンは、再びその渦7し流の向きが変わっているため、
結局、第19図(B)図示の状態が再現することになる
。そのため、更に時間At後の第三発1」の入力信号パ
ルスによっては再び線路5の出力端に向かって走行し、
検出器31にて検出され、出力電流パルスIoutとな
る。
以降、同様のメカニズムにより、第19図(B)と(C
)の各状態間を繰返し、従って、出力電流信号の周波数
はこの場合、周期が2・Atとなり、入力信号周波数が
部分の−に分周されていることが分かる。尚、抵抗体部
分8oを適宜間隔で複数個にラシ、インパルス状の人力
周波数電流信号で各抵抗体部分を駆動するようにすると
、更に大きな分周比を得ることもできる。
、) また、この第18図示のデバイスは、非破壊的読出し型
のメモリ・デバイスとしても機能させ得る。
即ち、抵抗体部分8oにイリされているフラクンン選択
駆動用電流源IOをメモリ読出し命令用の電流源10と
して考え、フラクソン発生源13を入力論理信号源と考
えれば良い。第20図示のタイム・チャートを動作の一
例として挙げて説明すると、今、フラクソン発生源13
から論理“l“を表すフラクソンが線路5中に載せられ
ていれば、このフラクソンは読出し命令を与えない限り
、抵抗体部分90にて停止1xしている。この状y!l
は、1″度、先の第19図(B)の状態に対応する。
ここで第20図(A)に示すように、読出し命令用電流
源IOから所望の時間幅に亘る読出し命令電流110を
与えると、この電流がり′・えられ続けている限り、フ
ラクソンは先に述べたように第19図(B)と(C)の
状態間を繰返し、第20図(B)にツバすように、検出
器には一定周期の周波数倍3 routが現れる。
一方、論理″“1“に対応するフラクンンが線路に載せ
られていない場合、即ち論理“0゛′が線路に載せられ
ている場合には、読出し命令電流110が与えられても
線路中には走行するフラクソンかないから、当然、出力
電流1outは生じない。
即ち、このような使い方をすると、第18図示のデバイ
スは、論理1パを一定周波数の信すの検出という形で捕
え、論理“0″は出力電流零の状yn;として弁別的に
捕えることができるだけでなく、論理“l°′を検出し
た場合の読出し動作終了後(読出し電流11oの立ちド
がり後)も、先の原理から顕かなように、線路中のフラ
クソンは消滅することがないため、非破壊的読出しメモ
リとして機能することが分かる。
更に、全く同様の構成により、オン・オフ制御人力伺き
のパルス発振器としても第18図示のデバイスは機能さ
せることができる。即ち、抵抗体]偏分90に伺されて
いる電流源1oを発振稼動命令源5′と考え、フラクソ
ン発生源13により予め線路5中・、、−tせておいた
フラクソンを利用して、パルス発=− 振させたい時には当該命令源1oがら発振命令電流11
0を与え、出力に第20図(B)図示のような特定の周
波数出力を生しさせる一方で、発振を停止させたい場合
には電流iloの供給を止めるようにすれば良いのであ
る。
また、抵抗部材9を線路の全面乃至成る程度以1−の長
さに渡って連続的に刺すと、その抵抗値の如何によ−リ
ー1−フラクンンの走行速度を調整することもできる。
従ってそうしたデバイスは受動的な遅延信号線路として
利用することもできる。
以上、各種の応用例にまで及んで本発明のデバイス基本
構造体を説明したが、本発明によれは、フラクソンを線
路の指定個所にて止めることができるので、クロックに
基いた論理動作が簡単に組め、極めて広い範囲にほっで
各種のデジタル機能の応用デバイスを組むことができる
外、従来のジョセフソン素子に比して高速性、低消費7
q力性の点でも勝れたデジタル機能デバイスが提供でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はジョセフソン線路の説明図、第2図は本発明に
よるデバイス基本構造体及びその基本的実施例の概略構
成図、第3図及び第4図は第2図示デバイスの動作に係
る説明図、第5図はジョセフソン線路出力部分の説明図
、第6図は抵抗体部分を作るための抵抗部材の付し方の
説明図、第7図及び第8図は本発明のデバイス基本構造
体を用いた基本的な応用例の説明図、fir、g図から
f520図までの各図は夫々、更に別の応用例の構成及
び動作の説明図、である。 図中、5はジョゼフソン線路、6,7は超伝導体、8は
接合部、9は抵抗部材、1oはフラクンン選択駆動用電
流源、13はフラクソン発生用電流源、16は出力回路
、90は抵抗体部分である。 ′第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一・対の超伝導体とその間の接合部とから成るジョセフ
    ソン線路の長さノJ向の少なくとも一部位において、L
    記−・対の超伝導体の中、少なくノ(−力の超伝導体に
    電気的に並列に抵抗部材を伺して成る基本構造体を右す
    ることを4)徴とするジョゼフソン線路デバイス。
JP59011148A 1984-01-25 1984-01-25 ジヨゼフソン線路デバイス Granted JPS60154687A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59011148A JPS60154687A (ja) 1984-01-25 1984-01-25 ジヨゼフソン線路デバイス
US07/045,152 US4749888A (en) 1984-01-25 1987-05-04 Josephson transmission line device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59011148A JPS60154687A (ja) 1984-01-25 1984-01-25 ジヨゼフソン線路デバイス

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JPS60154687A true JPS60154687A (ja) 1985-08-14
JPH0147026B2 JPH0147026B2 (ja) 1989-10-12

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