JPS6015361B2 - 抽出液の分離方法 - Google Patents

抽出液の分離方法

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Publication number
JPS6015361B2
JPS6015361B2 JP53007418A JP741878A JPS6015361B2 JP S6015361 B2 JPS6015361 B2 JP S6015361B2 JP 53007418 A JP53007418 A JP 53007418A JP 741878 A JP741878 A JP 741878A JP S6015361 B2 JPS6015361 B2 JP S6015361B2
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JP
Japan
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spirulina
extract
centrifuge
cylindrical
suspension
Prior art date
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Expired
Application number
JP53007418A
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English (en)
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JPS54101773A (en
Inventor
秀典 島松
敏光 加藤
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 従釆より食用色素として使用されているタール系合成着
色料等は、発ガン性等の舞性が問題となり、その使用が
制限されてきている。
そこで、天然着色料が脚光を浴び、種々の天然色素につ
いて研究が行なわれているが、本発明者は、三原色の一
つである青色色素をスピルリナから抽出法により単機す
る方法について研究を進めてきた結果、青色色素を抽出
させた抽出液とスピルリナ簾体残澄を好適に分離し得る
方法を見出し、本発明に到達した。本発明は、スピルリ
ナを抽出溶剤に懸濁させて青色色素を抽出させた抽出液
とスピルリナ漆体磯蓬を分離する方法に於いて、スピル
リナ漆体残溝懸濁液をデイスラツジ型遠心分離機に通し
た後に円筒型遠D分離機に通すことによって抽出液とス
ピルリナ糠体残溝を分離することを特徴とする抽出液の
分離方法に関するものである。
本発明によれば、スピルリナ簾体残澄を不溶解分として
抽出液中に残存させないで完全に抽出液とスピルリナ磯
体残溝を分離することができる上に、分離、除去するこ
とによって抽出液中に混在するバクテリアの数を減少さ
せることができるため、本発明方法は食用色素の製造工
程に好適に利用することができる。
本発明に於いて使用されるスピルリナは、藍薮り類の一
種であり、例えばスピルリナ・プラテンシス(Spi川
liMplate船is)、スピルリナ・マキシマ(S
pir山inamaxima)、スピルリナ・ゲイトレ
リ(Spimli雌geitleri)、スピルリナ・
メイヤ−(Spir山inamarr)、スピルリナ・
プリンセプスタ(Spimlinapnnceps)、
スピルリナ・ラキシシマ(Spimli船laxiss
ima)、スピルリナ・力ルダリヤ(Spimlina
cal船ria)、スピルリナ・クルタ(Spimli
Mcmta)、スピルリナ・スビルリノイデス(Spi
mli服spimliMides)等を挙げることがで
きるが、人工的に培養されていて入手容易であり、且つ
青色色素の含有率の高いものとしてスピルリナ・プラテ
ンシス、スピルリナ・マキシマ、スピルリナ・ゲイトレ
リが特に好ましい。
抽出溶剤は水であってもよいがリン酸緩衝液が特に好適
であり、一般に抽出溶剤に対して5〜10重量%の割合
でスピルリナを懸濁させ、5〜3び0で8〜潮時間保持
すると、抽出溶剤中に青色色素を抽出させることができ
る。本発明に於いては、抽出溶剤中に青色色素を抽出さ
せた後に、スピルリナ簾体残澄が抽出液中に懸濁してい
る懸濁液、即ちスピルリナ簾体機澄懸濁液をディスラッ
ジ型遠心分離機に通した後に円筒型遠心分離機に通すこ
とによって抽出液とスピルリナ藻体残澄を分離する。
ディスラッジ型遠0分離機は、第1図に示すような天井
部と底面部が閥口し且つ斜面部に複数個の孔が設けられ
ている円錐台形笠状分離板1を第2図に示すように軸が
同一線上にくるように容器2内に多数段積み重ねて段遺
し、多数段積み重ねた分離板1を藤を中心として高速度
で回転させながら分離板1の軸に沿って固体懸濁液を上
方から注入し、分離板1の回転によって生じる遠0力の
差を利用して固形分を容器壁部方向に移動させるととも
に清澄液を分離板1の間を通して容器中央上部方向に移
動させ、固形分を容器壁部に設けた間隙から断続的に取
り出すとともに清澄液を容器中央上部から連続的に取り
出すことによって固形分と清澄液を分離するものである
また、円筒型遠0分離機は、第3図に示すような機体3
に垂直に保持された回転筒4を高速度で回転させながら
回転筒4の底部から固体懸濁液を注入し、回転筒4の回
転によって生じる遠心力を利用して固形分を回転節4の
筒壁部に付着させるとともに清澄液を回転筒4の上部か
ら連続的に取り出すことによって固形分と清澄液を分離
するものである。
スピルリナ簾体残溝懸濁液は、ディスラツジ型遠心分離
機に通した後に貯蔵槽等で一定時間貯蔵した後、円筒型
遠心分離機に通してもよいが、ディスラツジ型遠′○分
離機と円筒型遠0分離機をパイプによって直列に接続し
、ディスラッジ型遠心分離機に通した後に直ちに円筒遠
心分離機に通すことが一層好ましい。
また、スピルリナ藻体残溝懸濁液は、ディスラツジ型遠
0分離機に通した後に、円筒型遠心分離機に1回だけ通
してもよいが、円筒型遠心分離機に3回G久上通すこと
が特に好ましい。依って、本発明に於ける最も好ましい
態様としてディスラッジ型遠心分離機と3台以上の円筒
型遼心分離機をパイプによって直列に接続し、スピルリ
ナ簾体残簿懸濁液をディスラツジ型遠D分離機に通した
後に直ちに3台以上の円筒型遠心分離機に通す態様を挙
げることができるが、各遠心分離機を接続するパイプに
は単にポンプを設けるだけでもよいし、或は必要に応じ
て遠心分離機から取り出したスピルリナ簾体残澄懸濁液
を−次的に貯蔵するための貯蔵櫓をポンプと共に設けて
もよい。ディスラツジ型遠心分離機と3台以上の円筒型
途0分離機をパイプによって直列に接続した場合に、デ
ィスラツジ型途D分離機に対するスピルリナ藤体残澄懸
濁液の供給量は、一般に20〜100X9/hrとする
ことが好ましい。ディスラッジ型遠心分離機に於ける分
離板1の回転速度は800仇.p.m前後とし、約78
0血の遠心力によってスピルリナ簾体銭澄の内比較的大
きい物質を抽出液から分離することができる。円筒型遠
心分離機に於ける回転筋4の回転速度は1500仇.p
.m前後とすることが好ましく、これにより約1540
的の遠心力によってスピルリナ穣体残澄の内比較的小さ
い物質とバクテリアを抽出液から分離することができる
これによって、肉眼的にも完全に清澄な抽出液を得るこ
とができる。次に、実施例によって本発明を説明する。
実施例 1 ディスラッジ型遠心分離機(斎藤遠心器社製)と3台の
円筒型遠心分離機(巴工業社製)をポンプを中間に設け
たパイプによって直列に接続した。
スピルリナ5.0k9を0.02モル濃度のリン酸緩衝
液100のこ懸濁させ、5℃で1独時間静遣した。
1独特間静瞳後、80k9/hrの速度でスピルリナ藻
体残笹が抽出液中に懸濁しているスピルリナ藻体残綾懸
濁液を分離板が800仇.p.mの速度で回転している
ディスラッジ型遠心分離機に注入し、抽出液とスピルリ
ナ湊体残澄を分離し、65kg/hての速度で抽出液(
不溶解分0.2重量%)を容器中央上部から排出させる
とともに15k9/hrの速度でスビルリナ藻体残笹を
含有しているスラリー(不溶解分9.1重量%)を容器
壁部に設けた間隙から排出させた。
ディスラッジ型遠心分離緩から排出された抽出液をパイ
プを通して直ちにそれぞれ回転筒が1500仇.p.m
の速度で回転している3台の円筒型遠0分離機に連続的
に供給し、抽出液中にわずかに残存していたスピルリナ
藻体残糟、バクテリア等を分離して回転筒の内面に付着
させ、63k9′hrの速度で抽出液を排出させた。円
筒型遠心分離機から排出された抽出液には、不溶解分が
全く存在せず、スピルリナ滋体残澄が完全に分離、除去
されていた。
また、スピルIJナ簾体残澄懸濁液にはバクテリアが5
×1び個/叫の割合で存在していたにもかかわらず、抽
出液中にはバクテリアが5×1の固/の【の割合でしか
存在せず、混在するバクテリアが大幅減少していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に於いて使用するディスラツジ型遠心分
離機内の分離板の一例を示した斜視図、第2図はディス
ラッジ型遠D分離機の一例を示した部分断面図並びに第
3図は円筒型遠0分離機の一例を示した部分断面図であ
る。 1・・・・・・分離板、2・・・…容器、3・・・・・
・機体、4・・・・・・回転筒。 第1図 務2図 繁る図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スピルリナを抽出溶剤に懸濁させて青色色素を抽出
    させた後に抽出液とスピルリナ藻体残渣を分離する方法
    に於て、スピルリナ藻体残渣懸濁液をデイスラツジ型遠
    心分離機に通した後に円筒型遠心分離機に通すことによ
    つて抽出液とスピルリナ藻体残渣を分離することを特徴
    とする抽出液の分離方法。 2 直列に接続したデイスラツジ型遠心分離機と円筒型
    遠心分離機にスピルリナ藻体残渣懸濁液を連続的に通す
    ことによつて抽出液とスピルリナ藻体残渣を連続的に分
    離する特許請求の範囲第1項記載の抽出液の分離方法。 3 円筒型遠心分離機にスピルリナ藻体残渣懸濁液を通
    す際に3回以上くり返して通すことによつて抽出液とス
    ピルリナ藻体残渣を分離する特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の抽出液の分離方法。
JP53007418A 1978-01-27 1978-01-27 抽出液の分離方法 Expired JPS6015361B2 (ja)

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JPS54101773A JPS54101773A (en) 1979-08-10
JPS6015361B2 true JPS6015361B2 (ja) 1985-04-19

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