JPS60152479A - エチレンオキシドの水溶液から溶存ガスの除去法 - Google Patents

エチレンオキシドの水溶液から溶存ガスの除去法

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JPS60152479A
JPS60152479A JP59182902A JP18290284A JPS60152479A JP S60152479 A JPS60152479 A JP S60152479A JP 59182902 A JP59182902 A JP 59182902A JP 18290284 A JP18290284 A JP 18290284A JP S60152479 A JPS60152479 A JP S60152479A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D301/00Preparation of oxiranes
    • C07D301/32Separation; Purification

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Epoxy Compounds (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶存ガスを含有するエチレンオキシドの希薄水
射液を処理して該浴液からこれらのガスを除去する方法
に関する。
か\る溶液は種々の供給源から得られるが本質的には気
相中でエチレンの接触酸化によジエチレンオキシドの合
成から由来する。
か\る合成法では、生成したエチレンオキシドは、きわ
めて希薄な状態でのエチレンオキシドと未転化のエチレ
ンと未転化の酸素とスチームと二酸化炭素CO2とメタ
ンとエタンと窒素と希ガスと他の不純物とを含有するガ
ス状混合物から単離しなければならず、前記不純物の主
要な成分にホルムアルデヒド及びアセトアルデヒドの如
きアルデヒド類である。
か\るガス状混合物からエチレンオキシドを取得する通
常の方法は次の処理工程よシなる・(a) 水での吸収
:反応帯域から生ずるガス状混合物を水と接触させてお
き、約2〜3重量饅のエチレンオキシドとアルデヒド類
の如き不純物と溶解した状態で特にCO2,メタン、エ
タン。
エチレン、窒素、酸素及び希ガスとを含有するエチレン
オキシドの希薄な水浴液を得る。
(b) 脱着二カラム(脱着塔)の底部からエチレンオ
キシドを実際土倉1ない水性流を放出しカラムの頂部か
らはエチレンオキシド水浴液に最初から溶存したスチー
ムガスとアルデヒド類の如き不純物と約30〜60重’
fx1%のエチレンオキシドとを含有するガス状混合物
ケ放出するように、エチレンオキシドの希薄溶液をカラ
ム中でスチーム抽出にかける。
(c) 再吸収:前もって冷却した前記のガスMシを水
と接触させておき、エチレンオキシド並びにCO2及び
不純物の大部分を水に再吸収させ、然るにエチレンオキ
シドと共に溶解した形で最初から存在するガスの大部分
をガス流の形で分離する。再吸収工程から得られるエチ
レンオキシド水浴液は一般に5〜15重量係重量%レン
オキシドを含有する。
(dl 蒸留:該水溶液を次いで蒸留して純粋なエチレ
ンオキシドを得る。
更にばCO2を除去するためには工程(C)と(d)と
の間に追加の工程を挿入することがしばしば必要である
。かくしてエチレンオキシドの脱炭酸化水溶液を処理し
てグリコールを形成でき、蒸留して精製エチレンオキシ
ドを得ることができ、又は一部処理してグリコールを形
成でき且つ一部蒸留する。
本発明の目的はエチレンオキシドの合成法の前記工程(
a)及び(c)から得られるエチレンオキシド水浴液の
如き水@液の処理法に在り、より一般的にtri溶存し
た状態で二酸化炭素を含有し且つエチレンオキシド製造
過程から由来する前記した型式の溶液中に存在する通常
ガス状の少くとも1つの別の化合物を含有するエチレン
オキシドの全ての希薄水溶液に対する処理法であって、
溶存カスの分離後にはこれらのガスと共にエチレンオキ
シドを担持することなくこれらのガスをエチレンオキシ
ドの合成に有利に再循環させ得るような仕方でこれらの
水溶液から直接溶存ガスを除去することに在る。
実際上、こういう状況でないならば、エチレンオキシド
の合成に溶存ガスを再循環させ得る前にこれらのガスか
らエチレンオキシドを分離する追力日の工程を続行する
ことが必要である。
か\る分離処理はエチレンオキシドの一般的な分離法を
明らかに複雑化し工業的には実施不能である。
これは例、tばエチレンオキシドの希薄溶液をフラッシ
ュ蒸発にかけることからなる米国特許第3.729.8
99号明細書に記載された従来技術では問題となる。こ
の技術の別の欠点は処理したエチレンオキシド溶液に最
初から溶存したガスのせいぜい85%に等しい部分的ガ
分離のみが得られることである。
本発明Hエチレンオキシドの水浴液からエチレンオキシ
ドを実際上官まない溶存ガスの除去法を提供するもので
ある。
本発明によると、エチレンオキシドの約15重f、t 
%以下と、二酸化炭素と通常ガス状の少くとも1つの他
の化合物とから選んだ溶存ガスの約0.5重量%以下と
を含有する水溶液中に溶存したガスの除去法において、
前記の溶存ガスの実質的に完全な除去を行うに十分な時
間及び温度及び圧力で水に対して且つ二酸化炭素又は酸
素以外の前記の溶存した通常ガス状の化合物の1つから
選んだ少くとも1つのガスに対してエチレンオキシドの
前記水溶液を接触させることから成シ:前記の接触は上
部帯域と下部帯域と各々の帯域に15枚筐での理論棚板
と含有する分離塔で行ない、その際エチレンオキシドの
前記水溶液を前記帯域の中間に添加し、前記のガスを下
部帯域の底部に添加し、前記の水を上部帯域の頂部に添
加することを特徴とする、エチレンオキシドの水浴液か
ら溶存ガスの除去法が提供される。
徐附図面の第1図は本発明の方法を実施するに適した装
置系の平面図解図である。
用いたカラム(塔)は何れか慣用の分1liIl塔であ
ることができ、塔の理論棚板は平板又は充填物の如き通
常知られていて、気−液接触を有効ならしめる。
理想的には塔中の絶対圧は1〜20バールである。
処理した溶液は15重#、チ以下のエチレンオキシドを
含有でき、2〜12重量裂のエチレンオキシドを含有す
るのが最も多い。溶存カスの全量は一般に処理溶液の0
.5重量製以下を表わし、0.6重量%以下を成すのが
最も多い。
分離塔に導入されるエチレンオキシドm液の温度は一般
に周囲温度以上であって80°C以下である。
塔の頂部から導入される水は純水であることがテキ、す
るいはエチレンオキシド法に再循環される水であって特
に少量のエチレンオキシド及び/又はグリコールを含有
し得る水であることができる。例えば、エチレンの接触
酸化帯域から由来するガスからエチレンオキシドの吸収
を確保する水と同様な水であυ得る、分離塔に導入され
る水の温度は有利にはI O’C〜5 [1’Cである
。水の流速はエチレンオキシド溶液の流速の5〜15重
量係重量しい。
分離塔の下部帯域の下方で導入されるガス流は有利には
、窒素、エチレン、メタン、エタン及びアルゴンから選
んだ1つ又は複数のガスよりなる。
ガス流の流速は一般に処理すべき溶液の流速の0.05
〜10重量係で重量。
図面において塔6け、平板又は充填材を含有[2てなる
2つの帯域A及びBを収容し、1つの帯域はせいぜい1
5枚の理論棚板を収容する。
エチレンオキシドの希薄水溶液は帯域AとBとの間に位
置した塔6の部分に1から導入する。
エチレンオキシドm液中の溶存ガスを一緒に運1船すふ
のに役立つガス流I′i3から塔6に導入し、然るに水
け2から塔6に進入する。
エチレンオキシド溶液中に最初から溶存したガスと、3
から導入した1つ又は複数のガスとより本質的になるガ
ス流を4から排気する。
処理済みのエチレンオキシド浴液を5から」Jト出する
本発明を次の実施例により更に説明するが、これらの実
施例は単に説明の目的で記載されており何ら本発明を限
定するものではない。
実施例1 2.55重重量のエチレンオキシドと5.22重清係の
エチレングリコールと0.17 :@ 9i %のCO
2と0.052重量%のエチレンと0.015重量%の
窒素と全体で0.004重量拠のエタン、畝素及びアル
ボ/とを含有するエチレンオキシドの水溶液を1902
Ky/時の割合で72DCで塔乙に導入し、塔の2つの
帯域は各々5枚の理論棚板を有する。
エチレンオキシド水浴液中の溶存ガスを一緒に担持する
のに必要なガス流は1.46Kg/時の流速で25°C
で塔6に導入した蟹素よシなる。
塔の頂部から導入した水性流は5.5重量−のエチレン
グリコールを含有する水よシなシ、これを131.25
す7時の割合で256Cで塔6に導入する。
塔6中の平均絶対圧は2.5バールに等しい。
s、56Kr/時の割合で塔の頂部から排気されるガス
流は、99.8%のCO2と塔に尋人したエチレンオキ
シド浴液に最初から溶存する他のガスの全量とを含有す
る。このガス流は0.004重ft %以下のエチレン
オキシドを含有するに過ぎない。
2.029 Kt/時の流速で塔の底部から排出される
エチレンオキシドの水溶液はわずか0.003重量%の
溶存co2を含有するに過ぎない。CO2の除去係数は
98チ以上である。
’4Hの代りに同モル量のメタンを用いた時でも同様な
結果を得る。
実施例2 窒素流の代りyl、q1Ky/時の割合でエチレラ流を
用いる以外は実施例1の如く操作することにより、塔の
底部から排出されるエチレンオキシド溶液は、塔に導入
したエチレンオキシド溶液に最初から溶存されるCO2
のわずか1チのみと、エチレンのわずか0.01重量%
のみとを含有する。
塔の頂部から排気されるガス流はわずか0.005重f
t%のエチレンオキシドを含有スる。
実施例3 下部帯域中に2枚のみの理論棚板を収容する塔中でしか
も3.76に4/時のエチレン流速を用いて行なう以外
は、実施例2の如く操作することにより、CO2の除去
効率は99%に達し、然るに塔に導入したエチレンオキ
シド溶液に最初から溶存する他のガスの除去は完全であ
る。エチレンオキシド浴液から除去したガスを含有する
ガス流は0.015重R%以下のエチレンオキシドを含
有する。
実施例4 2.5mft%のエチレンオキシドとo、17mM%の
CO2と0.322重量のエチレンとを含有するエチレ
ンオキシドの水溶液を1902Ky/時の割合で80°
Cで塔乙に導入し、塔の2つの帯域は各々5枚の理論棚
板を有し、15バールの平均絶対圧下に作動する。25
°Cで19.4Kf/時の窒素及び25°Cで131 
Kg1時の水を、塔6の下部帯域の下方から及び上部帯
域の上方からそれぞれ導入する。
本発明の処理によるともはや最初のCO2のわずか1%
しか含有しないエチレンオキシドの溶液を得ることがで
き、しかも処理すべき溶液中に最初から溶存したガスの
全除去率は94チにも達し、塔の頂部から出るガス流中
のエチレンオキシド含量は0.0005%であるに過ぎ
ない。
実施例5 11.73重it%のエチレンオキシドと0.0515
1重量%O2と0.0014重量%のエチレンとを含有
するエチレンオキシド水溶液を、42°Cで1971 
Kp/時の割合で実施例4の塔6に導入し、この塔中で
25°Cで3.83Kp/時の割合で該塔に導入した窒
素ガス流と接触させておく。
水を25”Cで131Kf/時の流速で塔の頂部から導
入する。
塔中の平均絶対圧は2.5バールである。
塔から抜出したエチレンオキシド溶液は、該溶液が最初
から含有した量のCO2の1チ以下を含有し、その際他
の溶存ガスの除去も実際上完全である。
塔の頂部から抜出したガス流はわずか0.0005重t
%のエチレンオキシドを含有するに過ぎない◎本発明を
好ましい具体例に関連して記載しであるけれども、本発
明の範囲を記載した特定の形に限定することを変図せず
、逆に本発明の範囲内に包含し得るような変更、改良及
び均等物を含めて意図するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法を実施するに適した装置系の平面図
解図であり、図中6は2つの帯域A及びBを収容する分
離塔であシ、1はエチレンオキシド各液を装入する塔の
中間地点である。 図面の浄書(内容に変更なし) 手続補正書(方式) %式% ■、小事件表示 昭和59年 特許願 第 182902号2、発明の名
称 エチレンオキシドの水浴液がら溶存ガスの除去法3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 フラン四相、クールベヴオヮ、アレ・デゝ・ヴソ
ーンユ。 2−16 名 称 アトーシュム 4、代理人 〒105住所 東京都港区西新橋1丁目1番15号物産
ビル別館 電話(591) 0261EJ面の浄書゛内
容に変更なし

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 エチレンオキシドの約15重量%以下と、二酸化
    炭素と通常ガス状の少くとも1つの他の化合物とから選
    んだ溶存ガスの約0.5重量%以下とを含有する水溶液
    中に溶存したガスの除去法において、前記の溶存ガスの
    実質的に完全な除去を行うに十分な時間及び温度及び圧
    力で水に対して且つ二酸化炭素又は酸素以外の前記の溶
    存した通常ガス状の化合物の1つから選んだ少くとも1
    つのガスに対してエチレンオキシドの前記水溶液を接触
    させることから成り;前記の接触は上部帯域と下部帯域
    と各々の帯域に15枚までの理論棚板とを有する分離塔
    で行ない、その際エチレンオキシドの前記水溶液を前記
    帯域の中間に添加し、前記のガスを下部帯域の底部に添
    加し、前記の水を上部帯域の頂部に添加することを特徴
    とする、エチレンオキシドの水溶液から溶存ガスの除去
    法。 2、分離塔に導入されるガスは電素、アルゴン、メタン
    、エタン又はエチレンから選ばれる特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 6、 分離塔に導入されるガスの流率は、分離塔に導入
    されるエチレンオキシド水溶液の流率の約0.05〜1
    0%である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法
    。 4、 エチレンオキシド水溶液の温度は大体室温と80
    60との間である特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の方法。 5、分離塔に導入される水の流率は、分離塔に導入され
    るエチレンオキシド水溶液の流率の約5〜15チである
    特許請求の範囲第1項又は8142項記載の方法。 & 分離塔に導入される水の温度は約10〜500Cで
    ある特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。 Z 分離塔中の平均絶対圧は約1〜20パールである特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。 8. エチレンオキシド水溶液の温度は大体室温と80
    °Cとの間であわ、ガスの流率はエチレンオキシド水浴
    液の流率の約0.05〜10%であり、水の温度は約1
    0〜50°Cであり、水の流率はエチレンオキシド水溶
    液の流率の約5〜15チであり、分離塔の圧力は約1〜
    20バールである特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の方法。
JP59182902A 1984-01-17 1984-09-03 エチレンオキシドの水溶液から溶存ガスの除去法 Granted JPS60152479A (ja)

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FR8400631 1984-01-17

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JPS6136833B2 JPS6136833B2 (ja) 1986-08-20

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