JPS60151038A - 熱収縮性チユ−ブの製造方法 - Google Patents
熱収縮性チユ−ブの製造方法Info
- Publication number
- JPS60151038A JPS60151038A JP59007539A JP753984A JPS60151038A JP S60151038 A JPS60151038 A JP S60151038A JP 59007539 A JP59007539 A JP 59007539A JP 753984 A JP753984 A JP 753984A JP S60151038 A JPS60151038 A JP S60151038A
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- Japan
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- tube
- heat
- tube base
- shrinkable
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱収縮性チューブの製造方法の改良に関するも
のである。
のである。
電線ケーブルの接続部、金属管の継手部等の被覆に使用
する熱収縮性チューブにおいては、被覆部分の長さが一
定であるので長さ方向には熱収縮せず径方向（周方向）
にのみ熱収縮するものが理想的である。
する熱収縮性チューブにおいては、被覆部分の長さが一
定であるので長さ方向には熱収縮せず径方向（周方向）
にのみ熱収縮するものが理想的である。
熱収縮性チューブを製造するには、チューブ基材を軟化
点以上に加熱し、これを拡張させ、この拡張状態下で冷
却することが必要であり、周方向にのみ熱収縮性である
熱収縮性チューブを得るには、上記の拡径を周方向にの
み生じさせることが必要である。
点以上に加熱し、これを拡張させ、この拡張状態下で冷
却することが必要であり、周方向にのみ熱収縮性である
熱収縮性チューブを得るには、上記の拡径を周方向にの
み生じさせることが必要である。
ところで、直径Ｒ１厚さｔのチューブに内圧Ｐを作用さ
せたときの周方向応力τｒ並びに長さ方向応力τｌは、 ＲＰ ＲＰ τｒ ＝□ τ１＝− ２ｔ ４ｔ であり、長さ方向応力は周方向応力の２分の１である。
せたときの周方向応力τｒ並びに長さ方向応力τｌは、 ＲＰ ＲＰ τｒ ＝□ τ１＝− ２ｔ ４ｔ であり、長さ方向応力は周方向応力の２分の１である。
而るに、上記軟化点以上に加熱されたチューブ基材の応
力−歪特性は指数関数的であり（応力をτ０、歪をξと
するとτＯ＝にξ７の関係）、ある応力τでは歪を僅小
にしてその２倍の応力２τでは顕著な歪を発生させるこ
とが可能である。而して、上記したチューブ内圧をこの
ような応力を発生させる圧力に設定すれば、上記周方向
に熱収縮性である熱収縮性チューブを得ることができる
〇 熱収縮性チューブを製造する場合のチューブ基材の拡張
には、第１図に示すように外形規制型１′内に挿入した
チューブ基材Ａ′内をガスボンベからのガスの圧入によ
り加圧する方法並びにチューブと外形規制型との間を減
圧する方法とがあるが、前者の方法においてはガス流動
圧がチューブ基材の閉塞端面に作用して基材の長さ方向
の伸長が避けられないので、周方向にのみ拡張させるこ
とが困難である。これに対し、後者の方法では、ガス流
の影響、すなわち動圧の作用がなく、実質上静圧のみを
作用させ得るので、チューブ基材を周方向のみに拡張さ
せ得る。
力−歪特性は指数関数的であり（応力をτ０、歪をξと
するとτＯ＝にξ７の関係）、ある応力τでは歪を僅小
にしてその２倍の応力２τでは顕著な歪を発生させるこ
とが可能である。而して、上記したチューブ内圧をこの
ような応力を発生させる圧力に設定すれば、上記周方向
に熱収縮性である熱収縮性チューブを得ることができる
〇 熱収縮性チューブを製造する場合のチューブ基材の拡張
には、第１図に示すように外形規制型１′内に挿入した
チューブ基材Ａ′内をガスボンベからのガスの圧入によ
り加圧する方法並びにチューブと外形規制型との間を減
圧する方法とがあるが、前者の方法においてはガス流動
圧がチューブ基材の閉塞端面に作用して基材の長さ方向
の伸長が避けられないので、周方向にのみ拡張させるこ
とが困難である。これに対し、後者の方法では、ガス流
の影響、すなわち動圧の作用がなく、実質上静圧のみを
作用させ得るので、チューブ基材を周方向のみに拡張さ
せ得る。
しかしながら、チューブ基材には成形歪が残留しており
、上記後者の方法によりチューブ基材を長さ方向に伸長
させることなく径方向のみに拡張させて熱収縮性チュー
ブを製造しても、この成形歪のために得られるチューブ
は長さ方向に熱収縮性を示す。もつとも、チューブ基材
を軟化点板」二に加熱すれば、経時的に歪が消失してい
くが、従来法では、チューブ基材の加熱開始後、チュー
ブが拡張により外形規制管内面に接するまで（この状態
ではチューブが拘束されるので歪は固定され、全消失は
停止してしまう）の時間が短時間であシ、これでは、歪
を満足に除去できない。
、上記後者の方法によりチューブ基材を長さ方向に伸長
させることなく径方向のみに拡張させて熱収縮性チュー
ブを製造しても、この成形歪のために得られるチューブ
は長さ方向に熱収縮性を示す。もつとも、チューブ基材
を軟化点板」二に加熱すれば、経時的に歪が消失してい
くが、従来法では、チューブ基材の加熱開始後、チュー
ブが拡張により外形規制管内面に接するまで（この状態
ではチューブが拘束されるので歪は固定され、全消失は
停止してしまう）の時間が短時間であシ、これでは、歪
を満足に除去できない。
本発明はチューブ基材の成形歪が熱収縮性チューブの好
ましくない長さ方向熱収縮性の原因になることに着目し
、この成形歪を完全に除去して長き方向の熱収縮性を実
質上皆無にした径方向熱収縮性チューブを製造すること
にある。
ましくない長さ方向熱収縮性の原因になることに着目し
、この成形歪を完全に除去して長き方向の熱収縮性を実
質上皆無にした径方向熱収縮性チューブを製造すること
にある。
すなわち、本発明に係る熱収縮性チューブの製造方法は
、チューブ基材を成形し、該チューブ基材を外型規制型
内に挿入し、型内を減圧してチューブ基材を加熱下で拡
張し、次いで、冷却して拡張チューブに熱収縮性を付与
する方法において、チューブ基材をその成形歪を加熱に
より除去したうえで外形規制型内に挿入することを特徴
とする方法である。
、チューブ基材を成形し、該チューブ基材を外型規制型
内に挿入し、型内を減圧してチューブ基材を加熱下で拡
張し、次いで、冷却して拡張チューブに熱収縮性を付与
する方法において、チューブ基材をその成形歪を加熱に
より除去したうえで外形規制型内に挿入することを特徴
とする方法である。
本発明において、チューブ基材はゴムまたはプラスチッ
クの押出成形、射出成形、プレス成形等により成形し、
特にゲル分率３０〜８０％の架橋ポリエチレン製のもの
を使用することが望ましい。架橋は、放射線架橋、化学
架橋、光架橋等により行うことができる。
クの押出成形、射出成形、プレス成形等により成形し、
特にゲル分率３０〜８０％の架橋ポリエチレン製のもの
を使用することが望ましい。架橋は、放射線架橋、化学
架橋、光架橋等により行うことができる。
成形歪を除去するだめの加熱条件は基材の軟化点以上で
あり、加熱時間は温度やチューブの材質等に応じて決定
するが、架橋ポリエチレンの場合は、１３０℃で通常１
５〜２５分である。
あり、加熱時間は温度やチューブの材質等に応じて決定
するが、架橋ポリエチレンの場合は、１３０℃で通常１
５〜２５分である。
以下、図面により本発明を説明する。
まず、一端閉塞のチューブ基材を加熱炉に投入してチュ
ーブ基材の成形歪を除去する。
ーブ基材の成形歪を除去する。
次いで、第２図に示すように、この加熱チューブ基材ａ
をその他端を端板すで閉塞したうえで外形規制型Ｃ内に
挿入する。この挿入後、外形規制型内を真空引きにより
減圧し、加熱チューブ基材ａを外形規制型Ｃの内面に接
するまで拡張させ、而るのち、拡張チューブ基材を冷却
する。この場合、チューブ基材の前記した指数法則を利
用して、チューブ基材を実質上周方向にのみ拡張させる
ように、チューブ基材内外の差圧（すなわち減圧力）並
びにチューブ基材の加熱温度（チューブ基材の軟化程度
）を選定す ５− る。
をその他端を端板すで閉塞したうえで外形規制型Ｃ内に
挿入する。この挿入後、外形規制型内を真空引きにより
減圧し、加熱チューブ基材ａを外形規制型Ｃの内面に接
するまで拡張させ、而るのち、拡張チューブ基材を冷却
する。この場合、チューブ基材の前記した指数法則を利
用して、チューブ基材を実質上周方向にのみ拡張させる
ように、チューブ基材内外の差圧（すなわち減圧力）並
びにチューブ基材の加熱温度（チューブ基材の軟化程度
）を選定す ５− る。
本発明により製造する熱収縮性チューブは直線管に限定
されない。例えば、分岐管であってもよく、この場合、
チューブ基材ａ並びに外形規制型Ｃには第３図に示すよ
うなものを使用できる。
されない。例えば、分岐管であってもよく、この場合、
チューブ基材ａ並びに外形規制型Ｃには第３図に示すよ
うなものを使用できる。
上記チューブ基材の拡張時、通常、チューブ基材のある
一部分（中間部分）がまず外形規制型内面に接し、次い
で残りの部分が規制型内面に接触していくので、その−
ような接触下でも真空引き通路を確保し得るように、規
制型内面に金網、ガラスクロス（第２図並びに第３図に
おいてｄで示す）を張設するか、内面をプラスト等によ
り粗面化することが望ましい。
一部分（中間部分）がまず外形規制型内面に接し、次い
で残りの部分が規制型内面に接触していくので、その−
ような接触下でも真空引き通路を確保し得るように、規
制型内面に金網、ガラスクロス（第２図並びに第３図に
おいてｄで示す）を張設するか、内面をプラスト等によ
り粗面化することが望ましい。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例
内径３０ＭＭ０１厚さ２朋、長さ１ｍの低密度（０，９
２）ポリエチレン押出チューブ品であってγ線で照射し
たゲル分率約６０％の一端閉塞チューブを基材として使
用した。このチューブ基 ６− 材を加熱炉にて１６０℃で２０分間加熱して歪取り（押
出成形歪の除去）を行い、次いで第２図に示すようにこ
のチューブ基材ａの他端を端板すで封止し、内径６０
ＨＨｐｆの外形規制管Ｃ内に挿入し、この挿入と同時に
外形規制型Ｃ内を真空ポンプで減圧し、チューブ基材を
規制型内面に接触するまで拡張させた。この拡張径規制
型外部より拡張チューブを冷却し、而るのち、規制型よ
り取出し、この取出品の両端を切断除去して、内径５７
朋０−、厚さ１龍、長さ９０ｃＩｎの熱収縮性チュー
ブを得た。
２）ポリエチレン押出チューブ品であってγ線で照射し
たゲル分率約６０％の一端閉塞チューブを基材として使
用した。このチューブ基 ６− 材を加熱炉にて１６０℃で２０分間加熱して歪取り（押
出成形歪の除去）を行い、次いで第２図に示すようにこ
のチューブ基材ａの他端を端板すで封止し、内径６０
ＨＨｐｆの外形規制管Ｃ内に挿入し、この挿入と同時に
外形規制型Ｃ内を真空ポンプで減圧し、チューブ基材を
規制型内面に接触するまで拡張させた。この拡張径規制
型外部より拡張チューブを冷却し、而るのち、規制型よ
り取出し、この取出品の両端を切断除去して、内径５７
朋０−、厚さ１龍、長さ９０ｃＩｎの熱収縮性チュー
ブを得た。
この熱収縮性チューブを１５０℃、３０分の条件で加熱
したところ内径３０ ｍｍ ｉ ％厚み約２熊、長さ約
９０ｃｒｎとなり、長さ方向の熱収縮性は実質上塔であ
った。
したところ内径３０ ｍｍ ｉ ％厚み約２熊、長さ約
９０ｃｒｎとなり、長さ方向の熱収縮性は実質上塔であ
った。
上述した通り、本発明に係る熱収縮性チューブの製造方
法においては、チューブ基材の成形歪を除去し、これを
減圧により拡張しているから長さ方向には実質上熱収縮
せず、径方向にのみ熱収縮する熱収縮性チューブを得る
ことができる・
法においては、チューブ基材の成形歪を除去し、これを
減圧により拡張しているから長さ方向には実質上熱収縮
せず、径方向にのみ熱収縮する熱収縮性チューブを得る
ことができる・
第１図は熱収縮性チューブの従来の製造方法を示す説明
図、第２図並びに第３図はそれぞれ本発明の実施例を示
す説明図である。 図において、ａはチューブ基材、Ｃは外形規制型である
。
図、第２図並びに第３図はそれぞれ本発明の実施例を示
す説明図である。 図において、ａはチューブ基材、Ｃは外形規制型である
。
Claims (1)
- チューブ基材を成形し、該チューブ基材を外形規制型内
に挿入し、型内を減圧してチューブ基材を加熱下で拡張
し、次いで冷却して拡張チューブに熱収縮性を付与する
方法において、チューブ基材をその成形歪を加熱によシ
除去したうえで外形規制型内に挿入することを特徴とす
る熱収縮性チューブの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59007539A JPS60151038A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 熱収縮性チユ−ブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59007539A JPS60151038A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 熱収縮性チユ−ブの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60151038A true JPS60151038A (ja) | 1985-08-08 |
Family
ID=11668591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59007539A Pending JPS60151038A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 熱収縮性チユ−ブの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60151038A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5114547A (ja) * | 1974-07-25 | 1976-02-05 | Komatsu Mfg Co Ltd | |
| JPS5354268A (en) * | 1976-10-27 | 1978-05-17 | Nitto Electric Ind Co | Method of producing tube with thermoshrinkage property |
| JPS5354269A (en) * | 1976-10-27 | 1978-05-17 | Nitto Electric Ind Co | Method of producing thermoshrinking tube |
-
1984
- 1984-01-18 JP JP59007539A patent/JPS60151038A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5114547A (ja) * | 1974-07-25 | 1976-02-05 | Komatsu Mfg Co Ltd | |
| JPS5354268A (en) * | 1976-10-27 | 1978-05-17 | Nitto Electric Ind Co | Method of producing tube with thermoshrinkage property |
| JPS5354269A (en) * | 1976-10-27 | 1978-05-17 | Nitto Electric Ind Co | Method of producing thermoshrinking tube |
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