JPS6014978Y2 - 回転力伝達用ケ−ブル - Google Patents
回転力伝達用ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS6014978Y2 JPS6014978Y2 JP1979082476U JP8247679U JPS6014978Y2 JP S6014978 Y2 JPS6014978 Y2 JP S6014978Y2 JP 1979082476 U JP1979082476 U JP 1979082476U JP 8247679 U JP8247679 U JP 8247679U JP S6014978 Y2 JPS6014978 Y2 JP S6014978Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- rotational force
- force transmission
- transmission cable
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C1/00—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
- F16C1/02—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing for conveying rotary movements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回転力伝達用ケーブルの改良に関する更に詳し
くは、例えば自動車の速度計と車軸等の回転部との間を
連結して、速度計を回転させるのに用いられるケーブル
の改良である。
くは、例えば自動車の速度計と車軸等の回転部との間を
連結して、速度計を回転させるのに用いられるケーブル
の改良である。
回転力伝達用ケーブル(以下単にケーブルという)は前
記回転部と速度計の間は、導管内に挿通されて用いられ
、導管は通常湾曲して配設されるのでケーブルと導管と
の摩擦抵抗は可能な限り小なることが望ましい。
記回転部と速度計の間は、導管内に挿通されて用いられ
、導管は通常湾曲して配設されるのでケーブルと導管と
の摩擦抵抗は可能な限り小なることが望ましい。
従来のこの種のケーブルは、1本の芯要素を中心に数本
の金属素線を平に並べて緊密に螺旋巻きした螺旋層が数
層設けられ、かつ各層の螺旋巻き方向は互に逆向きとさ
れてケーブルに回転力が加えられた場合に回転方向にな
るべく遊びが生じないように構成されていた。
の金属素線を平に並べて緊密に螺旋巻きした螺旋層が数
層設けられ、かつ各層の螺旋巻き方向は互に逆向きとさ
れてケーブルに回転力が加えられた場合に回転方向にな
るべく遊びが生じないように構成されていた。
しかしながら、前記導管は一般には金属螺旋管が用いら
れているので、金属素線の螺旋層を最外層とする従来の
ケーブルと導管の内面との摩擦抵抗は、導管の湾曲半径
の小なる程、かつ湾曲回数が多い程大となり、ケーブル
の一端側に加えられた回転力は他端側にスムーズに伝達
されず、したがって速度計の針が細かく振れる所謂針振
れを起して速度を正確に読み取ることができなくなる欠
点があった。
れているので、金属素線の螺旋層を最外層とする従来の
ケーブルと導管の内面との摩擦抵抗は、導管の湾曲半径
の小なる程、かつ湾曲回数が多い程大となり、ケーブル
の一端側に加えられた回転力は他端側にスムーズに伝達
されず、したがって速度計の針が細かく振れる所謂針振
れを起して速度を正確に読み取ることができなくなる欠
点があった。
更にケーブルの回転による金属の導管との摺接によって
、加えて自動車の振動によるケーブルと導管の繰返して
の当接によって騒音を発し、乗員に不快感を与える欠点
があった。
、加えて自動車の振動によるケーブルと導管の繰返して
の当接によって騒音を発し、乗員に不快感を与える欠点
があった。
本考案の主たる目的は上述の如き従来の欠点に鑑み、針
振れを起さない、かつ騒音を発しない回転力伝達用ケー
ブルを提供するにある。
振れを起さない、かつ騒音を発しない回転力伝達用ケー
ブルを提供するにある。
その他の目的は、以下に述べる説明で明らかとなろう。
本考案の一実施例を図面によって説明すると、第1図お
よび第2図において、1は本考案のケーブル(回転力伝
達用ケーブル)であって、該ケーブルは、この実施例で
は1本の金属線からなる芯要素2の外周面に、第一層の
螺旋層3、第二層の螺旋層4が設けられ、これ等螺旋層
3,4は数本の金属素線が平に並べられて緊密に螺旋巻
きされてなり、かつその巻き方向は互に逆向きとなされ
ている。
よび第2図において、1は本考案のケーブル(回転力伝
達用ケーブル)であって、該ケーブルは、この実施例で
は1本の金属線からなる芯要素2の外周面に、第一層の
螺旋層3、第二層の螺旋層4が設けられ、これ等螺旋層
3,4は数本の金属素線が平に並べられて緊密に螺旋巻
きされてなり、かつその巻き方向は互に逆向きとなされ
ている。
前記第二層の螺旋層4の外周面に、この実施例では最外
層の螺旋層5が逆巻き方向に設けられ、該螺旋層5は数
本の金属素線6の間に弾性素線7が介在されてなり、か
つ弾性素線の外周面7aは金属素線の外周面6aより外
方に適当に突出する如くなされている。
層の螺旋層5が逆巻き方向に設けられ、該螺旋層5は数
本の金属素線6の間に弾性素線7が介在されてなり、か
つ弾性素線の外周面7aは金属素線の外周面6aより外
方に適当に突出する如くなされている。
前記弾性素線7は、ナイロン、テフロン等の潤滑性の良
好な合成樹脂、更には合成樹脂に潤滑油は含ませた含油
合成樹脂からなる素線がのぞましい。
好な合成樹脂、更には合成樹脂に潤滑油は含ませた含油
合成樹脂からなる素線がのぞましい。
前記弾性素線7は、この実施例では2本を金属素線6に
介在させたものを図示したが、少くとも1本以上介在さ
せたものであればよい。
介在させたものを図示したが、少くとも1本以上介在さ
せたものであればよい。
8は前述の如き導管であって、該導管内にケーブル1が
回転可能に挿通されている。
回転可能に挿通されている。
本考案の作用と効果を説明すると、この種ケーブルは最
外層の螺旋層5(以下単に最外層という)の素線6およ
び7が締る方向に回転させて用いられるので、ケーブル
1の一端側(第1図において右側)を回転部に、他端側
(同、左側)を速度計にそれぞれ連結し、ケーブルの一
端側をA方向に回転させると、最外層5の潤滑性の良好
な弾性素線7の外周面7aの部分のみが導管8の内面8
aと摺接するので、ケーブルの導管に対する摩擦抵抗は
極めて少く、したがってケーブル1にねじれ応力が働か
ないからケーブルの他端側はスムーズに従動し、速度計
は針振れを起こすことがなく、したがって速度の読み取
りが正確にできる。
外層の螺旋層5(以下単に最外層という)の素線6およ
び7が締る方向に回転させて用いられるので、ケーブル
1の一端側(第1図において右側)を回転部に、他端側
(同、左側)を速度計にそれぞれ連結し、ケーブルの一
端側をA方向に回転させると、最外層5の潤滑性の良好
な弾性素線7の外周面7aの部分のみが導管8の内面8
aと摺接するので、ケーブルの導管に対する摩擦抵抗は
極めて少く、したがってケーブル1にねじれ応力が働か
ないからケーブルの他端側はスムーズに従動し、速度計
は針振れを起こすことがなく、したがって速度の読み取
りが正確にできる。
更に弾性素線7を導管8との摺接によって騒音を発する
こともない優れた効果を有する。
こともない優れた効果を有する。
また従来は、ケーブルと導管との間に潤滑油を充填して
ケーブルの回転摩擦抵抗を軽減しているが、この場合に
あってもケーブルの最外層の螺旋層(図示せず)のスク
リュー作用によって、潤滑油は速度計方向に移動させら
れ、速度計を損傷する欠点があったが、本考案のケーブ
ル1にあっては前記弾性素線7を含油樹脂等の含油弾性
素線とすることにより、従来の如き潤滑油の速度計方向
への移動もなく、速度計を損傷することなくかつ一層回
転摩擦抵抗が少くなる。
ケーブルの回転摩擦抵抗を軽減しているが、この場合に
あってもケーブルの最外層の螺旋層(図示せず)のスク
リュー作用によって、潤滑油は速度計方向に移動させら
れ、速度計を損傷する欠点があったが、本考案のケーブ
ル1にあっては前記弾性素線7を含油樹脂等の含油弾性
素線とすることにより、従来の如き潤滑油の速度計方向
への移動もなく、速度計を損傷することなくかつ一層回
転摩擦抵抗が少くなる。
更に従来のケーブルにおける潤滑油の一方向の移動によ
って、他方向に油切れが生じるが、本考案ケーブル1に
あっては潤滑油は弾性素線7に含まれているのでケーブ
ル1のどの部分にも油切れが生せず、したがって摩擦抵
抗は長期間軽減され、前記針振れも長期間車じることが
ない。
って、他方向に油切れが生じるが、本考案ケーブル1に
あっては潤滑油は弾性素線7に含まれているのでケーブ
ル1のどの部分にも油切れが生せず、したがって摩擦抵
抗は長期間軽減され、前記針振れも長期間車じることが
ない。
なお前記芯要素2は、図示されたもののほか、少くとも
2本の金属素線が撚り合わされてなるものであってもよ
(、また最外層5は図示された第三層目に限定するもの
ではない。
2本の金属素線が撚り合わされてなるものであってもよ
(、また最外層5は図示された第三層目に限定するもの
ではない。
図面は本考案の一実施例に係るものであって、第1図は
導管内に挿通させた状態の本考案回転力伝達用ケーブル
の一部切欠側面図、第2図は第1図■−■線の拡大断面
図である。 1:回転力伝達用ケーブル、2:芯要素、3:第一層の
螺旋層、4:第二層の螺旋層、5:最外層の螺旋層、6
:金属素線、6a:金属素線の外周面、7:弾性素線、
7a:弾性素線の外周面。
導管内に挿通させた状態の本考案回転力伝達用ケーブル
の一部切欠側面図、第2図は第1図■−■線の拡大断面
図である。 1:回転力伝達用ケーブル、2:芯要素、3:第一層の
螺旋層、4:第二層の螺旋層、5:最外層の螺旋層、6
:金属素線、6a:金属素線の外周面、7:弾性素線、
7a:弾性素線の外周面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 芯要素を中心にして数層の螺旋層からなる回転力伝
達用ケーブルにおいて、最外層の螺旋層が数本の金属素
線と該金属素線の間に介在させた少くとも1本の合成樹
脂の弾性素線とからなりかつ前記弾性素線の外周面は前
記金属素線の外周面より外向きに突出させてなることを
特徴とする回転力伝達用ケーブル。 2 前記弾性素線が潤滑油を含浸させた素線からなるこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の回
転力伝達用ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979082476U JPS6014978Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 回転力伝達用ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979082476U JPS6014978Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 回転力伝達用ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55181017U JPS55181017U (ja) | 1980-12-26 |
JPS6014978Y2 true JPS6014978Y2 (ja) | 1985-05-13 |
Family
ID=29315700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979082476U Expired JPS6014978Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 回転力伝達用ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014978Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2574908B2 (ja) * | 1989-12-06 | 1997-01-22 | 大成工材 株式会社 | フレキシブルシャフト |
-
1979
- 1979-06-15 JP JP1979082476U patent/JPS6014978Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55181017U (ja) | 1980-12-26 |
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