JPS6014962Y2 - 挾持具 - Google Patents

挾持具

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Publication number
JPS6014962Y2
JPS6014962Y2 JP1978133684U JP13368478U JPS6014962Y2 JP S6014962 Y2 JPS6014962 Y2 JP S6014962Y2 JP 1978133684 U JP1978133684 U JP 1978133684U JP 13368478 U JP13368478 U JP 13368478U JP S6014962 Y2 JPS6014962 Y2 JP S6014962Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wedge
clamping
hole
bodies
folded over
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978133684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5550355U (ja
Inventor
倭文子 大西
Original Assignee
株式会社大基
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大基 filed Critical 株式会社大基
Priority to JP1978133684U priority Critical patent/JPS6014962Y2/ja
Publication of JPS5550355U publication Critical patent/JPS5550355U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は挟持具に係り、例えば農作物の栽培時に使用
される布帛やプラスチックシート等を、架設された紐相
互間に張設したり、布帛やシート等の端部を紐や針金に
巻付けてこの巻付状態を維持させておいたり、また、架
設した針金に吊下げて農作物栽培の案内とするための案
内索等を取付ける端部を形成したりすするときに使用さ
れるようにした挟持具の構造に関するものである。
従来、布帛やプラスチックシート等を紐、針金等に固定
するには、布帛類に開穿した孔にて紐で縛るとすれば孔
縁から亀裂を生じ、破損することが多く、また、布帛類
を紐、針金等にコ字状のスプリング材製挾持具で挾持さ
せるとしても、風その他によって抜脱されることがあり
、装着安定性に欠けることがあった。
そこで、この考案は叙上の点に鑑み案出されたもので、
以下、図面を参照してこの考案を説明すると次の通りで
ある。
すなわち、その一実施例は、幾分柔軟性を有する硬質プ
ラスチックによって、中央に至るに伴ない次第に肉薄に
なっている中央折曲部3を介して互いに折り重ね可能に
して両側に連続させた状態で一体に構成された左右1対
の挟持体1,2と、この挟持体1,2とは別に形成され
た楔体10とから戒り、折り重ねたときの互いの挟持体
1,2の当接面に、被挟持物16.17を挾着させる凹
状の挾持溝4,5を形成すると共に、いずれか一方の挾
持体1,2に開穿形成した空洞部14内への肉薄な屈折
部6を介して、横孔8が開口されている折曲起伏自在な
楔挿通体7を一体に連設し、いずれか他方の挾持体2,
1に、l対の挾持体1.2を互いに折り重ねたときで、
折曲起立された前記楔挿通体7を貫挿させる貫挿孔9を
開穿し、挾持体2,1背方に突出した楔挿通体7の横孔
8に、前記中央折曲部3がわから楔体0を背面上でスラ
イドさせながら強制嵌入させ、かつ嵌入される楔部分に
開穿した空隙部15にて横孔8内側壁に圧力状態で当接
させるようにしたものである。
しかして、挾持体1,2、楔体10は、ポリプロピレン
樹脂の如き幾分柔軟性を有する硬質プラスチックにて形
成されており、両者1,2.10は、横孔8内への楔体
10の嵌入操作が、自身を切断せずにできる程度の長さ
にした連結紐11にて連結形成されており、繰り返して
使用されるときでの楔体10の紛失を防止している。
挾持溝4,5は、第4図に示すように、紐16に巻付け
たプラスチックシート17全体を挾持し得る内法を有す
るものとして凹設されており、その形状は図示の如き半
円形に限らず、他の形状に変更し得るものであり、また
、挟持体1,2における端部がわからシート17が外出
されるようになっている。
また、楔体10は、先端から基部12に至るに伴ない次
第に肉厚になるよう形成されており、互いに折り重ねら
れた挾持体1,2の一方1から他方2へ貫挿されて背面
がわへ突出された楔挿通体7の横孔8内に嵌入さるとき
は、その背面をスライドしながら強制的に行なわれるも
のとし、このとき、挟持体1,2相互の当接面は互いに
圧接され、その圧接力にて挾持溝4,5内の被挾持物1
6.17は強く挾持されるようになっている。
そして、楔体10自体は、その先端の楔部分が一定長さ
以上て横孔8内に没入、貫通することがないように、広
幅な基部12としである。
また、横孔8内に嵌入される楔体10先端の楔部分、及
び横孔8それぞれは、図示のように1対にして形成され
ることで楔結合の一層の安定化を図っており、もとより
、1個であるも、3個以上であるも差し支えない。
図中13は挟持体、図においてはその2における中央折
曲部3がわに設けた窪部であり、互いに折り重ねられた
ときに、前記空洞部14とともに吊紐(図示せず)等を
挿通させ、その位置決め、縛結、固定のために供される
ものである。
楔体10の楔部分に設けた空隙部15は、楔体10の嵌
入方向に沿って長く形成されるだけでなく、それに直交
する方向に長く形成されるもよく、この場合は挾持溝4
,5による挾持状態に弾力性をもたせることができる。
この考案は上述のように構成されており、これが使用に
際しては、第4図に示すように、中央折曲部3にて左右
1対の挟持体1,2を互いに折り重ね、この際に折り重
ねられる当接面相互間で紐16、シート17の如き被挾
持物を挾持溝4,5内にて挾持させ、同時に、一方の挟
持体1に連設して楔挿通体7を他方の挾持体2の貫挿孔
9に貫挿させその背方に突出させておき、中央折曲部3
がわから背面上でスライドさせた楔体10の楔部分を横
孔8内に強制嵌入させることで、挾持溝4.5内の被挾
持物16,17を圧着状で挾持するものである。
したがって、互いに折り重ねられる左右1対の挟持体1
,2の当接面に形成した凹状の挾持溝4.5にて被挾持
物16,17を挾着させ、しかも挾持体1,2相互は楔
体10の強制嵌入によって圧接させられるから、被挟持
物16.17はしっかりと挟着支持され簡単に抜脱せず
、装着安定は極めて良好である。
また、挾持体1,2の折り重ねは、中央折曲部3を介し
て行なわれるも、この中央折曲部3は、中央に至るに伴
ない次第に肉薄になっているから、折り重ね後の折曲部
分は大きく出張らず山形状になって取扱いが容易となる
ばかりでなく、折り曲げ作業も簡便である。
楔体10を強制嵌入させる楔挿通体7は、一方の挾持体
1,2に開穿形成した空洞部14内へ肉薄な屈曲部6を
介した折曲起伏自在に一体に連設されているから、それ
7自体の起伏動は極めて円滑に行なわれ、折り重ねた他
方の挾持体2,1の貫挿孔9内への貫挿、及びその背方
がわへの突出操作も面倒がなく能率的に遂行できる。
このようにして、他方の挟持体2,1背方へ突出した楔
挿通体7の横孔8内に楔体10が嵌入されたときは、楔
体10の一方側面は他方の挟持体2,1を、また、他方
側面は横孔8内壁面に圧止して一方の挟持体1,2を互
いに引き寄せるようにするから、両者1,2間に挾着さ
れた被挾持物16゜17は強く圧着されるものである。
このとき、楔体10は、中央折曲部3がわから挾持体2
,1背面上をスライドさせなから横孔8内に強制嵌入さ
せるから、逆方向からの嵌入に比し作業の容易性が得ら
れるばかりでなく、挾持溝4,5内の被挾持物16,1
7に対しての挟着力の付与が円滑で、無理がないもので
ある。
特に、楔体10は、その楔部分に開穿した空隙部15に
て横孔8内側壁に圧迫状態で当接させるようにしたから
、楔部分自身は弾性的な圧迫力を発揮し、そのため、横
孔8内に一旦嵌入された楔体10の引抜けを困難なもの
とさせ、外力その他による衝撃に対して充分に耐えられ
、楔結合の安定性を一層向上させる。
更には、1対の挾持体1,2、楔体10それぞれは、幾
分柔軟性を有する硬質プラスチックによって形成されて
いるから、その素材の特質により、各部を同時成形でき
て組立の手間も不要となると共に、中央折曲部3、屈折
部6を介しての挟持体1,2相互更には楔挿通体7の一
体的な連結構成を可能とし、また、部品数も少なくなる
から安価に提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】 図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は展開
状態の平面図、第2図は斜視図、第3図は断面図、第4
図は使用状態の断面図である。 1.2・・・・・・挾持体、3・・・・・・中央折曲部
、4,5・・・・・・挾持溝、6・・・・・・屈折部、
7・・・・・・楔挿通体、8・・・・・・横孔、9・・
・・・・貫挿孔、10・・・・・楔体、11・・・・・
・連結紐、12・・・・・・基部、13・・・・・・窪
部、14・・・・・・空洞部、15・・・・・・空隙部
、16・・・・・・紐、17・・・・・・シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幾分柔軟性を有する硬質プラスチックによって、中央に
    至るに伴ない次第に肉薄になっている中央折曲部を介し
    て互いに折り重ね可能にして両側に連続させた状態で一
    体に構成された左右1対の挾持体と、この挾持体とは別
    に形成された楔体とから戒り、折り重ねたときの互いの
    挟持体の当接面に、被挟持物を挾着させる凹状の挾持溝
    を形成すると共に、いずれか一方の挾持体に開穿形成し
    た空洞部内へ肉薄な屈折部を介して、横孔が開口されて
    いる折曲起伏自在な楔挿通体を一体に連設し、いずれか
    他方の挟持体に、1対の挟持体を互いに折り重ねたとき
    で、折曲起立された前記楔挿通体を貫挿させる貫挿孔を
    開穿し、挟持体背方に突出した楔挿通体の横孔に、前記
    中央折曲部がわから楔体を背面上でスライドさせながら
    強制嵌入させ、かつこの嵌入される楔部分に開穿した空
    隙部にて横孔内側壁に圧迫状態で当接させるようにした
    ことを特徴とする挾持具。
JP1978133684U 1978-09-29 1978-09-29 挾持具 Expired JPS6014962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978133684U JPS6014962Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 挾持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978133684U JPS6014962Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 挾持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5550355U JPS5550355U (ja) 1980-04-02
JPS6014962Y2 true JPS6014962Y2 (ja) 1985-05-13

Family

ID=29102367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978133684U Expired JPS6014962Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 挾持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6014962Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141983Y2 (ja) * 1972-06-28 1976-10-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5550355U (ja) 1980-04-02

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