JPS6014932A - パラフインエマルジヨン - Google Patents

パラフインエマルジヨン

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JPS6014932A
JPS6014932A JP58121527A JP12152783A JPS6014932A JP S6014932 A JPS6014932 A JP S6014932A JP 58121527 A JP58121527 A JP 58121527A JP 12152783 A JP12152783 A JP 12152783A JP S6014932 A JPS6014932 A JP S6014932A
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JP
Japan
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emulsion
wax
water
reaction product
fatty acid
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Application number
JP58121527A
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English (en)
Inventor
Tadao Yamamoto
忠夫 山本
Kaoru Kinto
近楝 馨
Kiyoshi Utsunomiya
宇都宮 潔
Noriyoshi Ichifude
一筆 義伊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiro Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiro Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6014932A publication Critical patent/JPS6014932A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H17/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
    • D21H17/60Waxes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/10Coatings without pigments
    • D21H19/14Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12
    • D21H19/18Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12 comprising waxes

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパラフィン系炭化水素化合物のもつ防、はつ水
性を損わない新規な乳化性物質を含むパラフィンエマル
ジョンに関する。
従来、パラフィン系炭化水素化合物は、本質的に防、は
う水性を有するため、その様な用途に広く使用されて来
たが、この乳化分散物(以下エマルジョンとする)は油
状又は粉状として用いられるものに比べ常温で液状であ
り、水で希釈I7て使用出来るため広く各分野に普及し
て来た。例えば紙、繊維、木質又は石こうボート、セメ
ント、その他の窯業製品、塗料、防錆剤、肥料、植物多
薬、等に塗布したり、或いは混入して、使用されて来て
いる。しかし、このエマルジョンは、ノミラフイン系炭
化水素のもつ本質的な防、はつ水性を殺し2てしまう界
面活性剤の力を借りる以外に安定なエマルジョンとする
ことは出来ない。このため、界面活性剤を極力減らして
良好なエマルジョンを作る研究が広く行われ種々の方法
が提案されている。
(例えば、特開昭52−76339、特公昭53−35
811、特開昭56−82843 )界面活性剤(主に
市販の合成のノニオン活性剤)を減らす方法と(〜で共
通していることは、ワックスの酸化物やマレイン化ワッ
クス等をパラフィン系炭化水素化合物に混合し、或いは
これらに更に別の1旨11/i酸か界面活性剤を小量添
加し、アルカリの存在下でエマルジョンとすることであ
る。しかし、これらの方法は、−見界面活性剤がないか
少し混合された程度に見えるが、ワックスの酸化物や含
I旨肪酸をアルカリの存在下で攪拌すると、この時点で
酸とアルカリが反応し石けん(又は脂肪酸塩)が生成し
これが界面活性剤として働き、エマルジョンを生成しこ
れを安定化させるものである。この方法は古くから知ら
れているところである。(例えばDorey R,in
 ”Emu−1sion Technology” P
 119〜126.1946、BrOOklynChe
mical PublishingCo、 )このよう
にして生成する石けん(又は脂肪酸塩)によって乳化さ
れたエマルジョンもパラフィン系炭化水素化合物の防、
はつ水性を損なうことは否定出来ない。従って目的とす
るところは、エマルジョンで生成する石けん(又は脂肪
酸塩)の量をもいかに少なくするかということである。
これはワックスの酸化物や脂肪酸等の混合量をいかに少
なくできるかにかかつており、これらを少なくする程出
来たエマルジョンのもつ防、はつ水性を高めることが出
来ることは容易に推考される。
本発明のエマルジョンは、上記の如〈従来の炭化水素エ
マルジョンの欠点を克服1−tものを提供することを目
的として鋭意研究を重ねた結果到達されたもので、従来
にない画期的に小量の添加によって容易に乳化が出来、
かつきわめて安定性のよいエマルジョンとするだめの新
規の脂肪酸付加反応生成物を使用することに特色がある
。本発明の脂肪酸付加反応生成物を用いた時はパラフィ
ン系炭化水素に対し1%〜3係の混合でアルカリの存在
下、他の界面活性剤なしに良好なエマルジョンをつくる
ことが出来る。特にこれまで困難とされていた高融点パ
ラフィンワックスやマイクロワックスの乳化が容易に出
来る。
本発明のエマルジョンの主な特長を挙げると、(1)前
記したように、極めて小量の脂肪酸付加反応生成物の使
用ですむだめ防、はつ水性が特にすぐれている。
(2)高1弛点・ξラフインワックスや、マイクロワッ
クスの安定なエマルジョンが得られる。
(3) 製造時気泡が殆んど生じないため、極めて容易
に1つ有利に製造が出来る。
(a 固形分濃度を50%〜70チと高く出来る。
(5)乳化が容易で長期安定性がある。
(6) エマルジョンが安価に出来る。
などである。
次に本発明について更に具体的に説明する。
本発明の組成物は018以上のパラフィン系炭化水素を
主成分とする炭化水素化合物と、数千均分−1′−歌が
1st)〜i、ooo、炭素数1,000個当りの二重
結合数10〜80の範囲のポリオレフィンに遊離基生成
条件下で03〜C11の一価の飽和脂肪酸を反応させる
ことにより得られる酸価5〜150の反応生成物とを、
99.5対0.5t+−5o対駒の重量比で含む混合物
をアルカリの存在下乳化してなることを特徴とスルパラ
フィンエマルジョンである。
本発明の組成物の成分であるパラフィン系炭化水素化合
物は、油状のもの或いは固体状のものを含み、パラフィ
ン系炭化水素を主成分とする炭化水素化合物である。具
体的には、潤滑油留分のスピンドル油、マシン油或いは
それ以上の粘度を有するオイル、又常温で固体のもので
は、ノミラフインワックス、ズトロラタム、スケールワ
ックス、スラツクワックス、マイクロワックス等石油か
ら得られるもの及びセレシン、′オシケライト等の他の
鉱物蝋や、チーグラー法によって得られる高融点ワック
ス、フィッシャートロプシュワックスのような合成蝋を
含む。更にオレフィン系炭化水素、動物蝋、植物蝋、そ
の他のエステル蝋、及びロジン、その銹導体や天然樹脂
、及び合成ワックスや種々のポリマー、例えば石油樹脂
、合成ゴム或いはポリエチレン、ポリプロピレン、又は
エチレン・エチル′アクリレート共重合物、エチレン・
ビニルアセテート共重合物等によって変性された石油ワ
ックスを包含する。
次に本発明の組成物の内の必須成分である脂肪酸付加反
応生成物は、数平均分子量が180〜1,000、炭素
数1 +’、00o fn当シの二重結合数10〜80
の範囲のホIJオレフィンに遊離基生成条件下で、03
〜C11ノ一価の飽和脂肪酸を反応させることにより得
られる酸価5〜150の反応生成物である。具体的には
例えば、α−オレフィンC14、C15・C16〜18
・C2o〜28、C5゜以上及び低子量、+OIJエチ
レンワックス、などにプロピオン酸(C3)酪酸(C4
)イソ酪酸(C4)吉草Th+2(C5)カプロン酸(
C6)エナント酸(Cヮ)カグリル酸(C,)イノオク
タン酸(C8)Oラルゴン酸(C・)カプリン酸(C工
。)ウンデシル酸(C11)等を遊離基生成条件下で反
応させることにより得られる酸価5〜150の反応生成
物である。特に好ましいものは、α−オレフィンC14
、C□5、C16〜18、C20〜28・030以上に
プロピオン酸(C3)〜イソオクタン酸(C8)を上記
条件で反応させて得られる酸価が」〜120の反応生成
物である。上記範囲外の酸価の反応生成物を使用した場
合はエマルジョンが不良となる。こXで遊離基生成条件
即ち反応させるだめのフリーラジカルを発生させる方法
としては、例えば、既に公知の文献英国特許96(j 
、 894.、同1,098,464、同1,098,
465 、米国特許2,823.216及び特公昭56
−23973等に記載の有機過酸化物、過酸化水素、無
機過酸化物、過硫酸塩、過硼酸塩、過炭酸塩、紫外線、
オゾン化物、及び付加させる脂肪酸の過酸などを使用す
るもののいずれの方法を用いてもよい。上記の)ξラフ
イン系炭化*素化合物に上記の脂肪酸付加反応生成物を
混合する割合は、重量比で99.5対0.5〜50対5
oが好ましい。
特に好ましくは99対1〜70対加が好ましい。脂肪酸
付加反応生成物が0.5以下の時は乳化不良となシ、又
50以上の時は防、はっ水性が不良となる。
次に本発明の・ξラフインエマルジョン製造時に使用す
るアルカリとしては、アルカリ金属即ち、リチウム、ナ
トリウム、カリウム等の水→化物、或いは塩例えば炭酸
塩、アンモニア、エタノールアミンやモルホリン等の有
機アミン、その外ホウ酸ナトリウム等のカルボキシル基
と結合し塩をつくルモノヲ包含する。本発明のパラフィ
ンエマルジョンではそれに使用する乳化剤として動く物
質である脂肪酸付加反応生成物自身の防、はっ水性が良
好である。アンモニアやモルホリンのような揮発性のア
ルカリと共にエマルジョンを生成すると、このエマルジ
ョンが乾燥固化するに際し、これらのアルカリが水分蒸
発と同時に又は、その後に蒸発してなくなることにより
、エマルジョンの乾燥被膜はより完全な防、はっ水性を
示すようになる。上記アルカリは使用に当って水側に溶
解しておくが、使用量は脂肪酸付加反応生成物の酸価(
(対応する量即ち中和量を添加する。
本発明のエマルジョンの製造方法としては、パラフィン
系炭化水素化合物と脂肪酸付加反応生成物の混合物を攪
拌しながら、これに、アルカリを、@解した熱湯を入れ
る方法、又はアルカリを溶解した熱湯中に上記混合物を
同様に入れる方法、又は両とを同時に入れ攪拌する方法
のうち、いずれの方法を用いてもよい。攪拌機はタービ
ン式のホモミキザーでよいが、これで処理した後にマン
トン・ゴーリンのようなパルグホモミキサーを通すと6
ケ月以上の貯蔵安定性のあるものが得られる。
本発明のパラフィンエマルジョンは以上のような成分か
らなっているだめ、エマルジョン中の水分が乾燥してな
くなった時界面活性剤として作用する物質が極端に少い
量しかないので防、はつ水性において従来のとの種エマ
ルジョンに見うれないすぐれた効果を示す。このため、
種々の分野の防、はつ水性を必要とする用途に有効に利
用出来る。例えば紙や繊維に対しては、これに塗布或い
は含浸させた場合、乾燥後の被膜は従来に見られない防
(わ水性を付与する。木質又は石こうポ゛−ド或いはセ
メントに混合し或いは塗布して同様に防、はつ水性を伺
与する。更に豊業関係に於いては、植物に散布して、植
物の水分蒸散抑制剤として、或いは、農薬(殺虫、殺菌
剤)の固着性展着剤として耐両性の増強、又肥料や農薬
の遅効性付耳側として有用である。更に塗料や防錆剤に
、防、けはつ水性付与剤として有効に使用出来る。又本
発明のエマルジョンは従来のエマルジョンに見うレるよ
うに界面活性剤となる物質の使用量が多いことによって
起こる諸問題を軽減ないしなくすことが出来る。例えば
農業分野に於いては、従来のエマルションでは植物に散
布する時はこの界面活性剤となる物質による強い薬害を
発生したシ、又、紙や繊維の分野に於いては、この影響
ではっ水性が低下するだけでなく、紙や繊維の回収の際
、強い妨害となるなど種々の悪影響をもっていたが本発
明のエマルジョンでは、この活性剤となる物質を最少限
に出来るのでこの問題を排除できる。
本発明のパラフィンエマルジョンは、紙ノサイズ剤ある
いは、木質ボードあるいは繊維のけっ水加工、農薬の固
着性展着剤など又、その外の用途に於いてそのま\でも
又必要に応じ他の物質の添加などにより、一層適性化さ
せたものをつくって使用することも出来る。
次に本発明を実施例により更に具体的に説明する。
脂肪酸付加反応生成物の製造例; (1)環流冷却器、気密かきまぜ機、温度計、ジターン
ヤリープチルノξ−オキサイド、滴下器、及びα−オレ
フィン導入管をっけた2tフラスコに6002のn−酪
酸をとシ、空気を窒素ガスで置換した後、150’Cに
加熱し、攪拌下に6007ノC28〜28のσ−オンフ
ィン(三菱化成工業↓ダイヤレン208 )と301i
’のジターシャリ−ブチル・ξ−オキサイドを3時間か
けて滴下した。滴下後さらに2時間攪拌を続けた後、未
反応の酪酸と触媒の分解物を蒸留によって回収し反応生
成物を得た。反応生成物の酸価は63■KOH/y、軟
化点は47°Cの白色蝋秋物あった。(以下反応生成物
Aとする) (2)上記(1)のび−オレフィンの代すにc30〜6
o’LDα−オv フィン(三菱化成工業製ダイヤレン
3O+)を使用し、他は(1)と同様に行なった結果、
生成物の酸価は50mgKOH/f、軟化点78°cの
白色蝋状物であった。
(3)上記i1Jのα−オレフィンの代すに0□6〜.
8のα−,tしフィン(三菱化成工業製ダイヤレン16
8)を4601使用し、n−酪酸880 fジターシャ
リ−ブチルパーオキサイド442を使用する外は+11
と同様の方法で操作を行なった結果、生成物として酸価
が110 m9 KOH/グの固溶体状物を得だ。
パラフィンエマルジョン製造例; 実施例1 パラフィン系炭化水素化合物として13t1Fパラフイ
ンワツクス49.5重号部を用い、これに上記脂肪酸イ
」加反応生成物の製造例(1)で得られた反応生成物A
を0.5重量部加え、混合物を加執溶融して95°Cと
し、これに苛性カリを上記反応生成物Aの中和量を含む
90°C〜95°Cの水50重量部を加え、10〜20
分間ホモミキサーではげしく攪拌し7+後、ゆっくり攪
拌しながら水冷して常温まで温度を下げたところ固形分
50係の白色均一のエマルジョンを得た。(以下エマル
ジョンA′とする)実施例2 パラフィン系炭化水素化合物として、155Fパラフィ
ンワックス49重量部、反応生成物A′の混合量を」重
肴部とした以外は実施例1と同様にして固形分50係の
白色均一のエマルジョンを得た。
実!@例3 パラフィン系炭化水素化合物として180Fマイクロワ
ックス45重量部を、反応生成物A′の混合量として1
重量部を、また水54重量部を使用した以外は実施例1
と同様にして固形分46係の白色均一のエマルションヲ
得り。
実施例4 パラフィン系炭化水素化合物とじて13+IF−ξラフ
インワラ2フ49重量部、反応生成物A′の代りに前記
、脂肪酸付加反応生成物の製造例(2) +3!で得ら
れた反応生成物をそれぞれ1重量部用いた外は実施例1
と同様にして、それぞれ固形分50係の白色均一ノエマ
ルジョンヲ得り。
パラフィンエマルジョンM 造化M 例;比較例1 パラフィンエマルジョン製造例における実施例1同2、
同3で示したエマルジョン製造方法に於いて、反応生成
物A′の代シに他の乳化剤となる物質を用いそれぞれ同
様にしてエマルジョン製造を行ないその状態を比較した
。比較に供した乳化剤となる物質を下に記載する。
(11rW化ポリエチレン AC629(アライドケミ
カル製AV −15M、P 104°C) (2)モンタン酸ワックス ・5−WAX(ヘキスト社
製AV−1,5Q M、P81“C) (3)酸化・ぐラフイン サゾールA−1(サゾール社
製AV−27M、P9Q°C) (4)酸化・ぞラフイン (イ) (日本精蝋製AV’
−28M、P67°C)(5)酸化マイクロ (日本梢
蝋製AV−38M、 P 8o°C)(6)マレイン化
ワックス PDRH−IQ(日本石油製AV−9QM、
P70”C) (カ ステアリ ン 酸 (市販品AV200 M、P
70°C)(8)オ し イ ン 酸 (市販品AV2
00 )これらと本発明の反応生成物Aを使用した製造
例との比較例を表1に示す。
表中○は粘度8−15 cpsの良好なエマルジョンを
示す。
△は冷却後、増粘してグル化するが固化して不良となる
もの。
弓は製造中、気泡が多量に発生し容積が2倍以上になシ
、徐々に増粘して後にケ゛ル化するもの。
×は粒子が大きく冷却中にグル化又は固化し不良のもの
表1かられかるように、従来からある乳化剤となる物質
では使用量が少いと良好なエマルジョンは得られないが
、本発明のエマルジョンは、低融点のものから高融点の
ものまで差異がなく良好なエマルジョンが得られる。
次に本発明のエマルジョンの実際使用面に於ける試験例
を示す。
試験例1 秤it 60 ? / m”のクラフト紙に本発明のエ
マルジョンAを水で希釈し、乾燥後のワックス塗布量が
0.2f/m2になるように塗布し室温で乾燥させたも
のと、室温乾燥後110’cで1分間加温して塗布され
たワックスを一旦溶融させたものを、Jis −P −
8137のはつ氷炭試験方法に(145°の傾斜面に試
験片を平滑にとりつけビユレットから20°Cの蒸溜水
を一滴約0.1−滴下し、滴下の跡を観察しR6,2゜
4.6.ヮ、 8.9.10の8ランクに分けて評価す
る方法で馬が悪くR工。が最高によいもの)準じて、そ
のはつ氷炭をしらべた。同様にして比較例として次のエ
マルジョンを供試した。
比較用エマルジョン(1) 一般に知られている次の配合内容のパラフィンに対しS
 −WAX (前記のもの)を10重量部混合してエマ
ルジョンとしたもの M、P 68.3°Cノやラフイン 40重量係S −
WAX 4 n 水 56〃 KOH中和量 比較用エマルジョン(2) 特公昭53−358111の実施例1に記載の配合内容
のエマルジョン(酸化パラフィン使用のもの)と同様に
してつくったもの M、P 68.:3°Cパラフィ7 80 重量部A、
V28M、P 67°C酸化/87フイン 2o 〃K
OH0,2” ソルビタンモノステアレートo、25〃ポリオキシエチ
レンオレイルエーテル 0.75 L’水 200 〃 比較用エマルション(3) 特開昭56−82843の実施例1に記載の配合内容の
エマルジョン(含酸素ワックス使用のもの)ト同様にし
てつくったもの。
M、P 125 F (52°C)パラフィン 315
重量部含所素ワックス(マレイン化ワックス) 35 
〃オレイン酸 4 〃 モルホリン 10〃 水 650 ’ 比較用エマルジョン(4) 一般に用いられる・やラフインエマルション(ノニオン
活性剤使用のもの) M 、 P 55’C/#ラフイン 40 重−骨部ノ
ルビタノモノステアレート 2 〃 ポリオキ/エチレンオレイルエーテル 2,5〃水 5
5.5 〃 これらを一緒に試験した試験例を表2に示す。
表−2 表−2かられかるように本発明のエマルジョンAは室温
乾燥加温溶融の場合共にはつ水性は抜群によい。一般に
室温で乾燥させた場合と加温溶融させた場合とでは防、
はつ水性が著しく異なる。
即ち後者の方が良くなるのであるが、本発明のエマルジ
ョンはこれが殆んど差異がなく、前者の場合でも最高に
近いはっ水性が得られる。このことから紙の防、はつ水
加工に限らず種々の分野に於いても、この点を応用出来
、極めて有利である。
次に農薬担体固着剤として用いた時の試験例を示す。
最近、殺虫、殺菌剤の散布に於いては省力、省資源、薬
害軽減の要求から、小量の薬剤で長期間の効力を持続さ
せるだめの検討が広く行われている。ワックスエマルシ
ョンをこの面に利用することも種々検討されている。こ
\ではこの一例を示す。
試験1列2 殺虫剤であるMEP乳剤(o、0−デメチル−o −(
3メチル4ニトロフエニル)チオフォスフニー1・50
 %乳剤)に本発明のエマルジョンAを混用して、ME
P原体の耐両性等の耐候性を増強し、その効力持続をは
かる目的で行なったものである。
〔試、′倹の概要) MKP乳剤の水希釈、100倍液
に本発明のノeラフインエマルジョンAのワックス分が
0.5係濃度となるように混合したものを噴霧機で、自
生の黒松10年生に十分散布し、パラフィンエマルショ
ン混用のものと混用しないものとMxp原体の残存性を
しらべた。比較例として市販の固着性展着剤であるパラ
フィンエマルション系のアビオンEと一般のノニオン性
パラフィンエマルション(前記比較用エマルジョン(4
))を供試した。
期間は昭和54年3月8日散布4月12日最終サンプル
採取に亘るもので、この間降雨量200ミリ〜210ミ
リであった。
(MKP抽出試験の概要〕 散布した松の木を切り取り
、上部の芯枠や枝部及びその葉を採取しこれを小さくき
ざみ適当な割合に混合し、この1002を秤取し無水硫
酸ナトリウム存在下でアセトニトリルで抽出を行い、抽
出液の濃縮液を分析した。
l洋ソータ製ケ8ルノ4−ミエーションクロマトHLC
−802UR(カラムG2500H+G−2000HX
3、検出器は紫外分光光度計275 M位置)を使用し
、予じめMlの濃度と吸光度との関係の検量線を決定し
ておき、つづいて、前記要領で採取したMKP無散布の
松の木に既知の量のMEPを加え、これを前記要領ME
Pで抽出してMBPの回収率を決定しこの両者((従っ
て定量した。その結果を表−3に示す。
表−3 本分析の検出限界はto ppmである。
表−3かられかるように、本発明のエマルジョンは0.
5係1惜度の使用で多量の降雨があったにもかかわらず
使用しないものに比べ顕著に残存することがわかる。比
較のアビオンEよりかなり良い。
比較用エマルジョン(4)はあまり良くない。本試験は
農薬固着剤としての一例であるが、他の殺菌剤や殺虫剤
、除草剤などについても同様な観点で応用出来る。
次に無機材料である石こうに混合した場合の防水性につ
いて検討したことを記載する。
石こう硬化物は、本来、非常に吸水性であるが、これを
制水性にすることが近来、各方面で検討されている。ワ
ックスエマルジョ/もこの面で使用されて来たが、なお
不十分であった。本発明のエマルジョンは、この面に於
いてもすぐれ、有効であることがわかった。
試験例3 標準混水率63係の市販焼石こうに本発明のエマルソヨ
ンlO重最多混合(ワックス分5重最多)シ入場合の吸
水率を測定し比較したもの。尚本試験には、ワックスエ
マルジョンの外凝結促進剤として、カリみょうばんを石
こうに対し2重量係混合した。比較例として一般のワッ
クスエマルジョン(前記比較用エマルジョン(4))を
ワックス分として5重量%になるよう混合したものを用
いた。
〔吸水率の測定方法〕 硬化石こうに対し700重量%
水の中に石こうに対するワックス分が5重量%となるよ
うにワックスエマルジョンを混合したものを混ぜ合わせ
、これを5 cm X 5 Cm X 5 Cmの大き
さのブロックとなるようにし、Jis R−9112の
方法にしたがって成形した。得られた混合物を水温n’
c−tv恒温水槽に6時間浸漬する。その後、これを取
り出し、表面の付着水をF紙でかるく拭きとり、秤量し
て、吸水率を出した。その結果を表−4に示す。
表−4 表−4かられかるように、本発明のエマルジョンは、エ
マルジョ/を混合しないものに比べ著じるしく改善して
いる、又比較用エマルションよりもはるかに優れている
出願人 日木精蝋株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 008以上の・ξラフイン系炭化水素を主成分とする炭
    fヒ水素化合物と、数平均分子量が180〜i、ooo
    、炭素数1,000個当シの二重結合数10〜80の範
    囲のポリオレフィンに遊離基生成条件下でC3〜C11
    の一価の胞和脂肪酸を反応させることにより得られる酸
    価5〜150の脂肪酸付加反応生成物とを99.5対0
    .5〜50対50の重量比で含む混合物をアルカリの存
    在下乳化してなることを特徴とする・ξラフインエマル
    ジョン。
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