JPS6014870B2 - 織機の緯糸フィ−ラ - Google Patents

織機の緯糸フィ−ラ

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JPS6014870B2
JPS6014870B2 JP368079A JP368079A JPS6014870B2 JP S6014870 B2 JPS6014870 B2 JP S6014870B2 JP 368079 A JP368079 A JP 368079A JP 368079 A JP368079 A JP 368079A JP S6014870 B2 JPS6014870 B2 JP S6014870B2
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JP
Japan
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weft
lens
light
receiving element
loom
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Expired
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JP368079A
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JPS55112342A (en
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至孝 藤田
順一 西野
博芳 桜井
達次 庭田
詩朗 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Hokuryo Denko Co Ltd
Original Assignee
Hokuryo Denko Co Ltd
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hokuryo Denko Co Ltd, Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Hokuryo Denko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、織機の絹糸フイーラの改良、更に詳しくは、
総糸飛走方向に長い樺レンズの集光特性を巧みに利用し
て受光素子を応動せしめ、その光電効果によって総糸の
有無を的確に検知できるようにした織機の縞糸フィーラ
に関するものである。
周知のとおり、織機においては、ヘルド動作によって各
ピック毎に関口ごれた経糸の間に縞糸が正常に挿通され
たかどうかを探り、異常があった時にその作動を停止さ
せる制御手段として縞糸フイーラを必要とする。
従来、このような綾糸7ィーラとしては、所謂機械系に
属するものと光学系に属するものとが提案されてきてい
るが、機械系のものは慣性抵抗の影響が不可避的で近来
の高速度織機には的確に追随し得ず、いきおい追随性の
面で有利な光学系の緯糸フィーラが有望視されるように
なってきている。
ところで、光学系の縞糸フィーラにおいては、基本的に
は緯糸の飛走すべき梓道を照明し、照明下にある梓道の
縞糸の有無によって変化する照明光の光量の変化に受光
素子を応動させて検知信号を得るという方式が採られて
いるが、これまでのものは、受光素子を応動させる集光
手段として通常の球面レンズの集光力を利用していた。
しかし、球面レンズは、円形の集光面で集光するもので
あり、第7図に示すように、レンズ集光面積に対する縞
糸の面積の比率(以下、「受光比」という)は極めて微
4・であるから、このように微小の受光比で変化する光
を受光素子が受光してもそこから得られる電気的出力の
電位差は著しく小さくならざるを得ない。加えて、実際
には縞糸の飛走位置にもバラッキ(第7図中鎖線で示し
た範囲で上下にふれる。)があって受光比自体を変化さ
せる。それゆえ、従来の光学系緯糸フィーラは、探知精
度(感度)の面からみて、謀作動も多く未だ完全とはい
えなかったのである。本発明は、光学系の綾糸フィーラ
における上記の欠点を改善するキーポイントとしてその
集光手段に着目したものであり、軸線に直角の断面形状
が軸線方向に一様である機レンズを縞糸飛走方向に沿っ
て村道に対向させ、この背面に受光素子を配置すること
によって受光比の増大と安定化を図り、縞糸の有無を的
確に検知しようとするものである。
以下、本発明の構成を図示の実施例にしたがって説明す
る。
第1図において、1は軸線に直角の断面形状が鞄線方向
に一様の樟レンズ(円柱形プラスシリンダーレンズ5で
、綾糸Wの飛走方向に平行にリード2前面の村道に対向
して設けられている。
3は前記榛レンズ1の背面に添設された受光素子であっ
て、榛レンズ1と略同じ長さを有している。
4は絹糸Wが飛走すべき杯道の所要位置を照らす照明光
源であって、前記榛レンズ1と同じ側に配置されている
尚、5は増幅器、6は織機の主軸と同期して駆動するカ
ムスィッチ、7は比較器、8はしきし、値設定器、9は
停止信号発生器を示す。しかして、受光素子3が出力す
る検知信号は増幅器5に入力され、この増幅器5におい
て増幅された検知信号はカムスィツチ6を介して所定の
タイミングで比較器7に入力される。比較器7において
ま、しきし、値設定器8からのしきい値入力信号とカム
スィッチ6から間歌的に入力される検知信号とを比較し
、検知信号の電位が前記しきい値入力信号よりも低い場
合にのみ異常検知信号を発し、停止信号発生器9を作動
させることにより織機が停止されるのである。このよう
な装置においては、緯糸Wが正常に村道を飛走している
限り、照明光源4の照明光は緯糸Wに反射されて榛レン
ズ11こ集光され、受光素子3をして受光せしめ検知信
号を発生させる。
他方、縞糸Wの飛走に異常がある場合には総糸Wからの
反射光が得られないために受光素子3を受光量が正常時
に比して減じ、それに応じて受光素子3の出力する検知
信号の電位も低下するので織機は停止されることになる
。次に、本発明について更に補足説明を加えるならば、
第1図に示した実施例においては、榛レンズーとして円
柱形のプラスシリンダーレンズが採用されているが、必
ずしもこの形状に限定されるものではなく、梓道との間
隔、照明光源の光量、受光素子の出力特性等に応じ、例
えば第3〜5図に示される如き断面を持つプラスシリン
ダーレンズや第6図に示される如き断面を持つ多焦線プ
ラスシリンダーレンズも使用される。
図示される。図示される樟レンズ1は、いずれもプラス
シリンダーレンズであるが、これは入射される照明光を
篤線に沿って線状に集中でき受光素子3を応動させるの
に有利であると考えられたからである。尚、村道と榛レ
ンズーと受光素子3との距離関係によつはマイナスシリ
ンダーレンズでも採用できる場合がある。また、榛レン
ズ1の寸法は、上下方向への幅についていえば、緯糸飛
走位置のバラッキ(第2図中鎖線で示した範囲で上下に
ふれる。
)をカバーできる範囲で可及的に狭い方が受光比を増大
させるうえに有利であり、その長さについては、スペー
スの許す限り長い方が受光素子3の受光量を増加できる
ので有利である。また、この極レンズの設置位置につい
ては、緯糸の飛走を妨害しない範囲で出来るだけ杉道に
接近させておくのが好ましい。受光素子3としては、光
電効果を有するものであればよく、例えば周知のホトダ
イオード、ホトセル、太陽電池等を用いることが可能で
ある。
この場合、採用される受光素子3の受光面のサイズは極
レンズ1のサイズに適合させておくものとする。照明光
源4は、第1図の実施例においては、榛レンズ1と同じ
側に配置されているが、樟レンズ1とは反対側、即ち棒
レンズ1に対向する如くリード2の後方に配置し銭羽を
通して梓道を照明するようにすることも可能であり、こ
の場合においては緯糸Wの有無は受光素子3によってネ
ガティブ的に検知されることになる。
ただ、第1図の実施例のように榛レンズーと同じ側に照
明光源4を配置する場合には、捧レンズーと照明光源4
とが近接するので両者の払拭清掃が極めて容易であり、
また照明光源4の照準も比鮫的ラフに設定でき、更に、
榛レンズ1、受光素子3及び照明光源4の三者を一体化
して単一ユニットとすることができるといった諸利点が
ある。
もっとも、榛レンズ1と照明光源4とを同じ側に配置し
反射光量の増減変化によって縞糸Wの有無を検知する方
式においては、例えば第1図の図示例のように経糸(耳
側)に近接して律しソズ1、受光素子3を配置すると、
ヘルド枚数などの関係から経糸関口時の開□量、張力に
変化がある織機の場合、ともすれば経糸が弛んで緯糸検
知圏内に震れ込み反射光量を変化させて受光素子3に誤
動作を生ぜしめることもあり得る。けれども、そのよう
に経糸開○時の張力に変化がある織機にあっては、照明
光源4を経糸(耳側)に配置し、榛レンズ1、受光素子
3は同照明光源4の外側の隣接位置に配置するならば、
経糸に多少弛みが生じたとしても検知範囲に経糸が震れ
込むことがなくなり、受光素子3の誤動作は簡単に防ぐ
ことができる。以上の説明から明らかなように、本発明
においては榛レンズーを綾糸Wの飛走方向に沿って梓道
に対向させるといった手段が探られている。
このため、本発明における受光比は、第2図と第7図と
の対比から一見明瞭なように、従来の球面レンズを使用
したものに較べて飛躍的に増大できるのであって、緯糸
Wの有無を探る際の受光素子3の検知信号比の増大をも
たらし、また、縞糸飛走方向に沿って極レンズ1の長さ
をのばして集光面積を大きくとっても受光比を一定に保
つことができるので、信号処理回路における増幅、比較
等が容易となり、高精度の的確な緯糸検知を達成するの
である。このように、本発明によれば、従来この種の光
学系総糸フィーラでは到底達成し得なかった程の精度で
的確に縞糸の飛走状態を監視することが可能となるので
あって、高速化の一途を辿る織機の自動制御手段として
期待されるところ大である。
尚、本発明は前述の実施例に限定されるものでは決して
なく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変形
が可能であり、またその適用範囲も著しく広く、ジェッ
ト方式、シャツトル方式、レピア方式等々各種の織機に
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明縞糸フィーラを略示的に表わした斜面図
、第2図は本発明における受光比を表わす説明図、第3
〜6図は本発明において使用される綾レンズの形状例を
表わす側面図、第7図は球面レンズを利用する従来絹糸
フィーラの受光比を表わす説明図である。 尚、第2図および第7図において2点鎖線に挟まれる部
分は綾糸の飛走するバラッキ範囲を示す。1・・・榛レ
ンズ、2・・・リード、3・・・受光素子、4・・・照
明光源、W・・・緯糸。 簾1蟹 ※2図 繋3図 ※4図 鍵5図 総6図 鍵7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 緯糸の飛走すべき杼道を照明し、照明下にある杼道
    の緯糸の有無によって変化する照明光の光量の変化に受
    光素子を応動させて検知信号を得る織機の緯糸フイーラ
    において、軸線に直角の断面形状が軸線方向に一様であ
    る棒レンズを緯糸飛走方向に沿って杼道に対向させ、こ
    の背面に受光素子を配置したことを特徴とする織機の緯
    糸フイーラ。 2 棒レンズがプラスシリンダーレンズである請求項1
    記載の、織機の緯糸フイーラ。 3 棒レンズが複数の焦線を有する多焦線レンズである
    請求項1記載の、織機の緯糸フイーラ。 4 照明光源が棒レンズと同じ側に配置され、受光素子
    が緯糸の有無によって増減変化する反射光量に応動して
    検知信号を生ずる請求項1〜3のいずれかに記載の、織
    機の緯糸フイーラ。
JP368079A 1979-01-15 1979-01-15 織機の緯糸フィ−ラ Expired JPS6014870B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP368079A JPS6014870B2 (ja) 1979-01-15 1979-01-15 織機の緯糸フィ−ラ

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JP368079A JPS6014870B2 (ja) 1979-01-15 1979-01-15 織機の緯糸フィ−ラ

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JPS55112342A JPS55112342A (en) 1980-08-29
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